森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

祭りのあと

2009-01-31 11:06:55 | 梢は歌う(日記)

「ムサシ」のチケットを買えなかったら、その話題には触れないと言っていたけど、撤回。

触れちゃう・・・。

だってね、きっと同じように

「あほ~!!!」と叫びたくなってしまっている人って他にもいると思うのですよね。しかも、たっくさん!!!

27分で完売ですよ(涙)

電話が通じた時、奇跡が起きたのかと思ってしまいましたわ。
そしたら、爽やかなお声で、
「完売いたしました。たくさんのお電話、ありがとうございました。」
ですって。

やたら爽やかなお声が空しい。

もっと、さも残念そうにクラーイ声で言って・・・と言っても無理な話か・・・。

私と同じようなお気持ちでいらっしゃる方、頑張れ!

今日、チケットが買えたラッキーなあなた、良かったですね。

 

サア、もう良いか。気持ちチェーンジ!

予定の中にあった「数時間不機嫌でいる」はなくなりましたね。

よし、次の計画です。(へこたれていないの、私達)

 

心ひそかに、次の計画を練っているのですが、それも叶わなくても、良い舞台を期待しています。どんな形になってもいつか必ず見ますよ、私。

 

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「ムサシ」のチケットと「王国 」

2009-01-31 01:46:59 | 梢は歌う(日記)

皆さま、今晩は☆ 
それとも「おはようございます」?
または、「こんにちは」でしょうか。

いつもの真夜中のおしゃべりです。

日付が変わって、早くも1月の最後の日ですよ。一年の最初の月、睦月はあなたにとってどんな一ヶ月だったでしょうか。

私はね、一ヶ月の総括なんかする気分じゃないのですよ。
何だ、人には聞いといて、ですね。
だって、明日の10時は忙しいです。(もう今日か)「ムサシ」のチケット発売日なんですよ。

何だ、この人馬鹿じゃない・・・、って今思いませんでしたか、あなた?
私だって努力したんですよ。あれやこれやのプレオーダーに三回、申し込んだのですが、連続落選です。OMCの申し込みの電話は繋がらないし・・・。

私、今まで当日申し込みの電話が繋がったことなんかないですよ。頑張ってみるけれど、チケット買えたら、明日はお祭りさ

で、買えなかったらシーンとしています。もうこの話題に触れません。お高くなったチケットは買いません。

一人静かに、嘆く悲しむ落ち込むブーたれる、数時間不機嫌でいる、そして復活する、いつかそっとDVDなんかを買う・・・と言う予定。

と、ラッキー、アンラッキーの予定が立った所で、別の話題です。

 

もうすぐ二月ということで、書きたいことがあったので、いろいろ調べていましたら、谷山浩子さんの「王国」と言うのを見つけました。彼女の歌はもともと好きなのですが、この曲を聴いてから他のを聴くと、何かもう物足りなく感じてしまったのです。昨日、何回繰り返して聴いてしまったことか。

下地にどういう設定があるのかは分かりませんが、この曲を聴いていると、私の妄想ワールドが全開になってしまうのです。

そのうち一つ前の記事の「BAD!BUT,GOOD!」のラストの部分のBGMにぴったりだなあなんて思ってしまいました。そういえば、アレ、如何に夢だからと言っても、やリすぎちゃったかなあと少しは思っているんですよ。ブログ向きではなかったかも知れませんね。

でも、まあいいかな。長いので、あまり最後まで読まれていないかもしれないし。それでも、気持ち悪いと思った方がいらしたら、「すみません」です。

で、「王国」のことですが、きたのじゅんこさんの絵も素敵です。

その最後の部分は、聴いていて涙が滲みます。しかも、けっこう怖い・・・。

少年の中の閉ざされた少年だけの王国。
いやいや、何も書いてはいけませんね。イメージの押し付けになってしまいますものね。

でもね、私ちょっと思ってしまったんですが、この曲がBGMに流れるような「相棒」が見たいな・・・なんて。

「ええええ~!  『相棒』なの~!」と言われそうですね。

でも、そう。凄く怖くて、凄く綺麗なお話が出来そう・・・。

ごめん、妄想ワールド全開って言いましたよね、私。

 

と、言うわけで、そろそろ寝ることにします。

 

 

 

王国 - 谷山浩子

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BAD! BUT, GOOD!

2009-01-29 10:44:49 | 詩、小説

 私は暗い坂道を滑るように走り去っていく男の姿を、祈るような気持ちで追いかけていった。

 

親切なので告白してしまいますが、これは夢の話です。人の夢の話など聞いちゃいられないやと思う方も多いと思いますが、私的にはそれでも書きとめておきたい内容だったので、まあ、お暇ならお付き合いくださいませ。夢なのでシュールですが、その内容は奇妙な物語と思ってくださったら嬉しいです。

昨日の私の一日は友人に恵まれてよい半日を過ごしたのです。が、その午後、いつも仕事の後にやってくる腰痛が、道を歩いている私に突然やってきたのです。その時は鈍痛であったものが、徐々に激痛になっていってしまいました。座ったり立ったりするのがとても辛かったのです。しかも私の生活にはなんとその繰り返しが多いことでしょう。早々に寝ることにしました。ところが寝て気が付きましたが、どんな姿勢で寝ていても、その痛みから逃れられないのでした。

