森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

花桃の里、古河公方公園へ

2017-03-31 23:58:22 | お出掛け日記

いにしえの人はよくぞ言ったなあと思いました。

何をかって言うと「桃源郷」。

人々が夢に見るユートピアに咲くその花は、やっぱり桃の花だったのだな。

 

※    ※    ※

 

3月最後の31日に「古河公方公園」またの名は「古河総合公園」に行って参りました。

「公方公園」の方がカッコいいなと思います。

 

「日本一の花桃の里」とチラシに書いてありました。

その言葉を使っても許されるのではないかと言う美しさでした。

 

3月も終わりだと言うのに、本当に花でも見ないと「春」を感じる事が出来ません。

以下はずっと写真日記がメインです。

 

 

 

 

 

 

 

 

古河の「桃まつり」は4月5日までです。

出店・ステージイベント・野点などもやっています。

土日にはバルーンに乗れるイベントなどもやっているみたいです。

バルーン、乗りたかったな。

 

この公園の見どころは桃だけではありません。

ほとんどの人は桃にのみに気を取られて、訪れる人も今は稀なようですが、

 

「茨城県指定有形文化財・旧中山家」

 

「国重要文化財・飛田家住宅」

などもありました。

 

 

そこに咲いていた、スモモの花。

 

そしてふと足元に目をやると、種が飛んで広がったのでしょうか。あちらこちらにすみれの花が咲いていました。

 

 

春を教えてくれるのは、桜や桃ばかりではないのですね。

 

池のほとりに植えられていたニリンソウ。

 

柳の緑からもそっと近づいて来た春を感じます。

 

 

花たちが伝えてくれる繰り返される春の営みからは、生きる力を感じます。

だけどそれは、時には花からだけではなく、力強く生きているこんな姿からも感じたのでした。

 

 

お友達が電車の乗り継ぎをしっかり調べておいてくれたので、すこぶる順調で、

古河は思った以上に近所だったと言う印象を受けました。

 

なんだかあちらこちらに行きたい病にかかってしまったようです。

でもとりあえず、明日からはしばらくお掃除を頑張る予定です。

(後二分で4月1日だね^^)

 

 

 

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T-SITEと早春のこんぶくろ池

2017-03-30 23:59:50 | お散歩&写真日記

姉が遊びに来てくれました。

それでせっかくなので旅行気分を味わってもらおうと企画したのが、「T-SITEと早春のこんぶくろ池ツアー」です。

「ツアー」って勝手に名付けただけです。しかも…たった今 !  ^^;

 

完成された「T-SITE」を訪れたのは二回目です。

本の種類が半端なくて、雑貨などのお店も充実しているので結構楽しめます。

今日はここでは、

 このようなものを頂きました。見た目も満足ですが、甘さもしつこくなくて美味しかったです。

ここには「房の駅」と言うお店が入っていて、まるで千葉物産展のような感じです。

姉はここでピーナッツの塩ゆでやアサリの佃煮などを買い求めました。私もあさりとオキアミのセットを買い求めました。これは夕ご飯の時に家族に喜ばれました。ここに来るたびに何かを買っても良いなと思いました。

 

T-SITEを後にして、私のお気に入りの場所である「こんぶくろ池」に向かいました。

「早春の」と頭に付けましたが、何か春らしい風景に出会えるといいなと思っていました。

 

でもそれはまだちょっと厳しかったかも。

 

だけど昨年にはただ砂利があるだけだった入り口が、

綺麗になっていました。

そしてこぶしが咲いていた分だけ春めいていた「ふじ池」でした。

 

春は、そっと足元に来ていたかもしれません。

 

「ふじ池エリア」を抜けて「こんぶくろ池エリア」に入っていきました。

 

やっぱり森は良いなあ。

 

 

見上げてみれば、

 

飛行機雲が・・・。

 

姉と二人でこんぶくろ池の近くで、ぼんやりしようと座りました。そこに妹たちからラインが入り、「ぼんやりしている。」と書いて送っても、本当はぼんやりなど出来なかったのでした。

そこを後にして、

 

手賀沼の水源である「弁天池」の方に向かいました。

 

 

 

お昼は回転ずしに行き、その後に姉には家に来ていただき夕方近くに横浜に帰っていきました。

「のんびり」とは程遠い一日でしたが、楽しい一日ではなかったかと思いました。

私自信がそう感じたので、きっと姉もそうに違いないー。

姉君、いかがでしょうか。

 

