森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

「12月の暮らし」と2023年のまとめ

2024-01-30 03:08:13 | 梢は歌う(日記)

※ブログ的には、今頃12月と2023年のまとめもないだろうと言う感じなのですが、私的には大事な確認の作業で、なんだかやっと2024年に進めるような気がします。

 

2023年1月1日に投稿した記事は「2023年を愛したい。」でした。その記事の最後に、短歌を載せました。

「良き年に 必ずすると 決意する  

   笑って生きる  それだけだけど」

2023年は、果たしてそんな年にすることが出来たでしょうか。

12月のおまとめ日記と、ついでながら2023年のまとめをしておきたいと思います。

何となく、毎日の中ではぐずぐずと無駄な時間を費やしているみたいに自分でも感じているわけですが、その反面、意外とどん欲に生きているような気もしているのですよ。

立ち止まって振り返ってみると言うのは、自分にとっては大事な時間だと思っています。

 

 【映画】

最近は一番の趣味が映画鑑賞と言えるのかどうかと怪しくなってきました。

別記事に書きました。

12月に見た映画

2023年に見た映画のまとめ

 

 【ドラマ】

12月に見たドラマで感想を書いたのは

必殺仕事人☆2023★12月

海外ドラマは

北欧サスペンス「エンド・オブ・サマー~消えた少年~」 (全6話)でした。

 

2023年全体では、大河ドラマ「どうする家康」の感想は初回と最終回のみ書きましたが、ツイッターでは全く呟きませんでした。視聴率的には伸び悩んだみたいですが、我が家ではこの作品はお気に入りでしたよ。

ただ2023年に入っても、前年の「鎌倉殿の13人」を引きずっていました。

ありがとう、「鎌倉殿の13人」

自分の世界を広げてくれたドラマだったと思います。

毎回感想を書いているのは「相棒」なのですが、少々惰性で書いているところもあって、次が最終seasonでなかったら、お休みしても良いのかなと思っています。

2023年も楽しいドラマをたくさん見ました。《「いちげき」と「永遠のニシパ」》の自分の感想を読んでいて気がついたのですが、2024年のnhkの正月時代劇ってやらなかったのでしょうか。あれ好きなのになぁ。

また海外ドラマは16記事16作品見ました。その中で「刑事モース~オックスフォード事件簿~case34~最終回36」

をたくさんの方に読んでいただきました。ありがとうございます。海外ドラマはほとんどサスペンスです。

映画を見る本数が減ってしまったのは、この海外ドラマ視聴数が増えたからだと思っています。

16作品中4作品は韓国ドラマでした。『韓国ドラマ「怪物」』を見て、主演だったヨ・ジング繋がりで『「ホテルデルーナ~月明りの恋人~」』を見ました。これの感想にはあまり訪ねてくれる人がいないような気もするのですが、一見ラブコメのような感じですが、実に切ない愛の物語で本当にしみじみとしました。そのヒロインIU繋がりで
「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~」』を見ました。この作品は傑作。それ故に、IUと共に大事な役を演じていたイ・ソンギュンの年末の自殺はショックでした。

もう1作は『「九尾狐伝1938」』。でもこれは、イ・ドンウク主演じゃなかったら見なかったかもしれませんね。

ただこの作品、日本では歴史の時間にスルーしてしまう大事なポイントがあって、ドラマにも映画と同じように学ぶことはたくさんありました。

 

 【アニメ】

最近の私、「葬送のフリーレン」と「薬屋のひとりごと」に嵌っています。

かなりな人気作品ですので、流行りに嵌っているかのようですが、実は漫画サイトのピッコマで原作漫画を見つけて読んでいたから見だしたようなもので、自分で見つけた感がしています。この「自分で見つけた感」と言うのは、嵌るにあたって大事な要素ではないかしら。

その他の2023年に嵌っていたアニメは・・・・

「推しの子」を推す

そう、この「推しの子」の発想が面白くて、次のシーズンを楽しみにしています。だけど実写版のお知らせが来ましたね。まあ、私の年代だとターゲットじゃないと思うので、見ないと思いますが、ターゲットじゃないと思っていても、やっぱり面白いものは面白いので見るのです、アニメは。

「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」

客観的に言って、私の年齢は既に「おばさん以上」かもしれないので、アニメの感想はどうなのよと躊躇する気持ちがないわけではないのですが、作り手の幅広い年齢を考えると(作る側にはいますね、同年代が)、別にいいじゃんと言う気持ちになります。

 

 【ラジオ】

12月は嬉しいプレゼントがありましたね。

吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD☆2023★12

2月には

55時間スペシャル「吉田拓郎のオールナイト

なんて言うのもありましたね。すでに懐かしい~という感じです。

ラジオはボケ防止にもなるそうなので、昼間などの家事タイムには、もっと積極的に聴きたいと思っています。どんな番組があるのかも、今の時点では分かっていないのですが。

 

 【舞台】

12月は1本もなしです。

2023年は

劇場で観たのは

「ハリーポッターと呪いの子」☆2023

後、映画館にて

羽生結弦『GIFT』☆ディレイビューイング

だけでした。

家で観たのは

「アテネのタイモン」を再び見ました。

「プレイヤー」を再び観ました。

舞台「薔薇王の葬列」

音楽劇「歌妖曲~中川大志之丞変化~」

「帰ってきたマイブラザー」を観ました。

やっぱりちょっと少ないと思います。せっかくwowowに入っているのだから、1か月に1本は観たいかな。

 