痛みと戦いながら眠りに就いたことが良かったのでしょうか。長い夢を見ました。

途中までは日常のパロディバージョンの夢でしたが、天井から雨水が滴り落ちてくるような、そんな古い地下鉄のホームに降り立った時から、その夢は私をとんでもないパラレルワールドへ引きずり込んでくれたのです。

 ホームには青い見たこともない電車が止まっていた。目的地は同じだと言うのに「韓国経由」、「台湾経由」と連結器部分でで分かれていた。

どっちに載るんだと車掌がぶっきらぼうに言うので、私は焦って、「韓国経由」の車両に飛び乗ってしまった。

「どっちだって同じことなんだろ。行くところは同じなんだからさ。」と、その言葉で、突然私には若い男の連れがいるということに気が付いたのだった。そして私は私ではなく一人の少女だった。

私たちは降り立ったある街で、劇団養成学校の青年達と知り合いになったのだった。それは偶然か、それとも必然だったのか、私たちは部外者でありながら、彼らの生活に食い込んでいく存在になってしまった。

それは私の力によるものではなく、すべてその連れの青年の人懐こさによるものだった。私はむしろその劇団養成学校の若者達の特に女子の誹謗の対象だった。その女子達の中でも、特に華のあるエミという少女には私の存在自体が許せないらしかった。

口を開けばその言葉はナイフになって、私の心を突き刺した。

救いを求めて青年を見ても、彼は気が付かない振りをしてそれを無視するのだった。

そして、なぜだか私は耐えていた。

 

夢と言うのは不思議なものですね。私は私であって私ではないのです。その存在の意味も理由も分からないのですから。だけれどよく夢は逆から見るというでしょう。ラストシーンから逆回転で見ているというのです。だからシナリオがないのに妙に辻褄があっていたりするのも納得です。

でもこの夢は逆から見たとはどうしても思えないのです。ただ自分の夢だったので、奇想天外な設定を既に自分で作ってしまっていたのかもしれません。

 

彼らと共に過ごした数日間、彼らだけの公演が近づいたある日、別れの日がやって来た。外で大道具の仕掛けに余念がない彼らなので私たちに構って入られない。それでも公演を見ないで去ろうとする私たちに不満を言う者達もいた。もっとはっきり言うと、私たちにというより私の仲間の青年に対してだったのだが。

青年がおどけて言う。
「いやいやいや、幕があがったら俺たちはいない。じゃあ、何処にいるかと言うと、それはあなた方の胸の中に。そういうのがいいんじゃないですか。そして俺たちは舞台の上のあなた達を見ない。でもその最高の演技はすべて俺の頭の中に。」
「なにを調子のいい事を言っているんだ。」と、劇団の中心の青年Kは言う。
「いい加減なことを言っているわけではありませんよ。ならば証明して見せましょう。」

そう言うと、彼はお芝居の中で重要なKの歌を歌いだした。

誰もが作業の手はとめこそはしなかったが、彼を見た。今まで誰もが彼にそんな才能があるとは思っていなかった驚きもあるが、その歌は戯れに歌ったとは思えないほどの上手さだったのだ。

彼は続けて演技をしていく。悲恋の物語で、遅れてきた男には単純だった「愛」も複雑になってしまう。

そこに通りかかったヒロイン役のエミに彼は主役のKのままで演技を挑む。ノリまくるエミ。あぶれてしまったKは焦って、ヒロインの父親役に。それを見ていた父親役の者は、ヒロインの元からの恋人役に。キャスティングは乱れ乱れて、ふと気が付くと彼を中心に全員がそのお芝居の演技者にそして観客になっていた。

群舞の少女達でさえ、もう自分の仕事を放り出してそのお芝居に参加していた。自分と違うパートを歌ったり、その場所は舞台ではないのに、それ以上の場所になってしまった。

私は、本当に感激していた。至近距離でこんなに素晴らしい演技を見たことがなかったからだ。

舞台の上で演技をするということは、日常のそれらしく見せると言うのとは違う。

「いやあ~だんな様、それは違うんじゃないですか。」と言う言葉を言うのに腰を半分もひねって下から「いやあ~」なんていう人は日常の中にはいない。一見日常のコピーの世界に創造された言葉で装飾されているように錯覚するけれど、舞台の世界は、完璧な絵画の世界と同じで、感性と技術の世界なのだ。

彼らが動くと風が起こる。その風が伝わってくると私の受信機がそれを感動に変換するのだった。

私はこの夢の中の私たちの設定と言うものを、思い出しつつあったあの薄暗い地下鉄のホームに降り立った時から、偏執的な狭い世界観の中で生きる私たちだった。私たちは演技をすることで名声を得ることを望まず、一生のうちで一回でいいから最高を目指し、すべてを捧げることに至上の価値観を持っているものたちだった。彼が彼らを認め、自分の最高の演技の観客に選んだのだと、私には解っていた。

 

だけど心は複雑だった。感動に震える心は本物だ。でも私は気が付いてしまったのだ。みんなが違う役で挑んでいるこのお芝居の中で、役が変わっていない者が二人だけ。それはヒロインエミと観客役の私だけ。

ヒロインの役なら、私にだって本当は出来た。それなのに彼は私を選ばなかった。そうだ、私をヒロインに選んでしまったら、こんな風には盛り上がらなかったはずだ。彼は惨めな私の事を見限ってしまったと言うのだろうか。

