こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

夏に向かう日々と100曲:鏡面界

2024-07-06 21:50:00 | 音楽帳

前回(6月30日)以降も熱・セキ・頭痛などがしつこくまとわりついてきて、夜もろくに寝ないままの日々が過ぎ・・・家の者からも「セキがうるさくて眠れん!」クレームと共に「心配だ」「カラダおかしくないか?」と言われ、再度病院へ行く。

そこでやっとわかったのがひどい肺炎との結果。即入院レベルであり、今までそうして生活活動していたこと自体が不思議であり、すぐ仕掛りは中止して休息を!。。。と言われた。

医者と話し合いの末、入院は回避したが、抗生物質服用してひたすら休息を取れ、との指示。

やっとほんの少しリハビリ兼ねた仕事も始めたのに、それらも中止。

***

検査後診察でいきなり「入院レベルの肺炎」という想定外の言葉を浴びせられ、遠い目になるメンタル。・・・その一方、ここ数年クスリ断ちを自らに強いてきたのに解熱剤等を服用するしかなく、いざ服薬したら一気にカラダがラクになったかのような錯覚。

そのお陰で、金曜の病院帰りは汗だくでおさんぽ。青山から赤坂へ、そしてミッドタウンのあたりまで、ぐるり一周してしまった。私にとって、室内に居る苦しみより、約束事決めずに野外を自由にさんぽするほうが休息。

ただ、何も36℃の猛暑の中そんな歩かなくてもいいじゃないか、と友人等々に言われる通り、相変わらずイカれている。

今日も、旧ジャニーズの事務所前を通過する

とんだ誕生日であり、とんだ7,000日目である。

***

外はすっかり夏の日。空の蒼さは、また過去聴いていた音楽への回路を開く。。。

ハロルド・バッドの関連を今度は引っ張り出して聴いていた。イーノとの二枚、コクトー・ツインズとの共作等々。。。そこで今頃になって、彼が2020年亡くなっていたことを初めて知った。

1982年、高校生だった夏、ぼろぼろだった心身にイーノ&バッドの「鏡面界」はひどくしみ込んで、キズを癒してくれた。ハロルド・バッドはキズだらけだった十代の自分が、とてもお世話になった人の一人であった。「お世話になりました。」

a-1「ファースト・ライト」は長嶋茂雄さんが出た時計CM曲だった。「日立サウンドブレイク」でも盛んに使用された曲でもある。アルバムで一番最初に聴いたのはa-4「アバブ・チェンマイ」だった。1981年11月に「クロスオーバーイレヴン」でエアチェックして聴いた。

それ以外は、立川直樹さんがマンハッタンに居るイーノを訪ねたスペシャルで掛かった曲もいくつか。。。秋葉原の石丸電気レコード館で買った輸入盤LP「鏡面界」は少し安かった。安い分、ジャケットにはカットアウトの印がついている。

 

■Harold Budd / Brian Eno 「Not Yet Remembered」1980■

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする