出光興産、西部石油、山陽小野田市の3者は22日、山口製油所機能停止後の跡地利用について包括連携協定を締結し、「GX西部」として、地産地消型のカーボンフリーエネルギー供給と資源循環を担う地域産業ハブ拠点を目指すことを確認した。
西部石油は、1962年に山口県内の小野田・宇部産炭地域の振興という地域社会の強い要望に応えるかたちで設立され、1969年にトッパー能力5万BDの山口製油所が操業を開始。その後は設備増強を進め、12万BDで稼動を続けていたが、国内の石油製品需要の減退や世界的な脱炭素の流れなどで出光グループ全体の製造・供給体制の見直しなどで2024年3月で精製機能を停止することになっている。
今回の協定は、山口製油所の跡地利用について検討を進めることで合意したもので、①カーボンフリーエネルギーの導入拡大及び供給②脱炭素に資する技術・サービスの開発・実証及び導入推進③バイオマスの導入及び資源の循環利用の推進のほか、3社相互や山口東京理科大学、他企業との連携・協力を含めた取り組みについて検討する。
石油通信社
西部石油は、1962年に山口県内の小野田・宇部産炭地域の振興という地域社会の強い要望に応えるかたちで設立され、1969年にトッパー能力5万BDの山口製油所が操業を開始。その後は設備増強を進め、12万BDで稼動を続けていたが、国内の石油製品需要の減退や世界的な脱炭素の流れなどで出光グループ全体の製造・供給体制の見直しなどで2024年3月で精製機能を停止することになっている。
今回の協定は、山口製油所の跡地利用について検討を進めることで合意したもので、①カーボンフリーエネルギーの導入拡大及び供給②脱炭素に資する技術・サービスの開発・実証及び導入推進③バイオマスの導入及び資源の循環利用の推進のほか、3社相互や山口東京理科大学、他企業との連携・協力を含めた取り組みについて検討する。
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