物語は佳境だ。
心のままに遅れてきた男と生きるのか、それとも自分の心は偽っても人を傷つけずに優しい恋人と生きることが美しい生き方なのか。後者を強いる父親。

逃げ出した二人は連れ戻されみんなに囲まれる。

「ああ、こうなってしまっては私たちの逃げ道は、天上の星にすがるのみ。」と彼が言う。

エミが不安そうな顔をする。

「大丈夫だよ。」と彼が声をかける。その瞬間、彼らの姿は天空遙かに舞い上がった。誰もが息を呑んだ。そんな演出は誰も知らないものだったから。既に空は暗く、この場所には何の仕掛けもない。それなのに舞い上がった上空で、何かがばっと真っ赤に燃えた。そして、一筋の光がさらに上空に舞い上がっていった。

空から何かが落ちてくる。

私がそれを受け止めると、それは彼が着ていた黒いフード付きの薄いジャケットだった。

中味のないそれを受け止めた時、私は言い知れない不安と寂しさに襲われた。だけどそれは本来見当違いの反応なのだ。なぜなら物の見事に彼は自分の別れまでを演出したのだったから。

一瞬、辺りはシーンとした。が、それは一瞬で劇団養成学校の青年達はどっと沸いた。

「彼は何処かにいるはず。」私だけが焦っていた。彼が行きそうな道に何も考えずに走っていくと、裏庭の坂道のはるか下の方に走っていく彼の姿が見えた。

「ひとリで帰ってどうするのよ~!」と私はその影に向って、おどけて叫んだ。

「早くしないと、置いていかれちゃうぞ。」と笑いながら私は言われたが、その笑いは、以前の馬鹿にしたような笑い方ではなく、親愛の情がこめられていた。男の演技が彼らの私への態度まで変えたのだ。

「急いで追いかけていくね。それじゃ、みんなさよなら。みんなバイバイ。」みんな坂の上で手を振ってくれた。彼らはみんな今日という日に酔いしれているのだ。私もそんな彼らの態度が嬉しかった。

だけどいつだって気持ちは二つの気持ちの間で揺れている。
私は後悔していた。あれほど彼は完璧だったのに、私は自分が取り残されてしまうと言う焦りから、急いで彼を探しその後姿をみんなに目撃させてしまったのだ。なんということを・・・。
そして、もうひとつの心・・。
あれほど完璧な彼が、なぜその姿を見せてしまったのかと言う疑問。それは早くそこを立ち去れ、早く追いかけて来いと言うメッセージではないのか。

私は暗い坂道を滑るように走り去っていく男の姿を、祈るような気持ちで追いかけていった。

ホテルの扉を開けると、私は息を飲んだ。

ガサッ、と音がした。

気が付くと、薄暗くなった部屋で食い入るようにテレビを見ていた私の横にルート君が立っていた。

「ワッ、ヒデッ!」とテレビの画面を見たルート君が言った。

「えっ!」とテレビを見ると、場面が変わり、少女の後姿で足を投げ出し壁にもたれている青年の姿は見えない。一瞬ルート君を見てしまったので見逃したのだ。

「おばちゃん、見ないほうがいいよ。夢で見ちゃうよ。」と彼は言った。

夢なので、場面が一瞬で変わってしまったのです。私はテレビを見ている人です。テレビの中でさっきまで私だった少女と青年が語ります。

「どうしてこんなことに。」少女の声は驚きと言うよりは、妙に醒めているのだった。
「ちょっと、仕掛けが間に合わないよなとか思ったんだけど、幕が下りた後はどうでもいいかとか思っちゃたのよね。」
「だからって、自分の体に火をつけちゃうなんて。」
「綺麗だった?」
「うん、綺麗だったよ。だけど、エミはどうしたの。」
「ああ、彼女。足にガラス玉付けてやった。ガラス玉ロケット。本当に星の世界まで送り出してやったよ。彼女も綺麗だったでしょ。」
と、彼は本当に愉快そうに言った。
「うん、綺麗だった。」

そうか、それじゃ私を選べないわけよね。私はそっと彼を抱きしめたかったが、血の滲んだ彼の皮膚を抱きしめてはいけないような気がした。

「パーフェクトだったよ。一生忘れないわ。」
「そう。」と彼は満足げに言った。
「だけど、たかだか10数人の観客じゃ惜しかったような気もするわ。」と少女が言うと、彼は苦しそうな息の下から最後にこう言った。

「何言ってるの。観客は一人だよ。」

少女は立ち尽くしていた。
彼女は美しかった恋人を永久に失ってしまった悲しみと空しさで、心の中にどうしようもない闇が広がっていく感覚に耐えていた。が、その闇の暗さに紛れて、実は勝者の満足感がゆっくりと同じように広がっていくことに、気が付いていたのだった。

少女はそれを与えてくれた男に、優しく声をかけた。
「さぁ、帰ろうか。」

「凄い!」、テレビを見ていた私は驚いて、ソファから立ち上がった。

と、ここで目が覚めたのでした。

 自覚がなくても体のどこかに異常があるときは、悪夢を見る可能性が高いらしいですよ。悪夢が続いたら、体の不調を疑った方がいいらしいです。

この夢が悪夢だったとは思いませんが、眠りながら痛みに耐えていたから見た夢だったように思います。

以前ラッタ君が言いました。毎日自分の見た夢を記録していくと、その記録者は狂ってしまうらしいと。

なんとなく分かるような気もします。夢は脳が吐き出す日常や思考の廃棄物。記録すると言うことは、又それを拾ってインプットし直してしまうということなんですものね。でも、その中に自分を楽しませてくれる物語や思考の欠片が落ちていたりしませんか。