 【読書】

読みかけで図書館に返した本も数冊あったのですが、今年は読み終えた本の感想は書いたと思います。

12月はまさに読み切れなくて返した月でした。

それでも2023年は10冊読み切って、その感想を書きました。

自分でも少ないなと思うけれど、夜になると漫画や雑誌、ツイッター、皆さまのブログを読んだりしていて、こんなものでしょうと思いました。

 

 【漫画】

ピッコマで下記の物語に嵌りました。この半端ないポジティブ女子に励まされます。

だけど転落事故で頭を打つまでは、デブブスネクラのネガティブな人だったのですよ。それが転落事故以降は、鏡を見ても「なんて可愛いのかしら。」と自分の顔を見てうっとりなんかしてしまうほど。だけどそんな彼女が人々を巻き込んで、周りに光を与えていきます。

「私ってみんなに光を与える太陽のような人ね。」←自分で言ってしまうところが怖い(笑)

調子に乗って、みんなに「昔の私ってみんなから見たらどんな感じだったの。」←記憶がない。

「悪いけれど、(いてもいなくても同じような)空気みたいな人だったよ。」と誰かが言うと

「やっぱし。太陽と空気だなんて、私が居ないと、みんなは生きていけなかったのは、今も昔も一緒だったってことね。」言葉は不正確ですが、そのようなことを言う彼女。

もう、最高です。

連載中なので、早く次がアップされないかなと思っています。

そう言えば、この漫画の実写化は難しいと思ってしまいました。なんたってヒロインはおデブさんなので、ドラマ化するならキャスティングは難航しそうですね。

2023年は、こんな感じでたくさん読みましたが、「ポーの一族『青のパンドラ』」以外で感想を書いたのは

「金の国 水の国」

映画も良かったです。これもやっぱり太った王女様がヒロイン・・・・・・なんか私・・・・・いや、何でもない・・・・

「ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~: 4」

「汐の声」山岸涼子

そう言えば、その記事の中で次に読む漫画として挙げていた「艮」は読んだのですが、感想を書きそびれていました。

そんな感じで漫画はたくさん読みました。以前、漫画だったら1年に200冊くらい読めるのではと思ったことがありますが、無理でした。

今年も良作に恵まれますように。

とりあえず1月31日まで「キングダム」が全話無料で読めるので、毎日せっせと読んでいます。

 

 【お出かけ】

12月はバスツアーに行きました。→『バスツアーで「時之栖イルミネーション」 

また、東京都美術館にては→「永遠の都ローマ展」

 

2023年は、年の初めに鎌倉に行き、利の真ん中6月には大阪に行き、そして終わりには柴又に行きました。

東京散歩では、舎人ライナーに乗ってネモフィラを見に行ったり、東京さくらトラムの乗り鉄の旅を楽しんだりしました。GWの頃は、港の見える丘公園にて薔薇の花を楽しみました。またずっと前から行ってみたかった池袋西武の空中庭園にも行きました。秋には山下公園に久しぶりに行き、街の中の紅葉を楽しみました。

美術館にも「佐伯祐三」「エゴン・シーレ」「マティス」「山下清」「デイヴィッド・ホックニー」、あと「テート美術館展」にてターナーなどに会いに行きました。

みな素晴らしい出会いでした。また記事にはありませんが、心にとっても残ったのは陶芸の作品展の「全陶展」でした。今年もまた行きたいと思っています。

それから前から気になっていた、「東京国立博物館」の友の会にようやく入りました。

その時頂いたチケットで「やまと絵展」などにも行きましたが、圧巻だったのが

東京国立博物館「古代メキシコ展」です。

2024年も美術館でのいい出会いがありますように。

ひとりでウロウロとけっこうしていましたが、いろいろなところにお付き合いしてくださったお友達たちと家族にも感謝です。

 

 【お散歩】

美術館に行くついでに東京駅周辺、桜の頃の上野などを歩いていました。

また手賀沼周辺などもたまに行くと楽しいですね。日頃のお散歩としては、柏の葉公園。この公園、「相棒」での公演のシーンでは、ここが頻繁に使われているようです。もっと頻繁に行っていたら遭遇できたかも。

運動不足解消もかねて、今年はその柏の葉公園やこんぶくろ池には、もっと頻繁に訪れたいと思います。

ルート君と行った「こんぶくろ池」

「蝮草」の実はどこに?

お友達と行った「こんぶくろ池」

秋の散歩道

やっぱりブログって役に立ちますね。

「あれ? 運河をお散歩しなかったっけ?」と思ったら、それは2022年の春でした。

 

 【その他の日記】

2023年の10月から、少しの間だけ日記ブログをつけていました。

2023年10月のブログ|あんずとクウと☆ももちゃんも。 (ameblo.jp)

2023年11月のブログ|あんずとクウと☆ももちゃんも。 (ameblo.jp)

2023年12月のブログ|あんずとクウと☆ももちゃんも。 (ameblo.jp)

だけど12月の後半から挫折しています(;^_^A

でも日記をつけると言うことは、大事なことだなと又思いました。アナログでも良いのですが、めったに読み返さないですものね。

書くと言うのも大事なことですが、やはり備忘録は、たまには読み返していろいろと思ったりまたは思い直したりすることが、さらに大切なことではないかしら。

 

今ではもう遠い昔のような気がしてしまうのですが、昨年は急性膵炎で10日間の入院をして誕生日を病院で迎えました。それは1月の終わりの出来事で、その入院よりも長く臥せっていたのが4月の謎の発熱。後から調べましたが、コロナでもインフルでもありませんでした。

