こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

【かたちんばニュース】古墳時代にネコ渡来? 須恵器に足跡

2007-09-04 21:17:03 | 雑記帳


【かたちんばニュース】
 兵庫県姫路市四郷町の「見野(みの)古墳群6号墳」から、ネコではないかとみられる小動物の足跡がついた6世紀末~7世紀初頭の珍しい須恵器が発掘された。

 ネコの足跡とすれば、渡来は奈良時代(8世紀)という通説を覆し、古墳時代にすでにネコが渡来していたことになり、日本史を塗り替える“新発見”となるかもしれない。

 足跡は、「杯身(つきみ)」と呼ばれるふた付き食器の内側に、直径約3センチほどのツメのない5つの肉球と掌球とみられる形がくっきりと残っていた。

 発掘後に洗浄作業をしていた立命館大の学生が見つけた。

 焼く前の器を乾燥させているときに、偶然踏まれてついたとみられる。調査にあたった立命館大の南部裕樹講師によると、小動物の足跡が残っている土器が発掘されるのは「極めてまれ」で、ネコとみられる足跡がついていたことについても「見たことも聞いたこともない」と話している。

***

 写真は、実家の「コチャコ」ちゃんである。
「まみやん」の母親、といっても1歳くらいしか差は無いと思うが。

 このニュースで初めて「渡来は奈良時代」となっていたことを知ったが、歴史というのは、本当に好い加減だなと思うところだ。
 まあ、見えない過去を、物証で検証していくものだから、仕方がないが。

 小さい頃、よく、駐車場とかのコンクリートを乾かす段階で、ネコちゃんが歩いて、「にくきゅう」の足跡が残っているのをよく見たが、そんな具合にして、古墳時代にも、焼く前の器にいたずらをしたネコちゃんが居たと思うと、思わず、にっこりする記事である。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ピロリの秋 ① : Monsoon 「Third Eye」'83

2007-09-04 06:46:10 | 音楽帳


夜中、ついビールを片手に、寝てしまった・・・。
起きると明かりはつけっぱなし。
せんぷうきは回りっぱなし。

外は、夜明けの明かり。

この夜明けの感覚に、今年もモンスーンのアルバムを取り出して聞いてしまう。

1983年の秋。
インドの少女、シーラ・チャンドラと、イギリスの青年が組んだいっときのバンドが、「モンスーン」。
ギターでは、一聴すればすぐわかる、ビル・ネルソンが弾いている。
そのハイトーンの鋭利的なギターは、流麗で美しい。

この1983年秋、ビル・ネルソンのギターは、よく聴いた。

・ソロの「Chimera」(幸宏がドラム・ミックカーンがベースを弾いている名盤)
それに
・YMOの「浮気なぼくら」もそう。

【写真】のCDジャケットはオリジナルのレコードのジャケットと異なる。
オリジナルは、シーラ・チャンドラの目とオデコだけがくりぬかれた写真だった。

***

このアルバムは、「夜明けの翼」という曲で開けるが、まさに、夜明けのこれから太陽が昇る、神妙な静かなときに聴きたくなるアルバムである。

2曲目の「トゥモロー・ネバー・ノウズ(ビートルズ・カバー)」も美しい。

名曲の渦である。

シタールなどを使い、インドのテイストいっぱいだが、もう1人がイギリス人というように、イギリスの80年代テクノ・エレクトロニクス音楽好きにはたまらない絶妙なニュー・ウェイヴ感をかもしだしている。
実際、このアルバムは当時、ずいぶん「一部の人には」話題になった。

しかし、結果、モンスーンはこの1枚のアルバムで終わった。

***

今もシーラ・チャンドラは音楽を続けているが、それはポップ感覚というより、本来のインド人としてのインド音楽に戻っている。
自分には、正直、この「ThirdEye」という名盤を越えるものではない、残念だが。

***

自分は、毎年、秋になると、このアルバムを聞く。

数年前も、山梨の出張先のホテルで、ふと夜明けに起きてしまったとき、
夜明けを見ながら、山の谷間から、空が色を変化させて、空が微妙に色を変えていく静かな朝の時を見ながら、このアルバムをCDウォークマンで聴いた想い出がある。

なんとも切なく、崇高な気分になった。

・・・そして、今年もこのアルバムを聴くときが来たんだなと感じた。
まだ昼間はそこそこ温度は高いが、夜の冷え込みは、確実に、地球が秋に一歩一歩近づいていっていることを感じる。

当時のことを知らない人にも、大推薦のアルバムである。

***

1. Wings of Dawn [Prem Kavita]
2. Tomorrow Never Knows
3. Third Eye and Tikka T.V.
4. Eyes
5. Shakti (The Meaning of Within)
6. Ever So Lonely
7. You Can't Take Me With You
8. And I You
9. Kashmir
10. Watchers of the Night
11. Indian Princess
12. Sunset over the Ganges
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする