大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

南会津・三岩岳 2003年6月

2010年07月03日 | 関東周辺

案外とアプローチし易いので行ってみた。
浅草から東武線で会津高原尾瀬口下車、バスで登山口の小豆温泉まで。
静かでいい山だった。
丹沢の記録は何か書く気が起きない。

2003年6月7-8日(1泊2日、避難小屋)(単独)

1.初日 小屋まで
12:00-17:45

7:10浅草発に乗り12:00には登山口に着いた。
便利とはいっても家から7時間近くかかっているから遠い山。
しかし電車とバス派にとっては降りてからすぐに登山道を歩き出せるので許せる。
林道の歩きなどがあるのならはなから対象にもならない。
スノーシェイドに上がり登山口に踏み込むが、ここらでマムシに遭遇するんでないかと戦々恐々としていたのだが、幸い遭わずにすんでほっとした。
準備している時に中年女性が先行したがあっという間にいなくなった。
道は気持ちの良いブナ林の中で、おまけに誰もいないときては最高だ。
途中で小さな沢を横切るが雪渓が今にも崩れそうにしておりこわごわ跳んだ。
数日前に飯豊の石転びで事故があったばかりだったのだ。
旧道との分岐までに枝沢が何本も出てくるので水はそんなに持たなくていい。
昼のラーメンを作ろうとしてガックリ。何とガスを忘れた!
幸い3人連れが降りてきたのでガスを持っていたら売ってくれと頼む。
一人がメーカー違いだが持っていたのでどうにかゲット。事なきを得たが全く話にならぬ。
案外と急な登りをノンビリ歩き今日の宿の避難小屋に着いた。
あの中年女性と30前後の男性がいた。単独3名の同宿だ。
この女性は30年くらいの山歴でとんでもないオバンだった。
越後三山は2度もやるは、南の南をやったときには寸又峡まで延々4時間近くの林道歩きをしたとか、山ではあまり食べなくていいから荷が軽くてすむだの、男2人で口あんぐり。
女性の方が強いとは思っていたがこれほどの人は滅多にいないだろう。
この三岩岳から会津駒ケ岳へ縦走したいといっていた。

2.二日目 小屋から小豆温泉「窓明けの湯」
5:30-7:00 山頂ピストン
8:00下山開始11:00登山口

朝一で山頂へ。残雪の中の歩きかつガスが出てきて眺望なしと最悪。
なんてことも無い頂を踏んで下山するが途中で道をロスト。
何とかルートを見つけて帰り着き下山開始。
旧道分岐からは前日の新道をやめて旧道を降りたが急下降で何度も尻餅をついた。
細引きを持ってくればよかったと手帳に書いていたが、今なら後ろ向きに降りたろう。
結構コシアブラが残っていて、地元の人が高い木の枝先のを器用に登って採っていた。
ズボンが泥だらけになったし降り着いて温泉へ直行。案外といいお湯だった。
窓明山へ廻る予定だったが止めてしまった。残雪がいやだったのだろう。
同宿の2人はそちら経由で下山だった。
超静かで雰囲気の良い山だった。
5月に会津駒ケ岳まで縦走するのが一番かも。

コメント
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