森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

谷中散歩 その3「朝倉彫塑館」

2020-02-22 13:57:28 | お出掛け日記

本来ならば、建物全体の画像からと言うものだと思うのですが、なんたって今日は2月22日で猫の日だから、猫の彫塑画像をトップに持ってきました。

 

美術館なので、ご多分に漏れずほとんどの部屋や中庭などが撮影禁止です。

だけどこの猫たちが飾られている「蘭の間」だけは撮影が許可されていたのでした。

この「蘭の間」は朝倉文夫氏が、この部屋で蘭の花を育てていたから名付けられた部屋なんですね。言うなれば家の中の温室なんですね。

・「谷中散歩 その1」谷中散歩 その2」 の続きです。

入口はこんな感じです。

上から見下ろす人が気になります。

下の画像は、途中で出られる玄関の所。

本当のここの見どころは、玄関から向こうの窓が見え、その先が中庭。一枚の絵画のように楽しめる所なのだと思います。

その画像は無理なのですが、この雰囲気だけでも結構素敵ですね。

そして下の画像には小さな小川が見るでしょう。

そうなんです。この朝倉文夫氏の住居&アトリエは水が大きなポイントの素晴しい庭園だったのです。

下の画像は裏門です。

 

そして再び部屋に戻り、中庭が見える茶室や寝室を巡りました。

下の画像は、撮影禁止ですから私の撮ったものではありません。玄関に置いてあった絵葉書からお借りしました。HPなどもこの画像で紹介されていましたが、確かにこの角度も素敵ですが、また違った角度から見ても、この一面が池と言う、この中庭は本当に素敵でした。

本当は屋上庭園から覗くと言うのも、また素敵なんですよ。あっ、でも高さがありすぎるから、三階の客間なんかから見下ろすのも良いかも知れません。

 

屋上庭園はやっぱり撮影禁止だったと思うのですが、そこから撮ったスカイツリーの見える風景です。

入場前の庭に有ったオブジェたち。

 

今展示中のもので一番の見どころ作品は「墓守」だそうです。

ここを覗くと、その作品に出会えますよ→ここです。

 

そして私たちは、谷中ぎんざに向かったのでした。

 

※今回の「谷中散歩」の満足度が高かったのは、やはりこの「朝倉彫塑館」が予想以上に面白かったからだと思います。

 

19日は夜バイトにも行ったので、21107歩でした。

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谷中散歩 その2

2020-02-21 15:57:46 | お出掛け日記

・「谷中散歩 その1」の続きです。

19日は、東京散歩から帰宅後、急いで夕食を作って夜のバイトに出掛けました。

こういう事をしているので、時には人から凄くタフな人と思われてしまうのですよね。

本当はそうでもないヘナチョコなのに。

 

で、そのバイト先での話ですが、中学一・二年生は学年末テストの前日。

社会の模擬問題で、皆メチャクチャに悪かったのが、鎌倉時代にたくさん誕生してきた宗派の名前や開祖の名前でした。

「もうみんなさ、明日の夕方には忘れちゃっても良いから、これは暗記しなくちゃダメだよ。」と私は言いました。

社会の教科書は徐々に変化しているので、時々子供に確認するのですが、なんと今は「末法思想」と言う言葉を教えないのだそうですね。「なぜ」の部分が無いから、鎌倉時代にわんさかと誕生してきた宗派を覚えようという気にならないのかしらと思いました。ただの単語暗記になってしまうと、社会は量が多いので厳しく感じたりもするのですね。

それに私が中学生だった頃は(古すぎる!!)、禅宗は禅宗だけで良かったような気がするのですが、今はちゃんと臨済宗に曹洞宗と覚えなくちゃならないようです。確かに今調べたら、同じ座禅をする宗派でも目的が違うようですね。だけどそこまでの知識が逆にいるかなぁーと今思ってしまいました。

ただの単語暗記は厳しいけれど、実際に視覚で捉えたものは覚えやすいですよね。

「君たち、今日、谷中なんかを歩いていたら、すぐに覚えちゃったと思うわ。」と私。

 

なぜなら谷中は寺町。

右を見ても左を見ても、お寺ばっかりです。今調べたら、時宗は谷中にはないみたいですが西浅草にはあって、台東区はやっぱり全体的にお寺が多いのですね。門の何々宗と言うのを見て歩いていたら、そしてその度に開祖の名前を言っていたら、、本当にあっと言う間に暗記できると思います。

