こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

2011年11月3日 木曜日 リハビリ・音楽 ヴァージニア・アストレイ「Waiting to Fall」'85

2011-11-03 14:51:18 | 音楽帳

■Virginia Astley 「Waiting to Fall」■

秋には、やはりヴァージニア・アストレイが聴きたくなる。
クロスオーヴァーイレヴンでエア・チェックした「ウェイティング・トゥ・フォール」の純粋無垢さ。

たいてい純粋無垢なピュアを目指そうとすると、そうでは無い音楽に出来上がる。
もしくは、如何にも作り物めいたところに行く。結果、実りの無いつまらなさに行き着く。
そんなものを感じさせない、というのがヴァージニア・アストレイそのものの存在感を示している。


83年10月1日に日本発売された「プロミス・ナッシング」で初めてヴァージニア・アストレイの存在を知る。
ジャケットの美しさにまず惹かれ、その後、クロスオーヴァーイレヴンでかかった「過ぎ去りし夏」の音像が深夜自分をいざなう。

鐘が鳴り、鳥が鳴く空気の中、遠くからやってくるピアノ、そして少年少女とヴァージニア・アストレイのコーラス。
絵画的で映像が頭に浮かぶ。
秋の並木道を歩いている風景。
木漏れ日、樹木、紅葉、土の香り。

主には、エア・チェックやジャニスから落としたカセットで聴きながら、なかなか見つからなかったレコードを、足を使い減らしてせっせと、彼女のレコードを探し出す。


これはジャニスで発掘した「プロミス・ナッシング」のCD盤。


裏面の写真には、古い洋館、草むら、花、少女、いかにもヴァージニア・アストレイの世界。

***

「ウェイティング・トゥ・フォール」は、勝手に「秋を待つ」と頭で訳しているが、彼女ならではの静謐の世界。説明は一切要らない充足。

先週末、某世界的大会社さんに行くのに、密閉された空間から出て、しばし歩き・秋の風情を楽しんだ。
漂う秋の香り。自分が一番好きな季節。


樹木


湊橋から臨む川の風景


信用金庫のポスターのかわいい絵に目が止まる


傾く日差しの中のすじ雲
コメント
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