森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

そしてまた、「直虎」の話をして良いですか。

2018-01-14 02:03:11 | ドラマ (大河)

既に13日も2018年は過ぎてしまいました。そうなってくると確かに昨年の大河の話なんかどうでも良いような気もしないではありません。それでも私的に書き留めておきたいような気がするのですね。

その時感じた記憶、考えた記憶は、その人だけの財産。しかしその財産は「時間」と言う魔女に奪われていくものでもあるのですね。自分の考えたことなんだから忘れないだろうって、私は昔は思っていました。

そう思っていたから、時々お芝居や映画などの感想で、ネタバレにもなることを恐れて外郭しか書かなかった記事も結構あるのですが、今読み返して、「あえて書きませんが、私はある事を感じしみじみと・・・」のような文に出くわすと、いったいその時私は何を感じたのだろうと、自分の脳内をどんなに探っても、その欠片すら出てこない事もあるのです。

 

私の友人の半分以上は年上。

凄く失礼な事ではありますが、彼女たちと話をしていると、この忘却は「興味のない事は忘れる技術」どころの問題ではなく、無自覚にも加齢による失われつつある能力に他ならないような気もするのです。

あな恐ろしや。

それは同じように私に迫って来る恐怖。

いや、既に・・・・。

だけど歳を取って失っていくものの補う事が出来るものは補えばいいのです。歯を失ったら入れ歯にして、老眼になりクリアな視界を失ったらシニアグラスをかけて、聴力には補聴器の力を借りて、そして杖をつき・・・・(ああ・・)

そして記憶の喪失にはメモと記録。

と言うわけで、またも長い前置きになりましたが、「おんな城主直虎」の話です。

 

このお話、毎回ジンワリとした涙を友にして見ていました。

こんな感想を書くのは私ぐらいなものだと思うのですが、直虎が城主をやめて百姓として土を耕す生活を選んだ時、私は本当に脳内で「天空の城ラピュタ」の前日譚の様な気持ちになりましたよ。

そしてあのジブリの映画が、もっと好きになりました。

戦いの選択をやめて、土と共に生きる道を選ぶー。

それは口で言うほどの簡単なものではなかったのですよね。

 

良く戦国時代をテーマにしたドラマなどは、すぐに「この戦国の世を終わらせるために・・」とか言うじゃないですか。私、あれ、いつも一番のフィクッション部分だなと感じています。言うなれば一番の戦国ドラマの嘘部分。いや、真実は分かりませんよ。本当は本当にそのような事を考えて、敵の一族郎党を皆殺しにしていたのかも知れません・・・なんちゃって。

私が思うには、生まれた時から戦国の世しか知らなかったら、戦国じゃない世界をそうそうは想像なんかできないと思います。それが簡単に言葉になって出てくるのはかなり難しい事だと思います。

だけどこの物語は、自分たちの弱小の国を守るために、不戦の道を画策し努力するのですよね。逃げるために知恵を使いまくると言うか。最初は守るためでも、戦のない世界を思いめぐらす土壌が育っていっているような気がして、ラストに直虎が戦嫌いの家康に肩入れしようと思う事に説得力を感じました。

 

話題になっったサブタイトルは、面白い発想で楽しめましたね。

前にも書いたことですが、「綿毛の案」には本当に笑わせてもらいました。

そしていつか「風と共に去りぬ」の番が来ると思っていました。私の予想では政次の最後の時。でもそれは見事に外れて彼の壮絶な最後の時は、「嫌われ政次の一生」って、もう素晴らし過ぎましたよね。

で、それは龍雲丸との別れの時に使われたのです。「井伊を共に去りぬ」

そうだわ。それで良いんだわ~、って思いましたよ。だって元ネタの方の物語を思ったら、二人は不仲ではないですが、どちらかと言うと龍雲丸の野性的な男っぽさはレッドバトラーに近かったかもしれませんから。

村は焼かれてしまいました。でもあの村を焼くシーンはシナリオが出来る前に、きっと書いてくれると信じて、先に焼いてしまったのですってね。だったらってちょっと思ってしまったのは、それなら直虎にその村の中を走らせて・・って、先に撮影してたから無理だったのかな・・・。

またその村壊滅時の村人たちの物わかりの良さも、良すぎでしょうと思いました。やっぱり直虎にはちょっと戦の無常さを出して、土塊を握りしめて天に向かって手を差し出して欲しかったかもしれません。

まあ、言いたい放題なのは分かって言っています(^_^;)

 

登場人物は皆魅力的でしたね。

その中で意外なほど好感度を上げたのは、今川氏真だったのではないでしょうか。私のように戦国の世に疎い人は、今川は桶狭間で滅びてしまったかのような錯覚すら感じていたのです。まさかあのようにしぶとかったとは。

大河ドラマはだいたい一回ぐらいは幽霊が出てくることになっているのですが、その幽霊も寿桂尼で武田信玄を迎えに来ると言う演出は、なんて言うか私好み。

「おババ様、助けてくれないかなあ。」なんて言っていた孫を助けに来てくれたのですよね。

 

途中で感想を書かなかったので、このように細かいエピソードを拾って行ったらキリがありません。

とにかく登場人物は皆魅力的。最初はキャンキャンと煩く感じた中野直之もいろいろな場面でカッコ良かったです。

物語も井伊万千代中心になってからも、面白さが増したように思います。

そして彼が元服し井伊直政になったところで最終回を迎えます。

直親と直虎は実はイコール。高瀬の存在で、直親の人気は急降下だったと思うのですが、きっとそこにも見えないドラマがあったのですよ、きっと。とにかく直親への気持ちがなかったら直虎は誕生しなかったのです。そんな二人の「直」と政次の「政」。