今日は、13711歩歩きました。

足がパンパンです。

 

 

 

 

 

 

 


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浅草散歩その2 ☆【伝法院庭園特別拝観と大絵馬寺宝展】

2017-03-29 23:31:33 | お出掛け日記

浅草散歩その1 ☆ 【白波五人男】」の続きです。

美味しいランチも食べたし、浅草の街もちょこっと楽しんだし、さあ帰ろうかなと思ったその時に、門の所に看板が出ている事に気が付きました。

そこには【伝法院庭園特別拝観と大絵馬寺宝展】とありました。

期間限定の特別拝観などと言われたら、行ってみたくなると言うものじゃないですか。

 

 

その看板の所に「枝垂桜が咲きました。」とありました。気持ち的には
「わーい、お庭だ、お庭。」と言う感じだったのですが、入ってみたら「大絵馬寺宝展」の部分が、侮れない内容だったのです。

もちろん写真も撮れないし美術館のように絵葉書も売ってないし、HPに作品紹介なんかないので、上手に紹介できませんが、美術品として見応えがあったように思いました。

 

そして庭園の中に入っていきました。

 

 

 

 

せっかくの枝垂桜ですが、曇り空になってしまったのが悔しい所です。

 

 

 

 

 

桜には青空が似合うのに、大絵馬を見ている間に青空は消えてしまったのが残念です。

門の前に立っていた時は

こんな青空だったのに・・・・。

それでも浅草寺の奥にあのような庭園があったことなど知らなかったので得した気分になりました。

 ボケと

しゃくなげもどき。

 

 そしておやつを頂いて帰ってきました。

 

花桃、菜の花、枝垂桜とそっとやって来た春を堪能した一日でした。

 

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浅草散歩その1 ☆ 【白波五人男】

2017-03-29 09:09:15 | お出掛け日記

28日の火曜日は、「 中川フラワーパークの花桃祭り」を後にして浅草に行きました。

 

考えてみれば先週の火曜日も浅草に行ったわけで、もう『浅草』って近所 ?みたいな感覚になってきました…・って、二回で ^^;

だけど 「ふくろうカフェ<アウルの森>/浅草」の記事を書いた時に、koumama さんから、伝法院通りの面白い情報を頂きました。

つくばEXが出来て浅草は行きやすい街になったのですが、私はあまり詳しくなくて、いろいろと教えて頂けると嬉しいです。

 

この通りには

 

【白波五人男】が隠れているんです。

見つけてきました♪

 

 

浅草っていろいろ考えているなあと思いました。

この賑わいには隠された努力があるのかもなって思いました。

 

お昼は「ヨシカミ」でランチを頂きました。

ポークソテーとドライカレー。美味しかったです。

この洋食屋さんは、結構有名なお店だと思います。店内には著名な方の色紙もいっぱい。

その中で大好きだった林隆三さんの色紙を見つけ、お店の方に許可を頂いてパチリと撮らせていただきました。

 

 

浅草寺の前にも枝垂桜は咲いていました。

門前には着物を着た女性が多数。

はしゃぎながら写真を撮っていました。自然に耳に入って来た言語は日本語ではありませんでした。私たちがインドでサリーを着てはしゃいでいたのと同じだなと微笑ましく思いました。

この後は人形焼きでも買って帰ろうかなと思っていましたが、ふと門の前の看板に目が行ってしまい予定変更です。

その記事は次に書きますね。

 

※  お出掛けの予定が今週はいっぱいです。またもインとアウトのバランスが悪くなりそうなので、昨日の出来事は今日すべて記録しておこうと思います。だから今日は後一回は更新する予定です。

 

 

 

 

 

 

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中川フラワーパークの花桃祭り

2017-03-29 00:11:14 | お出掛け日記

春を感じたくて出掛けてまいりました。

八潮と言う駅に降り立ったのは初めての事で、そこからバスで少々。「中川やしおフラワーパーク入口」で下車しそこから5分ほど歩くと

 

満開の菜の花が迎えてくれました。

 

今年は寒くて花はみんな遅いのかと思ったら、花桃はピークを過ぎてしまっていました。

 

 これ、満開の時は凄かったですよね。

花たちは私たちの都合では咲いてくれないですものね。

 

でもまだまだ綺麗に咲いているところもあって

   

