BCLとベリカードの楽しみ

海外短波放送や国内放送を聴き、放送局からいただけるベリカードなどを紹介。近頃は、自分が楽しいと思える事柄も書いています。

船舶気象通報局 受信証 (その1)

2023-10-04 | 国内局ベリカード
9月17日の「KTWRフレンドシップラジオ」の番組では、リスナーからの提供音源による、「船舶気象通報」(灯台放送) の特集がありました。また、聴取に対するEベリは、16局の受信証の写真が使われていました。

「船舶気象通報」は、海上保安庁が、2016年9月末まで、1670.5kHzを使って、日本各地の灯台等で観測した気象現況を、各灯台 (航路標識) 局が1時間に1回、放送していました。

放送は、24時間運用されていて、日本列島を1周するようにリレー方式で、毎時00分からの1時間内に、決められた約2-3分間の時間帯で、次々と各局が出てきました。ただ、主に50wの小出力とあってクリアーに聴こえないことも多く、全局受信には、かなりの期間を要しました。

そんなことで、何だか懐かしくなり、船舶気象通報局の受信証をまとめてみました。

北の方から、紹介していきます。( )内は、受信年です。

北海道・焼尻島の「やぎしり」(留萌海上保安部) で、「焼尻島灯台」の写真になっています。焼尻島は、日本海に浮かぶ周囲12kmの小さな島です。
(2010年)



北海道・釧路市の「くしろ」(釧路海上保安部)で、「釧路埼灯台」の写真になっています。灯台は、建物最上部に灯火があるビルディング型で、赤い帯が部分的に塗られています。
2枚目は、釧路は「世界3大夕日」と言われています。
3枚目は、「アンテナ」の写真で、ディファレンシャルGPS局の共用となっています。
(2010年) (2012年) (2014年)



北海道・えりも町の「えりも」(室蘭海上保安部)で、「襟裳岬」の写真になっています。
2枚目は、右上に「灯台」の写真が入りました。
(2010年) (2014年)



北海道・積丹半島の「しゃこたん」(小樽海上保安部) で、「神威岬」の写真になっています。
4枚目は、3枚目の受信証文面です。
(2010年) (2014年) (2016年)





青森県の「たっぴ」(青森海上保安部) で、「龍飛埼灯台」の写真になっています。
津軽半島最北端で、津軽海峡に突き出た岬が龍飛崎で、「津軽海峡・冬景色」の舞台です。
(2010年) (2014年)



青森県の「しりや」(八戸海上保安部) で、「尻屋埼灯台」の写真になっています。
下北半島北東端の、下北郡東通村にある岬が尻屋崎です。
(2010年)  



さて、使われている「埼」の漢字ですが、海上保安庁の海図などでは、海に突き出した陸地の突端部の名称として、土へんの「埼」が使われています。また、国土地理院の地図などで、平野に突き出した山地の先端部の名称として、山へんの「崎」が使われています。
そのほか、「岬」(みさき) のような地形を表わす言葉としては、「碕」、「角」、「鼻」という言い方もあります。

(次回に続きます)

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