結局4月は1か月もお仕事を休んだのです。

その後に我が家にやって来た事件は、姑の家の中での転倒でした。それで彼女は手首と大腿骨接骨をし3か月くらい入院したのです。

もちろん私の生活にも大きな影響はありありです。入院中は夫しか会えませんでしたが、それでも病院通いをし買い物に行き洗濯をし、もろもろの雑用係でしたから。

疲れましたが、彼女からは感謝して頂いたので嬉しかったです。

だけど姑は退院してきても以前ほど強気の元気溌剌ではありません。

 

実家の母も認知症がかなり進行してしまったようです。

しかし攻撃性もなくて、可愛らしいおばあちゃんをやっていて、みんなに大事にされています。孫たちも誰一人疎むことなく、彼女の繰り返す話を聞いてくれているので、私はホッとしています。

 

それから妹と義兄の1周忌がそれぞれありました。

 

取り繕っても仕方がありません。はっきり言ってシニア世代に入ってしまいました。

そんな私の毎日は、時には寂しく想うことも多いと思います。枯葉が舞い散るように忘却と別離の繰り返し・・・・。

だけどそんな毎日の風景の中で、楽しい嬉しいワクワクする、そんなものがいっぱいあったと思います。

陶芸を始めました。月一回の歌の会に参加するようになりました。ピアノも再び・・・・・(;^_^A

家の中の片づけも、地味にやっています。それから・・・・。

 

そして今私は思っています。

2024年も新しい1歩を踏み出せる、そんな強さと心の若さを持って生きようと。

 

1月の暮らし♡2023

2月の暮らし☆2023

3月の暮らし☆2023

4月の暮らし☆2023

5月の暮らし☆2023

6月の暮らし☆2023

Kiriyの優雅な夏時間《7月の暮らし☆2023》

8月の暮らし☆2023

9月の暮らし☆2023

10月の暮らし☆2023

11月の暮らし☆2023

 

 


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光る君へ 第四回「五節の舞姫」

2024-01-29 01:14:49 | ドラマ (大河)

あの五節の舞、美しかったですね。

特に上からのカメラワークの時、花と言うか蝶と言うか、見応えがありましたね。

だけど途中で三郎を見つけ、そして道兼を舞台から見つけてしまいます。

思わず動揺して舞が滅茶苦茶になってしまったらどうしようなどと、意味もなくドキドキしてしまいました。

そうはなりませんでしたが、三郎の本当の正体を知って倒れこんでしまうまひろ。

ああ、次回はどうなるのか、待ち遠しい。

(ッテ、言うか、三郎、起きてなさいよ。見逃してもったいない。)

 

なんだかラストですべて持ってかれたような気がして、他の所はまあいいかという気分なのですが、それではあんまりと思うので、少々書き足します。

インパクトの強かった順に言うと、やはり詮子のシーンでしょうか。

入内したばかりの時のように、彼女はずっと帝と仲睦まじく生きていきたかったと思います。それなのに嫌われてしまいました。それだって父親の権力を増大させることを嫌ってのことだったと思います。円融天皇の譲位の挨拶に行くと、今度はこともあろうか、毒を盛った首謀者扱い。決して許さないとまで帝に言われてしまうのでした。

そのことで男たちの酒の席に怒鳴り込んで行くと、父親からはずっとひとり身になってしまった事でのヒステリーみたいな言い方をされてしまいます。

彼女の口から、天皇譲位のための毒を盛った話が出ると、汚れ仕事はみな道兼がしてきているので、それまで何も知らなかった長男は、何があっても父上について行きますなどと言うのです。兼家は恐ろしい男です。彼らの家は恐ろしい。

女は道具。

もしも母の時子が生きていれば、もう少し詮子は救われたのではないかしら。

 

が、一方、左大臣である倫子の父の家は違いました。

花山天皇に入内する気はないかと、右大臣の華々しさを見てついつい倫子に言ってしまうと、娘には拒否られ妻にも「娘を出世の道具にはしないって言ってたでしょう。」と窘められてしまいます。

そうだったなと父も言い、温かい家庭の雰囲気が伝わってくるのでした。

そんな家庭に育った彼女は、とっても綺麗に育つことが出来たのですね。

またもまひろが、竹取物語のかぐやについて、空気読まずの発言をしてしまうと、それをちゃんと笑顔で窘めるのでした。

 

五節の舞姫を倫子の代わりに引き受ける時の

「絶対に見初められない自信があります。」という変な自信も面白かったですが、花山天皇のシーンは、なんかみんな惹きつけられてしまいます。

一番の理由は本郷奏多の顔が好きだからだと思いますが、ヒステリーを起こして、みんなの帽子を取ってしまう花山ちゃん。物価対策のアイデアを出す花山ちゃん。

妻の手首に鉢巻を巻いてあげる花山ちゃん・・・・(;^_^A(;^_^A

なんか彼の四コマ漫画とか読みたくなってしまいますね(笑)

 

光る君へ 第一回「約束の月」

光る君へ 第ニ回「めぐりあい」

光る君へ 第三回「謎の男」


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相棒season22第13話「恋文」

2024-01-25 10:38:26 | ドラマ(相棒)

 

【ネタバレしています。】

ヤだわ~。亀山夫婦ったら、バカップル~ !!

