■オールナイターズ(片岡聖子・深谷智子・松尾羽純)「午前2時の鏡」1984■
2014年4月26日リンク貼り直し
先週金曜日、上長のマンションに泊まったので、深夜やっていた「オールナイトフジ」の2010年版を見てしまったが、しょせんは焼き直し・・・。
それに出て来る女の子が、みんなアンドロイド=作り物のようで、現実のリアリティを感じなかった。
この2010年にあって、整形も当たり前の時代に、アンドロイドと本当の実体の差別を証明しようも無い状況において、こういう番組をする主旨が理解出来ないでいた。
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確かに、今居る2010年から1984~1985年を照射すれば、「芋臭いお姉ちゃんたちやなあ~」と当時を思われても仕方が無い。
その1984~1985年を愛しく想うは、単なるハゲヒゲ親父のノスタルジアと言い切っても構わない。
しかし、自分は毎週土曜の夜だけに救いを求め、画面の向こう側でリアルタイムではしゃいでた「芋臭い」お姉さんたちに恋してしまい、その夜だけは現実を離れて一緒に中に入って、高校生の癖して飲めない安いウィスキーをべろべろまで飲みながら、明け方まで過ごした・・・。
新オールナイターズと旧オールナイターズを比較する事は、時代背景のありようがあるから、単純比較は出来ないけれど、それは、みうらじゅんに語らせるまでも無く「今夜のおかず」を「日活ロマンポルノ」の朝比奈順子と「現代のAV嬢」を比較するように馬鹿馬鹿しいほど違う。
しかし「自分が時代と共に寝た女が忘れられない」ようにして、恋した女というものは一期一会の出会いで忘れ得ぬものなのだ。
だからと言って、彼女らを自分は「おかず」にした事は無い。
精力盛んな年頃の「文武両道」と右傾化した男子校に通う高校生は、純粋に恋をしていた気分で、この「オールナイトフジ」を見ていた。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/ef/3339f9157e2169d8e8c6e51f2fcd9c04.jpg)
「おかわりシスターズ」の曲が大好きで、時折、「あの頃」がよぎって、Amazonで昨年、このCDを買ってしまった。
このCDにも収められているが「午前2時の鏡」という曲(詞:秋元康・曲:後藤次利)も、つい想い出に浸るときに流れる曲だ。
当時「女子大生メモリアルフォト」というコーナーがあり、プロの写真家がオールナイターズ1人・1人を撮影したコーナーがあったが、そのバックに流れていた曲が、この「午前2時の鏡」である。
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しょせんは、今は無き世界にも関わらず、そんな時代を共有し合った自分には、未だに彼女たちとの時間を忘れられないでいる・・・。
ちなみに、自分は、一番右の松尾羽純(はすみ)ちゃんが好きだった。
真夜中のおやぢの独り言でした。
まずは、お返事が遅くなりました。
今朝がさがさとCDの渦を探って「KIRAっとジェネレーション」を掛けています。
5年前にこんなことを書いたのだなあ、という引き出しを、マッチさんからのコメントから開けてみる。
常々、こういう「ボクのかけら」を同志とのやりとりから、今居る地点に変化を起こされることは、想定外のことで気付かされることが多いです。
5年前の自分の元気さが、今となんて大きな距離なんだろうと思っていました。
そう書いている背景では「素顔にキスして」のイントロが流れ出す。
細野さんが、1983年のインタビューで「俗なるものが、一番聖なるものなんだよ」と、当時の憂いを持った顔で語った記憶。
80年代のこの時期の「女子大生」とは、化石・恐竜ではないですが、存在価値があった。。。
などと難しいことは抜きにして、自分より少し上のおねえさんが自由で楽しそうだった。
逢おうと思えば逢えた場所&距離環境にありながら、そこには大きなミゾが有った。
深谷さんは、クールでツンとしたおねえさん然としていた雰囲気が魅力的なヒトでしたね。
(実は、3人とも好きだったんですけどね。)
トラッドなジャケットが似合う、一番オトナっぽいヒトでした。
デパートの屋上でのイベントや握手会は、よくアイドルがやっていましたね。
コンサートに行く方法や道が当時は、自分の回路に無かったので、TVで記憶に鮮やかな羽純ちゃんの「みんな大好き」というシーンなどを見るにとどまっていました。
マッチさんのお陰で、疲弊の朝に、CDを聴きながら、いつもではない朝を過ごしています。
こういった偶然との出会い・ハプニングなら、いつでも歓迎なんですがね。
ありがとうございます。
'84年当時は中三でしたが、毎週見ていました。
私も松尾羽純さんが一推しでしたね!
あと島野圭子さんも可愛くて好きでした。
遅くなりすみませんでした。
当時かけていたCDも久しく聞かぬうちにカビ出しました。忘れ得ぬ曲を「そうだったですね」と言い合えるだけ、まだマシなのでしょうが、もう38年前、と計算して愕然とします。
そんな遠くまで来たのですね。お互い。