森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

ポーの一族「青のパンドラ」Vol.9「ヨーク・ロイヤル・ダイヤモンドホテル_01」

2023-11-28 09:03:17 | 漫画・マンガ・まんが

・「ポーの一族「青のパンドラ」Vol.8フォンティーンは歌うⅡ」の続きです。

 

いろいろな意味でビックリです。

全部で10ページしかない !!

えっ、そこ !?

まあ、そうです。

楽しみにしていたのに、短すぎる(ノД`)・゜・。

 

で、さらなるビックリは

「次は2024年初夏ごろ登場予定」 !!

えっー!?

初夏っていつですか。5月ですか。6月ですか。

 

って、一瞬なったけれど、欲を出してはいけませんね。

私、思わず「萩尾望都・近況」で検索しちゃったんですよ~。

何か精力的になさっているのかもしれないし、また違う噂もあったら嫌だなと思って。

 

でもそんなことをしているうちに冷静になりました。

私だってもう10代ではないし、萩尾望都様だって20代のお姉さまではないわけですから、ご自分のペースを守ってお仕事をするって大事なことですよね。

良い子で初夏まで待ってるね、と言う気持ちになりました。

この着地が全く見えてこない物語が紡げるのは、望都様しかいないのですから。

また来年の楽しみが一つ増えたようなものです。

 

と言うわけでようやく感想です。(ネタバレしています。)

短いけれど(まだ言うか(;^_^A)、凄く面白かったです。

ポーの村がフォンティーンのせいで壊滅的になってしまって、そこの住人たちが脱出して、「ヨーク・ロイヤル・ダイヤモンドホテル」にやって来るのです。

時が止まってしまって何百年の方々ですから、そのカルチャーショックも半端ないと思います。

バスを煩い馬車と言ってる段階でも怪しいですが、エレベーターに乗るなんてとんでもないことなんですね。

ホテルのカギはカードキーだし、理解が追い付かないのではないかと同情しますよね。

いや、一番気の毒なのはお世話係のシルバーかも。

 

しかし望都様は凄いですね。

ポーの村の住人たちを脱出させて、その後の様子を描くのですものね。普通だったら(何が普通かは分かりませんが)、ポーの村の住人たちはあの村と共に大半が滅ぼされてしまうと思うのですよ(作者によって)

 

そしてそこのホテルにですよ、以前アルゴスに襲われたカミラが登場してくるのですよ。

しかも偶然か、その時最低男だった大学教授のライナーまで出てくるのです。

彼らの事は→ポーの一族「青のパンドラ」vol.5炎の剣

 

そしてアルゴスも。

彼をじっと見つめていた綺麗な少女が「死んでるの?」と単刀直入に聞きます。

子供の鋭さが怖いですね。

そしてその少女のお母さんの名前が「ダフネー」で、アルゴスは過剰に反応します。

役者は揃いましたと言う感じで、来年の初夏、このホテルで一波乱ありそうです。

 

アッ、今気がついた「ビックリ!」。

エドガーもアランもいない「ポーの一族」でした。

 

※       ※       ※

私は、他の作品をほとんど読まないので、この数か月で今までの「月間フラワーズ」を読み倒して整理しようと思います。

ただ今回の1月号では、巻末の奈知未佐子さんの「雨よ 空に降れ」と言うショート・メルヘンは読みました。

とっても素敵な物語で、ちょぴっと瞳が濡れました。

 

 

 

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「硝子の塔の殺人」

2023-11-25 18:06:33 | ユーモレスクを聴きながら(book)

次に何を読もうかなと思う時、意外とブログや✕(ツイッター)で情報を拾うことが多いです。

みんなが褒めている「硝子の塔の殺人」、読みたくなりました。

硝子の塔と言う特殊な建物、その立地環境。そこで起きる密室殺人。探偵ではなく名探偵であるということに拘る探偵と、医者と作家と編集者と刑事、占い師メイドに執事にコック、そしてオーナーである科学者でありコアな推理マニアの男。

一日目、二日目、三日目そして最終日と言う構成でなるこのミステリーは、本当に面白かったです。

ただ、三日目までの起きた殺人の説明部分では、私はちょっと首をかしげる部分もあったのです。

まるでそれは、「金田一少年の事件簿」の「便器が上がっていたから男」と言う推理並みだなと感じさせるような部分が・・・。

 

