森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

届きました ♪

2018-08-29 02:38:18 | 梢は歌う(日記)

・・・・

From T(AL3枚組)
avex trax
avex trax

 

 8月29日、店頭発売の「From T」。

7月30日にアマゾンに予約を入れておきました。

予約の人たちに、店頭発売より一日早く届けられたのは、予約特典ばかりではなくて、予約を入れるほどの方々にいち早く聴いていただいて「いいね、良いね」と拡散して欲しいに違いないからだと、私は思っています。(本当の所は知らないけれどね(^_^;)

それなのに、こんないつも通りの夜中になってしまいました。

 

それでも朝が来る前に、「これ、凄く良かったよ~。」と一言言っておきましょう。

 

この記事は、しばらくしたら消える・…じゃなくて、のちに追記すると思います。

と言うのも、このCDの一番のポイント・・・(一番じゃないか?)・・・とにかく画期的なのは、3枚目のオマケの部分にあると思うのです。

って、それをまだ聴いてないので、聴いたら、追記したくなるのではないかしら。

 

だけどまた別の画期的ポイント、ライナーノーツ。

拓郎さん自身が全曲に入れています。

因みにワタクシ、このCDが出る時に、その「ライナーノーツ」と言う言葉を知りました。今までは普通に「解説」と言っていました。

私って本当に何も知らない人だなあと思います。だけどみんなだって知らないわよって思っています(笑)。この「みんな」と言うのは、私のリアルお友達たち。だいたい類は類を呼ぶって言うでしょう。そんなものですよ^^

 

で、だけどこのCDのライナーノーツは、やっぱり解説なんかじゃなくて「ライナーノーツ」だわって思いました。

いや、なんとなく。

だってですねえ、1曲1曲に対する拓郎さんの想いが書かれているのですよ。これはもうミニエッセイ集みたいなものですよ。

新曲を引っ提げてのCDと言うわけじゃないのです。

だけどこれは拓郎さんを含めて、今、みんなでなんとなく聞きたい曲はこれじゃないか的な感じなのです。

 

拓郎さんもだけれど、また彼を好きな人たちを凄く身近にも感じた一枚…じゃなくて三枚(今はまだ二枚)でした。

(これはまあ、「ラジオでナイト」とツイッターの影響もあるかもしれませんね。)

買って良かったです。

収録曲は企画意図によって、発売までシークレットだったのですが、もうすぐ解禁ですね。

 

詳しい説明は、Amazonさんの内容紹介にお任せします。

興味のある方はクリックして「フムフム」とお読みくださいね。

 

 

 

 

 

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悲しいです。

2018-08-28 02:39:30 | 同じ時代の船に乗る

さくらももこ様、どうぞ安らかにお眠りください。

夜、私は仕事の時間。その時のつかの間の休み時間にふと覗いたスマホのニュースに「号外」と打たれて、あなたが亡くなった事を知ったのでした。

ショックでした。だって若すぎます。

 

「ちびまる子ちゃん」。

そのアニメで楽しい家族の時間をたくさん持てました。

たくさんの人が同じ想いで、そして同じ悲しみを感じたと思います。

 

もうかなり昔ですが、住んでいるマンションのお友達が「もものかんづめ」という本を貸してくれました。

さくらももこさんのエッセイで、とても楽しい内容です。

読み終わって返すと言うと、「あげる」と言われたので、今も私の本箱にそれはあるのです。

 

可愛くて元気なまるちゃん。そんなちびまる子ちゃんには病気なんか寄せ付けないパワーみたいなものを感じていました。

だから余計にショックです。

乳がんでと言うのにも。

 

私にとっては、可愛い「ちびまる子ちゃん」と「もものかんづめ」の作者だったさくらももこさんですが、たくさんお仕事をされていたのですね。

53年と言う人生は、本当に短すぎます。

だけどその人生に残した仕事は、いつまでも輝き続けるのではないでしょうか。

 

※       ※       ※

昨日、私はお友達と二人でランチでした。

その時彼女は少し声を潜めて、別のお友達が癌だと私に告げたのです。

 

信じられないくらい今年の夏は暑いです。

それは昨日も同じ事。

だけどその時私は、人生の秋が忍び寄って来ている事を、感じざるを得ませんでした。

 

 

コメント (2)
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「夢の彼方への旅」を読みました。

2018-08-26 11:23:22 | ユーモレスクを聴きながら(book)

「十五少年漂流記」が好きだったり、また「赤毛のアン」や「小公女」が好きだったりする人には、これはかなりの確率で面白いと思っていただける物語だと思います。

続けて読んだ本の感想を書いています。毎回言う事でもないですが、この感想は「夏休みの宿題」にはまったく役には立ちません。だけど、この作品は夏休みの読書感想文を書くために選ぶとしたらベストな選択だと思います。