私は、本当にジーンと感動しました。

ライターの森下さんは、この直政の名前をじっと見て、そこからこの物語を作ったのかとさえ想像してしまいました。本当は小野政次なんて言う名前じゃないんだよなんて事は関係のない事なのですよね。だってこれは「物語」なのですから。

 

あっ、そうだった。

あと一つだけ書いておきたいエピソードがあったのでした。

この大河は、ツイッターからの情報で二倍楽しい大河ドラマになっていました。

第44回は「井伊谷のばら」。

そんなに派手な回ではありませんでしたが、それでも直虎と祐椿尼との会話に思わず涙がこぼれました。

「あなたにこのような生き方をさせてしまった。」と思い煩う母に

「このような人生を与えてくださって、感謝しています。」と直虎は言いました。

真ん中の良いセリフの所を省いて申し訳ないのですが、母の気持ち子の気持ちが伝わって来て、またも感動しました。

そして実はそのシーンは後からツイッター情報で、なんと「ベルサイユのばら」のあるシーンから作られていたことが分かりました。

オスカルが父親と同じような会話をするのですよね。

だからそのタイトルだったなんて、凄いなと思うのと同時に、やっぱり人からの情報って大事だななどと、そんな所からも思ったのでした。

 

このドラマは総集編も見ました。総集編だったので録画もしなかったのですが、後からものすごく後悔しました。と言うのも、ラストが本編とは違ったのです。

本編では顔が出てこなかった直親と政次。皆笑いあって出てきました。

そしてやはり本編では回想シーンがなくて、ちょっと寂しいような気がしたものが、なんと柴崎コウさんの歌でそのシーンが入りました。

もうそこだけでも欲しい。

一年間、彼らとともに毎週日曜日を楽しみに過ごしてきた共有の時間は本当に幸せでした。

 

途中で感想を書かなかったのは、もう何も考えずに物語に浸りたかったからかも知れませんが、今は逆にちょっとだけ後悔しているかもしれません。

出来る限り忘れませんように。

そして今年も、そんな風に思えるドラマに出会う事が出来ますように。

 

 

 

コメント

「西郷どん」第一回 /薩摩のやっせんぼ

2018-01-08 01:57:07 | ドラマ (大河)

最近大河は戦国と幕末を順番にやってるのかって言われていましたよね。その反省が生きたのか、あっ、イヤ反省してるかどうかは知りませんが、来年は違くて、一気に現代…と言っても昭和は遠く、既に「歴史」の中に組み込まれた時代なのかも知れません。

と言っても、今年はまたも幕末です。

幕末の物語では過去に演じた人たちがいろいろ重なって、少々脳内でごちゃごちゃになりつつありました。

特に「篤姫」は登場人物が被る故、逆にいろいろとそれを演じた人たちを懐かしく思い出していました。皆凄く良かったと言うのもありますが。

さてさて、私は直前まであまりリサーチもしない人なのですが、直前の特集で、「篤姫」の時に小松帯刀を演じた瑛太さんが大久保利通を演じることが分かり、そして「龍馬伝」を三倍くらい好きにさせてくれた後藤象二郎を演じた青木崇高さんが島津久光を演じることが分かりました。

そうだったんだ~。

またも見るっきゃないって思ったのです。

だいたいドラマを見るきっかけは、キャストさんに惹かれてのミーハー的な部分が多い私です。

でもライターさんも大事な選択の決め手ですよね。

「ドクターX」「ハケンの品格」の中園ミホさん。

じゃあ、大丈夫じゃんって普通の方はなるのよね。私はこの二つのドラマはかなり好き。だけどこの二つのドラマにはある共通点がありますよね。さすがに「ドクターX」は回を重ねて、ちょっと彼女の過去が見えてきて、そこに至るまでの過程がちょっと描かれたような気がしました(あまり最近ちゃんと見ていないので、勘違いかも。)でもだいたいあまりなぜ彼女たちがそんなスーパーガールになったのかと言う部分は描かれてないような気がするのです。

完成されたものをバーンと見せるのは得意でも、緻密に計算され積み重ねるような物語を見せるのはどうなのかと思ってしまったのは「花子とアン」の時なのです。

だけど原作が林真理子さん。私この方の本はまだ一作も読んだ事はないのですが、原作ドラマは「不機嫌な果実」と「下流の宴」は面白かったので、少々期待できるかなと思っているのです。

 

と、どうせ長い前置きになると思って、始まる前にここまで書いておいたのですが・・・・

 ※          ※         ※

 一回目の感想を凄く自分の気持ちに正直に書くと、いたって普通だったなと言う印象でした。

オープニングなどには心惹かれるものもあったけれど、どちらかと言うと人物紹介の回だったように感じました。だけどその人物紹介は結構豪華な感じ。

島津家のシーンは兄上が好きな久光が可愛く感じました。でも母上にも弱そうで・私はどうしても青木さん目線になってしまいますね^^

大砲の試作でゴーグルをつけている斉彬もカッコ良かったですね。鼻の低い天狗と言われていましたが。

 

そしてその時代の薩摩の習慣やその時代の男女の差など、あとは下級武士などの身分の違いなどをセリフや子供たちのエピソードなどで分かりやすく紹介していたように思います。