その可愛らしさを堪能しました。

それにやっぱり今は菜の花の見ごろ。

 

桜はまだまだつぼみも固いのに、枝垂桜が咲いていました。

 

 

 

この後、浅草に出てお昼を頂く事にしました。

先日も「ふくろうカフェ」に行くので浅草に行ったばかりなんですが、近頃何度行っても良いなと思っているのです。

そして今回の浅草では、ちょっとサクセスと言う事があったんです。

その記事は次回に書きます。


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てるみ☆ショック

2017-03-28 23:09:30 | 梢は歌う(日記)
 
「スミカスミレ」最終回

 ドラマのお話 2015年冬ドラマのまとめ既にタイムリーなお話ではなくなってしまいました。最近、いろいろとバタバタしております。このような時こそ日記ブログは更新しよ......
 

 上の囲みは昨年の3月27日に投稿したものです。またそこを開くと、その一年前の3月26日の記事にたどり着くと言うツリーになっています。一日ずつずれていますが、送られてきてから記事を書こうと思うので、真夜中になり日付が変わって何気にずれて行ってしまうのですよね。しかも昨日の夜中は眠くて記事更新はなりませんでした。

などと、またもどうでも良い事を書き込んでしまいました(汗)

だけどこの時期は、やっぱりドラマ感想記事が数年が続いていたようです。その時はかなり面白いと思って見続けていたドラマでも、一年や二年経つとすでに記憶になかったり、色褪せて感じたりで、本当に心に残っていくものは数少ないように思います。

だけどその数少ない記憶に残る感動に出会うために、多くのドラマと縁しているのかも知れませんね。

 

とりあえずドドドと続いたドラマ感想記事がひと段落したところで、いい加減に「インド旅行記」を復活させ終了させないとなとか思っています。

それもそうですが、まだまだ寒い毎日が続いていますが、季節は春なのだと思います。

春を感じたくて、またもお出掛けしてきました。

そのお出掛け日記も書きたいので、続けてまたもドドドと更新していきたいと思います。

 

だけどその一番最初の記事は、旅行会社の「てるみくらぶ」倒産の事です。

凄いショックです。

お金を払い込んで楽しみにしていた人や、既に旅行に出掛け、泊まるはずだったホテルに泊まれずに、また帰りの飛行機が勝手にキャンセルになってしまった人などの事を思うと、自分の事のようにブルブルと震えてしまいます。

なぜなら今回のインド旅行はこの「てるみくらぶ」を利用しての旅行だったのです。

旅行は2月だったのでギリギリセーフだったわけですが、最初の日付を決める時に3月でもありだなと言う感じだったのですよ。

 

格安の割には企画は面白いしホテルや食事にも満足できて、また利用したいと思っていたのです。

テレビで「てるみくらぶ」の事が流れてくるニ三日前に、そこからパンフレットとチラシが送られてきていました。

もちろん続けて旅行に行けるようなリッチWomanではありません。封も開けずに放置していました。

だから本当にテレビから、「てるみくらぶ」のニュースが流れてきた時には、本当にびっくりしました。

 

もう送られてきたパンフ&チラシは意味もないもので、捨てる事にしましたが、その前にしげしげと眺めてみました。

 

 

ああ、残念です。

だけど「残念」じゃすまない人がたくさんいらっしゃると思います。少しでも早く少しでもいい方向に解決しますように・・・・・。

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「そして誰もいなくなった」を見ました。

2017-03-27 16:19:00 | テレビ・ラジオ

「そして」のすぐ後に「、」を打つと、違うドラマのタイトルになってしまう。・・・〈竜也さんの ^^ 〉

因みに大ヒットしたアニメ映画「君の名は。」もタイトルの最後の「。」は重要なポイントだ。

だけど最近、アガサの小説で大好きな「終わりなき夜に生れつく」と同じタイトルの小説が気になって仕方がない・・・・。

って、話しはどうでも良い事だけれどね。

※          ※           ※

 

25,26日の二夜連続のスペシャルドラマで、渡瀬恒彦さんの遺作になってしまったこのドラマでしたが、見応えがありました。

アガサの作品の中でも人気の高い作品ですが、日本では初めての映像化だそうです。分かるような気もするんですよね。これの映像化を面白く作るのって、なかなか難しいような気がするのです。あまりに有名なのでミステリー好きの方々には、犯人は周知の所で、しかもこの作品があまりにも斬新で素晴らしかったものだから、それ以降のミステリーの諸々の作品に影響を与え続け、老いも若きもアガサの原作を知らない人も、犯人がどの人なのか分かってしまうと言う確率が高いと思うからです。