なんたって面白いので、二日で読めて(頑張れば)一日で感想を書けると思いますから。

と言う事は今からでも、間に合うと言う事でしょうか^^

これはジャンル的には「児童文学」と言うものに入るらしいのですが、それ、あまり関係がないですよね。

なぜなら「ハリー・ポッター」や「赤毛のアン」をあえて児童文学と意識なんてしないですものね。

 

夢の彼方への旅
清水 宣子,Eva Ibbotson,三辺 律子
偕成社

 

Eva Ibbotson(エヴァ・イボットソン)と言う方は、1925年生まれで、1933年ナチス・ドイツの迫害から逃れるために父親と共にイギリスに移り住みました。

その情報はいつもながらウィキペディア様からのものですが、その一文を読むと、じゃあ、お母さんはどうなったのだろうかと思ってしまいますよね。彼女は生物学者のユダヤ人の父と作家のユダヤ人の母から生まれました。

「父と共に」の言葉だけ読むと、何か心にさざめくものを感じますが、更に英語版の(もちろんグーグル翻訳で翻訳して頂いて、変な日本語で)さらに読み進めていくと、彼らの両親は彼女が3歳の時に離婚していたのでした。

ナチスの影響が及んできた時、ウィーンを脱出していくわけですが、その経験は彼女のその後の人生と仕事の核になったようです。

彼女は85歳で亡くなるまでに、児童文学のジャンルばかりではなく恋愛小説なども書いているのですが、残念な事に日本で翻訳されているのは、「幽霊派遣会社」とか「黒魔女コンテスト」とか、いかにも子供たちが喜びそうなタイトルの物ばかりのようです。

彼女の子供の時の体験が影響を与えていると思われる、第二次世界大戦を背景にした「The Morning Gift」などは興味深い作品だと思うのですが、海外でベストセラーになったものでも、今の日本では売れないと判断されていたのでしょうか。

またその英語版の解説の中で気になった作品は、「he Secret of Platform 13」プラットフォーム13の秘密。

これは「ハリーポッター」にも影響を与えたかもしれない作品なのですね。この作品は「ガンプ ― 魔法の島への扉」と言う作品に翻訳されています。

数々の賞を取ったイボットソンですが、この「夢の彼方への旅」でも、イギリスの子供たちが選ぶ文学賞スマ―ティーズ賞で金賞を取り、その他ガーディアン賞、カーネギー賞などにもノミネートされたのでした。

 

私がこの方を知らなかったと言って、他の人たちも知らなかったとは思ってはいけない事だと思いますが、やはり誰もが知っていると言うほどまでの知名度があるとは思えません。

だけど今も「アルプスの少女ハイジ」や「赤毛のアン」や「ラスカル」などをアニメにして子供たちに紹介し続けた、あの時間枠があれば、この物語はまさに最適。またnhkでもそう言う時間枠がありましたよね。「秘密の花園」など、ワクワクしました。ぜひそんな時間枠を作って、アニメ化したら、もうメッチャ面白いこと請け合いですわよ。

 

両親を失ってしまった良家の少女が、遠いブラジルのアマゾンで暮らす親戚を頼って、ちょっと怖い感じの家庭教師と一緒に旅に出るのですよ。途中で役者の少年と知り合いになったり、たどり着いた先の親戚が、またもう癖がありまくり。可愛いのにお約束的な意地悪な双子や、殺虫剤と共に暮らしている夫人や、義眼収集が趣味の夫など。そこで知り合った人たちもまた謎だらけ。博物館の館長の秘密は何か。謎の少年の正体は誰か。すべてのエピソードがどう落ちて行くのか、頁をめくる手が止まりません。火事があったり、逃亡劇があったり、密林探検があったりででつまらない訳がないのです。また大富豪相続の「王子と乞食」的エピソードもね。

 

ほらね。

夏休みの宿題には役に立たないって言ったじゃない^^

 

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幽霊派遣会社
Eva Ibbotson,三辺 律子
偕成社

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黒魔女コンテスト
Eva Ibbotson,三辺 律子
偕成社

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ガンプ―魔法の島への扉
Eva Ibbotson,三辺 律子
偕成社

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「25年目のただいま」を読みました。

2018-08-24 08:45:45 | ユーモレスクを聴きながら(book)

2017年4月に観た映画の「「LION ライオン 25年目のただいま」」の原作を読みました。

~7月3日に読了。読んだ本の記録と感想は意外と抜けているので、これからは最低限のいつ読んだのか、またどう思ったのかの一言感想ぐらいの記録は残したいものだと思っています。