妻にラブレター。二人でイチャイチャ。

なんか恥ずかしくなるぞって、にやにやしてたら、最後の右京さんの一人で手紙を書いているシーンに、胸がきゅんとして今回のドラマのあれやこれやが、みんな持っていかれたように感じました。

「宮部たまき様」とそこには美しい文字でそう書かれていました。

右京は、そこで手を止めて想いを馳せているようでした。

しみじみと何を思うと言う感じで、ちょっといいラストシーンでしたね。

ところで世界放浪の旅に出たたまきさん、お元気なのかしら。(引退してしまった中の人も。)

 

さて今回のお話の感想ですが、ちょっと殺人の動機に嫌なものを感じました。

確かに殺人の動機などに、共鳴できるものがあるはずもないことですが、安直すぎますよね。

遺体が出たら、自分の微かな夢も終わってしまう。ただそれだけで若い人の命を奪うなんて、絶対に許せないことで、もうこの時点でこの男に爪の垢ほどの同情も出来ませんよね。押したら倒れて死んでしまったと言うのも好きではないけれど、意思を持って凶器で殺しているんですものね。

青年が証拠を見つけて男を責めた時も、事の重大さに気がつかないで、家宅侵入罪だとか窃盗罪だとかわめき散らしていました。

嫌な男だな。妻が出ていきたくなるのも無理ないや。

私はそう思いました。

青年が言ってることが真実だったと思い込んで。

 

だけど真実は違いました。

男が語る真実。

妻は自殺。

だけど男は、その理由を妻の恋が一因をなしていると思っていたのだと思います。

「行く道はたぶん間違えていると思う。
だけど私の気持ちはずっと変わらない・・・・」←不正確

恋の想いを語っているようです。

(でもそれでもこの男が嫌い。止められたでしょう。この時点でいくらでも。)

ところがさらに右京はもっと本当の真実を語りました。

妻の生きがいは夫を支え続けることだったのです。

そのために画商(実態は闇金)の言いなりになってしまった。

爪の垢ほどの恋の想いなどなかったのでした。

「行く道はたぶん間違っていると思う。」それは死の選択をしたこと。

「だけど私の気持ちはずっと変わらない。」

それはあなたをずっと想っていますと言うことで、このキャンバスに書かれた遺書は、妻からの最高の最後の恋文だったと言う物語でしたね。

 

この男は不器用な男だった。そう思えば、嫌い度も薄まるかもしれませんが、やっぱり青年を殺した段階で、それは無理と言うものですね。

だけど、「キャンバスに書かれた恋文」には、ちょっと胸がキューンとなりました。

 

でも右京さんの手紙には負けた・・・・・・・(笑)

 

 

 


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2023年に見た映画のまとめ

2024-01-24 10:14:40 | 映画

実は2022年も、このまとめをやりたいと思っていました。

だけど毎日の暮らしの記録に追われ、とうとう手を付けられませんでした。

というわけで、今年はやってみようと言うわけなのです。

でも、2023年はドラマなどに嵌っていたので、本数で言ったら少ないのではないかと思います。また数などはあまり意味はなかったような気もします。

ただその振り返りには、やはり面白いものを感じます。

とりあえず、1か月の中で一番のお気に入りと言うのを選んでみましょうか。

 

1月に観た映画

写真は4枚ですが、「12人の優しい日本人」が入っています。

新旧問わず、皆面白かったです。

敢えて言えばやっぱり「天使と悪魔」だったと思います。

入院中に見たと言うのも、微妙な思い出です^^

2月に見た映画

「シャイロックの子供たち」も面白かったけれど、やはり「トイレのピエタ」が心に残りました。

 

3月の暮らし☆2023

この中から1本だけなんて選べません。

敢えてと言うなら、2本は旧作なので、映画館で見た「RRR」かな~。

 

4月に見た映画

この月はやっぱり「素晴らしきかな、人生」です。

5月に見た映画

この月はたくさん見たし、良い作品ばっかりでした。

1作品を選ぶとしたら、やはり「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME 3」かなと思うのですが、好みで言うと「レジェンド&バタフライ」か「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」かもしれません。だけど今も一番印象が強く記憶に残っているのは、じつは「NOPE」だったりするんですよね。

 

6月に見た映画

3本とも良かったのですが、やはり「怪物」でしょう。

7月に見た映画

新旧問わずで考えると、一番のお気に入りだったのは「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」になってしまうのですが、みんなそれぞれに良い作品だったと思います。

(「それ・・・」以外は・・・・アッ、ごめんね(;'∀'))

 

8月に見た映画

やはり「キングダム 運命の炎」でしょう。

だけど「ディア・エヴァン・ハンセン」も「線は、僕を描く」も他の2作も良い作品でした。

 

9月に見た映画 ☆ 2023

「ミステリという勿れ」じゃないのか、「ポワロ」じゃないのかと言われそうですが、旧作であり2回目でもあるけれど、やっぱり「愚行録」です。

 

 

 

10月に見た映画☆2023

私の推しは、ダントツ「ロスト・キング」ですね。

 

 

11月に見た映画☆2023

そりゃ、常識的に見たら「ゴジラ-1.0」でしょう。でもあくまでも自分の好き度が勝っている順で言えば「金の国水の国」になっちゃうのよね、これが(;^_^A

 

12月に見た映画

迷うことなく「アイ・アムまきもと」です。

 

でもまあ、その月の一番を決めていくことはあまり意味のないことじゃないかと思いました。ただいろいろと思い返したりできたので、意外と楽しいマイイベントだったかもしれません。

2023年は、映画館で洋画が7本、邦画が9本で合わせて16本見ました。

おうち映画では、洋画が21本邦画が28本、アニメが3本。

つまり全体では洋画が28本、邦画が37本、アニメが3本で、トータル68本でした。

68かと思ったら、やっぱり今年は少なかったなと思いました。

 

