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1997年8月、有楽町を歩く。
当時・相棒であった、リコーのコンパクトカメラのシャッターを切りつつ。
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8月31日。
当時の子供は夏休み最終日。
”私”は彼女と近い場所の海に向かった。
海の家ももう引き上げて無くなっている浜。
肌寒いくらいのひとけの無い海。
それがゆえに、あえてその日に海に向かい、二人で遊んだ。
閑散とした心地良い場所。
押し寄せては引いていく波の音が静かに繰り返す。
夕方、潮のにおいがする場所で、二人ラーメンをすすっていると、掛かったラジオから、ダイアナが事故で亡くなったニュースが流れていた。
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■高橋幸宏 「蜉蝣(かげろう)」1983(箱根ライヴ)■
窓辺にたたずむ後ろ姿に 夕暮れ静かにすきとおるよう
キミはボクにほほえんで ボクはキミを見つめた
ふたつの影は 9月に ただよう カゲロウ
ふんわり浮かんだあかりを下で 肩を寄せ合い明日を見ていた
キミはいつもほほえんで ボクはキミを愛した
ふたつの影は 9月に ただよう カゲロウ
時はいつでもカゲロウ
時はいつでもカゲロウ
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1997年8月15日のまみちゃん。まだ生まれて1年4カ月。毎日毎日、奇想天外なありさまが可愛くって仕方がなかった。
手を洗おうとする場所を占拠にて抗議。
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いまだ持つ、1983年8月23日幸宏のオールナイトニッポン。
ラジオを録音しつつ聴いていた深夜。
手元にあるペンで描いた恥ずかしいイタズラ書きがインデックスカード。
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■スティーヴィー・ワンダー 「ステイ・ゴールド」1983(映画「ジ・アウトサイダー」挿入曲)■
友人とこの映画を観に行ったのも、有楽町だった。
1983の夏は、高校3年。代ゼミ、受験勉強、心をかき乱される思いとまさに幸宏のアルバムが身にしみます(笑)
その代ゼミの古文の夏期講習をサボって、バッティングセンターに行ったのも、いい思い出…でしょうか。
そこでかかっていたのが、ポリスの「見つめていたい」。
思い出すとカオスになる夏ですね(笑)
カセットレーベルになっていてつい反応。
私はKENWOOD愛用でした…。
夏は切なくも残酷な季節だというのが、たぶん、自分も四月の魚さんも似たような感覚だと思います。
海やプールでピースサインをしている、馬鹿ずら引っさげて公開している女に、「こいつら、馬鹿だなあ」と言いつつ、エキスだけは頂く自分は「最低」と彼らは言うでしょうが。
夏はしくじりともんもんという切ない季節が事実でしょうが「全てがうまく行っています」とウソぶく様にかゆくなります。
ポリスが場違いにバックに掛かっていた、みたいなものが、一番のリアリティだと思いますし、そういう記憶が一番身にすっと入ってくるものだと思います。