手をかざして 天空を仰ぎ見れば
わたしは 葉陰に反射して 一瞬で消えていく 一筋の光にすぎない
また 草はらに腰を下ろして 星ぼしを見つれば
わたしは 足を濡らす その草原の一滴の夜露のようなもの
だからといって
日の光が わたしたちを侮ることはない
その一筋の光のきらめきが 幾重にも重なって
きらきら きらきら 舞い降りてくる
そうやって 我等の時代が作られている
月の光や星ぼしが わたしたちを軽んじる事はない
指ではじけば 消えてしまう 儚き者であっても
あるときは 命を生み出し 慈しみ育てていく
あるときは 限りなく 命を奪い去っていく
そうやって 我等の時代が過ぎていく
そうかといって
日の光は わたしを 優しく包み込んだりなんかしない
時には ゲラゲラわらいながら
悩め 嘆け のた打ち回れ
迷いながら 生きていけ と言う
星ぼしの煌きも わたしに 優しく微笑みかけたりなんかしない
時には 無表情に
もがくな 嘆くな 耳を澄ませ
生きていく事を 迷うな と言う
わたしは 葉陰に反射して 一瞬で消えていく 一筋の光にすぎない
また 草はらに腰を下ろして 星ぼしを見つれば
わたしは 足を濡らす その草原の一滴の夜露のようなもの
だからといって
日の光が わたしたちを侮ることはない
その一筋の光のきらめきが 幾重にも重なって
きらきら きらきら 舞い降りてくる
そうやって 我等の時代が作られている
月の光や星ぼしが わたしたちを軽んじる事はない
指ではじけば 消えてしまう 儚き者であっても
あるときは 命を生み出し 慈しみ育てていく
あるときは 限りなく 命を奪い去っていく
そうやって 我等の時代が過ぎていく
そうかといって
日の光は わたしを 優しく包み込んだりなんかしない
時には ゲラゲラわらいながら
悩め 嘆け のた打ち回れ
迷いながら 生きていけ と言う
星ぼしの煌きも わたしに 優しく微笑みかけたりなんかしない
時には 無表情に
もがくな 嘆くな 耳を澄ませ
生きていく事を 迷うな と言う