 

 

ですが、この街のお寺は観光のためのものではないので、皆ひっそりとした佇まいです。お寺巡りをする方もいるかもしれませんが、あまりそう言う雰囲気ではないのです。

ただ下の画像のように、道の傍らにお墓があったりすると、思わず足を止めてしまったりもしました。

 

そしてこのお寺のお庭には・・・・・。

この千代の富士像があると表に書いてあったので、ついつい中に入ってしまいました。お顔がそっくり。彼はこのお寺の檀家さんだったのでしょうか。

お寺名が知りたい方は検索してみてくださいね。(不親切ですみません)

たくさんあるお寺の中で、私は二つのお寺を予定外で訪問してしまました。ひとつは上に書いた千代の富士像に惹かれてです。でももう一か所は・・・・・。

 

ちょっと話は戻りますが、私は朝、かなり多くの薬を飲むんです。そしてその薬を飲んだ後すぐに出かけたのですね。

私的には「横山大観記念館」がお休みだったことで計画が狂ったのです。何の計画かと言うと・・…ええと・・・・・音入れに行くと言う計画です。

朝の11時前だとどこのお店も開いていないし、コンビニもないし、観光の街ではない寺町で公衆何チャラはないみたい・・・・

今思ったのですが、この街にそれは必要なんじゃないかしら。どこかにあったのかしら。

 

いや全然平気と思いながら歩いていましたが、私の脳内メーカー(懐かしいね)の3分の2以上が「トイレ」で埋まった頃、

星子さんが

「この小学校、何か凄くない ?」と言いました。

通り過ぎる時、確かに私も思いました。何か門が風情があって時計もそれなりの昔を思わせる物でした。

で、外れの写真を撮りました。今見ると、何を撮ったのか分かりませんよね。↓

 

別の考え方をすれば、公立の小学校の正門などの写真は載せない方が良いのかも知れません。

だけど、この「もう、そんなものはどうでも良いや。」感はまずいなと思いました。

それで意を決して、ワタクシ、ある行動に出たのです。

図々しくも、ピンポーンと、とあるお寺の呼び鈴を押して、目的の場所をお借りしたのです。

 

もちろん快く対応して頂きました。

帰る時にお礼を言うと、たぶん御住職の奥様だと思うのですが、名前を聞かれました。檀家の誰かと思われたそうです。それなのに顔も知らずに失礼な事をしたと思ったというのです。だから私は通りすがりの者ですが、だからと言ってお願いするのは何処でも良かったと言うわけではなく、きっとここならと思って入って来たのですと伝えました。(本音です。)

すると奥様は私にお供物をくださったのです。

「むしろ私の方が御供養をしなければならないのでは。これは頂けないです。」とお断りしましたが、トイレをお借りして御供養をしたらトイレ代みたいで嫌だなととっさに思ってしまったのでした。だから、それは要らないですよとお断りされて、ちょっとだけホッとしました。

だけどそのお供物は頂いて帰ってきました。

「トイレも借りて、更にプレゼントも貰ってきた。」と星子さんに伝えた私。

 

そのプレゼントは梅ふりかけでした。

縁とは不思議なものです。トイレを借りただけですが、そこの奥様との会話から、この街での良い想い出が増えたのです。そして私は思いました。見知らぬ人にも親切な自分でいようと。さりげない謙虚な姿勢から出る言葉は、温かいぬくもりとなって他の人に伝染して行くと信じられるような気がしたのでした。

 

そしてその後、殆ど歩かずにあの猫のケーキのお店を見つけて、私たちはお茶タイムを取ったのです。

思わず、なんだ~、あと数分我慢すれば、このお店があったのだわとは思いました。

だけど小学校と同じように、ちゃんと周りを見る余裕もなく、果たして私に屋根の上の猫を見つける事が出来たかは疑問です。

はっきり言って、メデタシメデタシと言う感じ。

 

谷中は下の画像のような狭い路地ばっかりです。そしてこのような路地にはむやみに入っていかないのがルールかと思います。同じように、お寺にピンポンもは稀な例とお思い下さい。

 

下の画像は、たぶん小学校より先に歩いたところで「ヘビの道」と言うのですって。くねくねしています。

また、大蛇がぬめぇッと這って行っているようにも思えますね。

 

わぁ、面白い塀だなあと思ったら、この中は宗派問わずの墓地でした。 ↓

 

