こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

オールナイターズ 「午前2時の鏡」'84

2010-02-09 00:43:42 | 音楽帳

■オールナイターズ(片岡聖子・深谷智子・松尾羽純)「午前2時の鏡」1984■
2014年4月26日リンク貼り直し

先週金曜日、上長のマンションに泊まったので、深夜やっていた「オールナイトフジ」の2010年版を見てしまったが、しょせんは焼き直し・・・。
それに出て来る女の子が、みんなアンドロイド=作り物のようで、現実のリアリティを感じなかった。
この2010年にあって、整形も当たり前の時代に、アンドロイドと本当の実体の差別を証明しようも無い状況において、こういう番組をする主旨が理解出来ないでいた。

***

確かに、今居る2010年から1984~1985年を照射すれば、「芋臭いお姉ちゃんたちやなあ~」と当時を思われても仕方が無い。
その1984~1985年を愛しく想うは、単なるハゲヒゲ親父のノスタルジアと言い切っても構わない。

しかし、自分は毎週土曜の夜だけに救いを求め、画面の向こう側でリアルタイムではしゃいでた「芋臭い」お姉さんたちに恋してしまい、その夜だけは現実を離れて一緒に中に入って、高校生の癖して飲めない安いウィスキーをべろべろまで飲みながら、明け方まで過ごした・・・。

新オールナイターズと旧オールナイターズを比較する事は、時代背景のありようがあるから、単純比較は出来ないけれど、それは、みうらじゅんに語らせるまでも無く「今夜のおかず」を「日活ロマンポルノ」の朝比奈順子と「現代のAV嬢」を比較するように馬鹿馬鹿しいほど違う。
しかし「自分が時代と共に寝た女が忘れられない」ようにして、恋した女というものは一期一会の出会いで忘れ得ぬものなのだ。

だからと言って、彼女らを自分は「おかず」にした事は無い。
精力盛んな年頃の「文武両道」と右傾化した男子校に通う高校生は、純粋に恋をしていた気分で、この「オールナイトフジ」を見ていた。

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「おかわりシスターズ」の曲が大好きで、時折、「あの頃」がよぎって、Amazonで昨年、このCDを買ってしまった。
このCDにも収められているが「午前2時の鏡」という曲(詞:秋元康・曲:後藤次利)も、つい想い出に浸るときに流れる曲だ。
当時「女子大生メモリアルフォト」というコーナーがあり、プロの写真家がオールナイターズ1人・1人を撮影したコーナーがあったが、そのバックに流れていた曲が、この「午前2時の鏡」である。

***

しょせんは、今は無き世界にも関わらず、そんな時代を共有し合った自分には、未だに彼女たちとの時間を忘れられないでいる・・・。
ちなみに、自分は、一番右の松尾羽純(はすみ)ちゃんが好きだった。
真夜中のおやぢの独り言でした。
コメント (4)
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