みんな覚えていられるー。

とんでもない事です。かつては出来たことが出来なくなる。それが「老い」。老眼で視力を失ったらシニアグラス、歯を失ったら義歯、聴力が衰えたら補聴器、歩行がおぼつかなくなったら杖。そうやって補って行けば良いのです。そして失っていく記憶力にはメモと記録ですよね。

などと、どうでも良いような事から書き始めていますが、どうでも良いと言うわけではありません。

5歳でインドで迷子になり、オーストラリアに里子に行き、そして25年目に本当の家に帰り母と再会できたのは、5歳の時の記憶を忘れまい忘れまいと自分に言い聞かせながら保ち続けたからに他なりません。

そこにもこの人の生き抜く力と、5歳までに培われた逞しさを感じたのでした。

 

ほとんどの感想は、映画を見た時のモノと一緒です。(一行目のタイトルでリンクしています。合わせてお読みくださればと思います。)

だけど、より深く理解できた部分もあります。

ひとりで街を彷徨う5歳のサルーが水辺で遊んでいた時に、二度もおぼれてしまい、その二度とも助けてくれた人にちゃんとお礼すらできなかったことを、ずっと覚えていたサルー。

たった5歳で、しかもおぼれてしまった直後なのだから仕方がない事だと思います。だけど彼はずっとその事が頭の隅に残っていたのです。無償で人を助ける人の尊さを、どんな悲惨な環境で生きていた時もちゃんと学んでいたのですね。

 

また日本人にとって、保護した子供と添い寝すると言う状況があった時、確かにこのように文字にすると、あり得ない事に感じますが、映像で見ると、意外とそんなには異常な状況には思えないような気がしてしまったのです。事実映画を見た時、出てきた女性の怪しげな視線がなければよく分からないシーンでもあったのです。映画の中で、サルーは保護された家から逃げ出します。本文では何もされなかったけれど、添い寝されたことで疑う気持ちが生じた事がよく分かりました。

私はやっぱりそう言う大人が、子供を自分の欲求のはけ口の餌食にする悲惨さには鈍感で見誤りそうです。

お腹がペコペコだけれど、それはいつもの事なので問題ではないー。

想像力を発揮しなければ、どんな場所で幼児が一人生き抜いたのかは理解しがたい事だと思います。

 

孤児院に入っても、深夜に大人たちがやって来て、子供たちを盗みに来るのです。

この国では子供は商品として売れたのです。

性をささげる店に売るなどだけではなく、物乞いの組織にいれるとか、また臓器売買の為にとか・・・・・。

 

だから彼がオーストラリアの両親の所で育てられたこと自体が、本当に奇跡だったと思います。

ただ勘違いしてはならない事は、彼は、いつもお腹がペコペコで、それがいつもの事なので大した問題ではないと言う生活をしていたとしても、大好きな母や兄や妹たちと暮らす毎日は、彼にとっては本当に幸せで、何の問題もない事だったのです。

だから彼は、どうしても自分の本当の家族を見つけたかったのですね。

 

5歳の子供が一人で数か月生き延びたことが奇跡。

オーストラリアの両親に育てられ、愛に包まれながら高い教育を受けられたことも奇跡。

そして今の時代にあるものを駆使して(ネットで繋がりあう・グーグルアースなどを使う等)、本当の家族の所に帰ってきたことも奇跡。

 

この本の中に

「すべては起こるべくして起こった事なのだと強く感じる。それを思うとき、僕はとても謙虚な気持ちになる。」

と、サルーは言っています。

その「起こるべきして起こる」出来事が、どれだけ重いか大きいかとかドラマチックであるかだけは違うとは思います。が、それは皆にも言えること。

 

私は自分の心と語ります。

今ある心の中の苦しみは、自分が引き起こしてしまった行動が原因かもしれないが、それを深く考えて想いの果てに道が開かれれば、それは振り返った時に「起こるべきして起こった」出来事だったと感じるのかも知れないとー。

 

夏休みもあとわずか。

まだ、読書感想文だけが残ってしまっている中高生の皆さんには、感想文を書くのにお勧めできますよ。

「意外と長いじゃん。読んで感想を書くなんて、キャー、間に合わないわー。」というのなら、先に映像で見ると、ストーリーが頭に入っているので、サクサクと読めますよ。

えっ、誰ですか。じゃあ、DVDだけ見て感想を書けばいいかなどと思った人は。

 

25年目の「ただいま」
舩山 むつみ
静山社

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LION/ライオン ~25年目のただいま~ [DVD]
デヴ・パテル,ニコール・キッドマン,ルーニー・マーラ,デヴィッド・ウェンハム,サニー・パワール
ギャガ

 

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「孤道」

2018-08-23 03:10:30 | ユーモレスクを聴きながら(book)

少々読んだ本の感想を続けて書こうかと思います。

夏休みもあとわずかで、読書感想文などが残っている人もいるかもしれませんが、それには全く役に立ちませんのであしからず。

未完のまま、その結末を他者に委ねた「孤道完結プロジェクト」の記事は→浅見光彦、未完小説「孤道」の刊行は!

