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客観的

2008-09-10 06:31:34 | Weblog
福田康夫さんは、退陣を表明して以来、原則1日に1,2回行っていた記者団の「ぶら下がり取材」にも応じていない。

記者団の背後にいる多くの人々の顔が思い浮かばないのだろうか。首相には記者の質問、言い換えれば国民の質問にきちんと答えていく責任があると思う。

本人も口癖のように「国民目線」の大切さを唱えていたはずである。退陣表明の記者会見で、「ひとごとのように聞こえる」と質問されると、「私は自分自身を客観的に見ることができる。あなたとは違う」と語気を強めた。

それほど自分を客観視できるというのなら、ぜひ尋ねてみたい。「1年前に、自分に荒波を乗り切る力量がないと思わなかったのですか」と。