「オリエント急行の殺人事件」もそうですが、アガサ原作の作品は犯人当てやトリックを見抜く楽しさより、演劇としてのお芝居を楽しむことが一番なのかも知れませんね。

 

役者さんたちも贅沢でしたよね。

 

これだけの人が揃うと気も使ったのか、一番最初に死んでしまった向井君などは、それまでのセリフ数も多かったように思いました。

集められた10人は法では裁けなかった殺人者たち。

だからと言って殺されてもいいやと言う風には思えませんよね。

「自分の命の終わりを悟った犯人がその命の終わりを知って、その裁けなかった者たちを正義の心で断罪する」と言うものではなく、はっきりと自分で殺してみたくなったと、命の灯の消える直前に、自分の願望を叶えたと告白するシーンのサイコっぷりが素晴らしかったです。

日本のドラマにはすぐに上の文で「」の中にくくったような理由にしちゃう、ちょっとお涙頂戴的で、被害者より加害者に寄り添っちゃうものがあるじゃないですか。

それ、ちょっと苦手。だから最後の犯人の告白には震えるものがあったし怖く感じました。

普通の顔をして、だけど、彼は狂っていたんだと思えました。

 

犯人は分かってしまうと言いながら、一応、遠回し・又は避けて書いてます。そのために分かり辛い文になっていますがご了承ください。

 

いそいそと準備して、嬉々としてトリックを仕掛ける・・・・そこを想像すると、本当に怖いです。

 

サスペンスの映像化は本当に難しいものがあるなと思うのですが、アガサ自体がシナリオを書いた戯曲ではラストの人形は結婚してそして誰もいなくなったと言うもので、その最後を変更させたのだとか。

このドラマのオリジナル部分である、原作にはいない沢村さんの刑事の登場シーンは意外と良かったです。短い登場時間でありながらキャラがたっていて、この刑事たちの他の事件も見てみたいような気がしました。

「この犯罪は芸術なんだ。」と言う犯人の最後の言葉に、きっぱりと否定するところに好感が持てました。ただそれを犯人に伝えることは出来ないわけですが。

 

ちょっと気になったのは人形が「小さな兵隊さん」になっていましたよね。島の名前も「兵隊島」。

これは童謡が元になっているミステリーなんで、良いのかなと思いましたが、元は「Ten Little Niggers」で、この「 Niggers」が差別用語と言う事で、後に「Ten Little Indians」と差し替えられたそうです。この10人のインデアンの歌で知っている方は多いのではないでしょうか。ところが最近、その「インディアン」も差別用語であると言う事で、「小さい兵隊さん」となったようです。

もともとマザーグースの歌は怖いものも多いのですよね。

その怖い歌をもう一度見てみたい方は→こちらで

 

<ある意味、ネタバレしています。↓>

※         ※        ※

 

渡瀬さん、素晴らしかったです。

あの呼吸器は本物じゃなかったのかしら。

途中で痛み止めを飲むって言うのも、本当だったんじゃないかしら。

思わずそう思ってしまいました。

最後まで彼は役者として生きて逝きましたね。

最後に素晴らしい作品をありがとうございました。

覚えていられる限り、忘れませんから。

        

 

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おんな城主直虎第12回『おんな城主直虎』

2017-03-27 00:15:18 | ドラマ (大河)

どうでも良い事だけれどね、この12回はサブタイトルも「おんな城主直虎」なのよね。

だからタイトルは今までのスタイルを貫いたら、「おんな城主直虎第12回『おんな城主直虎』」となるわけ。それ、なんか楽しそうねと思いつつ、何かが許されないような気もしちゃうのよね。・・・・・・・・(追記・他の皆さんに倣うと言うわけではないけれど、皆さん、ちゃんとそう言うタイトルで堂々と書いていたので、私も訂正することにしました。小さなことに拘るちっちゃな私・・(^_^;)

またしてもどうでも良い事だけれど、なんか今日のワタクシは、まるで歌の「ドロップスの歌」みたいなものよ。

朝焼け見て泣いて、夕焼け見て泣いて…ではないけれど、朝は録画のファンタジー大河「精霊の守り人」を見て泣いて、夜は大河の「おんな城主・・・」を見て泣いて・・・・。

でも私の涙は別にドロップスにはならないの。当たり前だけれどね。

 

