森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

猫ブログ

2011-05-31 00:16:44 | 猫さま日記

 

「ももち~、そこで何しているの?」

「ママチの代わりにブログ書いてるにゃ。」

「じゃあ、任せたよ。」

「あいにゃ!

ええと、あたしのおやつはにぼしとじゃーきーです。」

「ええと、あたしは、なぜられたりだっこされたりするのはきらいなの。」

「ええと、だけどさいきん、パパチにだっこされるのはなれてきたの。」

「ももち~、そこで待っていてもももちのご飯は出てこないよ。」

「にゃんですって。それよりにゃ、あたしのうしろのピンクのもやもやはなあに。」

「ああ、そこはちょっと見られたくなくて。」

「ふん、だめにゃ、そんなことでは。いつひとがきてもいいようにへやをかたづけるのにゃ。」

「はい、ニャンコ先生。」

 

なんだか偉そうにしているももち。

でも、

「ママチ~、そこでなにしてるのにゃ~。」

「わっ、何、その巨大顔は!・・・お茶、飲んでいるんだよ。来る?」

 

「うーん、うーん。ちょっぴり行きたいけれど、やっぱり行かない。そこ、ちょっぴりこわいにゃ。」

 

「お友達に貰ったんだよ、この薔薇。綺麗でしょ。」

 

「桃ってピンクのことなんだよ。ももちゃん色の薔薇。」

 

「しーらない、あたし。」

ももって、時には何でも知っているような顔をしている。でも何にも分からないような顔もしているね。

だってあたし、猫だもん。

 

 

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イ・ロ・イ・ロ・

2011-05-30 00:34:00 | 梢は歌う(日記)

激しい雨の一日でしたね。明日も朝はまだ雨が残るようですよ。雨スタートの月曜日ですが、皆様お元気でいきたいものですね。

タイトルが「イ・ロ・イ・ロ・」なので、イロイロメモ程度に書いていこうと思います。

 私が、「放送文化基金賞 」についてスルーなのはどういうわけだと思われている方もいらっしゃるかもしれませんね。実はスルーはしていないんですよ。ツイッターで呟いたら、なんとなく満足しちゃっていたのですよね。でもやっぱり出遅れてもブログにも書いておかなくちゃいけませんよね。

『遺恨あり』などに放送文化基金賞 特別賞は児玉清さん ←リンクしてます

第37回 放送文化基金賞 受賞一覧

なんとなく出遅れて書いているのって、意外と気恥ずかしいですね。知ってるよとか言われそうで・・・。

でもそのお陰で『遺恨あり』の感想をまたたくさんの人が読んでくれたみたいで、ありがとうございます。

『遺恨あり』は作品としても本当に良くて、それを演じた藤原君の演技も凄く良かったものね。良いものが正しく評価された事は凄く嬉しいですよね。

 忙しさピークも終わったので、見たかった『ジュリエットからの手紙』を観に行きました。その映画の感想は→こちらです。

 

サラポカ シリーズ サラポカ アイピロー アルファ ピンク
アスカム
アスカム

突然ですが、今の私のマイブームは「アイピロー」です。先日テレビでもやっていたのですが、目の使いすぎから来る「夕方老眼」なるものに、私の症状が凄く当てはまるのです。その対策として、目をお風呂の温度くらいのタオルで暖めると良いのですって。お風呂と同じ温度なので、お風呂に入った時にタオルを目に載せてリラックスタイムを持つのも有効らしいです。

そして、もっとおしゃれに決めたい時は、「アイピロー」となるわけです。

リラックマ 温冷アイピロー
San-X
San-X

↑ こんなのもあるんですよね。可愛い♪

 

 忙しさピークを抜けたと書きましたが、なんと突然、ずっと抜けちゃいました。もう「毎日が日曜日」と言う日は近いですよ。

でも、それって運命なのかなと思うのです。仕事に関しては自然消滅で子供がいる間は頑張ろうと思っています。でも近頃本当に辛かったのです。花が枯れるように体力がなくなっていくというか・・・。コレって仕事で疲れてるとか言うのじゃなくて、洗濯終わっても休憩し、ご飯を作っても疲れちゃって、どっか悪いのかなあとか心配になってくる有様です。