だけどそれもちゃんと最後には拾ってありました。(注:便器の話は出てきませんからね。滑らせたと言うあそこです。)

 

私はけっこう騙されました。

確かに面白いし、ドラマにしたらなかなか見られそうなお話だけれど、なぜ推理マニアの皆さんが、このチープなお話を絶賛するのか分からなかったからです。

(だけどこの「チープなお話」と言う部分が、私には意外と面白かったのです^^

本当はそのお話の続きが気になりました。)

そしてその謎は「最終日」を読むと分かるのでした。

この「チープなお話」を丸ごと包み込むもう一つの大きな物語がそこにはあったからです。

人の作品を「チープ」などと評して、なんとも失礼な感じですが、そこは作者も別の言葉でそのように評しているので、かまわないことだと思います。

(追記)だけどやはり少し説明足りずで、失礼マックスだったかと読み直して思いました。つまり本当はその続きが気になったお話自体に秘密があるのです。そこの部分を名探偵や推理作家や推理マニアの医者たちは、違う言葉で評しています。

実際の推理マニアの方々が絶賛するミステリーが完成するのが、起承転結の結に当たる「最終日」なのですね。

 

私は国語の長文や数学の文章題と解くときには「たいがいはその文章を読みながら、予測し推理しているものだよ。」と子供たちにいう時があります。

ミステリーを読むときも、実は多くの人が同じようなことをしているのではないかと思います。

この予測の中に、実はこの「最終日」で語られた物語は入っていたと思います。

「思ってた通り」と言うやつです。

もちろんすべてではないですが、つまり真犯人は誰か程度・・・。

それでも面白さには遜色はなかったです。

 

それでやっぱりと確認したことがあるわけですが、つまりミステリー小説と言っても、その面白さを感じさせるのは動機を含めてのドラマ部分であり、そしてキャラの魅力であり、その者たちの生き生きとした会話なのではないかと。

この名探偵に拘る探偵、碧月夜の推理小説の解説は本当に面白かったです。

それで私は次に読む本を決めました。

 

 

次に読もうと思っている本です。↓

 

 

こちらも要チェック。↓

 

 

中学生時代、私はアガサよりも先にエラリー・クィーンに嵌っていました。

ちょっと懐かしかったです。

 

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

相棒season22第6話「名探偵と眠り姫」

2023-11-24 02:35:19 | ドラマ(相棒)

「タフでなければ生きて行けない。優しくなれなければ生きている資格がない」

マーロウ矢木(高橋克実)が、老舗デパート藏本屋の令嬢・里紗(潤花)に「優しいのですね。」と言われて応えた言葉。

思わず

「ふっ、知ってるわ。」と呟く私。

「あっ、でも」と目の前にいたルート君(my son)に言いました。

「別に本を読んでいたからとか映画から知っていたわけではなくて、この『相棒』で知ったのよ。」と。

 

初回登場の時から、このマーロウ・八木と言うキャラが大好きでした。

初回登場は2006年の「シーズン5」で、その感想は

「相棒―名探偵登場」

そして2012年の再登場の時は

相棒ten11話「名探偵再登場」

 

本当にあっという間ですよね。10年なんて。

マーロウ八木、やっぱり良かったですね。

この人の回は、キャラ的に何やら暖かいホッとできるようなお話になっていると思います。

今回のヒロインの潤花さんは、綺麗な方だなと思ったら、元タカラジェンヌで今年の6月に退団後、初めての映像作品だそうですね。

煌めいていて深窓のご令嬢にふさわしい方だと思いました。

ただ美しいけれど、彼女の衣装はちょっと考えて欲しかったです。みんなコート着たりジャケット着たりのこの季節に、ずっと肩だしドレスなんてあり得ないないように感じました。だいたいお嬢様はずっとあの部屋のソファで、きちんと座って何をしていたって言うのしら。

まあアレはしていたわけだから、動いてはいたわけですが、なんだかお人形さんのような描き方で、もう少し細部にこだわって欲しかったです。

 

お話も過激な発言をする長男さんもいて、怪しく描かれていましたよね。

だけどドラマのサスペンスは、登場人物に限りがあるので、犯人当ては逆の意味で厳しいものがあると思います。

しかし理沙と結婚したがっていた、老舗和菓子屋の息子君は気の毒。結婚はおろか、これでは守るべき伝統のお店も危うくなってしまいそうですね。

 

やはり今回も面白かったです。

そしてほっこりできるようなお話になっていましたね。

また癖の強いおじいさまにおじさんにお手伝いさんに、運転手から社長後継にと駆け上った義理の父。1時間の使い捨てかと思ったらもったいないようなキャラ達だったと思いました。

 

だけどこの記事を書き終えるまでに、凄く時間がかかってしまいました。

えっ、たったこれだけの感想にって思われても仕方がないです。

と言うのも、以前の2作品は戸田山雅司さんが書いていたのだなと懐かしく思い、今は何を書いているのかなと思ったらNHKで放送中の「ガラパゴス」のライターさんなんですね。姉に面白いよと言われたのに、見ていなくて、NHKプラスで見られるかなと検索したり、オンデマンドだといくらくらいなのかなと検索したり・・・・・

それに彼がやはり書いた「それが答えだ !」懐かしく思い出していたり・・・・

まあ余計なことを途中でやっているわけなのです。

今回のライターさんは、光益義幸さん。違和感なく上手くつなげられたと思いました。

この方の以前の作品は、かなり私のお気に入りです。

相棒21 第4話「最後の晩餐」

相棒21 第18話「悪役」

 

もう一つ時間がかかった理由は、本の検索をしていたからなんです。

 

やっぱり気になりますよね。

 

 

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10月の暮らし☆2023

2023-11-21 03:08:12 | 梢は歌う(日記)

昨年も10月のおまとめ日記を書くのは遅かったのです。

何となく毎日の暮らしに余裕がないからだと思います。

でもその余裕のなさは、実は体力不足からきている昨今です。

同じことをするのに、かかる時間が悲しいけれど昔と違います。何かをやってもすぐに休憩したくなります。
やはり薬をたくさん飲んでいる人の生活なのかなと思います。

だけどそんなことを言っている割には、あれやこれやと楽しい毎日。

義兄の1周忌の時、義母が「久しぶりね。元気だった ?」と聞くので、

「毎日遊んで暮らしています。」と挨拶すると、義母も

「私も毎日遊んでいます。」と答え、笑いあいました。

 

昔彼女は、海外も含めてあっちこっちに行っている義姉の事を「あの人毎日遊んで暮らしているみたいよ。」と批判めいた口調で言ってた人でした。

でももう私たちは、そろそろ次のそういう段階に入って良いのではないかと少々思っているのです。もちろんあっちこっちに行かなくてもです。

何事も準備って大事なことですから。


下の囲みは昨年の10月のおまとめ日記です。
囲みの下は、すでに遊んで暮らしている人の(いやいや、お仕事してますよ。時間は短くても、けっこう心は熱くね。)お気楽なおまとめ日記です。




 

 
10月の暮らし☆2022
下の囲みは昨年の「10月の暮らしのまとめ」です。 医療費貧乏と言う言葉が身に染みた10月11月も残り10日を切ってしまったと言うのに、今頃10月のまとめで......
 


 映画

別記事を書きました。

10月に見た映画☆2023

 

 お芝居

WOWOWで放送され録画しておいた宝塚の「エルアルコンー鷹」を観ました。

まだ感想を書いていないのですが、書く予定です。

原作も買ってしまいました。

 

 

 

 ドラマ

『アストリッドとラファエル 文書係の事件録』シーズン4

「相棒」が始まりましたね。

相棒season22第1話「無敵の人〜特命係VS公安…失踪に潜む罠」

相棒season22第2話「無敵の人〜特命係VS公安…巨悪への反撃」

「『相棒』が始まると秋が来たと感じる・・・」と言うのは本当の気持ちなのですが、同じことを繰り返し書いていたことが後から分かって、「やばいな」となった私。

こんな所にも老いが・・・おいおい ←言うと思った?

あと、wowowで湊かなえ原作・北川景子・吉岡里穂の「落日」も見ました。心に残る作品で見ごたえがありました。

 漫画

実はいっぱい読んでいます。

「異世界猫と不機嫌な魔女」

 

本当に可愛らしくて面白くて笑って、そして泣けます!!!

途中まで漫画サイトでタダで読み進めていましたが、この猫のナァの愛おしさに負けて、お支払いして全話を読み切ってしまいました。

好き度が高くて、時々読み返しています(笑)

その他にも「ネコの掟」「生者の行進」「艮(うしとら)」など。

また「アルカサルー王城」とかも。

最近ちゃんとブログを書いてないんだなと、今しみじみと思ってしまいました。

ちょっと頑張りたいような気持になりました^^

 

 アニメ

何とワタクシ、いまは「葬送のフリーレン」と「薬屋のひとりごと」に嵌っております。

これはリアルタイムでは見てはいなくて、アマプラで見ています。面白いですよ。

 

 お出掛け

・『特別展「やまと絵 -受け継がれる王朝の美-」

10月20日に行きました。この時、上野で見てきたものはそれだけではありませんでした。

ようやく上野に

「全陶展」に行くのも、その目的の一つでした。撮影okでしたので、たくさん撮ってきたのですが、一般の方々の作品なのでブログに載せるのはどこまでが許されることなのか分からないことなので、記事にしなかったのです。心の底から行って良かったと思えるくらい、素晴らしいと感激しました。また来年も行きたいと思いました。

「デイヴィッド・ホックニー展」

10月27日に行きました。

 

 お散歩日記

モスラのお食事中を撮っていたら・・・

今年も十月桜を

「名前に圧がある花がいる。」

「蝮草」の実はどこに?

何とはなしに見るべきものは見たという10月のお散歩でした。

一日平均、ほぼ3000歩。毎日歩くことを意識していないから平均にしてしまうと、こんなものです。

6000とは欲張らずとも、平均して5000歩くらいは頑張りたいものですね。

 

 「陶芸展」に初めて参加しました。

 義兄の1周忌がありました。

 その他の日記

お友達主催の音楽会に行ったり、「歌の会」「ピアノのおけいこ」に行ったり、義母の入院の時のお礼のお食事会もあり、お友達とのランチもありでで充実した10月でした。

だけど私は時々疲れていました。「陶芸展」と義兄の1周忌は、やはり10月の大きな出来事だったからだと思います。

訳が分からないうちに過ぎて行ってしまったとならないように、日記ブログを再開しました。

2023年10月のブログ|あんずとクウと☆ももちゃんも。 (ameblo.jp)

 

それからリンクしておきたい記事は

優しい世界

夢の話ですが、忘れたくないのです。

それと

ちょっと怖かったんですよ。

この記事に出てくる男の人は、その後も同じ時間に見かけました。やはり遅くに帰る人みたいです。確かにあの日はあっちに行ったりこっちに行ったり、自転車のスピードを遅くしたりは、私を不安にさせました。でもたぶんその記事に書いた私の推理は、当たっていたのかも(笑)

だけど、このことが今の仕事をもう辞めようかと思う背中を押したことに間違いはないなと思っています。

 

疲れた時にはグーたらする。

それも大事な予定ですって♪


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の散歩道

2023-11-19 00:16:21 | お散歩&写真日記

いやぁ、もう冬でしょ。

確かにそうなんだけれど、

「もう今年は秋はないね。」と言われても、なんかまだ楽しみきれてないから、少々しがみつきたい気分になってます。

 

10月の終わりに行った「こんぶくろ池」は、まだ全然秋の雰囲気ではなかったのでした。

「蝮草」の実はどこに?

じゃあ、今頃はどうかなと思って16日に行ってみました。

 

そこに向かう道端にも

 

何かの実があったりして、秋の散歩道はけっこう楽しいと思います。

この黄色い実は、どうもワルナスビの実らしいです。

 

「こんぶくろ池」にたどり着きましたが、その入り口に赤い実がたくさんついている木があったのですが、暗い高いで上手く撮れませんでした。

(暗い高い…ではなく、単に下手とも言う。)

でも、秋の雰囲気が・・・💛

 

 

  

野の花の名前ってグーグルのフォトレンズで検索しても、分かり辛いのってたくさんありますよね。

牧野先生に教えてもらいたいものです^^

 

 

これは「フジバカマ」で良いのかしら↓

それとも「フウセントウワタ」?

