本紙推計による石油元売各社の10月中旬(20日現在)の販売動向によると、ガソリンは前年同期比91.6%と上旬に続き前年を大きく下回っている。これをオールジャパンのガソリン販売量として推計すると、243万3千klとなる。10月中旬の販売動向は、10月1日の消費増税による9月の仮需の反動が続いており、上旬時点の87.7%から伸び率はやや回復したものの、引き続き大きく低迷している。
また、10月12日に伊豆半島に上陸し関東、中部、東北などを中心に甚大な被害をもたらした台風19号の襲来前にマイカーへの給油など事前の貯め込み需要が発生したが、ローリーからの出荷は計画的に運休したケースもあり、販売への影響は限定的だったものとみられる。一方でSSスルーのガソリン販売は、前年同期比92.5%とガソリン販売全体の伸び率に対して回復度が大きく、台風19号襲来前の貯め込み需要が販売を押し上げたとみることができる。
石油通信社
また、10月12日に伊豆半島に上陸し関東、中部、東北などを中心に甚大な被害をもたらした台風19号の襲来前にマイカーへの給油など事前の貯め込み需要が発生したが、ローリーからの出荷は計画的に運休したケースもあり、販売への影響は限定的だったものとみられる。一方でSSスルーのガソリン販売は、前年同期比92.5%とガソリン販売全体の伸び率に対して回復度が大きく、台風19号襲来前の貯め込み需要が販売を押し上げたとみることができる。
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