雨が夕方から降り出す。
それまで全然平気なレベルの温度だったのが、夜に向かい次第に1℃づつ下がっていくのが肌で分かる。
傘を差して帰る道。
帰りの電車で、雨が降る中、ひさしぶりにタンジェリン・ドリームの「イグジット」を聴いていた。
中学三年生の夜、よく聴いたアルバム。
■Tangerine Dream 「Exit」1981■
陰鬱さが、今の気分にマッチしている。
当時、じぶんの中に描いていたソビエトという国の「出口なし」の像がここにある。
***
今日は、午前中仕事をし、午後月一回の定期健診に向かった。
12月28日というのに、今年は全く年末感覚が自分の中にはない。
やはり365日分の1日、という感覚しかない。
***
今日の歩き旅の写真の一部。
そーいうじぶんも、さっき悪夢にうなされて起きました。
かつて、たすくさんは、音楽だけはぜいたく出来た、とおっしゃっていましたよね。
有料も無料もあり、無料で言えば、昔はエアチェック・今はYOUTUBEならびにあらゆる経路がある。
でも、やはり微妙に制限が多かったほうが、ぜいたく感があるものだと思います。
「はい、何をしても良いよ」と言われて愉しみが激減するように。
新聞配達青年なんて、じぶんには無理でした。
特に、今日みたいな雨の日や冬は寒かったでしょうね。
寺山修司さんの一節がよぎります。
「一点豪華主義で生きろ」。
それは、かつての昭和さらりーまんに向けたコトバでした。
たくさん欲しい・やりたいことはあれども、ふところにはそれだけのお金がない。
ならば、逆に何かをするために、一番好きなもの以外は捨てて、その望むものに全部つぎ込んでぜいたくをせい!と言った意味でした。
彼の場合は、ギャンブル好きでしたから、大きくニュアンスは異なりますが。
雨の日も風の日も早朝新聞配達をして、手に入れたLPレコードとその音楽は、たすくさんの中に深く刻み込まれたことでしょう。
返信遅くなりすみません。昨日は寝てしまいました。
高校の三年間、どうしてもお小遣いが足りず新聞配達のバイトをしてました。
当時ラジカセのエアチェックはもちろんしてましたが、これだけは!欲しいと思うLPを買うために☆
やはりクロスオーバーイレブンや坂本龍一のサウンドストリートの影響は大でした。
ファーズの1st、フライングリザーズのforthwaII……etc.
月一度のバイトの給料日にあれこれ悩んで一枚のLPを歩きながら買いに行くのが
楽しみでした。
「中学三年生の受験シーズンにLPを購入」「クロスオーバーイレブンで・・・聴いたのがきっかけ」「タンジェリンドリームの作品では一番好きなアルバム」。
あまりにおんなじ過ぎて怖いですね(笑)。
このアルバムを経由して、過去のタンジェリン・ドリームにさかぼっていきましたが、一期一会で、初めて出会った「EXIT」がじぶんも一番好きです。
当時の40~45分番組の曲とお話しのつながり方は、まさに魔法。
こんな話しをすると「それは過去の記憶だから変化して輝いているんでしょ」。。。
と思われがちですが、リアルタイムで「おおおっ」となっていたのは、同世代のたすくさんのような方同志でないとわからないでしょうね。
高校に受かって、2枚もレコードを買ってくれる親御さんを持つ、たすくさんの環境はうらやましい・・・
そう、じぶんの中の中学三年生が言っております。
当時、国内LPだと2500~2800円という高価なレコード。
当たっても・外れても・・・むげには出来ない中での、1枚、そしてまた1枚。
そうやって、じぶんのコレクションが増えていくよろこびが当時はありましたよね。
こんばんは!かたちんばさん!
EXITは自分も中学三年生の受験シーズンにLPを購入しました。クロスオーバーイレブンでEXITを聴いたのがきっかけです。
個人的にはタンジェリンドリームの作品では一番好きなアルバムです。
あの時のクロスオーバーイレブンや坂本龍一のサウンドストリートでかかる曲はまるで魔法でしたね(^_^)v
選曲や構成のセンスは凄かったです!
ちなみに高校入試合格のお祝いにトムトムクラブのおしゃべり魔女、OMDのアーキテクチャー&モラリティーを親から買ってもらった事が今でも覚えています!