 

 

 

 

 

 

 

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相棒7-13「超能力少年」

2009-01-29 01:22:06 | ドラマ(相棒)
 今回の「超能力少年」は、最初は申し訳ないのですが、「忍耐」で見ていました。なんか眠くって・・・。
右京さんの
「僕、超能力とお化けは信じているんです。」はラブリーでしたけれど。

少年の超能力が、最初から電話盗聴ネタだろうなと思いましたが、受信機ナシって言う所が凄かったですね。米沢さんと一緒にいるところに、お告げが来た時から目が覚めました。

コンビニシーンは今日のハイライトですね。

なんか笑えて楽しくなってしまいました。
芹沢君の「いらっしゃいませ~」は特に笑えました。
笑ったと言えば、イタミンがなにげに少年のお告げを熱心に聞いて居た所なんかもかな。
今日の相棒は米沢さんでしたね。
米沢さんのゲームに詳しいオタク特技で少年の心を掴んだ所とかがベタな展開であっても良かったです。犯人確保の時もかっこ良かったし。


最初は退屈でも、その最後はちょっとホロリとしてしまいました。子供って、お母さんの喜ぶ顔を見たいが為に、頑張ってしまうのですよね。その気持ちに付け込んではいけませんね。雨降って地固まるではないですが、家庭再生の物語にどさくさに紛れてなっていましたね。

ところでさっきから「相棒」HPに入れません。混みあっているのだそうですよ。今までそんなことなかったのですが、アレですかね、映画前売り券の劇場のリサーチしているんでしょうか。

私は昼間見たのですが、いつも行っている映画館では、取り扱っていなかったのですよ。ちょっとムカつきました。何も景品が欲しい訳ではないけれどって・・・いや、欲しい。だからリサーチしたんだから。なんで、扱っている所とそうでないところがあるわけ。
なんてちょっと愚痴ってみました。


事件と関係のない話をして子供の心を掴むところは、今日の「キイナ」も同じでした。でも最後のホロリ部分は、「キイナ」の方が勝ちだったような・・・。


追記:水谷豊さんが顔にケガ!何針か縫ったなんて言うから心配しちゃいました。でも大丈夫っていっていましたよね。良かった
必殺コップ倒しではなく、自分を倒してしまったのですね。気をつけて

又、追記です。
あの日HPには入れなかったのは、前売り券のプレゼントがあったからかもしれませんね。翌日の昼間見に行ったら、そう書いてあったので、一応応募しておきました。
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天地人4回「年上の人」

2009-01-26 01:41:32 | ドラマ (大河)
今回のトピックス
 景勝一行の戦からの帰還
 景虎の婚儀
 兼続とお船のお買い物
 信長の屏風の果たし状

といったところでしょうか。

戦から帰ってきた景勝らの館では、その無事と活躍を祝いあい盛り上がっていました。そこで何気なく語られる、上田の衆の仲間がなぜ結束が固いのかですが、あの幼き日の雪のエピソードが回想と映像が加えられ語られました。あの時硬く結びついたのは喜平次と与六ばかりではなかったのですね。

そういうシーンを丁寧に描くことによって、子供時代にもっと深い感動を残すことも出来たと思うのですが、途中交代の違和感緩和のためなのか、それともいきなりの視聴率転落を防ぐためなのか、初回二回とも主役の妻夫木君を最初から登場させるために、物語の運びに工夫がされていたのだと、今回気が付いたというか、そう思いました。

流転の悲劇の王子景虎に寄り添う華姫。
満ち足りた幸せ・・・・
今は何も語るまいと言う所ですね。

またも青春コメディだった兼続とお船のシーン。雨に降られて海辺の小屋で雨宿り。
この作者の方って、使いこなされた少女マンガネタが好きなのかな。懐古趣味?と独り言。
思わず
「兼続!その炎を飛び越えてこい!!」
と、頭の中で「潮騒」をやってしまいました。
なにげに笑ってみていたら、突然夫が、
「だけど、面白くない話だよなぁ。いつ面白くなるんだ。」と席を立っていきました。
ああ、ひとり減り二人減り、今年の大河は一人孤独に見ています。

気分が「シオシオノパア」になってしまったところに、信長の屏風が出てきました。俄然気持ち復活です   


「天地人紀行」でも紹介されていた「洛中洛外図屏風」、見事でしたね。
それを覗きに行った久秀と兼続の反応は面白かったですね。
「何だ、これは」と久秀。
オッ、意外とやるなと思いきや、見つけたのは風呂屋だったとは


今週の兼続のキラリン
信長の屏風の贈り物の真意に迫る。

「信長への使者の一行にお加え下さい。」
という兼続のセリフに夫が戻ってきました。
「切られそうになっちまうんじゃないのか。」と言う夫。

「あやつの首を謙信に送ってやれ。」
ああ、予告編でも大変なことに。




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変化なきものなきにし

2009-01-25 11:26:03 | 詩、小説
太陽が生まれて46億年
地球も同じ頃生まれて46億年
だけど、次の47億年にいきなりなるわけじゃあないんだよね
おんなじように時を刻んで、おんなじように変化しているんだ