因みにこの数を数えることが楽しかったので、2022年も記事を振り返りながら数えてみました。記事を読みながら数えたので、これもまた楽しい時間でした。

映画館では洋画が5本邦画が7本アニメが2本。おうち映画では洋画が29本邦画が33本アニメが7本で、全体的には洋画が34本邦画が40本、アニメが9本でトータルが83本でした。

 

100を優に越していたのは昔の事になってしまいました。でもそれはドラマの一気見時間が増えたからだと思っています。

だけど映画から学ぶことはとても多く、やはり今年は(数には意味がないと思ってはいても)100作品視聴、映画館でも1か月に1本は見に行きたいと思っています。

映画館での目標本数が謙虚な数になってしまいましたが、昨年の生活を考えるとそれが妥当な数だと思います。

 

映画を見ることは、私の趣味の一つで大事な時間です。

「映画のある人生を」っていい言葉ですねって今思いました^^


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光る君へ 第三回「謎の男」

2024-01-22 16:22:40 | ドラマ (大河)

画像は記事には関係がなく、冬枯れの公園の木々。

 

謎の男は、盗賊(だろうか?)であり散楽の人でもあったわけだけれど、どうも最初から道長の正体を知っていたように感じました。だからいつも

「弟よ、弟。どうすれば・・・」の所で彼に迫って来ていたのだと思います。彼がその弟だと知っていたから。

最後に彼に近づいたのは、彼がここにいると、まひろに伝えるためで、あの時助けてくれたことに対しての、ある意味恩返しだったのではないかと感じました。

 

姉のために真剣に三郎を探す弟君が可愛い。

 

いや、もしかしたら「謎の男」って、道長のことかしら。

確かに彼は、今の段階ではどこの誰かもわからない、まひろにとって一番の謎の男ですものね。

連れてこられた男たち・・・・・まるで警察の首実検みたいでしたね。

 

しかし私はやっぱり切ない。

まひろが弟の太郎に三郎は貴族でないと言うと、凄く驚かれ、それでは釣り合わないからダメでしょうと言われてしまう。

この「つり合い」と言うのは、この時代の絶対的なものなんだと思いました。そしてその天秤は本当はどちらに傾いているものなのかと知っているテレビ前の人(つまりワタクシ)は切なく思うのでした。

弟君の名前って何だっけとHPで確認したら、幼名「太郎」。「三郎」は「三郎」にあらずだけれど、今のところ、「三郎」と同じくらい覚えやすい(笑)
次回からは「惟規」(のぶのり)。一回じゃ読めませんでした(/_;)

しかしのこの高杉真宙氏、見ていると、どうも
「あーた、何しちゃってるんですか !!?」と女らしいことが出来ないお姉ちゃんの代わりにテキパキと家事とかやりそうで怖い(笑)

(「私のお嫁くん」見てた?)

 

でも私が本当に怖くなってドキドキしてしまったのは、倫子の家で空気読まずに、一人勝ちしてしまうところかも。

または、赤染衛門が何かの歌(小野小町でしたっけ?)を詠むと、

「合ってます。」なんて言うのですものね。

空気読めっていうのも、大人の感覚でイヤラシイとは思うのですよ。

むしろ私は、そういうのは嫌いです。

でもそんな私でも、ドキドキしてしまいました。

だけど笑顔でその場を和ませ、または丸め込んで、倫子、立派じゃないですか!

 

また藤原実資は、かなり優秀な人だったのですね。女たちの圧には負けていましたが。

道兼は父の信頼を得たと思っているので、ほんのちょっとだけ丸くなった感じがしました。

公任や斉信など、道長の友人たちはみな優秀な人が多いと思いました。

だけど私たちは既に知ってしまっているわけなのですよね。

誰が一番の出世をしていくにかってね。

無欲に見える道長が、どんな風にして望月の人になっていくのかと、この先も目が離せませんね。

 


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12月に見た映画

2024-01-21 00:25:44 | 映画

12月に見た映画の感想です。

2022年から☆なども付け始めました。

☆☆☆☆ (あくまでも私が)大好きな作品

☆☆☆ は普通に面白く見る事が出来る。

☆☆  は、私には合わなかった。(他の人は分からない事です。)または見なくても良かったかも・・。

☆  はないです。そんな作品は、途中で離脱してしまうから、付ける必要もないからです。今までにそのような作品、あったかな?

★ 0.2 ちょい上と言う意味です。

またリンクは「映画 .com」に飛びます。諸々の情報はそこからどうぞ。

 

1.「怪物の木こり」☆☆☆★★★

怪物の木こり : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

12月に映画館で見た作品です。

感想は別に書きました。

映画「怪物の木こり」

 

2.「映画ネメシス 黄金螺旋の謎」☆☆★★

映画ネメシス 黄金螺旋の謎 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

普通に見ていた時には、面白く見ていたと思います。

だけど「死」に対しての見方に、どうしても共鳴できないものを感じてしまいました。

「普通に」と書きだしたら、内容をいろいろ思い出しましたが、たぶん数か月したら物語をすっかり忘れてしまいそうな感じがします。

 

3.映画「おみおくりの作法」☆☆☆★★

おみおくりの作法 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

「4」の「アイ・アムまきもと」の方を先に見ました。そのせいかもしれませんが地味に感じました。だけどやっぱりラストシーンに涙が出ました。

 

