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朝9時、光が差し込む中起きる。
ぐわあっー、と声を出して身を起こし両手を伸ばす。
天階に行って外を見ると、雲ひとつ無いドピーカンの青空。温度は低いものの。
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昨夜は、死んだように23時に眠りに堕ちた。10時間睡眠。
18500歩と歩きすぎてカラダじゅう痛く・疲れが消えたワケでもないが、良い朝だ。
■Fra Lippo Lippi 「Angel」1987■
じぶんのなかでの日々進行音楽・ニューウェイヴが終わってしまった1987年のフラ・リッポ・リッピの「エンジェル」を聴く。当時はリアルタイムで聴かなかった曲。
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深い深い緑茶を入れて飲みつつ、聴く。エーゴがしゃべれはしないが、わかりやすい詩で聴いていても、おおよそ分かる。
彼女の身の振る舞い・仕草がまるでエンジェル/天使のように見える。
もしまた会えるならば、また会いたいな。
じぶんも街歩きの最中に、そんなステキな女性とすれ違うことが多い。
ノルウェーの出身であるフラ・リッポ・リッピ。
80年にジョイ・ディヴィジョンの影響と・出生である北欧・ムンクを産んだノルウェーらしい暗さと・パンキッシュな痕跡を残したアルバムにスタートし、自然や静、そして彼らならではの内に秘めた情感を、次第にニューウェイヴの軌道上で、いろどりある音として開花させた。
しかし、この1987年のシングル「エンジェル」にも反映するように、極めてソフトな・「ポップス」と呼ばれるでもあろう所に辿り着く。甘い甘い世界、そして、ある種空虚。
それは時代の進行とは無縁ではない密接な中での流れ。
個人的には「スモール・マーシーズ」(2枚目)「ソングス」(3枚目)をすり減るように聴いたので、それ以降のフラ・リッポ・リッピを聴くことは無かった。
それは、チャイナ・クライシスの流れとも似ている部分が大きい。
と思えば、「ライト&シェイド」(この「エンジェル」収録)もスティーリー・ダンのウォルター・ベッカーのプロデュース。
スティーリー・ダンが大好きで、ウォルター・ベッカーにプロデュースしてもらい、ニューウェイヴから離れていったチャイナ・クライシス。
2つとも、同じヴァージンレーベルのバンド。
共に、音楽の中で聴こえるギターの音色・響き・コードが、全く同一。
「ライト&シェイド」以降のフラ・リッポ・リッピを聴く気になれたのは、21世紀に入ってからのこと。
こんな穏やかな晴れの朝には、良いだろう。
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みんな一緒に記念撮影。これからもずっと一緒に。よろしくね。