だけど泣けたなあ。

あんなに冷たい水を浴びて願掛けしたのに、その時愛する人は、今まさに命を奪われそうになっていたのですから。

倒れたその時に、直親の幻影を見る次郎。

「帰って来たのか。」

 

高熱を出して生死の境をさまよう次郎。思わず幻影の(たぶん)直親に手を差し出す次郎。その様子を見て、母は次郎の手を取りその手から何かをはぎ取るように言うのです。

「直親。この手を放すのです。」と。

如何に離れ難い大事な人であっても連れて行ってはいけないのです。

なんかこの演出にまた泣けました。

 

母にはこの二人の幼い頃からの、切っても切れない繋がりが分かっていたのです。

 

直親たちの遺体を引き取りに行く南渓和尚一行の姿にも、またまた泣きました。

井伊の一族は小さな家族のようなものです。そして子供の時から可愛がり見守って来た僧侶たちにとっても直親は大事な人でした。声をあげて泣く傑山たち。

 

そして案の定、今川はまだ幼い虎松の命も差し出すようにと言ってきました。それを回避するために、直平をはじめ井伊の男たちは戦場に駆り出され継ぐ者が虎松のみになってしまいます。でもこの事を裏で手を引いていたのは、なんと政次だったのです。

 

政次・・・どうして!?

政次には政次の考えがあっての事に相違ない。まだ諦めきれなくて、そう思い信じたい私です。

 

彼の父は死ぬ前に彼に言いました。

「お前は必ず私と同じ道を歩む。」と。

歴史は繰り返されているのです。

井戸の所で、しゃあしゃあと嘘をつく政次。

「今川に、捉えられて、大変だった。今は、直平様たちの、忠義が、・・・」

政次の話し方が、まるで父親と同じじゃないですか。

凄いぞ、一生さん。

一生さんは凄くていいけれど、・・・だけど政次、どうして !?

やっぱり政次には、彼なりの考えがきっとある・・・ !

↑ しつこい。

 

 

「帰ってきたら一緒になろうと直親は言った。それはこう言う事だったのかも。」と次郎は還俗して直虎になり、直親の生きるはずだった人生を歩もうと思うのです。

かくして「おんな城主直虎」は誕生したのでした。あの饅頭のお話を思い出してしまいました。あの時の決断が今役に立つ時が来てしまったのですね。

 

ああ、だけどずっと逃亡していてやっと戻って来ることが出来たのに、亀が可愛そうだなって本当に思いました。

 

そう言えば、NHKのHPの人物紹介欄。亡くなった人は白黒写真に変わっています。なんだかいきなり白黒写真が増えてしまって大変な事になっていますよ。

 

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精霊の守り人『悲しき破壊神』/第9回呼びあう魂

2017-03-26 17:35:30 | テレビ・ラジオ

なんだかドラマブログみたいになって来てしまいました。
でも映画を見たりドラマを見たりすることは、私の趣味の一つなので、このシーズンの変わり目はどうしてもドラマの感想記事も多くなってしまうのですよね。

そうすると自分の備忘録として成り立たない部分も出て来てしまうので、時々更新している日記ブログ「果樹園のティータイム」をまた再開しました。気が向いたらいらしてくださいね。

※      ※      ※

何を朝から泣いているのかと夫に言われました。

それは朝から録画してあった「精霊の守り人/悲しき破壊神」の最終回を見ていたからでした。

 

チャグムがタルシュの刺客に囲まれて絶体絶命なシーン。

― 早く~、早く来て~、バルサ~ !!!