4.「アイ・アムまきもと」 ☆☆☆☆★★★

アイ・アム まきもと : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

ベースになった「おみおくりの作法」が素晴らしかったからか、そのリメイクの作品は更にその上を行ったように思いました。異常なくらいに空気が読めないまきもと

そこから微妙な笑いが生じるわけですが、中心の線の部分は太く、いろいろな事を考えさせられます。

一生懸命に生きてきても、最後に一人で死んでいく運命の人はたくさんいると思います。一人一人の死に向き合って遺族を探したり埋葬したり、自腹でお葬式をあげていったりするまきもと。そんな彼の仕事を否定し、彼の部署を取り上げてしまう市長への、一矢報いた悪戯には笑えます。なんたって無表情でそれをやるわけですからね。

阿部サダヲは良い役者ですよねぇ。

「頑張った。頑張った。」と私も、自分のとあるシーンでは言いたいものだと思いました。

ラスト、涙がほろほろとこぼれました。

「おみおくりの。。。」と違って、ほんの少しの満島さんとの彩があったのも良かったです。

 

5.「バグダッド・カフェ」☆☆☆☆

バグダッド・カフェ : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

お友達から勧められて見てみました。このヒロインも表情が豊かというわけではなく、そこに面白みがありました。

物事を好転させるポイントは、「掃除」「笑顔」「芸は身を助ける」でしょうか。

最初は怒ってばかりいたカフェの女主人との友情も良かったですね。

 

6.「ポーラ・エクスプレス」☆☆☆★

ポーラー・エクスプレス : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

サンタクロースを信じられなくなった年頃の少年が、真夜中に走ってきたその列車に乗って北極点を目指すと言う物語。

サンタを信じられなくなったからと言って、別に夢が無くなったとか想像力が無くなったと言うわけでは決してないと思っている私なので、そういう少年の元に現れたという設定からして、あまり共鳴は出来ないかも。

でもアニメとしては、よく出来ていて、映画の作品としてはいろいろとスリリングな展開にもなっていて楽しめたと思います。

 


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相棒season22第12話「惡の種」

2024-01-19 16:06:31 | ドラマ(相棒)

予告編を見て期待していました。

だいたい滝つぼに落ちて(滝つぼではないが)、遺体が上がらなかったら、「そりゃあね。」となりますよね。

 

右京の最大の敵だった南井の回の感想は

相棒16/第7話「倫敦からの客人」

相棒17第17話「倫敦からの刺客」

相棒18 第14話「善悪の彼岸~ピエタ」

相棒18 第15話「善悪の彼岸~深淵」

 

ただ彼の場合、落としどころが「認知症」と言う病気のせいだったみたいな感じで、なんか思っていた最後とは違うと言うか、がっかり感が少々してしまったのは確か。

それにその病気だったら、崖から転落後に助かったとしても、もう右京の敵ではないのよね。

で、最後の電話の「お父さん」は何を意味するのかってことになって・・・・・

わぁ~ドキドキってなったところで終わりでしたね。

 

この続きはいつヨン !?

そう思えるのは、面白かったからなんですね。

食物連鎖のように強き者は弱き者を捕食していく・・・・

でもこの場合は誰が誰よりも強いかは分かり辛いと思いました。とにかくその連鎖の頂点に君臨するのは、彼らを操っている人なのだと言うことは分かりましたが。

 

世の中には本当に出会わない幸せってありますよね。

今回の登場人物の中では、パワハラを訴えられて首になってしまった男がいたけれど、この人は首になっただけ。自業自得のラッキーマンじゃないかしら、むしろ。

あと、どうでも良いことが気になってしまったのですが、黒板にしろホワイトボードにしろ、

「ちゃんと消せ~ !! あんなの消したことにならないでしょう。次に書く人が困るでしょ !」って、思った人多数いたと思います(笑)

 

そう言えば‥‥って、別にケチをつけるわけじゃないのだけれど、お金って洗っても、そんなには綺麗になりませんよねぇ。

気になったので洗ってみました←お馬鹿さんな私(;^_^A

アッ、水洗いだけなのにピカピカに綺麗になった。でもこちらは全く変わらない・・・・。

綺麗になったのは平成のコインで、綺麗にならなかったのは昭和45年の年季の入ったコインでした。年季の違いなのね。

綺麗なコイン、気持ちが良いので、たまには洗ってみるのも良いかもしれませんね。

 

だからじゃないけれど、右京が見つけたとっかかりのようなものは、かなりの偶然だったかもしれませんが、サスペンスドラマの必然と言っていいと思うし、アイデア的には秀逸ですよね。

 

南井の事件と今回の事件の違いは、南井に操られた人は、自分の死さえ操られて、みんな喜んで自ら死んでいったような記憶がありますが、今回は誰も自分が死ぬなんて思っても見なかったように思います。

 

惡の花の種は、いったいどこにいるのでしょうね。

今回のお話、

ラストのシーンで「起承転結」の「転」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。

でも私には、今回は「起」にしか感じませんでした。

徳永さん、次回のこのシリーズ、期待してお持ちしています。

 

因みに「kiriyのお勉強コーナー」

この「惡」と言う文字、不思議な雰囲気を持っていますよね。

この文字の語源は、昔の墓所を上から見たところで、それを見た時に心が感じるざわつくような気持を「惡」と言ったところが生まれてきた文字らしいです。

やはり「惡」と「死」は、どこかで結びついているのかもしれませんね。


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真夜中の一人反省会

2024-01-18 01:13:56 | 梢は歌う(日記)