 

 

みんなが求めるような秋の紅葉ではないけれど、ちゃんとそこはかとなく秋の風景。

 

満足しつつここを後にしました。

 

途中で大きなレンズのカメラを抱えた人と、ぶら下げている人とすれ違いましたが、この森でどのようなものを撮っているのかとちょっとだけ気になりました。

 

その後は、ららぽーとに行って、この日一緒にお散歩したお友達とランチでした。

 

街の中もすっかりと秋でした。

 

 

この日は10069歩。

杖を突いている割には歩きます^^

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

相棒season22第5話「冷血」

2023-11-18 01:47:40 | ドラマ(相棒)

私だって、角田課長や薫ちゃんと一緒に嘆願に行きたかったです。

何をかって言えば、「桐生刑事に警察を辞めさせないでください。」って。

 

だって悲しすぎますよ。

何とかならないのかしら。

嘆願書が回ってきたら、名前、書きますよみたいな気持ちに思わずなりました。

人は失敗する生き物じゃないですか。

子供の時から、ずっと死んだと思っていた父親が生きていたというだけでショックだと思うのに、その人が反社の人だったなんて、それを聞いた時に冷静でいられるはずはないじゃないですか。

その後も、その人が自分を守るために罪を犯したのかと言う疑念が生じた時に、テキパキと正しい行動を取れるなんて、けっこう厳しいことだと思うのです。

なぜなら、人には温かい血が流れているからですね。

そしてその温かい血は、人を愚かな行動に導いてしまうのかもしれません。

 

子供の時から「正義の人」になりたいと思い、そして刑事になってその夢を叶えたというのに、気の毒すぎます。

確かに右京の言うように、子を思って父親はその世界から抜け出るべきだったのです。

でも過去は変える事は出来ないわけで、やっぱり何とかならないのかなと思ってしまったのです。

警察は能力の高い人材を一人失ってしまいましたよね。

 

能力の高さを買っていて一目置いていた刑事さえ、容赦なく裁く大河内に、「警察の秩序を守り切る熱い想いの人」と桐生刑事は、その本質を見抜ける人だったのですから。

無表情で身内を裁く冷血漢のように見える男は、実は熱き血の正義の人なのだと。

 

ラムネが好きと聞いた桐生は、最後に大河内に「お好きだと聞いたので。」とプレゼントを渡します。

だけどそのラムネはラムネ違い。

剣道のけいこの後に、ラムネサイダーを飲む大河内は寂しそうでしたね。

 

今回のライターさんは、岩下悠子さん。

彼女の他の作品の感想は、近いところでは「スズメバチ」がありますね。→相棒season22第3話「スズメバチ」

他には

相棒21 「12話/13話/14話/15話」

の中の「梅二輪」と「薔薇と髭と菫たち」

相棒20 第17話「米沢守再びの事件」

相棒20 第14話「ディアボロス」

相棒「隣室の女」 →これはseason7のお話で、随分と間が空いたのですね。

以下の4作品はシーズン6のものです。

相棒「白い声」

相棒「マリリンを探せ」と餃子!!!

「相棒」ー空中の楼閣

「相棒」―正義の翼

 

シーズン3からシーズン5までにもシナリオ協力を入れて6本あります。

 

過去記事を読み直していたら、彼女は私のお気に入りのライターさんであったことを思い出しました。

あらすじを書いていないので、今読まれても「なんのこっちゃ。」と言う感じがすると思うのですが、意外と書いた私本人は思い出して、今は「何もかもが懐かしい~」と言う気分になってます。


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の山下公園

2023-11-16 00:55:24 | お出掛け日記

ある意味「またも108日。」の続きです。

ラッタさんとは、山下公園で別れました。

 

なぜなら私は、もっとゆっくり山下公園のガーデンや色付いた並木や海などを楽しんで帰りたいと思ったからでした。

「港の見える丘公園」が素敵な薔薇園になったことは2回ほど訪れたので知っていました。

あそこだって、もっと前に行ったときは、あそこまでの薔薇園ではなかったと思います。

 

そして私が知っている山下公園の記憶には、こんな素敵なガーデンはなかったのです。

随分と来てなかったということですね。

 

変わりゆく故郷。

それを寂しいと思うか、素敵なことだなと思うかは、その時の気分次第。

たぶん今の私は、後者です。

たとえ見知らぬ街に感じても、それでもやっぱり故郷は故郷なのですから、素敵に感じたいものですよね。

 

 

 

 

 

 

もう寒い冬の海だね。

 

 

 

日記ブログも更新中。

10日は→メニューを見る時はしっかり眼鏡を掛けよう

11日は→柿の収穫祭


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

相棒season22第4話「天使の前髪」

2023-11-14 08:39:45 | ドラマ(相棒)

最初に・・・・。

繋がっていないようで繋がっていて、繋がっているようで関係のないお話ですが、昨日の「紅白」出場者のお名前に、伊藤蘭とあって驚かれた方も多かったのではないでしょうか。