でもなんかあり得ないようなエピだとチョピッと感じてしまいました。お菓子がいっぱいあるからって、それを取りに行ったらくすねる事になるのではないかとか、糸に気持ちが分からないと言われて、女の格好をして歩く…(ってあれは下着ジャネ・・・)とか。

まあ、だけど気持ちに寄り添うような事を実行するような少年には、やっぱり糸ちゃんは惚れちゃうよなって思いました。子供たちは可愛かったですよね。集団でワイワイ。

だけど身分差が酷かったことがよく分かった腕を切られ事件は嫌な感じがしましたよね。あの嫌な感じの子供が将来は誰になるのかとか思いましたが、単なる人生の通行人的で無名の人なんですね。何が喧嘩両成敗じゃって言いたくなりますよね。

一生を左右する出来事だったのに。

でもそれで小吉の斉彬との繋がりがまた増えて、それは未来へと繋がって行くと言う感じも良かったです。

欲を言えば、大久保少年のもっとわかりやすいエピも欲しかったですね。

子供がワイワイし過ぎていて、目立ちませんでした。

 

茶坊主少年ばかりが目立って(頭で分かりやすいから)・…って、あの子はいつ仲間になったのでしたっけね。

と言うわけで、楽しく見ていたらあっという間に終わってしまいました。

 

来週はもう吉之助ですね。

 

あっ、そうそう。

近頃上野の西郷さんは、本当の西郷さんの顔じゃないと言われていますよね。

糸さんが違うと言ったのは、やはりそこの所を言ったのでしょうか。

 

(大河の感想は、気が向くまま心の赴くままってな感じになると思います。

「平清盛」など、大好きだったのに初回と最終回しか感想を書かなかった事もあったし、気分次第になると思います。)

 

 

 

コメント

「西郷どん」が始まる前に、まだ「直虎」の話をしても良いですか。

2018-01-07 03:14:33 | ドラマ (大河)

昨年は、なんだか遣りたい事とやらねばならぬことに追い立てられて、ブログで書きたい事があまり書ききれなかったように感じました。

ドラマの感想は、ちゃんと書こうと思うとけっこうな時間を要するので、ここが一番出来なかった部分かもしれません。

この時期、ドラマブロガーさんたちが2017年の年間ベスト投票や、自分自身のランキングなどを発表していて、それはなかなか面白い企画だなと思っています。

ランキングはやらないのですが、それでも私が昨年のドラマで一番だったと思うのはこの「おんな城主直虎」でした。

因みに、大好きベスト5を無理やり選ぶとしたら、順不同で「フランケンシュタインの恋」「リバース」「カルテット」「ハロー張りネズミ」でしょうか。

ああ、やっぱり5個って難しすぎますね。では後5個とプラス3で選んでみると(やっぱり順位は関係なく)

「監獄のお姫様」「刑事ゆがみ」「精霊の守り人」「陸王」「女囚セブン」そして「ひよっこ」「やすらぎの郷」「相棒」。面白かったり好きだったドラマはもっとありました。でもやっぱり最初に選んだ5つは、

「あっ、今日はあのドラマがある。」と思うだけで、本当にワクワクしました。

 

と、いつものように長い前置きになってしまいましたが、「おんな城主直虎」の話です。

毎回涙ぐんだりジーンとしたり、本当に大好きでした。

唯一、好きじゃなかった点があるとしたらタイトルだったかもしれません。「おんな城主」・・・・、なんか、好きくない。

で、「真田丸」の次はこれかと思った時点では、次は見ないかもぐらいは思っていたように思います。現に夫殿は気分が萎えていて、まったく見る気がなかったのです。

その気持ちを一気に変えたのは、あの「真田丸」の中でのエールのようなセリフです。

メチャクチャ不正確ですが、井伊の赤備え軍団を見た幸村が

「彼らがここに至った長い話を、機会があったら聞いてみたいものだな。」と言ったじゃないですか。

「やややや、凄いな、三谷氏。」って思いましたよ。

それで私も、思わず見たくなってしまったのですから。

 

それからいったいどんな人が出るのかしらと検索したのです。←呑気

なんと三浦春馬に高橋一生に菅田将暉、加えて柳楽優弥。イケメン大河ではないですか、見るっきゃないでしょうと思ったのでした。そしてまた登場人物検索・・・。

そこでまた吃驚しました。高橋一生が演じる小野政次(道好)と言う人の歴史に残っている人物像は、奸臣の人。そうとうの悪役と思われているのですよね。

えー、嘘。その人を高橋一生がやるわけ。どうなるのと期待値もあがると言うものでしょう。

 

そして始まった一回目。

竜宮小僧と言う言葉を介して井戸の周りで、三人の子供たちの物語が始まったでしょう。

胸がポッと暖かくなる。これは筒井づつの物語だなあ。

その時から、これは私好みの大河が見られるような予感がしました。たぶん私は歴史好きな大河ファンではないのですよ。歴史は好きだけれど、もしその視点だけで見たら戦国時代なんかまったく好きじゃないですから。

史実のエピソードを拾いながら、そこに作者が作り上げた壮大なフィクッションを見せてくれるってわけねと思いました。

それ、期待通りでした。

 

ちっぽけな弱小、井伊の生き残っていく様は(潰れてしまうけれど)、真田の攻防とはまた違ったものを見せてくれましたね。不戦の戦い。それを示したのは政次だけれど、実践できたのはおんな城主だったからかもしれません。

 