4月30日にそれの締め切りを迎え、最優秀作品は今秋発表なのですよね。

やはりその前に読んでおきたいと思ったものですから、6月頃読みました。

 

これ、本当に惜しい。

内田康夫氏が書いてくださっていたら、本当にこれが氏の代表作になったような気がするのです。

熊野古道を舞台に、これ、本当に面白いです。

ただ氏がどこで、これの残りをバトンに託そうと思ったのかと言う所にも興味が沸きました。

お話が滅茶苦茶広がっていると言う印象を受けたからです。

このバトンを引き継ぐ人は大変でしたよね。

なんたって、何一つ矢印の先が見えてきていないのではと思うのですよね。

 

ああ、これがきっと義麿のちの奥さん(千尋)になるのかなぐらいは推理できますが、それは後書きにも、そうしようかなと思ったと書いてあり、誰でもわかることなのでした(あまり重要でもないし)

人気の浅見光彦シリーズはドラマ化はお約束のようなもの。

だけどこれはいつも思っていたのだけれど、原作は面白いのに、ドラマになると二段階ぐらい落ちちゃう感じがするものもありますよね。…もちろん私個人の感覚です。

かといって、「もう原作では読む必要はないかも」などと失礼な感想を書いた「「ユタが愛した探偵」」など、ロケ的に見栄えがするものも多いのではと思います。

ドラマでちょっと落ちちゃうように感じるやつは、ヒロインの何がしの悲しさみたいなのをネチネチ描かれたりすると、ちょっとなあと思う時があったり、登場人物が出そろった段階で犯人が分かってしまったりするからだと思うのです。

この作品は、今の段階ではさっぱり分かりません。当たり前ですが。

だけど内田氏が完成させていたら、あの女性は結構怪しいよなって言う人はいますよね。(根拠なく、雰囲気で)

 

孤道
内田 康夫
毎日新聞出版

解決編を読むころには、かなり記憶も抜けてしまうと思うので、軽いメモを作っておきました。(自分用です^^;)メモだけれど、メモなので、ネタバレしています。

解かれてない謎

・牛馬童子の謎

・鈴木氏は言った「いまさら」は何を指すのか。

・鈴木氏はなぜ殺されたのか。

気になる点

・鳥羽の竹内三千恵への想いは伝わるのか。ドラマ的に言うと、この女性はね・・・・。

・牛馬童子の二回の窃盗は ?

・有間皇子・大津皇子について(これは、偶然にも他の漫画で知識補完中)

・「八紘昭建」の八紘の由来→日本書紀・神武天皇詔勅
              「六合を重ねて持って都を開き 八紘をおほひて宇にせむ」

              世界統一原理

              ↑

             神童と言われた義麿が付けた。

・京大  地震学から考古学へ

・松江は殺される。

・阿武山古墳は藤原鎌足の墓

その他の登場人物

竹さん、森高先生・山村教授など

鈴木氏の奥さんだって、なんだか怪しいよね      ^^;

 

 


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2018夏ドラマと「届かなかった手紙」

2018-08-22 02:44:01 | テレビ・ラジオ
 
おんな城主直虎第33回「嫌われ政次の一生」

― やっぱり、どうしたって泣くよね。 ずっとこの大河の感想を書くのをやめていました。直虎が政次の本当の気持ちに気が付き、うわべでは、いまだ敵対しているかのように振る舞ってい......
 

 最近あった出来事などでも、ちょっと驚くような事があったり、本の感想や漫画の続きの話など、書きたい事がいろいろあるのですが、昨年の21日に投稿した記事をgoo様から送られてきてしまっては、ドラマのお話を書かないわけにはいかないような気がしてしまいました。

昨年、8月20日の日曜日に見て、また日付を超えてしまい21日に投稿したのだと思います。

昨年はこの「おんな城主直虎」が私の年間のベストワンで、1年を通じてときめくドラマがあった事は幸せな事だったと思います。そして、この「嫌われ政次の一生」は最高だったのですよね。自分の感想を読んでも思いだして泣きますよ~。

 