そのお向かい。

随分と素敵な塀だ事と思ったら・・・・・ ↓

「有形文化財」になっていました。

 

 

 

そんなこんなで私たちは「朝倉彫塑館」に着きました。

そこでのレポは次の記事で書きたいと思います。

 

そこを後にして、私たちは「夕焼けだんだん」と言う階段を降りて「谷中ぎんざ」に向かいました。

 

屋根の上の猫、二か所目を発見しました。

時間が経つのはあっという間です。3時のおやつならぬ、遅いランチを頂いて帰ってきました。

谷中ぎんざはとっても面白そうなところでした。イランとトルコの織物やタイル、またランプを売っているお店がツボ。また行きたいと思いました。

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谷中散歩 その1

2020-02-20 14:29:06 | お出掛け日記

すべてが「谷中」ではないので、正確な事を言うと「台東区散歩」になるのだなと思います。

でも、なんかさ・・・・・・・ってな所です。

だけど、実は、この台東区のお散歩はすっごく楽しかったのです。

 

以前は上野と言ったら、美術館だけ。

それが上野自体がなかなか面白いんだなと気が付いて、その周辺をウロウロし始めましたが、今回はさらに足を延ばして谷中の方に行ったのです。

トップ画像は森鴎外の居住の跡ですが、それについてはまた後程書く事にしまして、千代田線で湯島に降りた私たちは最初に「横山大観記念館」に行きました。

ところが、「ガーン」←古い。

お休みだったのです。

  月・火・水とオヤスミなんですって。あーあ。

でもまた来る楽しみが増えたと言うものですね。(この言葉を置き換えると『負け惜しみ』と言います。)

 

今回の一番の目的は「朝倉彫塑館」に行く事でした。

 

私たちはそこに行くまでの道を、ゆるゆると楽しみながら歩いて行きました。

 

今回の相棒は、毎度おなじみの星子さん。彼女が地図を見て森鴎外の住んでいた場所があると教えてくれました。

「大観記念館」がお休みのせいで、何かが満たされてない気分でいた私は、そこに足を向けない理由はなかったのでした。

 

着きました。そして驚きました。

 

なんと、ホテルになっていたからです。

ここの天然温泉は東京都内第一号に認定された場所だそうです。

天然温泉と聞いて、街中温泉だと思ってしまった私でしたが、家に帰ってからしっかり調べてみたら、かなりちゃんとした懐石料理が頂けるホテルでした。

もちろん1650円で日帰り入浴も出来ます。だけど、軽いお財布で出掛けたら、ちょっと焦ってしまうかもしれませんね。

 

入浴は予定に入っていなかったので、今回はリサーチのみとなりました。

 

だけどちょっと歩くと

  

 

こんな所があったり

 

 こんな所があったりで、すこぶる楽しいのでした。

 

後ここも発見。

上野の付近の観光でリサーチすると、ここのお風呂屋さんが出てきまよね。

なんだかここも魅力的ですね。

(画像は、順不同です)

 

「あれを見て !」と私が言うと

 

星子さんが、「屋根の上に猫が乗っているオブジェを探すのも見どころの一つなの。」と教えてくれました。

そして、テレビで得た情報の猫のケーキをの話をしてくれたのですが、ふと気が付くと、まさにそのケーキのお店が目の前に有ったのでした。

それじゃあスルー出来ませんよね。

 

 ケーキの顔、ちょっと雑過ぎないかな。

だけど味は美味しかったです。

このトレーは素敵ですね。

 時計の猫の尻尾がうねうねと動いていて可愛らしかったです。

レジの下、こんな所にも猫が寝ていました(もちろん本物ではありません。)

 

このお店で買ってきたお土産です。

 

 

※ 昨日は公立高校の発表の日でしたが、今年は御茶断ちならぬブログ断ちをする必要はなく、縁していた子供たちにみな桜の花が咲きました。

と言うわけで、次回に続きます。

 

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「ハマスホイとデンマーク絵画」展に行きました。

2020-01-29 14:06:09 | お出掛け日記

1月28日、ちょっと人に会うためにつ冷たい雨の中を出掛けてまいりました。

その待ち合わせの場所を、上野にしたので、その待ち合わせの人と別れた後、せっかくなので東京都美術館で開催されている「ハマスホイとデンマーク絵画」展を見てまいりました。

