こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

2011年11月8日 火曜日 リハビリ・写真 文化の秋(3日・祝日)

2011-11-08 07:31:52 | 写真日和
3日の祝日は、常に憂鬱に包まれていた自分には珍しく、ほんのわずかの明かりのようなこころが癒された日だった。
普段、過労と鬱から寝すぎて家に閉じこもるのが、休みの通例のところ、早めに起きて飛び出したおかげ。


花、というものは、なんて可愛いんだろうか?
けなげに咲く。
それは誰のためでは無くて、花自身の命。
いつも黙って耐えて生きている植物たちというのは、達観している。
見ていてトリコになる。


秋葉原から新宿線。
普段は歩くが、時間を急ぐために岩本町から神保町に抜ける。


岩波ホールの出口から出る。


すると、神田古本まつりの最終日。
人々のにぎわいに、ほっとする。
秋。
好きな本を訪ねて、みんな本が好きな人が集まってきていた。


矢口書店。


スーツをまずは作る。
2着。
親切な店員さんが色々なサイズと色を着せてくれながら、自分に合うものを選び出してくれる。
そんな束の間、店内から外を一発撮影。


自分がこのお店を好むのは、価格の割にはしっかりしていることと、店員さんのしっかりさ。
1年前にウエストが91cmだったのが78cmになっていて驚かれ、この1年の苦労話をする。
写真ではグレイに見えるが、光の関係で、実際は黒。
2着、裾上げなどを指示してお店を出る。
「親切にしてもらって、ありがとうございました。」


かなりお店で時間を掛けてしまい、外に出ると既に夕闇。
ぼんぼりの連なる様が愛らしい。

携帯のお店に寄って相談をするが、これまた親切丁寧な女性。
30代の方だろうが、その和的な美しさと優しさに心惹かれる。
この携帯会社の本体のふんぞり返る様とは、全く真逆。
それもそうなのが外部だから。
普段、優しさとは無縁な殺伐した仕事場にしか居ないので、優しさが身に染みる。
パンフレットを袋に入れながら、女性は通りを見やって「今日は、にぎやかですねえ」とクスっと微笑む。
「そうでうね」と自分も笑う。
外を見やる横顔日本的な憂いの美しさ。とても風情のある女性だった。
「丁寧にしてもらって、ありがとうございました。」


昔から長年あるメガネ屋さんのディスプレイ。
また少し経てば、ジョン・レノンの命日が巡りやってくる。
あの日は寒い日だったな。




床屋さんでバリカンを入れる。
9mm。
最初は「ムスッ」とした人で、嫌な感じだなと思ったが、仕上がった段階で「バリカンはねえ、側面だけ入れると、必ず頭頂部の両はしが伸びてツノが出る。だから、最後に丸く内側まで入れるんだよ。そうすれば、ツノは生えないから。」
そんなアドバイス。職人気質なだけで、中身は良い人だった。
「ありがとう。」


ジャニスにもぶらりとは寄るが、一通り見て去る。
疲れたので。


神保町のとあるお花屋さん。
お店は締まっていたが、ディスプレイは既にサンタ。
暗い中で輝くツリーに優しさを感じる。


夜の南天。
歩いて、秋葉原方向へと写真を撮りながら向かう。


JRの高架下。昔のまんま。


やっと喫茶店で一服。


今日、偶然古本まつりで出会った本「土着喫茶」。
大事に読む。
人のココロの優しさが、この本には詰まっている。

素敵な1日だった。
コメント (7)
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