昼、起きたら二日酔いで調子悪し。
その後、水を飲み続けていたが、次第に「むかえ酒」ではないが、また、つべたいビールを呑み出す「堕落者=かたちんば」。
ひっそりと憂鬱に部屋の暗い中に居る。
二日酔いとともに、昨夜までの最低だった今週の記憶と未だに残る「怒り」がなかなかきえず。
MZ師に電話して馬鹿話などをして、いっときそういう引きずっていた嫌なモードを切り替えることは出来たが、電話を切れば、また、独りの世界に戻ってしまう。
***
時間の経過とともに、部屋に沈む陽の暗さが次第に伸びてゆく。
キッチンに行き、1週間たまりにたまった食べ物の残骸を片付け、皿洗いをする。
夏のフェイバリッツ⑲でも紹介したヒューマン・オーディオ・スポンジの「Everybody Had a Hard Year」があまりに素晴らしくて、何度も何度も聴く。
幸宏の切ないセンチメンタルな歌・ステキな歳の取り方をした細野さんの表情・しなやかで優しく・まだ蒼さの残る高野くんのギターのギターの弾き方・歌い方・歳をとってもカッコイイ教授の長い白髪とうつむき加減の表情。
何度見ても、こんな素晴らしいライヴ演奏は、余り出合った事が無いほどのお気に入り。
***
1981年 フランスで作られた映画『ディーヴァ』は当時のサブカルチャー、レアモノをたたえる一部のスノビズム(今野雄二ら)では、ひそかに語られていた。
僕は、その後、そういう空気を嫌う中だったが、深夜テレビで放送される事となり、ヴィデオに録画しながらみたが、これほど面白さを持ちながらも、ロマンティックな映画は無く、ツメを折って、永久保存版のヴィデオにした。
僕自身は、2人の異なる事情下にいた男女が、夜明けのパリの中心地を歩く、このシーンがとても好きで、バックで流れるピアノ曲の良さも相まって、この映画の中でも、特に美しいシーンとして刻み込まれている。
***
この映画「ディーヴァ」のサウンド・トラックのCDもちゃんと買って持っているという具合。
様々な要素の曲、インドのシタールが使われていたり、まるでクラフトワーク的なテクノの要素が入った「メトロ・ポリス」という曲(これも名曲)などが混在し、映画を見た人には、このサウンドトラックの素晴らしさもわかってもらえると思っている。
このサウンドトラックを創ったウラミジール・コスマ自身が弾くこのピアノ曲は正式には「Promenade Sentimentale」というタイトルであるが、日本語タイトルでは「センチメンタル・ウォーク」という名前が付いている。
この曲は、アンダーグラウンドで音楽を聴き続けてきたヒトにはひそかに有名で、たまにTVのノンフィクション番組、ニュース特集などのバックに使われていることがある。
その後、水を飲み続けていたが、次第に「むかえ酒」ではないが、また、つべたいビールを呑み出す「堕落者=かたちんば」。
ひっそりと憂鬱に部屋の暗い中に居る。
二日酔いとともに、昨夜までの最低だった今週の記憶と未だに残る「怒り」がなかなかきえず。
MZ師に電話して馬鹿話などをして、いっときそういう引きずっていた嫌なモードを切り替えることは出来たが、電話を切れば、また、独りの世界に戻ってしまう。
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時間の経過とともに、部屋に沈む陽の暗さが次第に伸びてゆく。
キッチンに行き、1週間たまりにたまった食べ物の残骸を片付け、皿洗いをする。
夏のフェイバリッツ⑲でも紹介したヒューマン・オーディオ・スポンジの「Everybody Had a Hard Year」があまりに素晴らしくて、何度も何度も聴く。
幸宏の切ないセンチメンタルな歌・ステキな歳の取り方をした細野さんの表情・しなやかで優しく・まだ蒼さの残る高野くんのギターのギターの弾き方・歌い方・歳をとってもカッコイイ教授の長い白髪とうつむき加減の表情。
何度見ても、こんな素晴らしいライヴ演奏は、余り出合った事が無いほどのお気に入り。
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1981年 フランスで作られた映画『ディーヴァ』は当時のサブカルチャー、レアモノをたたえる一部のスノビズム(今野雄二ら)では、ひそかに語られていた。
僕は、その後、そういう空気を嫌う中だったが、深夜テレビで放送される事となり、ヴィデオに録画しながらみたが、これほど面白さを持ちながらも、ロマンティックな映画は無く、ツメを折って、永久保存版のヴィデオにした。
僕自身は、2人の異なる事情下にいた男女が、夜明けのパリの中心地を歩く、このシーンがとても好きで、バックで流れるピアノ曲の良さも相まって、この映画の中でも、特に美しいシーンとして刻み込まれている。
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この映画「ディーヴァ」のサウンド・トラックのCDもちゃんと買って持っているという具合。
様々な要素の曲、インドのシタールが使われていたり、まるでクラフトワーク的なテクノの要素が入った「メトロ・ポリス」という曲(これも名曲)などが混在し、映画を見た人には、このサウンドトラックの素晴らしさもわかってもらえると思っている。
このサウンドトラックを創ったウラミジール・コスマ自身が弾くこのピアノ曲は正式には「Promenade Sentimentale」というタイトルであるが、日本語タイトルでは「センチメンタル・ウォーク」という名前が付いている。
この曲は、アンダーグラウンドで音楽を聴き続けてきたヒトにはひそかに有名で、たまにTVのノンフィクション番組、ニュース特集などのバックに使われていることがある。