たまたま、その知人とのお茶タイムを、東京都美術館内にあるカフェにしたものですから、ついでに見るなら「そこででもいいか。」みたいな感じで行ったのでした。

本当は、東京国立博物館での「日本書紀展」などを見たいと思っていたのですが、時間的に予定が押していて、移動時間などを考えると無理だと考えて、そのまま入場したのです。

この「ついででどうでも良かった」みたいな書き方は、とっても失礼だと思います。だけどそれはちょっと本音で、家で「今、上野で何をやってるかなぁ。」と検索を入れた時にも、「ハマスホイ」と言う方もまったく知らず、デンマーク絵画と言われてもまったく興味を感じる事が出来なかったのですから。

だけど !!

時間がなかったって ?

それ、ラッキーだったんじゃないかしら。

この絵画展、どんぴしゃりに、私のツボにはまりました。

 

絵画展に行って、時々思う事は、お値段の事はまったく考えずとも、好きだなと思った絵画を、自分の家に飾ることはできないよなと言う事なんです。

大きさもあるけれど、色調とか雰囲気とか・・・・・・・諸々と。

だけどこの絵画展の作品の中には、自分の家のリビング、もしくは玄関に飾ってみたいなと思えるようなものが、多数あったのでした。

音声ガイドは宮沢りえさん。ガイドしか知り得ない情報もあって、私はそれを借りて耳を澄ます事も多いです。

冷たい雨の日の夕方近くで、館内は空いていました。

ガイド機が流す音楽を聴きながら、ゆったりとした気持ちで決して華美ではない丁寧に描かれた絵画を見て回ることが出来ました。

 

コンスタンティーン・ハンスン作「果物籠を持つ少女」は、ハマスホイが所有していたのだとか。

「新しい芸術よりも古い芸術からより多くを学ぶでしょう。」と彼は言っていたとか。

温故知新って事かな。

ヨハン・トマス・ロンビュー作「シェラン島、ロズスコウの小作地」。ハムレットの舞台だそう。

スケーイン派と言うのがあるらしい。

クレスチャン・モアイェ・ピーダスンはヴァン・ゴッホに会って影響されて「花咲く桃の木」を描いたらしい。

いろいろ学ぶ点が多い・・・・。

ウィキペディアの「ヴィルヘルム・ハマスホイを読むと

『ハンマースホイは生前にはデンマークを代表する画家として、特に国外で名声を得たが、その死後は急速に忘れられていった。再評価が始まったのはようやく20世紀末になってからである。 』

と言う言葉が書いてあります。それは音声ガイドの最後にも「この忘れられた画家が」と言う言葉が出てくるのです。

なんだかドラマチックですよね。

知りたいのは、その忘れられた画家が、何のきっかけで再評価を受ける事になったのだろうかと言うところにあると思うのですが、誰も語らず。

きっと風が吹いたという事なのでしょうね。

 

人は時には静寂を求める者。

そんな時ハマスホイの作品は、ぴったりだとそう思えます。

 

 と言うわけで(もう、絵葉書のコレクションは止めようと決意していたのに)買ってきてしまった、大判絵葉書です。

これがハマスホイの最後の作品です。

 

 

フライヤーの表と中。

他の買ってきた絵葉書は、すごく気に入ったものを買ってきたというよりは、ちょっと我流で楽しんでいる色鉛筆画の為に、買ってきたようなものです。

 

「晩秋のデューアヘーヴェン森林公園」はティーオド・フィリブスンの作品です。

その次のは「若いブナの森」、ハマスホイの作品です。

 

写真コーナーです。誰かと来ていたらこの前に立ち、静かな部屋に佇む事が出来たのに・・・・・(/_;)

 

そしてこの日の花より団子タイム。

 外観は素敵でしたが、中は食堂と言う感じ。でもお値段はリーズナブルで、トレイやラテのパンダが可愛らしい。お子様連れなど、お気楽で良いのではないかと感じました。(上野グリーンサロン)

そして東京都美術館のカフェにて

 モンブラン、美味しかったです !

