不安や不幸に絡まると、つい精神が悪循環に入っていく。抜け出られなくなる。
しかし、その「魔」だけに引きづられてはいけない。
そんなじぶんは、えらそうなことを言えた分際ではないけれども。
そうつぶやくだけでも違う。
事実は事実で「起きた」「在った」としても、それ以上に疲弊しないように。
ムダに徒労しないように。
いのちを粗末にしないように。
じぶんを守れるのは、じぶんだけなのだから。
開業医である藤田せんせいの「あんまりがんばらない でも あきらめない。」「お大事に。」というコトバ。
今夜は、藤田せんせいのコトバに、上に書いたような意味や気持ちを抱く。
今夜も、音楽と写真の世界へ。。。。
それは、決して、逃避ではない。そして、言い訳でもない。
みな、今夜も・どこかで・またたいている・いのちある・それぞれの場で、
遠くではなく・期待が薄い肉感のない未来ではなく・「今」「この地点」で出会おう。
「今」どんな不安や不幸のさなかであれ。
それは、それとして。
ラジオから流れる曲の良さに、聴き惚れてしまった、とある日。
未だにその色を失わない、プロコル・ハルムの「青い影」を、今夜は、視えないけれども・それぞれの場に・居る・同志に贈る。
■Procol Harum 「A Whiter Shade Of Pale」■
再度、2003年晩秋の写真より。
多摩のどこか。
青空と黄金色のイチョウ。
府中の某家。
毛布にくるまる「まみんころ」。(正確には「くるめた」)
「花木を取らないでネ」。神保町で出会った懐かしいデザインのネコ。
もう引っ越して神保町には無いが、よく通った草古堂の置き物。
楽しい発見があったお店だった。
多摩のどこかで出会った、美しい「サンセット」。