2月いっぱいで仕事を辞めようと思っていると言うことは、何となく書き込んでいると思う。

理由は数行では書けないことなので、今はそんなにはつべこべとは言わないつもり。

ただ、これもちょっとだけ触れてきたことだけれど、そのことを言うと、

「辞めて何をするの ?」という反応に、出会ったのは1回や2回ではない。

または別の人の、「仕事を辞めても他にやることがないのでボケ防止に働き続けた方が良いと思って、仕事は辞めないんだ。」という発言もけっこう耳にする。こういう発言を他の人が言うと、たいがい「そうよね。」と賛同を得ることが多いようだ。

これに対しても、私は実は思っていることがないわけではない。もちろん言っている人への反論ではない。人はそれぞれだから。だけどそう思っていないから、私は辞めようと思っているわけで、だけど思っていることがやはり数行では書けないので、書かないだけなのだ。

要するに真夜中だから。

面倒くさいじゃん。ちゃんと長々と書くと時間もかかってしまうしね。

 

とにかく今の私は、2月が終わり3月になって職業欄に「主婦」としか書き込めない自分に早くなりたいと思っているのだ。

 

が、とうとう我が家にコロナ君が入り込んでしまった。

彼、迷惑。(彼女かも知れないが)

家の中のあちらこちらの消毒などもし、他にも気を遣うことも多くて、普段もよろよろとギリギリで生活しているのに更に疲れてしまう。

だけど1週間の予定もみなぶっ飛んでしまったわけで、ずっと家にいる私。

ふと思った。

確かに家の中でやることは、今はほんの少し増えているわけだけれど、これがリタイア後の私の生活なんじゃないのかって。

 

正直言って、今この時、

「あかーーーーーーん !!」って思ってる。

超グーたら主婦になってる !!!!

イ・ドンウクが好きだからって、アマプラで12話あるドラマを2日で見ちゃうとか、ピッコマと言う漫画サイトで、1日だけ無料と書いてあったからって、17巻分の半分くらい読んでしまっていたり・・・・。

楽しいことや好きなことを、優先して楽しむことは決して悪いことじゃないと思う。

だけどこんな生活ではダメなんじゃないかと感じるのはなぜなんだろう。

 

やっぱり1日のタイムテーブルやスケジュールを明確にしておくことって大事な事よね。

なんだか行き当たりばったりで生活していると、やることはやっていても、なんだかグウタラしているように自分では感じてしまう。

それに改めて気がついたのだけれど、すべてがやることが遅い。

もう明日はもう少しテキパキ、頑張ろう。

 

反省しても、今思いつくのは、そのくらい。

それでもね、明日は今日よりも良い日になりますように。

 

 

 

 


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北欧サスペンス「エンド・オブ・サマー~消えた少年~」 (全6話)

2024-01-17 00:53:05 | 海外ドラマ

12月に見たドラマの備忘録です。

90日以内の再放送は無いそうなので、オンデマンドで見ていただくか、またの機会を待つかのドラマの感想で申し訳ありません。

海外ドラマの感想は、あまりタイムリーじゃなくても、意外と長く読んでくださる方がいらっしゃるので、かなり遅れたなぁと思っても一応書いておくことにしています。

ただし解説にはなっていないので、そんなにはお役には立てないと思いますm(__)m

 

12月に途中まで書いてあったので ↓ このような書き出しです。

久しぶりにwowowで北欧サスペンスを見ました。

サイトの解説をお借りします。

《<ストーリー>
都会にあるセント・ヨーラン病院。心理士ヴェラがカウンセラーをするグループセラピーに突然、青年イーサクが初参加する。イーサクは記憶が曖昧な幼少期に、友人の少年が失踪したと語り、ヴェラは驚く。20年前の夏の終わりの夕方、スウェーデン南部の片田舎スコーネで、まだ少女だったヴェラの幼い弟ビリーが行方不明になり、その直後に彼らの母親が自殺する悲劇が起きていた。イーサクはビリーについて何か知っているだけでなく、彼がビリー自身かもしれないとヴェラは疑うように。
ヴェラはスコーネに戻り、20年前の失踪について調べるが、かつて地元警察が母親の元交際相手を怪しいとにらんでいたことと、さらに恐るべき事実を知ってしまい……。》

なんたって、ヴェラが弟を最後に見たのが、「着いてこないで。」と一人で追い返した時の後姿なのです。

そしてその後、ビリーを溺愛していた母は、ヴェラの目の前で自殺してしまうのです。

そんな残酷な事ってあるでしょうか。

20年後に現れた青年をビリーだと、彼女がすぐに思ってしまうのも無理はないことだと思いました。

連れて帰ったら、父も兄も喜ぶかと思いきや、真逆の反応。

普通は良い方の結果を望むでしょう。これは何か秘密があるなって・・・・・だからサスペンスなのですよね。

 

要所要所で予想を無意識に立てていました。まあ、これがサスペンスを見るうえでは正しい見方じゃないかと思います。

ある部分では当たっていましたが、真実は思っていた以上の結末で驚かされました。

この「驚く」と言うのも、サスペンスを見るうえで大事な感情ですよね。

 

ネタバレなしだと書くこともあまりないわけですが、ただヒロインの女性は彼女の母親同様に、かなり自分勝手な人だなと感じました。

職場での禁を犯して、その弁明のために「会ってください。」と自分からお願いしたにもかかわらず、自分の都合で連絡もなしに反故にしてしまう。または今から会いたいと恋人の元に向かうと言っておきながら、またも連絡なしで行かない。これはみな真実追及をせねばならないと言うシーンで起きた出来事ですが、連絡はやっぱり入れなくてはねと思います。