昨日と同じ太陽ではない
昨日と同じ地球ではない
太陽も一日を刻み地球も一日が過ぎていく

海も繰り返し寄せては引いて
まるでいつだって変わりなく存在しているように見えるけれど
その水位を上げたり、蒸発していたり日々変化しているんだよ

ゆっくり流れる大河とて、留まる水の一滴はない

そういえばさ
聞いた話でしかないけれど、
宇宙は膨張し続けているんだって

これまたさ
聞いた話でしかないけれど
宇宙は消滅に向っているんだって


こんな話をした後で、とても僕は自分のことなんて語れないよ。
だって僕の中の小宇宙、
変化していくのは当たり前
細胞は分裂し、または崩壊して消えていく
揺れる心の流れは、宇宙に吹く風と同じ
静かに、だけどどこかに果てしなく流れて行く。


僕が見つめる世界
その世界を見下ろす天上の河
想像と精神と理論の中にしか存在しない、果てに近い遠い宇宙
すべてに変化が訪れる
その大きな渦、鼓動、波動の中に存在出来るちっぽけな幸せ

そんなものを感じながら、僕は僕の世界の中で生きている



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しとしとと心の中に雨が降る

2009-01-23 12:21:35 | 梢は歌う(日記)

 ちょっと久し振りの雨。空気が乾燥していて、学校ではインフルエンザなんかが大流行しているみたいなので、雨は良い湿りに違いないですね。
最近思ったことやあったことなんかを・・・・・。

大学受験のお子様をお持ちのお友だちへ。

今が一番大変な時ですね。お子様もですが、あなた様も気をつけてくださいね。やっぱり家の要はお母さん。臍がしっかりしていれば大変な時は、一緒に乗り越えて行けるじゃないですか。

だけど、じゃあ自分の時を思い出すかと言うと、私は大学受験で悩むのは嫌だったので、高校進学の時に二倍悩んで大学付きの私立高校に行かせたので、センター試験とかイマイチ、システムからしてわかりません。

こんな時思い出すのは姉の子供たちの頑張っている姿です。学部限定だったので苦労していました。

比べると、いつもうちは甘っちょろいです。

だけどそんなうちに悩みがないわけではないんですよ。でもまだ今は書けません。いつか笑いながら書ける日が来るといいなぁ。

 今週の大きなニュースと言ったら、やっぱりオバマさんの就任式でしょうか。ニュースで黒人の支持者の人が感極まって涙を流している姿を見たら、ちょっともらい泣きしてしまいました。

凄いなぁと思います。こんな時代が私が生きているうちに来るなんて。(こんな風に書くと、えらくばあさんみたいだな~)

ちょっとその就任式に集まった人たちのフィーバー振りを見ていたら、羨ましくなってしまいました。自分達で自分達のトップを選んだ誇りを感じてしまったのですね。

その頃日本では、時間を少しずらして国会と言う国の最高の議会を開くその場所で、国のトップ(一応)を相手に漢字テストをしていましたとさ

1600年にイギリスは世界進出の第一歩の東インド会社を設立し、その頃日本では関が原で国盗りのチャンバラをしていたという時代格差は埋まらないと言うのだろうか。  なーんちゃってね、だよね。

だけど何とかしようよ、日本人。いろいろサアと思ってしまう毎日ですね。

 

国の事を考えても憂いる事がたくさんありますが、まずは自分ですよね。その自分がなんとなく元気が出ません。特に月、火、水と落ち込んでいました。

理由はいつも些細なことです。でもその前に、ずっと放置してあるやらねばならない事に取り組まなければならないのですが、結構それが大きな壁で、それがストレスになって些細なことで憂鬱になってしまうのです。やらねばならないことって、別に隠している訳ではないですよ。今の仕事を止める準備・・・かな。

でも元気がなくなってしまった理由は、・・って書く必要がないですね。本当のこというと、チマチマ書いていたのですよ。でも書いたのを読んでいたら、スカッと消すことが出来たのです。

自分の気持ちと向き合うことって大事なことなんですよね。その手段として「書く」と言う方法を使うことを、私は勧めるなあ。人に話すと言う方法も確かにあって、私の良く使う手段ですが、内容によりますね。

それから人に触れること 。でもある種の落ち込みって、心が世界と言う海でひとり漂っているような気がするじゃないですか。いわゆる孤独・・・。

そんな時って、あまり会話では救われなかったりする事も多いかもしれません。そんな時は「読む」かな。

お料理がテーマのブログから、映画テーマのブログ、普通の日記とか読みまくりますね。ドラマネタも・・・。誰かが誰かを好きだーと言っているのって、気分良いんですよ。本の紹介も読みます。演劇寸評なんか読んでしまうともうだめですね。そのチケット買えないのかなと調べまくってしまったり・・・

―アッ、ちょっと横道・・
私、「ムサシ」行けるかしら?くじ運悪くてさぁ・・・(汗)―

でも、読んでいるとその中にいろいろヒントが落ちているんですよね。そうそう、私、自分のブログも読みます。

「一人でスクッと立つ、そんな生き方が大事」って、自分で書いているじゃないのよー。とかいろいろ見つけてしまったり・・・

そんな中に書きかけで放置してあった「しとしとと心の中に雨が降る」と言うのを見つけたのですね。昨年か一昨年の春に書いていたのです。得意の長い前置きで疲れちゃったらしく、放置。でも、そのタイトルを見ていたら、その時心の中に降る雨に、私は全身びっしょりになっていたなと思ったのです。今の私・・・、その雨を眺めている。そして曇りガラスに映し出された過去からの嫌な自分の影に打ちのめされていたりして、うな垂れていたりするわけです。

ー濡れたら良いんだよな、その雨に打たれてさ・・―

 