長くなってしまったし、猫が、もう寝ましょうと誘いに来たので寝る事にします。

この続きは、また気まぐれに書きます。

既に終わってしまったドラマの話を書くのかと言われそうですが、イイの良いの、気にしないで。

これを書かないと2017年が終わった気がしないので。

でもたぶん次は「西郷どん」の初回の感想だと思います。

 

 

コメント (4)

おんな城主直虎第37回「武田が来たりて火を放つ」

2017-09-18 15:10:50 | ドラマ (大河)

 今回最後で、「ああ」とか「おお」とか「あっ、そうだったんだ。」と言われた方は多かったのではと推理します。

なぜなら、予告編やタイトルでとうとう井伊谷に武田軍がやってくるのかと思いましたよね。そして火を放つのは・・・・・・。ああ、恐ろしい・・・・。

だけど違いました。

あれですね、これ。

国語のテストで「この文は主語が省略されています。主語は何でしょう。」と言う問題のようなものです。

この文の主語は「近藤が」でしたね^^

 

先週から話題になっていた、高瀬の正体。

行商の男がやって来て近藤を暗殺せよと命令を下し、何の衝撃もなく当然のように高瀬の正体が(半分)明かされます。

(半分)と書いたのは、これでは高瀬の正体が、分かったとは言い難いなと私には感じたからなのですが、私が衝撃的だなあと思ったのは、本当に「えっ、そうなの!?」「うっそー?!」と言う雰囲気が全くなかったことなんです。

確かに高瀬は登場から怪しい少女でした。だけれど、別の視点から見れば一族的には人数の点でも弱体化していた井伊の光でもありました。優しくて時には頼もしい高瀬は、既にみんなにとっても大事な仲間。

それに今まで怪しいと言う伏線もなかったのですよね。

ただ唯一、「そう言えばこの少女は、なんかあったかも。」と感じさせたのは、前回のラストのナレーションと、彼女の遠くを見るまなざしだったのですよね。

と、するならば、地味な感じのこの女優さんは、ある意味凄い人かもなと私は思いました。

「遠い目」で、「ああ、そう言えば」と連想させたわけですからね。

 

・・・・・「地味な感じなこの女優さん」などと書いてしまっては、ファンの方に叱られそうでした。この人は誰だっけと確認しました。高橋ひかるさんは2014年に日本国民的美少女コンテストでグランプリを取った方で、ドラマデビューはこの「おんな城主直虎」でした。これからの方でしたね。

朝ドラのヒロインなんかも挑戦しているのではないでしょうか。

 

お話を元に戻して、土と共に、そして頭と共に生きる直虎、いえ、おとわ。

訪ねてきた昔の仲間の少女と抱き合うシーンを見て、焼きもちを焼く直虎のシーンに、なんか別のドラマを見ているような錯覚に陥りました^^

少女が持ってきたのは、中村からの誘いでした。一緒に堺に行こうと龍雲丸は言いますが、直虎は行けないと断ります。それを母である祐椿尼が説得します。

孫の顔が見たい。龍雲丸について行って欲しいと。

 

この時、おとわは何歳なのでしょうか。昔の女性はかなりの歳まで生んだのですよね。でも初産はどうなんだろうかと、思う必要もないのに思ってしまいました。でもその言葉に、彼女は決心します。

その時、おとわが行かないと思った龍雲丸は、一人「今回は断るか。」と寂しげにつぶやいていました。彼にとっても、彼女と離れて暮らす事は選べない事だったのですね。二人は良い感じです。

だけどその時に武田が攻めてくることが分かってしまいます。

 

南渓和尚は、早く二人は堺に向かって発てなどと言いますが、そうはもちろんなりません。

龍雲丸も、今度こそいざと言う時にはみんなを無事に逃がしたいと言います。

 

常に井伊には井伊の戦い方があるのですよね。

 

その戦いの動向を見て、農民を離散させ無力化させ、近藤に武田への帰順を解こうとしたおとわ、いいえ、直虎。

城を捨てて逃げる決意をした近藤ですが、その抵抗に城に火をかけてしまうのです。

 

今回のささやかな見どころの一つには、三方ヶ原の戦いに大敗を期した家康が、思わず「しかみ像」と同じポーズを取るところと、あやめ殿の婚姻が決まった事でしょうか。

 (但し、この像が描かれた背景は諸説ありです。)

 

次回は「井伊を共に去りぬ」

いつか来ると思っていた、このタイトル。

だけどなるほど、ここでか。私はちょっと想像の段階でジーンとしました。

しかし、・・・「と」と「を」、うまい事やっていますよね。そこはそこで笑ってしまいました。次回も楽しみです♪

 

 

 

コメント (2)   トラックバック (1)

おんな城主直虎第36回「井伊家最後の日」

2017-09-11 12:52:52 | ドラマ (大河)

BSで見ているので、ツイッターしながら見ると言う事は最近しなくなりました。「いいな」と思う事があってもネタバレになってしまうので、言葉を選ばなくてはならないところが面倒だからです。だけど、近藤が自分の足で立つところで「立った。殿が立った。」と言うセリフ。思わず笑ってしまいましたよ。

だって、絶対と言っては何ですが、ツイッターではきっと「クララが立った。」と連想した人多数ではないかと思えたからです。

 

「立った。クララが立った。」

もうライター様は分かってやってる確信犯だと、私は思ったね。

 

だけど「ぷぷっ」と笑ってしまったのはそこだけ。

後はウルウルと見ていました。

 

