こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

2015年12月7日 月曜日 「雑記帳 冬の気配 -12月 83/15ー」

2015-12-07 23:50:59 | 音楽帳

12月6日(日)
さんざ歩き疲れて、家路を辿る。
家に着いてラジオをつけ・着替えをしてると、TBSラジオは橋幸夫さんの番組終わり部分から10時半を過ぎ、”・・・こんばんわ。吉永小百合です。・・・”という声。

吉永さんの熱心なファンではないが、ただ単にひたすらラジオが流れるのがいつもの風景。
だから、この番組を聞いていることにに大した理由はない。でも、無いとリズムが乱れる。

しかし、最近いきなり気が付いてしまったことがある。
番組に流れるJRのCM。遠いことと思っていたのだが「大人になったら」と50代からの旅会員「大人の休日倶楽部」。まったく意識をしていなかったことをいきなり突き付けられる。

そして「正直、感心しないCMなのだ。あらがってやる。」
そう心で吐いてみるが、云われると覆いかぶさってくるものはある。こっちにおいで、とキツいときに限って、顔色を窺ってはそのスキに入り込もうと、現れてはたぶらかそうとする駅前の新興宗教みたいなもの、と一蹴したくなる。

土曜日は冬らしい美しい日。荒木(経惟)さん言う「カーン」という日差し。
「写真は光と影がつくり出すんだよ」という通り、冬に向かう太陽は絶妙なコントラストを描き出す。

そのいっぽう、日曜日はマグマのようにうねる雲が空を覆った冬の日。
公園に行って樹々の森を見上げシャッターを切る。そうして樹の下を歩くと、ほとんど落ちつつある葉っぱはさくさくと軽い音をたてる。
落ち葉焚きに向いた乾いた葉っぱ。

この季節・散策して歩いていると「Walk In The Forest・・・」と始まる部分、細野さんの声が聞こえる。YMO最後のアルバム『サーヴィス』に収録された「Madmen」の一節。

そしてゆったりとしたテンポが優しい「Shadows On The Ground」。
「November・・・My Whole World Was Cold And Grey・・・」。
11月はすでに終わってしまったけど、『サーヴィス』の曲を聴いていたのは12月。1983年のこと。

まだ紅葉は美しく、季節は秋との喫水線に位置している。そして、しだいに冬の風情に変わってく。

■YMO 「Shadows On The Ground」1983■













雑誌「サウンドール」最終号、1984年3月号もカビがひどくなってきた。

5年間の活動で疲れ果て、再度真っ白になり、その後・中沢新一と旅に出る細野さん。
その細野さんがこのときまだ36歳だったことに、今さらながら唸ってしまう。
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