だけどちょっと楽しみですね。

今年の後半は、水谷豊さんの娘さんの趣里さんが頑張っていて(『ブギウギ』で)、水谷さんが右京として頑張っているのを見ると、夫が「そりゃお父さんもハリキらなくちゃな。」と言いました。

多くの方が予想していると思うのですが、この蘭さんの時に趣里さんも登場してくるのではないでしょうか。

ついでだから水谷さんも乱入しちゃえばいいのにって、私、思っちゃった(笑)

 

で、「相棒」の感想ですが、遅れたのはリアルでは寝落ちしちゃって、昨日ちゃんと見返してみたからです。

途中まではちゃんと見ていたのですよ。

ただあの盗聴録音テープを聞いた時、

「ああ、これ、二人で台本を演じているのね。」と分かってしまったので、なんだか眠くなってしまったのでした。

「分かった」などと書くと、ちょっと偉そうな感じですが、本当のことを言うと、ちょっと凄いなって思ったのですよ。

お芝居の中でお芝居をして、それを聞いてお芝居だと感じさせる演技ってどんだけ~って思っちゃいますよね。

意外と普通に演じていたのに・・・・・。

でもなんか分かったような気がしたら眠くなってしまったのです。

 

動機なども分からないままでしたが、昨日見返してみたら、そこはちょっと物語の核心部分であったのに、ずっと着々とチャンスを狙っていたわけではなくて、偶然がその殺人の行動を起こすきっかけになってしまったのですね。

しかし自分のやった悪行も忘れてしまうなんて、本当のクズ男。こんな男のために自分の人生を棒に振るなんて・・・・

まあ、だから完全犯罪を狙ったわけですね。

何となく彼女が気の毒に感じました。

 

さて、右京が「リバーブ」で、この謎を解きました。

ああ、だから私も聞いていて、すぐに分かったのかしら ?

えっ?

そんなに耳が良かったかしら、私(笑)

単純にドラマ・映画・お芝居の見過ぎの人だからかなと思っていたのですが。

アッ、いや、単なるサスペンス好きだからだったと思います(;^_^A

 

しかしですよ、今「密室」が要の本を読んでいるのですが、「密室」も2文字、そして「移動」も2文字。なぜ「密室」だと、脳みそフル回転で「なぜ」となるのに、「移動」の謎はこんなにも軽いの ?

ある方もおっしゃっていたけれど、彼女ひとりで男一人を運ぶのって大変だと思う。

って言うか、無理じゃないかな。

それよりも、なぜ犯行現場はアパートじゃダメなの  ?

移動したら、痕跡とか目撃者とかで、もろもろリスク高いし、鑑識が入ったら血の量とかですぐに分かっちゃうと思う・・・・。

男が怪しむから ?

いやそんな事ないよね。むしろ喜んでやって来ると思いますよ。

「ドアをノックするところから、やってくださいね。そのドキドキするところから勉強したいので。」とか言っちゃって。

 

そして小道具も、リンゴを半分向いてテーブルの上に置いておきなさいよ、まったく、あなた、甘いわよ・・・・って犯人側に思わず寄り添っちゃったりして(;^_^A

 

つまり彼女はシナリオまでは書けるけれど、舞台演出にはかなり疎かったというわけですね。

それにテープが送られてくる賭けの理由が、神の審判的なことを言うじゃないですか。

ちょっと嫌な気がしました。

右京さんが諭してくれましたよね。

セリフが定かではないので書きませんが、殺人に神を関わらせるとはとんでもないことですよ。真面目に「演劇の神」に褒めてもらおうと日夜励んでいる方々に失礼なことです。

 

あと、「天使の前髪」は昔流行っていた「チャンスマンの前髪をつかめ。」ってやつですね。

チャンスマンには前髪しかなくて、走ってくるチャンスマンの前髪をつかめというやつ。

でもチャンスマンは前髪をつかまれたら,痛いのでは!?

いやいや、違う、そうじゃない !!