感情移入度がいつも高いので泣き虫です。でも夫の方が感情移入度が高いような気がします。だってマジに怒っているんですよ。

「井伊を終わりにするなんて、決して言ってはならない言葉だよな。よく言えるよな。ちっ、女だからだな。」

「いやいや、だからさ、これは結局は和尚のある意味策略だと・・・」と家族で揉めていたら、

中野殿の「おなごじゃの」と言うセリフ。

 

その時、私は思いました。

夫の「女だから」と言われた時には、女だからダメなんだのように聞こえてきて、ムッとしたけれど中野殿が同じ言葉を繰り返した時に、「そうか」と私は思いました。このセリフは女でしか、この時代には言えない言葉です。

「終わりにする。」などと。

命失っても、前に突き進む。

この時代は、もうこの選択しかなかったようなものです。

 

直虎はこの時は本当に、家の再興を諦めたのかもしれません。でも『無意識の計算力』の高さは女は男の比ではないのだと思うのです。(世の中の反感を買いそうな発言かも^^)

でもそれは別の言い方をすると、大いなる「勘」と言う所。

引いて更に引く。手詰まりになっていた今の井伊に、無意識に搦め手を仕掛ける、または一旦、試合から引き揚げて傍観して流れを見る。そんな時間は必要だったかもしれません。

そしてそれは女だったから、それが可能だったかもしれません。

ただHPのあらすじにあるような「家を再興することが家臣たちを再び戦に駆り出し、新たな悲劇を生んでしまうと考えたのだ。」はないんじゃないかと思いました。なぜなら、それでは近藤の誘いや松下家の養子などおかしな話になってしまうからです。

 

それに再興かまたは終了かで悩む直虎に、今の結論になるような後押しをしたのは南渓和尚で、彼は先の先を考えていたと思うのです。つまり上に書いたような事。だから嫌だと言い張る虎松に大事なアドバイス…というよりも本心を告げる事が出来たと思います。

だからと言って彼を影の支配者とは思っていません。彼は常に直虎・政次・直親らにとって常に「大人」なんですよね。

大事な人ですよね。

 

私、今回、・・・・なんて言うかね。

脳内であれとリンクしちゃったんです。まあ、ぶっ飛んでいますけれど。あれですよ、『ラピュタ』。

あの人たちだって、天空の城を捨てて地に降りて土と共に生きようと決意するまで、そうとうの迷いと言い争いがあったと思います。でも・・・・あっ、この人大丈夫かと、今思ってしまいましたか(笑)

大丈夫ですよ。両方ともちゃんと物語の話と分かっていますからね。

そう、両方とも物語の話ですよ。

 

で、話を元に戻すと、終わらせると言うのは、本当に辛いなとメソメソしていました。

だけど龍雲丸とのシーンは素敵でしたね。

二人の大切な人を失ってしまった直虎にとって

「あなたより先に逝かない。あなたを置いて逝かない。」は殺し文句ですよね。

 

一緒になりたい女がいる、と言われた時の直虎の動揺ぶりは可愛らしかったです。

「名前を知らない。教えてくれませんかね。」と言われても、自分の事と思わずに頓珍漢な事を言ってしまう直虎。

 

自分の事と分かって、はにかみながら自分の名前を言う直虎。

「とわ」

 

その時、私の耳には「永遠」って聞こえてきたんだよね。

 

 

                ※

次週、やっぱり高瀬は武田の冠者 ?

 

 

 

 

コメント (8)   トラックバック (1)

おんな城主直虎第33回「嫌われ政次の一生」

2017-08-21 02:26:25 | ドラマ (大河)

― やっぱり、どうしたって泣くよね。

 

ずっとこの大河の感想を書くのをやめていました。直虎が政次の本当の気持ちに気が付き、うわべでは、いまだ敵対しているかのように振る舞っていても、その底辺ではしっかりと心が通じ合っているようになって、むしろ書くことが多くなったと思うのに、書けなくなってオヤスミしていました。と言うのも、二人の関係もいい感じになって来たし、そうなると政次に感情移入大です。

感じた心を言葉にせずに、ただぼーっとドラマにのめりこんで楽しんでいたかったのかもしれません。

最初は歴史に残っている政次の人物像を嫌って、ドラマの中の政次の事も、良く書きすぎと非難していた夫も、とうとう「このドラマの中の政次もあり」になったと思います。

だから私が今日…というか昨日、そっとティッシュを取って目頭を拭いていても静かにしていてくれていたのだと思いました。

 

私、この回の数回前に、唐突に「あっ、そうか。」と気が付きました。

このドラマが始まる前に、これのHPの番組紹介に「愛を貫き」と言う言葉があったと思いだしたのです。それは結ばれなかったけれど、幼い時のいいなずけへの愛を貫いた女の一生かと思っていました。確かにそう紹介されていたのですが、結ばれず報われもしなかったけれど、幼い時からの愛を貫いたのは直虎の事ではなかったのだなと。もとい、直虎の事ばかりの事を言ったのではなかったのだなと。

 

なつと静かな幸せなひと時が、見る者の気持ちも和ませます。

この後の残酷な運命を知っているから。

 

だけど吃驚しました。

私はあそこで検地の時にしたように、美しい声で歌うように経でも唱えるのかと思っていました。

その声を聴きながら、旅立つ政次…的な、そんな程度の・・・

って、よもや、自らの手で彼を送り出すとは。

「地獄に落ちろ」と言い「地獄から見届けてやる。」などとののしり合う。

決して涙の一粒さえも見せない。

 

だけど心はちゃんと通じ合っている。

ちゃんと見ている私たちには分かっているのです。

二人の想いは同じ。井伊を守る事。

 

だけど龍雲丸は言います。

政次にとって「井伊とはあんたの事なんだ。」と。

 

すさまじい愛の形でした。

そして、この記事を読むとまた泣けるのでした。→『政次死す! 「おんな城主 直虎」岡本プロデューサーが語る“衝撃の最期”の真相〈AERA〉』

 

やっぱり政次ロスは免れないような気がしますが、またまた来週は気になる展開。

龍雲丸に何が起こるの?