夫が「歳を取るってそう言うことさ。」と言いました。
「あなたもそうなの。」と聞くと、「そうだよ。」と答えました。

男の人はもっと大変ですよね。疲れたと言っては横になったりする事なんて出来ないわけですから。通りで土日、これでもかと言うくらい寝ていられるわけなんですね。

お仕事を失う事は、すなわち減収にもなるわけですし、何よりまた別れが辛いのです。確かに変な時期なので、損害も大きくて(教材費分とか)色々と考えてしまう事も多かったので、一日は元気もなくなってしまったのだけど、繰り返し夫が「良かったね。」と言うので、今は良かったとしか思えません。

いつか辞めようと思っていたお仕事ですが、こんな風に吃驚するような終わり方をしていかないと、たぶん辞められないのだと思います、私。

今、ふと気がついたのですが、突然仕事を失ってなんて書くと、なにか重要な落ち度があってそうなったと誤解されても困るので、一応書いておきますが、それはないですから大丈夫です。

 仕事を失った・・・と言う関連で言うと山本太郎さんの事に触れるべきなのかもしれません。

原発は芸能界ではタブーだと、前から言われていましたよね。要するにスポンサーの関係ですよね。

でもね、今は平時ではないんですよ。今は言うべき事のある人は、または言う力のある人は、しっかりと言うべき時代なのだと思います。放射線が見えないのと同様に、なんとなくいつもの生活が続いてはいるけれど、見えない恐怖と向き合っている非日常の毎日だと思ってもいいと思います。

そこに平時の常識を持ち込んで、はっきりと「反原発」と叫んだ人から仕事を奪ったりするのは、非常識だ!

他の人に迷惑を掛けるからと、山本さんは事務所まで辞められたのですよね。

でも、こんな風にみんながそのいきさつを知ったり、それは違うよと発信していけば変わってくるものもあると、私は信じたいです。

いや、しかし・・・

思いついた順番に書いているので・・・こんな風になってしまったわけですが、なんだかこの事が「アイピロー」の下で良いものか、ちと迷うところでもありますが、今から組み替えるのは、結構大変なのでお許しあれ。

 おしゃべりは尽きないので、後ひとつだけ。

  ←「はい、コレあげる。」って、ラッタ君。

「えっ、何コレ玉露じゃない。高いよね。なんで?」

「母の日、何にもなかったから。で、今年の母の日は過ぎてしまったので、もうそれはそのままなかったことにして、コレは来年の母の日の分です。」

と言うわけで、来年の母の日のプレゼントを貰いました。玉露はほんのり甘くて美味しかったです♪

 

 

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黒鳥―ブラック・スワン

2011-05-28 22:12:31 | 漫画・マンガ・まんが

・・・・・・

黒鳥―ブラック・スワン (白泉社文庫)
山岸 凉子
白泉社

先に、映画ブログ近未来二番館のお知らせです。ナタリー・ポートマンの「ブラック・スワン」の感想をアップしました。→コチラです

映画は一応サスペンスと言うジャンルに分類されているみたいですが・・・

映画を見ていて、ふと脳裏によぎる不確かな記憶。

なんだかヒューマンサスペンス(そんな言葉があるかどうかは知りませんが、なくても今私が作りました。)で、ブラック・スワンと言う何かバレエの漫画があったなと。

有名な「白鳥の湖」ですが、白鳥と黒鳥は同じ人が踊らなくてはいけないのとふと思った疑問。そう言えば私のバレエの知識はほとんどが漫画からのものだなと思いました。その知識によれば同じ人が踊らなくても良い事になっていたような・・・

そう思ったら、この漫画の事を思い出したのです。

家に帰って本箱を見たらありました。

読み直してみたら、こちらも傑作。小品ながらかなりの読み応えがあります。なんだか映画とも共通する部分も。山岸涼子先生はヤッパシ天才だわ。

他に「貴船の道」「緘黙(しじま)の底」「鬼子母神」。みんなテーマは重めです。

 