と言うのは、私の心の中の声。

来ることは分かっている。 

チャグムがここで死ぬわけないから。物語だから。ドラマだから。

それでもドキドキする。

だけどチャグムの命ギリギリのところで、バルサが刺客の背中をバーンと踏み台にしてチャグムの前に現れて、

「私の後ろから離れるんじゃないよ。」と言うのだ。

チャグムはずっと昔にバルサが同じことを言って自分を守ってくれた日の事を思い出す。あの時と変わらないバルサ。

 

戦闘シーンなのに、私はハラハラと涙があふれてしまったのです。

なぜならバルサの愛は母の愛と全く同じ。

なんか泣けるわ~、もう。

 

それにシハナにせよバルサにせよ、その戦いのシーンのカッコよさってないなと思いました。日本の殺陣とアクションは進歩したと言うか変わりましたよね。もう壁なんかを3歩ぐらい駆け上がって向きを変えるなんて事は常識の世界のような気もします。

 

物語的には、ロタ国の南の領主に囚われていたチャグムが、シハナたちカシャルに助けられてロタ王に会うのですが、同盟を結ぶことは出来ませんでした。

ならばカンバルと同盟を結ぶ事が出来たならばロタも考えると言うのです。カンバルの王はバルサの敵。チャグムはバルサを裏切ることになると思いながらもカンバルに向かいます。

 

タルシュの追っ手を倒して再びチャグムとの旅が始まるバルサ。バルサは言うのです。今の私の敵はチャグムの敵だと。そして私の願いはチャグムの願いが叶う事だと。

やっぱり母の愛だな・・・・(ノД`)・゜・。

 

「精霊の守り人」の第三部は、今年の11月からです。凄く楽しみです♪

 

※          ※           ※

 

ところで私の「精霊の守り人」の感想は、ちょっと危ないお父さん、帝視点で書いていたと思うのですが、このシリーズ、予想以上に帝の出番が多くて嬉しかったです。

私は原作は「神の守り人」までで、そこまでだと、あまり出てこないし出て来てもろくでもない感じで終わりです。まだ読んでいない「天と地の守り人」ではかなり出てくるのかしら。気になって、やはり原作は読む事にしました。

最終回の帝の帝たるシーンは、力強く美しかったですね。

すぐさま、「タルシュに降伏せよと言っているのか。」と切り返すところなどを見ると、聖導師などが言うような〈遠回しに〉何の力もないような人には思えないのです。

今までの回でも、サンガル王との会話で争い回避の為にお金を差し出す話を拒みはしなくても、しっかりと嫌味などを言う姿などなかなかじゃないですか。

「よくぞ私の息子を殺してくれた。」なんてクズっぽい事を言うけれど、その顔は晴れ晴れとしていなかったし、何かを思っている様にしか見えなかったのです。

 

シーズン3ではどうなっていくのでしょうか。

この美しき帝には、出番が少なくてもドキドキさせられそうな気がします。

 

またシュガが仕掛けた罠に聖導師がはまってしまいましたね。シーズン1ではこんな壮大な物語になっていくと思っていなかったので、この人がラスボスなのかと思っていました。だから彼が内通者だったとしても、やはりと思ったのですが、彼もまた国を思っての事だったのですよね。

帝を亡きものにしてもタルシュと闘わずに国を差し出すのか、清き美しき国を守るために累々と死者の山を築くのか・・・・・。

だからチャグムはカンバルに馬を走らせなくてはならないのですね。

 

『悲しき破壊神』は以下の本が原作になっています。

神の守り人〈上〉来訪編 (新潮文庫)
上橋 菜穂子
新潮社

・・・・

神の守り人〈下〉帰還編 (新潮文庫)
上橋 菜穂子
新潮社

・・・・

本の感想を書いていませんが、これは本当に面白くて最後までどうなってしまうのかハラハラドキドキしました。終わり方もドラマよりも素敵だなと思っています。

これはチャグムが出てこないから仕方のない事ですが、単独でやって欲しかったような気もします。

・・・

蒼路の旅人 (新潮文庫)
上橋 菜穂子
新潮社

・・・・

天と地の守り人〈第1部〉ロタ王国編 (新潮文庫)
上橋 菜穂子
新潮社

・・・・・

あっ、そうだった !!

原作者の上橋菜穂子さんのブログに、6回でのログサム王と帝との対面のシーンの事が書かれていて、竜也さんの事を凄く褒められていますね。

こちらです。


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相棒15第18話最終回「悪魔の証明」

2017-03-25 23:07:24 | ドラマ(相棒)

最終回であっても、その日が9時までお仕事では8時スタートの最初から見ることは出来ませんでした。

やっと昨日、録画してあったものをゆっくりと見る事が出来ました。

頭から見てみると、なかなか良かったです、これ。

 

でも水曜日に9時から見始めた時には、ちょっとだけなんじゃこれはとお話についていけないで思ってしまいました。

スパイと情を交わしたらそれだけでは済まないと言うのは、まあまあ分かるような気もするけれど、やっぱりどうしても子供の父親は誰なのかを探ると言うのは、心情的に下衆っぽく感じてしまったんですよね。