というわけで、2018年夏ドラマ、皆様は何を見ていらっしゃいますか。

今季は、ドラマ好きの私的には、あまり数は見ていないかもです。

月曜日の「絶対零度」は、だいたい予想通りの展開。だけど、これがどうして「絶対零度」なのかって思っていました。別のお話でも良いじゃないのって。主演も違うのだし知名度があるタイトルを持ってきたのかしらなど、意地悪く思っていたら、ここにきて、繋がってきましたね。だけど上戸さんの桜木刑事はさ、ねぇ、・・・・。←今はむにゃむにゃ。

だけどこれ、意外に怖い部分がありますよ。だって、平田さん演じる田村刑事の制裁殺人は確かに暴走。だけど視聴者としてはスカッとしますよね。ちょっとそこの部分は怖いような気もするのです。

でも視聴者がスカッとするのは、これはフィクションだと言う立てわけが出来ているからであって、別に見ている人の闇があぶりだされるわけではないのですがね^^;

 

火曜日は、ぼんやりと「健康で文化的な最低限度の生活」を見ているのですが、これ、普通にまじめに作られています。視聴率はあまり芳しくありません。タイトルがドラマ的に惹きつけるものじゃないからかもしれませんが、あまり面白くはないかも。好きな俳優さんが脇を固めているので、ちょっと惜しい感じがします。

その後の、「義母と娘のブルース」は視聴率ではトップ争いを常にしていますし、こちらは面白いですね。綾瀬さん、なんでも頑張りますね。とっても楽しみにしています。

 

水曜日の「刑事7人」は、雰囲気が好きなので楽しみにしている番組の一つですが、近頃、この時間帯が眠くてなんだかまともに見た回が無いような気がします。

 

「高嶺の花」は面白くて、やっぱり楽しみに見ています。

だけど、これはちょっと癖がありますよね。表面の物語の面白さで霞むけれど、そのすぐ裏にある登場人物の醜さってどうよ。みんなみんな変じゃない、この人たち。

だから峯田和伸って、良いよねって感じになりますよね。

だけどあの結婚式での微笑みは、無意識、それとも計算の上なのって、ちょっと疑ってしまいました。

これ、視聴率的には期待はずれだったらしいのですが、それはタイトルで食わず嫌いを起こされて、最初から選択されてないとも言えると思うのです。見たのに離れていった人の中には、あっちの世界の人が全員悪人的な所が嫌だったり、こっちの世界の月島ももさんがお下品だったりで嫌になったりとかいろいろ考えられるけれども、(好き勝手な事を言ってすみません。)、私は楽しみに見てるって事でお許しアレ。

 

「ハゲタカ」は綾野剛さんが頑張っていると思います。あっ、いや、頑張っているなどと書く必要もない事だと思いますが、どうもミスキャストだとか言われているのを聞くと、言いたくなってしまいました。もともと彼はチンピラから殺し屋まで、何でも演じる事が出来る人なのですよね。ここの所優しい役が多かったので、イメージが着いてしまっていたと言う方が痛かったかもしれません。

だけど夏は木曜日の夜も仕事が入ることが多くて、このドラマは離脱気味です。

「グッド・ドクター」は、このドラマが始まる少し前にアメリカ版を二回ほど見た事があるのです。それがまた良い回で、心に残りました。だから日本版でリメイクされると知って楽しみにしていました。これがもともとは韓国ドラマのリメイクだったなんて、つい最近知ったのです。韓国ドラマ、侮れませんね。

そして「トドメのキス」で山﨑賢人さんがとっても綺麗な人だと気が付いてしまった私は、何気に彼のファンなのですよね~。オホホ。

 

金曜日は「dele」。山田孝之×菅田将暉。もうこれは文句なしに面白い。

 

そして日曜日は「この世界の片隅に」。

今季の中で、やっぱりこれが一番だと思います。これも視聴率的には苦戦しているのかもしれません。

これも戦争中のドラマなので、見る前によけられているのかもしれませんが、クオリティがダントツ高いし、シナリオも凄く良くてお勧めできます。

皆さん、ぜひ見てくださいね。

と、いきなり宣伝したりして、「この世界の片隅に」の回し者になってしまいました^^

 