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薔薇の季節

2011-05-25 00:51:54 | お散歩&写真日記

 今週、中学生の中間テストがあるので、ちょっとだけ忙しい。。。

 &ちょっとだけ疲れています。

 

 【オクラホマ】 

 

 だけど花にはいつも心癒されています。

 

 【ゴールデンメダイヨン】

 

 ベランダの花の植え替えもしなくっちゃ。やりたいことはたくさんあります。「ジュリエットからの手紙」も見たいし「パイレーツ」も見たい。「写楽」も「レンブラント」の作品にも会いたい。欲張りなんだ、私。欲張りなんだけど・・

 

 

 

 

 

 文章も綴りたいけれど、今はちょっとだけ我慢です。いろいろ我慢。でも、その我慢って言うのも時には良いものよね。次の楽しみが膨らむってものでしょう。

ところで「マドンナ・ヴェルデ~娘のために産むこと~」、最終回は良かったですね。松坂慶子は本当にマドンナみたいでした。薔薇の花のような人だと思いました。

明日も頑張ります♪

・・・もう、今日でしたね。今日も良い一日でありますように☆

 


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雨を見ているよ

2011-05-24 11:32:07 | 詩、小説

 

 

猫が雨を見ているよ

落ちていく雨のひと粒に

何が映っているのかな

 

5月の新緑

子供たちのカラフルなアンブレラ

誰も乗っていないブランコ

 

猫が雨を見ているよ

不思議で優しい水の音

あの音なあに

耳だけが動いている

 

 

 


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薔薇の季節&おしゃべり

2011-05-22 01:50:34 | 梢は歌う(日記)

 

前回の記事では「バベル」で連想した事を、つらつら綴っていくと書いたのですが、如何せん、この季節気が散ってしまう事ばかりです。なんたって「薔薇の季節」ですよ。いつもこの季節は近所の公園の薔薇園に行って、薔薇に酔いしれる事になっているのです。

今年は行った日が早めで良かったのか、本当に今が盛りで美しかったのですよ。薔薇の画像と一緒に、真夜中のおしゃべりです。

そう言えば、このブログ、近頃「花不足」だったかしら。

この「~不足」っていう言い方、自分ではあまり使わなかったけれど、最近気に入っている言葉です。

激しく「竜也君不足」です・・・と言う風に使うのですよね。

そう、不足していましたね、ちょっとの間。映画も撮り終わったみたいだから、次の情報が出てくるかなと思ったら、出て来ました~。

と言っても、ブログに書くのが遅かったので、もう皆さん知っているんじゃないかしら。

フジ、東野圭吾初期の3作品をドラマ化!永作博美、藤原竜也、常盤貴子主演で3週連続放送

6月17日(金)「ブルータスの心臓」、楽しみです。でも原作が東野圭吾かなと思うと、かなりドキドキしそうで怖いです。

  

今日・・・ではなかった、昨日ですね、もう。

そう、昨日21日に飛び込んできた訃報は悲しかったです。長門裕之さん、77歳にて逝去。

普段特別に好きだと意識した事はなかったのですが、この人を想うと「閣下」と自然に思ってしまうのです。

そう、この「閣下」と言うのは「相棒」に出て来る役名です。長門さん=閣下なのに、この閣下と言う人は、「相棒」シリーズでたった2回しか出てこなかったのですよ。

シーズン1の最終話「午後9時30分の復讐 特命係、最後の事件」とシーズン4の1話目「閣下の城」です。この「閣下の城」には先日亡くなった田中実さんも出演していて、是非もう一度見てみたいと思います。

半端でない強烈な印象があった閣下。

それだけ素晴らしい名優だったということですね。

ご冥福をお祈りいたします。

 

  

昨日、病気で仕事を止めていた人が、ようやく体も気持ちも復活させて、履歴書を送ったところ、応募者多数の為に履歴書が返送されてきたと言う話を聞きました。

「面接くらい受けさせてよ。書類で落とすってことは年齢でしょ。」と彼女。

「いやあ、顔かもね。」と私。

おっと、失礼いたしました。そう言うことがいえる間柄な人なわけで・・・・

だけどね、面接ぐらいちゃんと遣ろうよと思ってしまう、私も。選ぶほうも、そんなに人を見る力なんかないくせに、偉そうに何を履歴書見ただけで振り分けてるんだ、ばーか。と、私が変わりに遠吠えをしておいてあげましょう。