次回は「隠し港の龍雲丸」。

 

サブタイトル、気に入ってます。

そう言えば・・・・

 

8月13日

 ほんの思いつきで組んだ短いプロットにノリと勢いだけで『嫌われ松子の一生』と仮題を付ける自分の耳元に「それ、17年後にNHKの大河ドラマでサブタイの元ネタになるから」と囁きたい。

 

なんか凄いなと、ちょっと思いました。

 

 

コメント (6)   トラックバック (4)

おんな城主直虎第21回「ぬしの名は」

2017-05-28 22:54:07 | ドラマ (大河)

やっぱり、「ぬしの名は。」の方が良かったなあ、今風で。

というような事はどうでも良い事ですが、正直な事を言うと今回は前半は物語的に、私的にはきつかったデス。きついと言うよりも、単にあまり面白くなかったと言うか。

でもまあ、柳楽優弥の「あら、まっ!!」で我慢が出来たかも ^^;

 

だけどこの二人は意識は入れ替わりはしないモノの、けっきょくはお互いの命を助け合うものだったのですよね。

棲み家を知られたからには殺してしまうべきだと言う手下がいても、実は命を助ける道を彼は探っていたように思いました。

 

ところで昔はサトイモ2個の食事なんて粗食ねと言うよりも、手を縛ったままで食事を出すなんて嫌味以外の何物でもないなと思った次第です。

 

出番は少なかったものの政次の知恵ある者ぶりは良かったですね。

身代金めあてではなく、助けに来た者たちが乗って来た馬狙いだった事の可能性も気付いて、南渓和尚に頼んでおいたわけです。

結局あの泥棒集団は何も得ることは出来なかったわけです。

あっ、何もではありませんでしたね。

直虎の金子は盗んだわけですから。

 

今回は、この盗賊団の頭を手のうちに取り込むまでの物語だったと思います。

HPのあらすじ、途中からですが引用させていただきます。

「「領主は泥棒」という盗賊団のかしらの言葉が頭から離れない。そんななか、方久が材木の商いを直虎に提案。直虎は盗賊団のかしらを呼び出し「奪い合わずとも生きられる世を作り出せばよい」と話す。そして、かつて材木を盗んだ鮮やかな手口を生かして木の切り出しを請け負わないかと持ちかける。かしらは酔狂な申し出に驚くが、「つまりは己のため」と言いきった直虎の清々しさに打たれ、手を組むことを決める。」


そして彼の名は龍雲丸。

カッコいいですね。そしてその彼にも何か秘密があるような気がします。

 

奪い合うのが世の仕組み。

だけれど与え合うのが世の理想かもしれませんね。

 

ところで日曜日は柳楽優弥ディー。

「フランケンシュタインの恋」、大好きです。

でも心の広い先輩の、真実の気持ちにも謎があるような気がしますね。ドキドキ。

 

 

 

 

コメント   トラックバック (3)

おんな城主直虎第18回から20回

2017-05-23 10:12:49 | ドラマ (大河)

第18回「あるいは裏切りという名の鶴」は、このドラマの中でもかなり重要な回だったと思います。

なんでその回の感想を抜いたかなあと、ここから書かなくちゃ始まらないような気がしてしまうのですね。

大河はもちろん歴史物語ではありますが、私が重要と思うのはそう言う視点ではなくて、政次の気持ちを直虎が知った事にあるんです。

ある意味ラヴストーリーの苦手な私の、許容範囲である愛の物語なのかも知れません。

 

<ああ、だからこの感想も、今川がどうしたとか武田はどうだとか、まったくスルーです。以下も書いてる人だけが楽しいと言う結構申し訳ないような内容です。>

 

この辺りまで、ドラマが始まる前には爪の垢ほどのバトルが夫殿との間にありました。

夫は、歴史に残されている政次と言う人の人物像が嫌いなのです(この事は毎回言っていたように思います。)

ゆえに

「このドラマの中では」と言う前置きが、我が家では重要な言葉でした。

18回のドラマが始まった時に、私は言いました。

「このドラマの中では・・・、政次は直親を守り切れなくてむざむざと殺してしまった。だから彼はどんなことをしてもおとわを守ると誓ったんじゃないかしら。たとえ歴史の中で悪名を残そうとも。」

すると夫が

「ああ、このドラマの中ではな。」と言ったのです。

やったー!!

