京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

御室仁和寺 観音会

2024年05月22日 05時57分00秒 | 日記
 5月18日は御室仁和寺の観音会に参加させて頂きました。







仁和寺へは嵐電を使うのが早くて便利です。
(駅から徒歩で約5分です。)

観音会と観音説法
平成30年(2018)10月に修復が完了し落慶法要が営まれた観音堂において、令和2年度より毎月18日を観音さまの縁日と定め、特別祈願と定例法話が行われています。

工事期間中は、中に安置されていた仏さまは各地の博物館を巡回展示されていました。

千手観音さまは人々の声(音)を見極め(観)、千の御手を自在に差し伸べ、衆生を救済くださる慈悲深い仏さまであり、親しみやすい仏さまでもあります。



仁和寺では、観音堂を信仰の道場として毎月18日を特別祈願の場として開帳されています。

▪️日にち 毎月18日
▪️場 所 観音堂
▪️時 間 11時・13時・15時(観音会20分・観音法話30分)
▪️参拝料 500円
▪️授与品 季節の花の特別散華(12種類、月ごとに変わります)
▪️御朱印 18日限定授与 朱印5種(千手観音・不動・降三世・風神・雷神)各500円

参拝記念散華12種類
1月(睦月)松・2月(如月)梅・3月(弥生)みつばつつじ・4月(卯月)御室桜・5月(皐月)さつき・6月(水無月)芍薬・7月(文月)山梔子・8月(葉月)蓮・9月(長月)彼岸花・10月(神無月)金木犀・11月(霜月)紅葉・12月(師走)石蕗の記念散華をを授与して頂けます。

この日は13時からの法要に参加させて頂き、お坊さまから観音さまの慈悲について法話がありました。







約1時間の法要が終わると、内部を保護する為に扉が直ぐに閉められます。











法要後は、観音堂のすぐ西側に蔵を改装したカフェが期間限定でオープンされており、こちらでひと息しました。

お寺と言えば"お抹茶"ですが、コーヒーや
有機栽培のお茶、武庫川女子大学学生考案の特別ドリンク。村上開新堂 のお菓子やお抹茶のセットなどが楽しめる憩いの場所になっています。
いつまで営業されるのかはわかりませんが、冬場以外は常設して欲しいですね。







宗祖・弘法大師像がお祀りされている御影堂です。
5月22日からは3期に分けて内内陣まで入堂しお詣り出来るようです。







屋根瓦には、数千年に一度しか水面に顔を出さないといわれた亀の上に弘安仙人が立っています。



京都御所から移築された金堂(国宝)です。
江戸幕府老中だった松平定信が再建した紫宸殿と比べて随分と小さいです。





お寺にとって大切な"お経"を納めている経蔵です。
(今は別の施設で管理されていて、経典は入っていません。)





仁和寺のシンボル的存在の五重塔です。
初層と五階との屋根の大きさがほぼ同じで見た目にも安定感を感じる美しい五重塔です。



仁王門前に建設中のラグジュアリーホテル"御室花伝抄"の建設も進んでいるようです。
写真の櫓は温泉を掘削しているようです。