単にそんなシーンを省いているだけかと思ったら、後でみんな謝っているシーンがあって、この女性の生活下手なのも、子供の時のトラウマがそうさせているのかもしれないと思わせるものがありました。そんな細かいところからも、もしかしたら傑作なミステリーなのかもしれないと思ってみたりみなかったり・・・・

結末には驚かされましたが、悲劇だなと思いました。

ただ悲劇であったとしても、真実を知ることによってでないと、前に進めないこともあると思います。このヒロインのヴェラのように。

 

 


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光る君へ 第ニ回「めぐりあい」

2024-01-16 16:40:22 | ドラマ (大河)

画像は記事には、まったく関係ありませんが、近ごろなかなかブログと向き合う時間が取れません。それで日記代わりに可愛らしい今日のおやつの画像を載せておきます。

マシュマロです。

そして

一回目の感想は

光る君へ 第一回「約束の月」

です。

この時、あとからX(旧ツイッター)で、そのタグを読んでいましたら、鳥を逃がしてしまったまひろと三郎が出会うのは、「源氏物語」の若紫と光源氏が出会ったエピソードとリンクしているのですってね。

更に読んでいくと、それは原作のと言うよりはむしろ「あさきゆめみし」のシーンと重なるらしいです。

「あさきゆめみし」の事は、

「どろぼう天使」☆私の漫画史

ある方を意識していました☆私の漫画史

で、大和和紀を取り上げた時に

『では次回は「はいからさんが通る」「あさきゆめみし」の感想を・・・・と思っていましたが、私がそれらを読んだ年代を思うと、ちょっと続けては書けないなと思いました。

それらの作品が誕生してきた背景には、漫画界に新しい風が吹き始めていたからだと、彼女のインタビューなどを読んで思い出したからです。

また、そのうちに熱く語る日が来るでしょう。

大好きな作品です。』と書き込んだのですが、次回がちっとも訪れなくて、ちっとも熱く語る日が来ていなかったのです。今年の大河のために、しっかりと読み直し熱く語っていれば良かったと思うのですが、後の祭りです。だけど年内にはチャレンジしたいかも。

 

で、今回も「源氏物語」リンクが何かあるのかと思ってしまいましたが、気がつかず、ただ「夕顔」という花の名前に反応してしまったばかりでした。でも「夕顔」だとあの時まひろが書いた歌は・・・・?

 

まひろの代筆業のシーンは面白かったですね。

紙を差し出したり、竹などを差し出したり、当時の生活などをうかがい知ることが出来そうです。

(初回の時の雨漏りのする家の筵の寝具にも、昔習った古文の授業なんかを思い出しました。)

だけどこの時、まひろは15歳。その時代では成人して、嫁にも行けるし(行くって言いうのかしら)子も産める(らしい)けれど、やっぱり15年しか生きてないわけで、それで大人たちの代わりに歌を詠んであげるなんて、やっぱり才能豊かだったのだと思いました。

しかも男の声を出して・・・・。

貧しい家の女たちは、みな働いていたと思うのですが、それでも外で働くなどと言うのは、いかに貧しくとも貴族の娘はやってはいけないのかもしれませんね。

だから唯一堂々と職業婦人として認められていたのは、宮中に上がるだったのかしら。

 

またやはり2回目でも感じたのは、やはり「切ない」でした。
恋愛ドラマの盛り上げ方の定番通りに作られているなと思いました。つまりそれは「すれ違い」です。

なかなか会えない二人に、私はその都度、ライターさんの罠にはまって「あーあ」と言っていました。素直な視聴者です(笑)

 

意外と切なかったのは、初回で思わずサイコパスと言ってしまった道兼と父のシーンでしょうか。

年齢を重ねて、道兼君もパパさんと馬でお出かけ出来るようになりました。

彼が渇望するものは父からの信頼とそれに準じる扱いだったと思います。今のドラマだと簡単に二文字で行ける言葉、つまり「愛情」です。

ところが父親からの彼のポジションは決められていて、長兄を光り輝かせるための存在だったのですね。

6年前にまひろの母を殺してしまった事を、父は知っていて、そのために(余計な一言を言ってしまった)彼の従者は、父に殺されてしまったのでした。

まるでその事があったから、汚れ仕事はお前だみたいな言い方だったけれど、元々予定通りで、父親にしてみたら良い理由付けが出来てこれ幸いってなもんだったのではないかしら。

怖いパパさんは、道兼君に帝への死なない程度の服毒を謀れと言ってきたのです。

 

だけど私は本当に嫌だなと感じ、怖いなと思ったのは、円融天皇の詮子への物言いよね。

あんなに大切にされ睦まじかったのに、子をなしたら女としてはお役御免はないよね。

「母として生きよ。」って、なんかムカムカとしてしまいました←ドラマだよドラマ(笑)

だってお宿下がりしますと言えば、どうぞ勝手に、だけど子は置いて行ってね。他の女と一緒に大事に育てるからさなんて言うんだよ、あの男は。
クズクズクズ←だからドラマだよってば。

 

戦国時代とは違って一気に大量に死者は出ないけれど、この時代はこの時代で怖いなと、本当にそう思いました。

 

だから本郷奏多の東宮には、癒されてしまった・・・・・(笑)

 

あっ、そうそう。三郎(道長)のお母さんもいつの間にか亡くなっていて驚きました。

というわけで(どういうわけ ?)、次回もとっても楽しみです。

 

 

 

 


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