このドラマの中で、戦死と言われて石が骨壺に入れられて帰ってきたお兄さんに、すずさんは心の中で手紙を綴るように語りかけるじゃないですか。

手紙って、想いを伝える大事なものですよね。

19日の日にnhkで「届かなかった手紙・時を超えた郵便」という番組を見ました。

戦場で手紙を書いた人々。だけどそれは届かずにアメリカに接収されていました。その手紙を70年以上たって家族に届けたと言うドキュメントでした。

もう父や母はとうに居ません。

手紙の中に優しい兄たちは、家に残されている幼い弟や妹を気遣っていました。その妹や弟たちも80を過ぎていました。

「兄の字だ。」と泣く女性。「優しかったんだわ。」とまた涙します。

父が戦場に行った後で生まれた男性は、父の人生に自分はいなかったのではないかと寂しく思っていました。だけど残された手紙の中に、子供の事が書かれていて、父に思われていたことを感じ、年老いたその人はようやく父の温もりに包まれたのでした。

「戦争は残酷だ。」といった人の、残酷とは命の奪い合いのみを言ったのではないと私は思いました。

ずっとずっと想いを奪われていて、ようやくそれが伝わったのだと思うと胸がいっぱいになりました。

良い番組だったと思いました。

 

 

 

 

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横浜美術館にて「モネそれからの100年」

2018-08-20 23:23:19 | お出掛け日記

8月18日、姉を誘って横浜美術館にて「モネそれからの100年」展に行ってまいりました。

「こういう美術展が見たかった。」と言ったら、それは微妙に言いすぎ。だけど「こんな美術展も見たかった。」と言えば、まさにと言う所だと思います。

この企画展は、面白かったです。

こういうのって誰が考えるのでしょう。

なんか、偉そうに「凄いですね。」と褒めたくなってしまいました。

 

あっ、いや、最近の美術展は、みなその企画力が凄いなといつも感心しています。

 

2015年の東京都美術館にての「モネ展」の「最晩年の部屋」にあった、白内障を患った後の、薔薇のアーチの絵。

その時のブログ記事に

>この展覧会の解説に

「白内障の手術後も破棄されず、モネが生涯手放さずに残した作品です。」と言う文が載っています。

― 破棄なんかするわけないじゃないの。これは期間限定の、その時にしか描けなかった絵であり、人生からのギフトだったのではないかとそう思ったのでした。

だけれど、そのあと解説は

「手術後モネは、それ以前の数年間に描いた多くの作品を破棄しました。今日に伝わるこの頃の作品は、衰えた視力で描いていたとしても、画家自身が認めた作品といえるでしょう。」と続きます。

 

「画家自身の認めた作品といえる」などと言う言葉は、むしろ生易しく感じます。

その記事は→「モネ展」に行ってまいりました。です。

 

多くの人が、モネの絵から多大な影響を受けているー。

それがビシビシと伝わってきました。

この作品展は、モネ25作品と、後世代26作家における絵画・版画・写真・映像66作品からなっています。この展覧会のために制作された新作もあります。

 

HPのスペシャルコンテンツから飛んで読める「東京新聞連載「出品作家の視点」」は、なかなか面白い記事だと思います。

私は他の作家さんでは、松本陽子さんの「振動する風景的画面Ⅲ」のピンクの柔らかさが良いなと思いました。

また魅せられたのは、ゲルハルト・リヒターのアブストラクト・ペインティング。

 

ある人にとっては、これは布であり、ある人にとっては波であり、またある人にとっては過去の時間かもしれない。ただ色が重ね合わっているだけ。だけどそこには存在するモノが確かにある。

美しいなと思いました。

私は何も知らない人。

ゲルハルト・リヒターって誰 ?

と、検索したら、「現在、世界で最も注目を集める重要な芸術家のひとりであり、若者にも人気があり、『ドイツ最高峰の画家』と呼ばれている。」なんですって。

まあ、見る目はあるのね、私、ホホホって、ちょっとだけなった^^;

 

それはともかく、この重ねられた色の圧倒的迫力の数々の作品を見ていると、私たちは何て美しい世界に生きているのだろうかと思えてくるのでした。

 

そう言いましても、買ってきた絵葉書は初期の作品が多かったです。

姉が買ってきたものもパチリ

 

ちょうどメモ帳が乏しくなって来たので、一筆箋もゲットです。

 

 

二階から撮ったので曲がってしまいましたが、大きな写真スポットがありました。なんで皆睡蓮の花を持っているのかと思ったら、自分が睡蓮になって、絵の中に映り込むと言う構図になっているのですね。

入場した時、この前には誰もいなかったのに、帰るときには長蛇の列で、まったく撮る気もなかったのでした。でも今、「なんだ、睡蓮になれたのか。」と思ったら、ちょっと悔しいような気持ちになってきました。何事もみなさん、チャレンジですよ。

 

チャレンジ。

こういうのは、すぐに手を出します。

 横浜美術館内のカフェスペース「Café小倉山」の「睡蓮フロート」。

あっ、なんかイメージが・・・・・。写真はもっと透明な・・・・・。

まっ、良いか。「睡蓮」の絵もたくさんあるって事で。

ついでにここで頂いたおやつ。

姉とシェアしたのですが、みんな美味しかったです。

 

 

 みなとみらいはお洒落な街で、横浜美術館まで行くのも楽しいなと思います。

この展覧会のHP→こちらです。

9月24日までです。

 

 


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カレットと紙粘土で花瓶を作りました♪

2018-08-18 02:22:35 | ちょっと楽しいつまし...