なんて呟いてみたりして。

 

と、こんな風に纏めちゃいけないよね。ありえない三つのテーマの合体になってしまいます。で、やっぱり最後はお気楽なテレビネタです。

 TBSの「キミハ・ブレイク」、かかっていたのでたまたま見ました。その中で「夢をかなえるゾウ」のアニメを見たのですが、なんかえらく感心しました。草薙君って声優上手ですね。感心したのはそこかーって叱られそうですね。感心したのはそこなんですが、内容は、もの凄く共鳴してしまいましたよ。そうだよねえええと、唸っちゃった。落ち込んでいたし。

課題は「どんなに運が悪くても、良いと言ってみる。」だったかな。

発明王エジソンは、失敗すると
「何て、運がいいんだ。これではダメだとわかったぞ。」と言っていたそう(エジソンってB型かな?)

こういうお話、私にはツボなんですよ。

そうなのよ~。私は友達に過度の期待をしすぎてきたのよ、いろいろ分かることが出来て良かったなとか、ブログ回りしたお陰でチケット買う場所を一つ増やすことが出来たし、なんか運が良くない、私。

そういえば、本当に落ち込んでいる時の私って、思わず微笑み君をやってしまうのですが(あまり心も動かないし、泣きたい気持ちを我慢しているので微笑んでいるの。)三日もそれをやっていたから、もしかしてお顔のリフトアップになったかも・・・。

ラッキー 

 

 

 

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相棒7-12「逃亡者」

2009-01-22 09:34:57 | ドラマ(相棒)

 所轄の左刑事の去り際にイタミンが
「いつか本部にあがって来い。お前のようなバカ! 
・・・、嫌いじゃない。」

この時、イタミンの脳裏にはあの男の事が、かすかに浮かんで消えた。

・・・・・、なんちゃって。

 

今回の「逃亡者」。テーマは犯罪引渡し条約の矛盾みたいな感じで重かったですが、内容は二転三転という言葉の通り、ワンツースリーステップと言う感じで、なかなか面白かったです。

 

内村刑事部長の真っ黒クロスケ振りが、目立ちましたね。果たして彼は右京さんに、何回「出て行け。」と言ったのでしょう。
アッ、ごめん。クイズではないです。だって私も数えるのを忘れちゃったから、答えがないもの。

ええと、4回ぐらい?

だけど無視。

三浦さんがいつも形ばかり困った顔をして
「警部殿~!」と言うけれど、それも無視。

もう無視の仕方が、達人の粋に入っています。だって、そうでもしなければ、警視庁の検挙率が下がってしまいますよ、もう~。

草木染のミサンガは色が綺麗でした。でも、あんなに色移りが激しいのでは、右京さんのスーツの袖の淵が危ないぞと、余計な心配。

そのミサンガの彼女エリ(英玲奈)には同情してしまいました。国外退去だったら、自分の国に帰らなければいいのではなんて、ふと思ってしまいました。そうじゃないだろう!!
でも彼女が自分の国に帰ってまで、マルコを説得しようと思ったのは、ルベルタ人がみんな同じとは思われたくないと言っていましたね。

ルベルタまで行った、被害者女性の恋人、志茂川(山下徹大)はそこで日系ルベルタ人にとっても親切にしてもらい助けてもらったと、右京さんに語っていました。この一言はあまりストーリーに関係のないセリフで浮いていたように思えたのですが、そこに作者のメッセージがさりげなく込められているのかなと思いました。

ともすると、一を見てすべてと思いこみがちな私たちではありませんか。

その志茂川の最後の涙には、ウッときました。
「愛していました。」
事件が解決して、初めて泣けた男の涙が切なかったです。

 

そういえば、真犯人かと思われた左刑事の取調べ中、犯行を否認している(だってやっていないから)彼に
「よし、それでいいんだ。」と内村刑事部長が見守っている所に、中園参事官が
「右京が・・・もにょもにょ」と伝えに来るシーンは面白かったし、ちょっといい気味でした。

真っ黒クロスケだったのは、内村刑事部長だけではなく小野田さんもかなりでしたね。いつか来るこの「相棒」の終わりのときのラスボスは、やっぱりこの人がいいなあとか妄想しちゃいました。

回転寿司では、お茶の入れ方を知らなかったけれど、お皿を返さない分成長してましたね。ラスボスとか言っているけれど、もちろん好きなんですよ、とっても。

その小野田さんと右京さんのシーンで、日比谷公園のあのカフェが出てきましたね。
それも何回も。しかも、今回は座っているシーンばかりではなく、そこから出て行くシーンもあって、全体が写っていました。

あのカフェの訪問記事はこちらです。→「秋をあなたに<その1>

 U様、出たよー!  

 ・・・・って、お化けみたい?