 

絵画展のHPは→ここです。

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センター南の「湯もみの里」

2020-01-19 00:11:20 | お出掛け日記

考えてみると、横浜市営地下鉄に乗ったのは、今までで2回ぐらいなのではないかと思いました。あまり馴染みが無いのです。

ちょっと用があって15日に横浜の実家に戻りました。

横浜駅を歩くと、あっという間に私は横浜人に戻ります。つまりずっと横浜に居た人のように、そこにいる事に違和感がなく、そしてずっとこの街で暮らしていたいような気持ちになるのです。これが故郷と言うものなのでしょうか。

ところがその市営地下鉄のセンター南と言うような、見知らぬ駅で降りると、すでに横浜は、私の見知らぬ街に感じるのでした。

そのセンター南は、開けた賑やかな街で楽しげでした。

そしてその駅から10分もしないところに「湯もみの里」はありました。

 

街中温泉、つまりスーパー銭湯に来たのは11月以来です。

 

今回はラッタさんと二人で来ました。

 

カキフライは4個あったのですが、2個食べた所で写真に撮ってない事に気が付いて撮ったのです。このカキフライが美味しくて~♪

 

全体的に静かで綺麗なお店でした。

お風呂はシンプルな感じ。岩盤浴もありましたが、行った時間が遅かったので、今回は無しです。

岩盤浴利用者だけの休憩室があって、そこは漫画などが読み放題みたいでした。

これもまた今回は利用しなかったのですが、足湯なんかもあったみたいで、ここに姉妹で来るような事があったら、おしゃべりしながら楽しめる足湯なども利用したいと思いました。

 

ここには夜に行ったので、実家には1時間近くかかって帰りました。

やっぱりスーパー銭湯は楽しいです。

昨年の暮れ、1月になったら姉妹で行こうと決めていたスーパー銭湯があったのですが、それは妹が元気になってからと言う事での保留中になっています。

 

最近ルート君は付き合ってくれないし、星子さんはこう言うところは好きではないみたいなんです。

仕方がないからしばらくは一人で行こうかな・・・・・・。ボソッ

 

 

※        ※

そう言えば、前回の街中温泉記事を書きそびれているなと気が付きました。

自分的メモの為にここに書いておこうと思います。

毎年11月には父の誕生日墓参りをします。その時セットでみんなでお風呂に行くのです。今回も近い所で「満天の湯」に11月16日に行きました。ここは駅に近いというのが最高に良い所です。なんたって母のような老いた人と病人の集まりなので、そこは大事なポイントですね。他に横浜でよく行くところは「龍泉寺温泉」なのですが、そちらの方がちょっとゴージャスな感じがします。岩盤浴もあるし炭酸泉も気に入っていました。

だけど最近はそれでも「満天の湯」の方をチョイスしてしまうのは、その駅前にあるからと言う点にあるような気がします。それに泥パックタイムとか日替わりのお湯などに工夫がされていて、なかなか楽しいのです。

意外とラッタさんは土日だったりすると、温泉イベントなどにも、いそいそと参加しにやって来ます。

たぶん好きなのではないかしら。

  

 

 

 

 

 

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築地場外市場に行ってみました。

2020-01-14 14:55:52 | お出掛け日記

1月の「東京散歩」は、両国の「すみだ北斎美術館」に行った後、築地場外市場に行って食べ歩く事でした。

ただ後で、この場所を検索して分かった事ですが、1月8日の水曜日は、東京中央卸売市場がお休みの為に自由営業の日だったのですね。

事前検索をしないのかと言うところですが、相棒が星子さんの時、私はほとんど丸投げ。ときどきそれで弥次喜多道中になっちゃったりすることもあるのですが、なかなか星子プロデュースが面白いので、丸投げを止められません。だけど水曜日のほとんどが自由営業日だったことを事前に知っていたとしても、出掛ける事が出来たのは、8日以外になくて仕方がない事だったのです。

 

着いた時間も少々遅くなってしまって、思っていたような築地場外の風景は見る事は出来ませんでした。

まあ、閉まっているお店も多かったですし、空いていたという事なんですね。

それでもですね、頂いた握りや海鮮丼は、滅茶苦茶美味しかッったのです。

 

お店は「うに虎」とあと一つの名前は何だっけなぁ。

お買い物もしなかったし、街並みの風景の写真も撮ってません。

雨は上がったものの、天気予報で言っていたように気温が上がって来ることもなく寒かったです。思っていたような風景ではなかった事もあるし、それに「すみだ北斎美術館」で、私は気持ち的にかなり満足していたこともあってか、なんとなくこの場所に対して、あまり踏み込んだ気持ちにはなれなかったのでした。

 

