デジカメぶらりぶらり

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眼鏡

2008-09-26 07:22:39 | Weblog
<恋は不思議な眼鏡をかけている。銅を黄金に、貧しさを豊かさに変えてみせるような眼鏡をかけている>。代表作「ドン・キホーテ」によりよく知られているスペインの作家セルバンテスの言葉である。

そんな眼鏡をかけてみるのも悪くないのでは。たとえば錯覚だとしても幸せだし、錯誤が永遠に続くこともないとは言えない。

どちらかというと、若いときにかける機会が多くなろう。銅が黄金に変わるかはともかく、本物の眼鏡も人の印象を大きく左右する。

だから眼鏡を変えるときは同じようなフレームにするか、冒険するかで迷ってしまう。もっとも周りではいくつも持っていて、状況や気分によってかけ替えている人も少なくない。

眼鏡と言えば最近、米大統領選の共和党副大統領候補ペイリン氏の愛用品が話題になっている。製造は福井市の「増永眼鏡」で、米国から5千個の注文が舞い込んだという。

デザインを手掛けているのは世界的な工業デザイナーの川崎和男氏。世間に広く知れ渡ったのはペイリン効果だが、とうに知る人ぞ知るブランドになっている。