分かっているのですが、最近は、そう言うのは疲れちゃって。

本当のチャンスは、意外ともっと穏やかにやって来るような気がしますよ。そして決断する時間も、モノに応じてだと思います。早いものは即決、長いものは数年の時間があるものもあると思います。

 

あっ、そうか。書きながら今やっと理解しました。←遅い(;^_^A

彼女は、この復讐が、今しかないチャンスに思えたのかもしれませんね。つまり「天使の前髪」に。

(やっぱり、それって悲しすぎる…。)

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

またも108日。

2023-11-12 23:54:16 | 梢は歌う(日記)

金曜日から横浜の実家に行き、帰りの日に、横浜で暮らすラッタさんと食事をしてきました。

その時、

「お母さん、来年の2月でお仕事をとうとう辞めるんだ。」と言うと、

「ずっと辞める辞める詐欺やっていたけれど、とうとう本当に ? 全部 ?」と言うので、

「本当に、全部よ。」と答えました。

すると

「辞めてどうするの ?」と彼が言ったので、私は内心ちょっとだけ驚いたのでした。

 

そんな言葉が出てくるとは、思ってもみないことだったからです。

 

まだ出てくるんだ、そんな言葉が・・・。

 

「こんな歳にもなって、10時に帰って来るなんて、ご老体には不自然な生活時間なので、シニアの正しい暮らし方をしようと思ってさ。」

自虐のようだけれど、どうも一番説得力がある理由のような気がしました。

 

「その一言で」

と言う記事に書きましたが、もう辞めることは雇い主様に伝えてしまいました。

だけど本当は、いまだに心が揺れる時があります。

もう今でもそんなに働いていないわけですし、何もスパッと辞める必要はないのではと思うからです。お仕事も好きですし未練たっぷりです。

でもやっぱり辞めようと思ったのは、それがたった一日であったとしても、10時に帰ってくる生活が嫌になったのです。

 

最近は時間的には、お仕事をしてなかったのも、幸いなことだったかもしれません。

また私の新しい時代がやって来るのだと思っています。

 

独身時代の私、子育て時代の私、子育て終了で自分のため働いてきた私、そして・・・・

 

ってなこと言って、実はお仕事自体は形態が変わればやっても良いなとか、ヘルプの時は助けようとか思っているので、いきなり復活していたりして(たぶん、無いな)

 

とりあえず、「今」と言う時間を楽しみつつ大事にしなくちゃと思い、あと何日と思ったら、残りの日数が、またも108日 !!

 

108日/100日/92日

にも書いたことですが、「108」と言う数字、煩悩の数と一緒で、なんかそこに意味みたいなものを感じてしまう私です。

 

本当に何かあるかな~。

 

そうそう、私、ラッタさんに言いました。

「お母さん、最近『陶芸』とか始めたんだ。」その写真を見せた時、ついでに押し花の作品も見せたんです。

すると

「なにげにシニアの暮らしって雰囲気がしてきたな。」と言うので、

「はい。いろいろ準備してきたので、シニアの暮らしを楽しもうと思いますよ。だけど収入がなくなるので、2月以降に横浜に来たときは、ラーメン屋さんに行きましょうね。」と言いました。

 

因みに今回のお食事は

     

中華街に行って、帰りに山下公園で花をたくさん見てきました。

 

 

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10月に見た映画☆2023

2023-11-10 16:30:06 | 映画

10月に見た映画の感想です。

 

昨年から☆なども付け始めました。

☆☆☆☆ (あくまでも私が)大好きな作品

☆☆☆ は普通に面白く見る事が出来る。

☆☆  は、私には合わなかった。(他の人は分からない事です。)または見なくても良かったかも・・。

☆  はないです。そんな作品は、途中で離脱してしまうから、付ける必要もないからです。今までにそのような作品、あったかな?

★ 0.2 ちょい上と言う意味です。

またリンクは「映画 .com」に飛びます。諸々の情報はそこからどうぞ。】

 

1 「非常宣言」 ☆☆☆★★

WOWOWにて。

『韓国映画界を代表する俳優ソン・ガンホとイ・ビョンホンが共演し、飛行機内で発生したウイルステロの恐怖を描いたパニックスリラー。』

非常宣言 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

実は途中まで、何となくイマイチだったんです。

特に日本に着陸させようとしての日本の反応の描き方はないなと思いました。ものすごい本音を言えば、この映画で描かれたくらいの強気の日本でいれば、コロナだって、こんなには蔓延しなかったと思います。リアルでこんなことが起こったら、きっと飛行機は日本に着陸し、そして映画は終わってしまうと思いましたよ、やれやれ。

が、韓国映画の凄まじいところは、そこじゃないんですよね。ラスト・・・!