だいたい面接したって、その人を見抜く力なんかないくせに。

働かせてみなさいよ、バカみたいに働く人なんだから。

まあ、このぐらい吼えたら良いか。

だけど、大切な事を見逃してはいけないんだと思うのですね。それはスタートを切ったと言う事。

始めなければ始まらないのだ、何事も!

うーん、・・・・

何をどうしたらという事は、皆目検討も付かない事だけれど、頑張る、私もって気になってきますよ。

 

 元気が出る黄色。

 さらに元気が出るオレンジ

 清楚な白

 可愛いピンク

 

薔薇の季節は始まったばかりですね。

 

 


 

 


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バベルの塔の・・・

2011-05-19 01:33:19 | 思いつくまま

別にキリスト教徒でもないのに、このバベルの物語って、結構みんな好きなお話なんじゃないのかなと思うのです。比喩としても使いやすいと言うところがね。

バベルの塔と言うと、この16世紀の画家、ピーテル・プリューゲルの絵が有名じゃないですか。この絵は凄く雰囲気を醸し出していて、尚且つ寓話的な何かを訴えてくるところがたまりませんよね。

 

 

ちなみにバベルの塔のお話は、詳しくは→こちら

ところで「バベルの塔」と言うと、このブログにきて下さっている方は、あのドラマを連想する方もいらっしゃるのではないですか。

そう、「相棒」の「元日スペシャル・バベルの塔」ですよ。
そこで言った右京さんの解説が分かりやすいですね。

 寄り添う親子の姿を見て、最後の右京さんの呟き
「昔、世界の言語は一つだったそうです。人々は高い塔を作って住もうとしましたが、神の怒りに触 れ、言葉を通じなくされました。お互いを理解できなかった人々は散り散りになったという話です。ところが今日、言葉をしゃべらない少女によって、バラバラ だった人々の心があのように…」

ちなみにこの作品は2007年のもので、またも繰り返してしまいますが、つい最近やったドラマのような気がしますよ。

でも分かりやすくドラマを見た後では非常に説得力があったのに、今読み直すと、たぶん私は何かを抜いていますよね。

だって上の文では、なぜ神の怒りをかったのか分からないと思います。人々は神の為にではなく、自分自身の功名心と名誉欲のためにこの塔を建てようと思ったのです。また、ノアの箱舟で助かった子孫たちをあちらこちらに住まわせようとしたのに、彼らはちりじりになることを恐れ、この塔でひとつにまとまろうとしました。それを神が、同じ言語だからいけないんだと、人々の言語を分けてしまい、言葉が通じなくなった人々は混乱して方々に散っていったのです。

 

私、ちょっと思うのですが、もしかしたら多くの人々はこの物語を勝手に妄想し、もっと度派手なスペクタル神話に頭の中で変換していないですか。

例えば、私の場合「人々はいつしか傲慢になり、神をも恐れぬ心を持った。天の神に挑戦すべく、途方もなき天にそびえる塔を建てようと思った。人々が建てた塔が雲をつきぬける頃、そんな人々の傲慢に神は怒り、落雷が起き、バベルの塔は崩壊した。」と言うような。

そして多くの日本人が例え話として好きな物語は、この妄想の物語なんじゃないかなと思うのです。(同じ妄想かは知りませんが。)

実際には、バベルの塔は神によって破壊されたなんて、映像的クライマックスはないのですよね。

プリューゲルの絵にしたって、一見ぱっと見、崩壊した塔のようにも見えますが、そうではなくて建設中みたいですよね。しかも、まだ8階程度のこの高さで神の怒りをかうはずなどないと勝手に思ってしまうのでした。

バベルの塔のお話はテーマは言語。だけれど、この物語はなんとなく一人歩きをしているような気がします。人々がギリシャの神々に信仰心を持っていなくても、その神々の物語を愛するように。