とうとう勝ちましたぞ、政次殿。だって、歴史の真実なんか知らねーよ。見ているのはドラマなんだからさ。

 

そして政次の真意を知った直虎は、一番の味方がそばに居てくれた事を知ったのでした。

 

確かに直虎が読みたいと言ったからだけれども、和尚が彼女が兵法などを学べば、必ずその事に気が付くと思っていたかもしれません。

お互いに敵のようにふるまい、だけれど彼を頼り彼は彼女を守る。

イイ感じになってきました。

 

サブタイトルが結構気に入っているワタクシ。

あの綿を摘み取っているシーンを見て、私は思いました。

ああ、いつか「風と共に去りぬ」がいつか来るなって。私の勝手な妄想予想。それは鶴のラスト週。

そしたら私、涙拭くハンカチじゃなくてタオルを用意しちゃうな・・・・って、かってに期待値をあげています。

妄想予想が外れても「ありゃりゃ」って思うだけですが。

 

「罪と罰」

きっとこの回では、やっぱり女はな~とイライラして見ていた方も多かったかもしれません。

木を切り倒し盗むなんて、死罪は当然の事だと思いますから。

だけど直虎は未だに尼であると言う事を、ちょっと前面に出しても良かったような気がしました。ただ甘さだけが目立ってしまったようにも感じた回でもありましたね。本当はこの時代の僧籍にある者は、かなり武芸にも秀で自らの所領を守る者たちでもありましたが、彼女は尼であり殺生を好まぬ者であっても許された存在であったようにも思ったのでした。

でもですね、それは柳楽優弥だからであって、これが無名の、しかもおっさん風のものであったならば、直虎は死罪を申し付けて上に立つ者の苦渋と辛酸を味わったと言う展開になったかもしれません。(差別と偏見)

 

柳楽優弥の盗賊の頭は、いつでも逃げ出すことが出来たのですね。直虎の魅力に取りつかれたのかも知れません。

この回から政次の演技が変わりましたよね。見ていて楽になりました。

 

「第三の女」

この回は、上手いなあと思いました。物語の展開上、都合の悪い事は省くのかと思ったら、出てまいりましたね。直親の娘が。

でもこの少女の母は、子が出来た事を直親には伝えなかったのですね。そこには切ない彼女の母の愛の物語があったのではないかと私は思ってしまいました。

この時代の男子に、結婚前は清い体で居て愛する人に捧げようなどと言う道徳があるわけもないと私は思うのですが、直虎のショックと動揺は隠せなかったようです。

「何も気にしておらん。」って無理があって、周りの者は皆気を使います。

「武田の間者かも知れん。」と政次は言いますが、それも追い出す口実になると言う直虎を気遣ってのものだったように思います。

 

でも一族の者が極端に減ってしまった井伊家にとって、この姫が来てくれたことは、まさに直親からの贈り物だったかもしれません。そして何よりも良かったのは、しのと歩み寄れたことかもしれません。第三の女が現れた事によって、共通の敵を持ち二人は戦友になれたのかも知れませんね。共通の敵って、この場合は直親でしょうか。

さわやか直親の株は大暴落。

でも直親が子供の時から想っていたのは直虎ただ一人だと思います。だけれど、少女、高瀬でしたね。この高瀬の母にとってもしのにとっても直親は大事な人。考えてみれば、さわやか直親、恐ろしい人です。

あと、常慶(山伏)をちらりと見た高瀬は怪しかったのが気になる所ですね。もしかしたら本当に彼女は・・・・

 

今川だの武田だの、みんなスルーで、しかも種子島のあれやこれやもみんなスルー。

だけど勢い有るものを、敏感に感じていくと言う事は凄く大事な事だと私は思いました。

 

で、次回。

「ぬしの名は」ですね。「。」は無くていいのでしょうか。この「。」はかなり重要だと思うのですが。

って、関係ないか ^^;

 

※ コメント欄を閉じていてすみません。それでも何かどうしても言いたいことがあると言う方は、メッセージ欄をお使いくださいませ。

コメント   トラックバック (1)

おんな城主直虎第17回「消された種子島」

2017-05-01 01:48:14 | ドラマ (大河)

いやね、もうね、笑っちゃうわ。

先週はちょっと書きそびれてしまったのですが16回は「綿毛の案」ですよ。

「わた毛のアン」。私、これで30秒は笑いました。

今回は「消された記憶」かな。

で、次回、予告編を見ていて、あー、もうドキドキしちゃう。だんだん政次が…と言っていたのですが、そのタイトルを見ていて、また笑っちゃった。

次回は「あるいは裏切りという名の鶴」でしょう。

「あるいは裏切りという名の犬」、一文字違うだけじゃないですか。しかも犬から鶴って、もう笑うしかないですよね。

このタイトルシリーズは好きじゃない人も居るかも知れませんが、私は笑わせてくれるから、結構好きかも知れません。

(先ほど、ここまでで未完成の記事で公開されてしまいました。うっかり完成のまま投稿しようとして、途中でボタンを訂正したら、下書きで投稿されたので安心していたんです。そしたらなんと編集のページの記事一覧には同じ記事が公開と下書きで二つ入ってしまったんです。このままでもいいかなと思ったのですが、いくら何でもと言う所なので、加筆させていただきます。)

 

今回のドラマの最後に「ああ、政次はもうすぐと言う予感がして来て、ドキドキするし悲しい。(本当にもうすぐってわけじゃないですね。)」と言いましたら、夫殿が「なんでだよ!!」と言うのです。

これは最近の日曜日の夫婦のいつもの会話で、途中から見始めた夫は政次が嫌いなんです。

って、これ、毎回書いているような気がします。

だけど、そう言う人の為か、徐々に彼の本心は違う所にあるのだと言うヒントが与えられるようになってきて、16回などでは、そんな政次の想いが行動になって表れていたと思います。

でも夫はドラマの中の政次ではなく、史実の彼を快く思っていなくて好きになれないのでした。

史実と言っても、本当の真実は分からない事です。本当にこのドラマの中であった事のような事があったかもしれません。

 

