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「幻滅のたびに甦る期待はすべて、未来論の一章を示唆する。」(Novalis)

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2009年11月02日 | 極私的ベスト5
こんな朝からブログを更新するひともあまりいないのかもしれないのだけれど、今朝も最近おきまりになったコースで走った、ので書き残しておきます。今日は、菊地成孔&ペペ・トルメント・アスカラール『New York Hell Sonic Ballet』を聴きながら。今日の空は雲がち。派手さがない分、しっとりとしてつきあいやすい。あわあわ、どうしょ、なんで、えーっ、、、と声が漏れているみたいにきこえる曲たち。不安と恍惚。菊地の曲を聴く度に「おもらし」と言う言葉が浮かぶのはぼくだけなのでしょうか。毎日走りすぎているからかペースはスロー(てくてく)。

昨日は、横浜・新港ピアにて「停電EXPO」を見た。2009年の「ナイン・イヴニングス」というか、2009年の「アンタイトルド・イベント」というか。言うことなし最高!といった判断が出来ないところにぐっと入り込んで力を結集させた作家達とプロデューサーに感動した。こういうイベント(で、しっかりしたクオリティのもの)ってあるようでないんですよ。ピンで力を発揮するのじゃなくて、きちんとマーブルになって、パフォーマーはぐるぐると(トラ→)バター化していった。見て本当によかった(1日目の方がもっとよかったという話しもあった)。