プリューゲルの絵の塔の高さに怒りをかうわけがないとかいい加減な事を言っていますが、勝手な妄想解釈で、この物語を連想させるものって一杯あると思います。それは何も雲の上行くビルの建築ばかりではなくて。

と言うわけで、しばらく「バベル」で連想したお話です。

ああ、原発の話かって・・・。

いや~、さあ~、どうかな。

 

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2011-05-18 11:04:36 | 詩、小説

突然の雨が降ってきました

音を立てて激しく降る雨

行過ぎる雨雲に乗った雨の魔女が

成すすべき事も見つからず

ただおろおろしている人々を哀れんで

手を合わせて祈ったのでしょうか

 

雨粒の一粒一粒に

その悲しみを閉じ込める

雨粒の一粒一粒に

その想いを包み込む

雨粒の一粒一粒に

・・・・・・・・・・・

 

雨の魔女は

最後になんと言ったのでしょうか

雨の音が凄すぎて聞こえませんでした

 

突然に降ってきた雨は

激しくひとしきりに降ると止んでしまいました

だけど重い雲は広がったまま

 

その雲の上の王国には

キラキラ光る虹の橋がかかっていました

地上の人からは見えないその虹を見上げて

雨の魔女は

ほんのちょっとだけ満足の微笑を浮かべて立ち去ったのでした。

 

雨粒の一粒一粒に

その悲しみを封じ込める

雨粒の一粒一粒に

この想いを包み込む

それから・・・

 

雨は再び激しく降ってきました

 


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陣ヶ下渓谷公園

2011-05-17 02:41:52 | お出掛け日記

森と林をこよなく愛する私。だけど横浜に渓谷公園があったなんてまったく知りませんでした。(きっかけはこの記事から→横浜にも秘境ってあるの)

既にもう、横浜人ではない私ですが、それでも横浜を故郷として、やはりこよなく愛しているのです。「知らない」なんて許せない。と言うわけで行って参りました。でもこの公園は2004年の開園でその存在を知らなかったとしても、ちょっと無理はないかなと思いました。

場所は「陣ヶ下渓谷公園」です。この公園はいくつか入り口があって行き方も幾とおりかあります。

詳しい行き方は保土ヶ谷区のHPに詳しく載っています。→コチラ

私が選んだのは、昼食の予定もあって、上星川下車の徒歩コース。ちょっと単調な町中を歩くのが面白くもなかったのですが、徒歩15分は意外と近いです。

 

 この入り口から入って、トップ画像のところが終点です。でもまたそこから引き返して違う道を歩き、そんなには広くない公園内を満喫してきました。

 

  

公園内に入ると、ドドドドド~と言う水の音。早くも渓谷への期待が高まります。雰囲気も早くもうっそうとした感じが・・・

 

 

 

だけど、その入り口の上部には環状2号線が走っているのです。

  

摩訶不思議な空間です。

道なりに行くと、渓谷への入り口があり、下に降りていく事が出来るのです。

 

 

水の音が素敵です。鳥の鳴き声も響き渡っています。こんな所が横浜にあったなんて♪

渓谷から上への坂道をぜえぜえ言いながら、(普通の人は言わないと思うけれど、私の場合は近頃極端な運動不足故にちょっと言う)上っていくと、気分はミニハイク。

そして森・森・森。

だけど時々、こんなものが。

「ふりかえる」

だからふりかえってみました。

「大きく息を吸う」

 

だから見上げて、大きく息を吸ってみました。

そして再び渓谷を通って・・・

 

 

いやあ、ここ良い所でした。癒されましたよ。

 

そして予定していた昼食。姉がいつ通りかかっても、人が並んでいて気になっていると言うので、行ってきました。店内はカウンター席なので、画像はナシですが、凄く美味しかったです。隣に座ったお兄さんが、スープを最後まで飲み干していたのが印象的でした。ラーメン好きに愛されているお店だと思いました。カウンター席でカウンター内を眺めていたら、ラーメン作りは男の仕事だなとしみじみ思いました。それでもふと「タンポポ」と言う映画を思い出してしまったのでした。

 麵は結構固め。太メンです。それでも固めと注文出している人も多かったので、その場合はどんなコシになるのか興味がわきました。「みんなイケメンだったね。」と姉。オヤッ、姉君、それはメンはメンでもメンズ・・・。何処を見ているのじゃ~!

