BCLとベリカードの楽しみ

海外短波放送や国内放送を聴き、放送局からいただけるベリカードなどを紹介。近頃は、自分が楽しいと思える事柄も書いています。

プラハの風景写真 ホレショヴィツェ地区での映画撮影…(1)

2021-07-02 | エトセトラ
チェコ・プラハに住む友人から送られてきた「プラハの風景写真」で、「ホレショヴィツェ(Holešovice)地区」で、先週、撮られた写真です。

プラハ7区のこの地区は、プラハ城の東方向にあたり、ヴルタヴァ川が左に大きく半円状に湾曲して流れています。ですので、北と東と南方向はヴルタヴァ川に囲まれています。ここには、古くからヴルタヴァ川の水運を利用した「ホレショヴィツェ港」という川港があります。

また、この場所は、かつては食肉処理場で今は農産物市場になっていますが、現在、再開発のため多くが閉鎖されているそうで、19世紀に建てられた歴史的な倉庫や建物が残っているとのことです。

送られてきた写真は、アメリカの映画製作会社が、ここで映画の撮影をしているところです。敷地には、カメラ機材や照明機器類を載せるリフトなどが置かれています。



撮影中の映画は、「グレイマン」(The Grey Man) と言う題名だそうで、クリス・エヴァンス (Chris Evans) とライアン・ゴズリング (Ryan Gosling) が主演する映画らしいです。映画に詳しくないので、有名俳優なのかも知れませんが、2人をまったく知りません。



ちなみに、ネット検索してみましたら、アメリカ人スパイが主人公のアクション&スリラー映画で、Netflixによって配信ストリーミングされる予定で、制作予算は2億ドル。撮影は今年1月から始まり、米ロングビーチの次は6月下旬からプラハで、その後はフランスのシャンティイ城で撮影するようです。

出演者が休憩しているところです。着ている衣装からすると、ストーリーは現時代の話ではなさそうです。



これ以上の撮影現場は、写真NGと言われたようで、後は、壁の外側から撮られたものです。

火事のようなシーンを撮っているのでしょうか、煙が上がっています。



撮影後にデジタル加工するのでしょう。背景はクロマキー合成用に、広範囲に青い布が張り巡らされています。クレーンが布を吊り上げています。





時計台のある白い大きな建物は、映画のセットではなく、本物の「マーケット・タワー」です。この辺り一帯を、市場、飲食店、オフィスとなる街づくりの再開発シンボルとして、先行して新しく造られたようです。

反対側の門から撮られた写真です。撮影で立ち入りが出来ないところ以外は、多くの市民が集まっていますので、市場内の一部のお店は、普段通りの営業をしているようです。



プラハには、こうした歴史的な建物や場所が多くありますので、海外紹介番組、ミュージックビデオ、CMなんかで、プラハでの撮影だと分かることがあります。




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