夏風邪を引きました。

それで家で静かにしていようかと思い、カレットと紙粘土で、以前から作りたいなと思っていた花瓶を作ってみました。

このカレットは、昨年の房総の旅で鋸山を訪れた時に、浜金谷駅手前にあるお店で100円で買い求めておいたものです。

そして紙粘土は100均のものですから、かなりリーズナブルに楽しむことが出来ました。

確かにニスは使いましたが、既に持っているものを使ったので、そこは0円換算です。

 

100均の粘土は、今まで買って良かったと思うものがなく、買ってすぐに使わないとダメだったり、買ってすぐに使おうとしてもボソボソで使えなかったりした事があったのですが、今回は滑らかで使い易くセーフでした。色を練り込んで、また使えない粘土になってしまうのも嫌だったので(やはりあまり信用していないかも)、後付けで色を塗ろうかと考えていました。

でも白のままでも、良い感じです。

 

写真に撮ったら、なんだかボテッとした感じで不格好ですね。

 

だけどまたそこも良い味を出しているように思うのです。

まあ、それは言い訳かも知れませんね^^

だけど手作りの物は、所詮は自己満足の世界で良いのだと思うのです。

玄関に目が行くと、ちょっと楽しくなると言う感覚。

それが大事なんですよね。

 

もっと綺麗に写真は撮れないものだろうかと思案していたら・・・・

お約束の猫・あんず襲来。

 

「花の匂いがしませんね。」

 「そりゃね、それ、100円のフェイクフラワーだからね。」

 

― そう言えば、マンションの花壇に植えたヒマワリはどうなったかしら ?

 

 

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ナボナ事件

2018-08-17 00:17:44 | 家族スナップ

横浜のプチ観光の後、3人で実家に向かいました。

実家に行くと、ナボナと言うお菓子が出てきました。箱に入っていたので、どこからか頂いたものかと思ったら、母が午前中にわざわざ買いに行ってくれていたのです。

ふんわりとしたカステラの美味しさで、かなり有名なお菓子だと思います。

ふんふんふん ♪

と思いながら、久しぶりだなと思いながらパクついていましたら、母が嘆きながら

「私ではなく、店員さんが間違えたのよね。」と言いました。

我が家はありあけのハーバーと言うお菓子のファンなのです。

 

ありあけ横濱ハーバー ダブルマロン 8個入(マロンケーキ)
株式会社ありあけ
株式会社ありあけ

母はそれを買いに行ったのです。

「ハーバーをくださいと言ったのに、ナボナをよこしたのよ。家に帰るまで気が付かないで・・・・。」

すると姉が、

「良いじゃないの。ナボナだって有名なお菓子なのよ。王選手だってCMをやっていたじゃない。」

私は

「いや、これはこれで前から好きだったから。」と言いながら、

「だけど、お姉ちゃん、それ古すぎて、かえって子供たちには分からないよ~。」と笑ってしまいました。

特にラッタさんもルート君も野球にほとんど興味がないし、興味があっても

「ナボナはお菓子のホームラン王だ。」なんてCMを知っているわけはないじゃん。^^

更に私は容赦なく

「それに店員さんは間違えてないと思うな。お母さんが初めてのお使いのように『ハーバー・ハーバー・ハーバー』と思いながらお店に行って、パッと『ナボナ』と言うお菓子の文字が目に入って、口から出た言葉が『ナボナ、くださーい。』だったのではないかしら。」

と推理した事を言いました。

 

だってそう言う事ってあるじゃないですか。

何かをふと見てしまったりすると、まったく違う事を口に出してしまうとか。

 

だけど母の言う通り、「ハーバー下さい。」と聞いて、はいはい、これねとナボナを渡すことだってないとは言えないのですよね。なんたって、働く側も皆若い人ばかりではないからですよ。

チョピッと悲しいのは、それにすぐに気が付くことが出来なかった事なのですよね。

 

と言うわけで、我が家はナボナひとつでかなりの盛り上がったのでした。

 

※        ※       ※

 

