資源エネルギー庁は28日、11月の石油製品卸価格調査を発表した。全国平均価格(リットル当たり、消費税抜き)は、レギュラーガソリン125・1円(前月比7・3円下落)、軽油73・3円(6・4円下落)、灯油72・8円(6・7円下落)でそれぞれ3ヵ月ぶりの下落となる。石油元売各社は、11月のなお、11月の卸価格調査(消費税8%を加算)と11月26日時点の資源エネルギー庁石油製品価格調査(給油所小売価格調査)をもとに粗利額を計算すると、レギュラーガソリンは25・3円(前月20・8円)、軽油は22・2円(19・9円)、灯油は18・2円(13・8円)で石油元売各社の仕切価格大幅値下げに対する小売価格反映のタイムラグなどで空前の高マージンとなっている。
石油通信社
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