この渓谷公園は、また来たいです。今度は秋の初めにでも。お昼も含めて同じコースでいきたいと思います。

 

 

 


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国宝「燕子花図屏風」2011

2011-05-16 18:47:27 | お出掛け日記

5月14日から実家に行っていました。普段はどちらかと言うと引きこもりがちな生活をしているので、いったん家を出ると一石二鳥、もしくは三鳥狙いの私です。

表参道の根津美術館の「国宝燕子花図屏風2011」に立ち寄ってから、横浜に向かいました。

この展覧会は、凄く良かったですよと感想を述べても、人にお勧めする訳にはいきません。なぜなら5月15日で終了してしまったからです。でも、この季節には毎年、この根津美術館のコレクションである「国宝燕子花図屏風」を中心に、コレクション展をするみたいなので、見逃した方は時を待てば良いのだと思います。毎年いらしている方もいらっしゃるみたいですね。

特に来年は、震災の影響で延期になってしまったメトロポリタン美術館の『八橋図』も一緒に見ることが出来ると思います。

 

今回のテーマは、和歌と密接に結びついた作品や古典文学を題材とした物語絵などが中心だったと思います。

「扇面歌意画巻」は100首の歌に扇型の中に絵が描かれたもの。色鮮やかで楽しいと言う事もありますが、なんとなく描き手と見るものの遊び心を感じてしまったりもしました。

メインの歌は、やはり燕子なので、伊勢物語の「かきつばた」の歌が解説にも多数出てきます。

「からころも きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる たびをしぞおもふ」

この歌、実はあまり好きな歌じゃなかったのですが、なんだか繰り返しその世界観に浸っていたらだんだん好きになってしまいました。(単純ですから)

伊勢物語は他にも素敵なお話しがたくさんあって、実は「源氏物語」より好きな作品です。「源氏物語」は、私にはなんとなく宝塚的な素敵さを感じ、伊勢物語はもっと男性的なものを感じさせるのですね。

尾形光琳作の国宝「燕子花図屏風」。下のはそれの絵葉書です。

 もちろん本物には及びませんが雰囲気だけのおすそ分けです。

歌枕がテーマにて「吉野龍田図屏風」はhpの絵の美しさに魅かれ、この絵を見たさに出かけたようなものだったのですが、予想通りの美しさでした。

お土産に買ったファイルの裏表。でもファイルじゃ雰囲気も伝わらないので、

根津美術館hp,コレクション

桜と紅葉。もうこれでもかと言うくらい圧巻です。

でも私、そのとなりに展示してあった「武蔵野図屏風」の沈む夕日に昇る月の野原の屏風の方に、なんとなく心惹かれてしまいました。

野原・・・そう言うものが好きなんですね。

それからこれでもかと言う圧倒感はないのですが、喜多川相説の「四季草花図屏風」なんかのスッキリした絵の上手さなどが好きだなと思いました。

根津美術館のコレクション展ですが、私的にはもう少し絵葉書のお土産等が充実していて欲しいところです。

その他にも、「伊勢物語図屏風」「源氏物語図屏風」等、見るべきものがたくさんあって、疲れてしまいました。

絵画以外の展示は端折っても良いかなと思いましたが、【展示室4】の古代中国の青銅器には、私好みの展示が!

と思ったら、この展示品は何気にこの美術館のトレードマークになっていました。

ミニファイルも買ったのですが、お土産のシールやチケットもこのデザイン。こういうのって、好みだわ~。

 

根津美術館は、庭園美術館でもあるのです。お庭散策も楽しかったですよ。

似たような写真ばっかり。。。アセアセ

こういう女性が似合いますね。

 

根津美術館、初めて行ったのですが、なかなか楽しかったです。次はもっとゆっくり堪能したいかな。

 


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