<オマケの呟き>

 「相棒」の話ではないのですが、「トライアングル」見ています。「相棒」でも音楽の入れ方が、結構最初の頃話題になっていたのですが、その「トライアングル」の音楽の入れ方・・・・
全篇クライマックスみたいな音楽の入れ方なんですよね。もう辞めてほしいな。たいしたセリフではないのに感動バージョンなんですよ。「相棒」で音楽の事を気にする習慣が付いてしまったから、そういうこだわりを持つようになってしまったのかな・・・

 昨日から「不可能犯罪捜査官キイナ」が始まりましたね。面白かったです。こういうお話好きなんですよ。でも彼女が言う
「あの一つだけいいですか。」
「アッ、もう一つだけ」と言うセリフ、右京さんと被りますね。

来週は「相棒」は子供の予知能力、「キイナ」は女子中学生の憑依。

なんか楽しみです。

 米沢さんのショートドラマの事書き忘れました。王様ゲームで「主役」を引いちゃった米沢さん。いろいろ考えているんだなと感心しちゃいます。

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草原のみなしご≪その2≫

2009-01-20 01:39:31 | 思いつくまま

 草原のみなしご≪その1≫の続きです。

今の私には、解決していかなければならない生活の変化の準備と言う悩みの他は、子供たちの将来の心配と、如何にこの悲劇的な体重から逃れられるかと言う悩みぐらいで、どちらかと言えばお気楽な主婦なのかと思います。

そんな私でいられるのは、私の両親と近所に住んでいる独居老人の義母が元気でいてくれているお陰です。

私は子供たちの母。
だけれど彼らの存在が確かなうちは、心を草原に放り出されることのない彼らの子供でいられるのです。

 

 私の母の母、すなわち祖母は私が高校二年のとき亡くなりました。自宅介護の末家族にみんなに見守られる中、昏睡から目覚め、集まる一堂を見回し
「ありがとうよ、・・・」と言って、息を引き取ったと言う伝説の人です。

その頃の彼女の長男は、社会的にも多くの人と繋がっている人で、葬儀はこの上なく派手なものでした。祭りのようなその儀式が終わって、数日たったある日の昼下がり、私はなぜか家で母と二人でコタツに入っていました。葬儀の後、風邪をひいて学校を休んでいたのだと思います。そこに母の弟がやって来ました。

その叔父は「待ち人は愛しき人に姿を変えて」に書いた人ですが、母は5人兄弟の真ん中に位置する人で、一つ下のこの弟とはとっても仲が良いのです。

私は大好きな叔父が来たので、母と共にお茶などを頂くことにしました。二人の会話は葬儀の後なのでその話題だったと思いますが、いつもと違って会話も弾みませんでした。

叔父が呟くように言いました。

「良い葬式だったよな・・。なんだかんだと言って、あの人はみんなに信頼されていたよ。人から嫌われていた方が長生きできるんだと言って、憎まれ口ばかり言っていたけれど、みんな好きだったんだよな・・。」

そう言うと、叔父はハラハラ泣き出しました。

母も耐えられずにハラハラ泣き出しました。

今の私だったら、「私もハラハラ泣きました。」と書くところですが、若い私は泣きません。「あらま!」と思いながら、二人の真ん中でどうして良いのやらとお茶を飲んでいました。

母がそんな私を見て、
「まったくこの子は~! 少しは気を利かせなよ。」と言いました。

叱られて、ああ、本当に私は気が利かなくて申し訳なかったなと思いました。私は急いで立ち上がり・・・・

「はい。」と、叔父と母にそれぞれ涙拭くハンカチを渡したのでした。

そしてまたさっきと同じように炬燵に入った私を見て、母は絶句。少しの間を置いて、プハハと泣きながら笑いました。叔父もへへへと笑いながら泣いていました。

二人が泣きながらも笑ったので、私もホッとしましたが、私が自分が間違えたことに気が付いたのは、もっとずっと後からの事だったのです。
母の言った「気を利かせろ」は席を外せと言うことだったのですね。

そんなことに気が付かなかった私は、まるで傍観者のように二人を見ていて、そして
「なんか不思議ね。もうお母さん達は大人なんだから孤児になってしまったとは言わないんでしょ。でも叔父さんもお母さんも草原のみなしごになってしまったみたいな気がする。」と、言いました。

それに対して彼らは
「もう大人なんだから、そうは言わないよ。」みたいなまともな事を言っていたと思います。

でもそれは、私の素直な感想でした。
なんだか二人は広い草原に放り出された子供のようでした。

彼らの父は戦争からは生きて帰っては来たものの、既に心は廃人と化していました。ひとりで北の果てまで流れていき、たった一人で死んだのです。残された妻も、また一人。彼女は5人の子供を育てるために行商などをやって朝から晩まで働きました。

家も下宿屋をやっていました。私の父はその下宿屋にやってきた下宿人だったのです。下宿屋の美代ちゃんと(美代ちゃんじゃないですが)とふらりとやって来たハンサムな(こっちはちょっと自信あり)下宿人は、16歳と20歳。少女マンガのような恋の始まりだったのかなと、勝手にいい感じに想像しています。

でもひとりで5人を育て上げ、上の二人の男子を大学まで行かせていた祖母には、それなりの秘密もいっぱいあったようで、母はいつか誰かに小説に書いて貰いたいといっていました。波乱に満ちた一生だったのです。

 

 はっと気が付くと二人は風の吹く草原に投げ出さたように、ポツンと立っていました。姉と弟はしっかりと手を結び、それでも風に歌う草原の葦の揺れるさまになぜか切なくなっていました。
「お姉ちゃん、僕たち何処から来たんだっけ。」と弟は言いました。
「さぁ。私たちは何処から来たのだっけ。」と姉は首を傾げました。
「お姉ちゃん、僕たちは何処に行くんだっけ。」
姉は、やっぱり首をかしげて風の音を聴いていました。でもやがて姉は思い出したように、弟に言いました。
「さあ、もう帰ろうか。」
「えっ、何処に。」
「私たちそれぞれの家族の元に。」