凄いね。

この落としどころはネタバレしちゃいけないと思うので、謎の感想のままですが、今、これはアマプラで見られるようになりましたね。

 

2.「死霊館のシスター」☆☆☆★

アマプラにて。

今公開されている「死霊館のシスター 呪いの秘密」の予告編が、凄く怖かったんです。それで前作を見たくなって見ました。

これヒロインのアイリーン役のタイッサ・ファーミガがとっても可愛らしかったです。この女性は「記憶探偵と鍵のかかった少女」のヒロインでもあったのですね。

その映画は2022年の3月に見ていて、感想が一言だけ書いてありました。

『「記憶探偵と鍵のかかった少女」は少々わかり辛いし、「ありがとう」じゃ済まないだろうと思うけれど、なんたってヒロインは美少女で、どうせ映画なんだから、それですべてを許してやろうと思えました(笑)』

つまり、いつ見ても美少女と感じているというわけですね。

ドキッとするシーンはたくさんありましたが、あまり怖いとは思えず、一人で見るにはちょうどいいと思いました。

しかし、あの人好きだったのに、なんか気の毒な終わりで、それが印象に残ってしまいました。一応ネタバレは避けてますので、こんな書き方です^^

死霊館のシスター : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

 

3.「月の満ち欠け」☆☆☆

『2017年に第157回直木賞を受賞した佐藤正午による同名ベストセラー小説を、大泉洋主演、有村架純、目黒蓮(Snow Man)、柴咲コウの共演、廣木隆一監督のメガホンにより映画化。

小山内堅は、愛する妻と家庭を築き、幸せな日常を送っていたが、不慮の事故で妻の梢と娘の瑠璃を同時に失ったことから日常は一変する。悲しみに沈む小山内のもとに、三角哲彦と名乗る男が訪ねてくる。事故当日、娘の瑠璃が面識のないはずの三角に会いに来ようとしていたという。そして、三角は娘と同じ名前を持ち、自分がかつて愛した「瑠璃」という女性について語り出す。それは数十年の時を超えて明らかになる許されざる恋の物語だった。』

月の満ち欠け : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

とっても切ない。

だけどこの世界観が好きかと聞かれたら、少々首をかしげるかもしれない。人は恋や愛のみには生きていないから・・・。

それでももしかしたら、生きる世界を分かち会えなくなってしまった人に、どこかでちゃんと会えていて、そして本当は傍に寄り添っていてくれると思えたら、心は安らぎのかもしれないね。

 

4.「ロスト・キング 500年越しの運命」☆☆☆☆★★★★

映画館にて。

ブログに感想を書きました。

映画「ロスト・キング 500年越しの運命」

詳しい情報は

ロスト・キング 500年越しの運命 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

 

5.「ザ・ゴールドフィンチ」☆☆☆★★★★

『「ベイビー・ドライバー」のアンセル・エルゴート、「めぐりあう時間たち」のニコール・キッドマン、「IT イット “それ”が見えたら、終わり。」のフィン・ウルフハードら豪華キャストが共演したヒューマンドラマ。ドナ・タートのピュリッツァー賞受賞作「ゴールドフィンチ」を原作に、「ブルックリン」のジョン・クローリー監督がメガホンをとり、「裏切りのサーカス」のピーター・ストローハンが脚色を手がけた。13歳の少年テオはメトロポリタン美術館で爆破テロに遭い、母を亡くしてしまう。天涯孤独となった彼は裕福な同級生の家に身を寄せるが、新しい生活に慣れ始めた矢先、行方をくらましていたアルコール依存症の父が迎えに来る。その後も運命に翻弄されながら波乱に満ちた人生を歩むテオだったが、そんな彼が心の拠り所にしていたのは、あの悲劇の日に美術館から持ち出した名画「ゴシキヒワ」だった。』

ザ・ゴールドフィンチ : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

劇場未公開作品。

少年時代のテオ役のオークス・フェグリーも可愛らしいです。

この作品を見ていると、今ある縁を大事にしようという気持ちになってきました。誰かが支えてくれていたり、誰かに裏切られていたり、・・・・

心が痛くなるようなシーンもたくさんあるけれど、なんだか見終わった後に、しみじみとした余韻が残ります。

だけど一般的評価は、あまり高くない模様。

私は好きですが、評価の低いレビューを読むと、何となくわかるような気もします。

ザ・ゴールドフィンチ (映画) - Wikipedia

 

 

 

 

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする