京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

蹴上浄水場「蹴上のつつじ」一般公開

2024年05月05日 08時23分00秒 | 日記
 4月28日の最終は、蹴上浄水場に来ました。
琵琶湖疏水を知る者にとっては、是非見ておきたい施設です。





コロナの流行と京都市の財政難で長らく中止されていましたが、実に5年振りの開催です。

ウェスティン都ホテルの近くのゲートから入場します。
ここは京都市上下水道局が管理している蹴上浄水場で場内には斜面に沿ってなんと約4600本ものつつじが植えられています。









東山の傾斜地にあり、すぐ向かい側には琵琶湖疏水が蹴上船溜りまで流れて来ています。

京都市民が使用している水の約99%は琵琶湖疏水から運ばれてきた水で、京都市民の大切な生活用水になっています。

蹴上船溜りでは京都市上下水道局の職員の方が毎日、水を取水し検査が行われています。







その一部はここ蹴上浄水場で綺麗に濾過、殺菌され水道水として使われています。







場内には、古い煉瓦造りの施設も残り蹴上浄水場の歴史を感じる事が出来ます。











また、場内には珍しい黄色いつつじ(蓮華躑躅)やゆうれいたけ(幽霊茸)を見る事が出来ます。







ご覧の通り、山の傾斜地にあるので階段も多くアップダウンが大変です。

その分知恩院や南禅寺、黒谷さん、真如堂が、、遠くは霊峰比叡山までが一望出来る絶好の立地にあります。

広場にはキッチンカーも数台出店していて、ひと息つける場所も設置されています。

雑踏整理に多くの警備員の方が配置されています。
今のご時世、仕方ない事かも知れないですが、多くの経費が掛かっているのでしょうね。

来年以降も継続して欲しいものです。



QRコードからアンケートに答えると紙石鹸かコルクのコースターのどちらかが貰えます。