しかし、政次が好きになれない夫でも高橋一生さんの事は好きだと言います。

これは前にも書いたことの繰り返しですが、繰り返しだと分かっていても言いたい事は、直虎に向かってあまり良いことを言わない時、父親の政直の話し方にそっくり。物まねの上手い一生さんだから出来る事なのではないかと思ってしまいます。今日も盗んだ種子島で謀反の疑いを盾に後見人を降りろと言った、彼はまさにそんな感じだったと思います。

種子島は高いから自分の所で作ってみようと言う柔軟な発想は素晴らしいと思いました。

 

それと今回は、泣き虫弱虫の虎松のエピソード。

しのの面倒くさいああなってこうなっての部分は省略で、彼女は
「絶対に勝たせてくださいね。」と言うのですが、「絶対に勝たせるのか・・・。」と、ちょっとだけ戸惑う直虎。

彼女の思惑は、この時点で他にあったのですね。

負けても逃げ出さない、諦めない。直虎は虎松にそんな事を教えたかったのだと思います。

 

想う夫の心は最後まで直虎の方に向いていた。しのにはそれが分かっていて、子供すら奪われてしまうのではないかと怯えているのでした。そんな彼女に姉は「直虎様は母にはならない。成るとしたら父になるのでは。今もまるで父親のようだ。」と諭すのでした。

 

一難去ってまた一難、次回はどのように政次からの難問に応えるのでしょうか・・・・ってHPの次回あらすじ、そこのところ書きすぎでしょう。

 

 

 

コメント (8)   トラックバック (1)

おんな城主直虎第15回「おんな城主対おんな大名」

2017-04-18 14:45:24 | ドラマ (大河)

午後になって、今日も私のブログタイムがやって来ました。

やはりこのドラマの感想を書かないと次には行けないような気がします。

 

おんな対決、なかなか面白かったですよね。

政次に、後見人を譲ると言った時、どういうことなのかと思ってしまいました。

直虎の、もう怖い想いはコリゴリ感を感じてしまったからでした。そんなわけはないのですが、直虎、演技が上手すぎ。

それを直之を使ってどうやって乗り切るのかと思ったら、政次を謀り盾にし、直之に入れ替わって今川にやって来たのでした。

してやったりって言う感じですね。

って、今、HPのあらすじを読んだら、そこまで書いてあるじゃないですか。

ダメじゃん、そこを書いちゃって私思ってしまいました。私は読んでなかったので良かったのだけれど、直之が顔をあげたら直虎だったって言う所は、結構「おお」ってなったのよ。←単純な人

しかも柴咲さんが男前だったものだから、更に嬉しかったのよね。

 

その対決も、あなたが作った『仮名目録』の通りにやったのだから仕方がないでしょと言う雰囲気を醸し出して言えば、

それは訂正になったのよ。それにならってやったと言うなら無効なので徳政令を出せと寿桂尼も言う。

― えええ、訂正されていたのか!?  どうするの、直虎~ !!

これは私の心の中の声。

すると直虎、

「私が出していいのね。じゃあ、私が後見人って事で良いのよね。」

となる。

と、それを見ていた政次はやっべーと思い、持ってきた保険、しのの直虎の後見を望まないと言う手紙を取り出すのでした。

もう、直虎に感情移入している私から見たら「しののバカ。」って思いたくなるのだけれど、しのの気持ちを考えたら、絶対に嫌だって、そう思いますよね。

窮する直虎。

そこに農民たちからの直訴状が届くのでした。

農民たちに字を教えると言うエピソードは、教育大事と言う事ではなくここに繋がって来ると思っていました。

下手くそな文字が並ぶ直訴状。

私はこういう展開が意外と好きなんです。かくして

「妻の感情 <  民の支持」と言う事になり、直虎は虎松の後見人として寿桂尼に認められたのでした。

 

何を持って民を治めるのかと言う寿桂尼の言葉に、直虎は

「潤う事で。」と答えます。

「民が潤えば、井伊が潤い、そして今川の支えになりましょう。」

民が潤えばって言うところで、頷いた人は多かったと思います。

 

 

ところで政次。

我が夫殿は途中から見始めたので、彼らの子供時代を知りません。だから本当に政次が敵役に見えるのです。今回なつの口から政次の本心は本当はこうではないかと言うようなヒントが与えられました。つまり井伊谷の盾になるつもりだと言う政次。

そうですよね。敵を欺くにはまず味方から。この欺き方も半端なくて直虎自ら欺かれているくらいですものね。いやいや視聴者も。

でもやっぱり鶴はそうだったのね。そうじゃないかと思いつつ、何か確かな言葉が欲しかったのよねと嬉しく思いました。

「やっぱり政次はさ・・・」と夫殿に言うと、今度はこの男はそんな清い男ではないはずで綺麗に描きすぎると言うのです。

 

もう彼を説得するのは無理の模様。

大河は史実をモチーフにしたフィクションなんだから、どっちが見ていて後の流れで自分が感動するか、そこは大事なポイントだと思うのですが。

ああ、そうそう。欺かれていると言えば、政次が鶴だった時から同じく見守っていたはずの傑山ですら直虎の部屋での悲鳴を聞いた途端に政次にはあの態度。ちょっとそれは悲しかったです。

あと、今回良かったのは、キャンキャンと五月蠅かった中野直之が静かになってくれたことです。そして静かになった、つまり味方になった直之はちょっとカッコ良かったですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)