「じゃ、俺帰るわ。またな。」と言って叔父は帰っていきました。
「元気出すんだよ。」母は、叔父の背中に向って言いました。

 

 私は子供が出来た時、自分もせめて我が子たちが結婚してその子たちに子供が出来るまでは見守りたいなと思いました。新しい守るべき家族が出来れば、愛する人間の別れにも強く立ち向かえることが出来るはずだからです。

でもふとあの時の母と叔父の涙を思い出す時、親を失う寂しさと切なさはいくつになっても変わらないものなんだと思います。あの時母は40歳ぐらい、叔父は36か7でした。

最近私は老いた父母、義母を見ていると、出来るだけ長く生きていて欲しいと念じています。何かして欲しいわけではないのです。ただ存在していて欲しいと思うのです。それと同時に私自身も細々でいいから出来るだけ長く地上に留まって、愛するものたちを見守っていたいと願ったりするときもあります。

それは介護と言うものを経験したことのない私の甘い理想かも知れません。甘すぎる理想と言った方がいいのかもしれません。

いつか何がしかの状況が激しく変わったとき、私は思うことが変わってしまう日が来るのでしょうか。

だけど、ただそこに存在する、その大切さを、私は決して忘れたくないと思うのです。 

 

  

 

 

 

 

 

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天地人第三回「殿の初恋」

2009-01-19 09:18:39 | ドラマ (大河)
 戦国ホームドラマって言う言葉がありますが、今日の「天地人」見ていたら、戦国青春コメディと言う言葉が浮かんできてしまいました。

 口が重く、なんだか一見パッとしない殿の為に兼続は身を挺して仕えます。

たとえそれが裏目に出ることばかりでも、その一生懸命さが伝わってきました。そしてそれは演じている妻夫木君の熱心さのような気がして、高い好感度で持って見ることが出来ました。

殿の名前で意見を言ってみたり、殿に変わって手紙を書いたり・・・
景勝が舞を断り宴の場が白けそうになると間髪いれずに、名乗り出て舞を踊ったりする兼続。健気じゃないですか~。


初回二回でテレビの前の視聴者の心を掴んだ与六の子役の子も、回想シーンで登場で、ちょっと嬉しかったりもします。
御館の女性陣の心を鷲掴みしている玉山景虎、役どおりに美しいです。どちらかと言えば、私も景虎派になってしまいそう・・・

その景虎と比較して、殿には違うものがあると励まそうとするシーンは面白かったですね。女性人気も書も何もかも上の景虎。
「でも殿には・・・」
・・・・
「何も思い浮かびません。」
こける景勝。

怒った景勝に追い回されたり(じゃれて・・)、仙桃院に武田の領地に入ったことを、危ないことをするでないと、長々説教されたり、兼続にとって既にそこは主君の側でもあり、兄の側もうひとりの母の側、生きて行く場所であることが窺い知れます。

そしてそれは初陣の叶わなかった兼続が、景勝を送り出すときに涙ながらに側にいられないことを、申し訳なく思う姿に繋がって行くと思います。
「兼続、留守を頼む!」
「はい!」
殿の言葉こそ、兼続の支え。

ああ~、教育って怖い!! アッ、違う違う、ちょっと心の声が・・・

でもこの時微笑ましく嬉しかったのは、共に育った仲間達の仕草でした。みんな兼続の気持ちが痛いほどわかっていました。さりげない仕草で、「殿は任せておけ。」「お前の分まで頑張るぞ」「留守は頼むぞ」と言葉ではない言葉を送っているようでした。
それらのメッセージを受け止めながら、兼続はしっかりと彼らを送り出すのです。


殿の初恋の相手の船が登場してきましたが、暴れ馬のなだめ兼続の危機を救う・・・なんかちょっと在り来たりで詰らない・・・って言ったら我侭かしら。

今週の兼続キラリン
「京に進めと進言しましたのは、信玄は亡くなったものと思えるからです。」
なぜそう思うのかと言う問いに
「勘です!」

勘って、脳が視覚聴覚既にインプットされている情報から、言葉にしない部分で情報分析してくれている部分の結論だと思うのですよね。少年兼続、冴えています。

母のお藤の容態も気になるところですが、
今週は織田信長のセリフで出て来た「天地人」はメモしておかなければならないところですね。

「天の時、地の利、人の和、この三つが揃っている武将が天下を取ることが出来る。それは信玄かと思ったらそうではなかった。・・・」
そう言って、自分に風が吹いてきたことを猿(藤吉郎)に語るのです。
これは元は謙信の言葉。意味的にはもっといいことを言っていると思います。そのことはNHKのHPに載っていて、フムフムとは思いましたが、自分の言葉で書き直すのが面倒なので読みに行って下さい。
またその出典は孟子。
その孟子の言葉を調べると、さらにもっと良い事を言っているように思います。
天が与えてくれたチャンスは地の利には及ばず、その地の利は、人の和には及ばない・・・みたいなことなんじゃないかなと思うのですが、その辺は孟子に詳しい方にお任せします。でも、少し調べただけなんですが、孟子の考えって結構魅力があって、時間があるときに、もう少し丁寧に調べて見たいと思いました。


とにかくですが、私が勝手に思いこんでいた「天地人」の意味は修正されました。私は勝手に
「天アリ 地アリ その間に人アリ」だと思っていたんですよね。オープニングなんかを見ているとそんな気がしませんか。よく考えてみると、そんな言葉はないですね。私が作ってしまったのかしら・・・
まっ、いいか。修正したんだし。


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