でもそれはー。

例えば絵画を近くから見る、遠くで見る、真横から見てみる。それで感じて来るものが違う場合があるじゃないですか。

今回の「相棒」はまさにそんな感じがしました。

途中から見た時と、頭から見た時と印象が違うように感じたのです。

面白いシーンや見せ場など、また解説シーンなどもみな後半に詰まっていたにもかかわらずにですよ。

やはりドラマのみに限らず何事も全体をしっかり見て、一部のみで判断してはいけないと言う事ですよね。

 

しかし「相棒」は時々世相反映。

「悪魔の証明」って、今現実にどこかで要求されている事なんじゃないかしら。。。。

 

しかし結局は、秘密は封印された壺の中…でしょうか。

確かに子供とその子の親の秘密は公になり、美彌子にとって掴まれてしまったら弱点にしかならない秘密は無くなりました。

甲斐峯秋を使って幹部たちも黙らせました。

そしてその疑惑の嵐は止んだかのように見えました。

だけれどそれは黙らせただけ。本当の真実は分からないのです。もちろんその真実などは皆が知る所ではないものなのかも知れません。だから右京も黙った。でも壺は割れてはいなかった事を峯明の所に確かめに行ったのだと思います。

「私はこのままでは終わら無いよ。」

優秀な彼女を守るためにやったと甲斐峯秋は言いましたが、実は自分の為だったと言う事を右京の言葉で、気持ちを吐露してしまいます。

ー自分の為 !?

と、私は思いました。峯明は自分の為に優秀な人材を自分側に付けておきたいのだと思います。でも結局は利用されただけなのでは・・・?

 

割れなかった壺の中には、なんとなく皆が勝手に思い込んでしまうような「愛の物語」だけが入っているのでしょうか。

砂糖壺の中には砂糖が入っている・・・・と言うわけではないと言うのがサスペンス。

なんとなく最後の亘と美彌子のシーンには、もっと何か違う伏線があるのだと感じたのでした。

 

そしてこれは布石だと思いました。

ネットニュースなどで言われているような反町さんが、視聴率低下の犯人みたいな説を、私はまったく指示していません。彼が中途半端な官僚の出向などと言う立場から抜け出した今シーズンは凄く良かったし、「相棒」ぶりも似合っていました。だけどだいたい3シーズンで「相棒」の相棒は交代が多いじゃないですか。次のシーズンが「相棒」自体の最終章にならない限り、次の相棒交代劇は起きると思います。そのための布石なのではないでしょうか。

 

「想像が及ばないならば、黙っていろ。」

かつて右京が相棒である人に、そのような言葉を言った事があったでしょうか。

「右京さん、あなた、何様だ・・・ !」

 

この「花の里」でのシーンは、凄く上手く撮れたなと思いました。

撮り手も役者さんも、チョー気合が入っていたなと感じました。

撮り終り「はい。」と声がかかった時に、お互いに顔を見合わせて微笑みあったのではないでしょうか。

劇中では何気に和解し物語は進んだように見えたのに、最後はこのシーンの言葉をそれぞれに思い出すところで終わりました。

 

あぁ、みぞみぞするわぁ。あっ、違うか。

 

あっ、そうそう。

私も嬉しかったですよ~♪

成宮君のシーン。

夫殿が

「あっ、成宮、出したな。」って言いました。

 

未練がましく、私は彼の引退が残念でたまらないのです。

かつてダークナイトであろうとも、あの夫婦には子供を抱いて出てもらいたかったから。

ドラマで退場しても、仮想空間の見えない所でその後の人生は続いているわけだから、いかようにも物語は繋ぐことが出来ると思うのです。でもその俳優さんが引退してしまっては無理と言うもの。

成宮クーン、かむばーっく!!!

 

あれっ ?

同じことを前にも言ったなあ。

と言うわけで、今シーズンも私の気ままな感想を読んでくださった皆様、ありがとうございました。

 

最終回視聴率は16.2でキムタクドラマにギリで勝ちましたね ^^;

 

(刑事部長の饅頭コントも便利に使われる捜一コンビ、けっきょく勝てない青木などなど・・・・スルーしてごめんなさい。レギュラー様たち愛してます♪)


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