これっていつも言っている事だけれど、脳は肉体の一部で、決して「気持ち」と言う分類の中には入ってくれていないのですよね。

気持ちはいつまでも若くいられるけれど、肉体だけは老いていくでしょ。その中に脳も含まれてしまっているものだから、年を重ねると言うのは、経験を積むと言う点では多大な良い点もあるのだけれど、人間関係的にはカオスの中に落ちて行くようなものですよ。

 

言葉が出ない(特に名前)なんていうのは序の口で、勘違い、思い込み、更に記憶の上書き。

単語の出ない会話って「あれよアレ。」とか「え~と、あの人…」「あっ、なんとなくわかる、あの人よね。」って、もう漫才みたいなんだけれど、気心が知れた人だと、それはそれで楽しいじゃないですか。

だけど最近、昔話などに花が咲いた時の都合のいい記憶すり替えや、または意外と近い過去の発言の内容が全く違うものになっていたり(意見を変えたわけではなくて、前の発言がなかったことになっている)と言う場面に遭遇することが多々あって、戸惑います。

きっとこの年代にはこの年代の上手い付き合い方と言うものがあるのでしょう。

だけど自分の中の大事な想い出などは汚して欲しくないものがあるなと思っています。また事件なども同じです。どこかでちゃんと語っておかなければ、いけない事もあると、最近の私は思っているのです。

 

 

 

 

・・・・・

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港の見える丘公園と大佛次郎記念館

2018-08-16 02:12:46 | お出掛け日記
 
食っちゃ寝
8月14日の日記。 この日の私は、まさに「食っちゃ寝」。 前日の13日は渋谷にて「プレイヤー」を観てきて、夜は夜で11時半から吉田拓郎の「ラジオでナイト」を聴き、翌日の起床時間を......
 

上の囲みは、昨年の8月15日に投稿したもので、主に8月14日の日記です。そして今年も先に14日の出来事を書く事にしましょう。

おととしも昨年も、お盆休みの時はルート君の運転で横浜の実家に行きました。

昨年はほぼノープランで、母にお金ばかりを使わせてしまったので、今年は少々考えました。

 

横浜で暮らすラッタさんを拾ってモーニングを食べに行くと言う所までは同じです。

でも今年は気張っちゃった♪

 

ガーデンホテルの2階のヴァンセーヌにて、モーニングビュッフェ。

美味しくて、けっこうリッチな気分になれたのですが、残念な事に朝食って、そんなには食べられないのですよね。私はこの後、一口分ずつヨーグルトとカレーライス(味見がしたくて)を持ってきたのですが、この手前のワッフルとフランスパンは無理で、結局ルート君に食べてもらいました。

じゃあ、持ってくるなよって叱られそうですが、そこがビュッフェの抗いがたい魅力なのですよね~。

 

朝食の後は、ほんのちょっとの横浜観光をしようという計画です。

もちろん歩いてではありません。

車で移動して、「港の見える丘公園」に行きました。

ここに来たのは、本当に久しぶりですが、隣接している「大佛次郎記念館」に続く場所が、素敵な素敵な薔薇園になっていました。

 

  

粘っていますね、薔薇の花も。

盛りの頃は、もっと素敵な感じで、さぞや賑わっていたのではないでしょうか。

そして「大佛次郎記念館」です。

大佛次郎と言ったら「猫好き」。

飼っていた猫がずらっと並んでご飯を食べる姿を優しげに見守る写真が有名で、記事内には何も書かなかったのですが「目黒雅敘園、「猫都(ニャンと)の国宝展」に行きました。」のイベントにも、その写真とコレクションが出品されていました。

 

だからこの記念館にも猫がいっぱいです。

もちろん本物ではありません。

こんな所に・・・・・

 

 

猫グッズのコレクションがいっぱいでした。

 

この中に入ると、ついでに洋館見学もできるのですよね~。

 

 

 二階では展示見学のほかに寛いで、彼の本を試し読みできるコーナーもあったので、のんびりとその時間を楽しめました。

そして、1冊、そこで本を買い求めてきました。

 

下の本のどちらかです^^

 

猫のいる日々: 〈新装版〉 (徳間文庫)
大佛 次郎
徳間書店

・・・・

大佛次郎と猫: 500匹と暮らした文豪
大佛次郎記念館
小学館

 

素敵なカバー付きです。

 

この後私たちは、外人墓地・山手洋館巡りは車窓にてと言う事で、赤レンガ倉庫に向かったのでしたが、駐車場に入れず、諦める事にし、母の家に向かいました。

 

母の家でのことは別記事に書こうと思います。

 

3時ごろそこを出て、ラッタ君を送り、ラッタ君の家で少々滞在し、そして4時には横浜を発ちました。

 

空がキラキラと光っていました。

 

 

なにげに楽しい一日でした。

 

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