だけど・・・・・。

ここには、以前、築地市場が豊洲に移転になる前に、姉妹でここに来ようと計画を立てていたことがあったのです。義母は、ここに来るときはリュックで行きたいと言い、一回ラッタさんの置いて行ったリュックを貸してあげた事がありました。なので、義母に築地の楽しみ方などや周り方のレクチャーを受けたりなんかもしてあったのですが、なんだかんだと企画は流れてしまいました。たぶん優先順位などの問題やみんなの時間が合わなかったという理由だったと思います。

それで豊洲に移転になってしまったから、もう築地はイイやと思っていたかも知れません。

でもまだ豊洲には行く気分にはなれなくても、ここになら意外と気楽に来ることが出来るなと思いました。

だから上の美味しそうな画像を姉妹に送って、体力が回復したら、やっぱりここには来ようねとラインに入れました。

もしいく日が決まったら、私はもう一回来て、もう一度下見しても良いかなと思いました。

きっと姉妹も買い出しには興味が無いと思うので、美味しいお店の効率的な周り方をもっとリサーチしてみたいような気持ちになったからです。

 

その時はまた、星子さんに時間があったらお付き合いしてもらっても良いかなと思いました。

だから

 

築地本願寺、ちょうどトラックが来て良い写真が撮れなくて、

「あっちの信号が変わるまで待ったら。」と言われましたが、「いいです。また来るときにちゃんと撮りますから。」と言ったのでした。

 

そこからまたもテクテクと東京散歩の時間です。

東京はさりげなくビルの前などにオブジェなどがあるのも魅力的です。

 背後にあるビルは、「えとビル」。

「何だろうな」と近づいてみると

  

干支がグルリと彫られていたのです。

 

またテクテク行くと

 

だけど、何でここは荒れているのかしらと、上を見上げたら、大きなビルが空き家。何のビルかは敢えて書きませんが、なんか大都会の中の大きな空き家って、胸がキューンとなるような切なさみたいなものを感じました。ここに通っていた人は、新社屋が出来て、きっとみんなニコニコと出て行ったに違いありません。それでもここには、かつて笑いや涙や、様々な声や感情が渦巻いていて、そして今はシーンとしている。そう思っただけで、凄いものを見たような気がしたのでした。

 

そしてまた私たちは銀座まで歩いて行き、「キルフェボン」にてお茶を頂いて帰ることにしました。

何にも並ばずに入れました。

 

そして最後に、「セントラル・ベーカリー」でパンを買って帰ったのでした。

時間的にギリギリで、奇跡的に何も並ばずに買えましたが、残り何本かの世界。買えてラッキーでした。半分義母にあげようと思いましたが、翌日は出掛ける時間が取れず、美味しかったので自宅であっと言う間に消費してしまいました。

ずっしりと重いのですが、今度は二本買って、1本まるまるあげようと思います。

その日の歩数は14643歩でした。

 

 

 

 

 

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すみだ北斎美術館にて『北斎視覚のマジック』

2020-01-11 22:20:18 | お出掛け日記

最初に、前の記事で

多くの方から「応援」をしていただきありがとうございました。

心から嬉しく思っています。

「すみだ北斎美術館」が出来た事を知ってから、ずっと行きたいと思っていました。

1月8日に、行く機会を得て行ってまいりました。

今やっているイベントは、小布施の「北斎館」の名品展である「北斎視覚のマジック展」をやっていました。

初めて行ったので、建物もかなり興味が深く感じました。

公園の遊具も、なんかかっこ良くて、美術館前であることを意識しているのかと思ってしまいました(笑)

ぐるりと回ってみましたが、感心したのは、どちらの方向から来ても入り口に入っていく事が出来る点です。それはどちらの方向にも出られるという事なんですね。

素敵なデザインの美術館だと思いました。

下の画像の作品が3階のホワイエに展示されていました。

お正月だからなのかなと、じっと見てきましたが、HPを見たら

『お正月を迎える風習を描いた北斎の肉筆画「新年風俗図(初夢・朝化粧)」(原画:フリーア美術館蔵)の綴プロジェクト高精細複製画を、お正月の時期に合わせて特別展示します。』とありました。

たぶん説明は書いてあったはずなのに、読まなかったのですね。

複製なのですね。本物の原画かと信じて見てきました(^_^;)

「新年風俗図(初夢・朝化粧)」(原画:フリーア美術館蔵)(高精細複製画) 双幅 

この企画展も常設展も展示数が多過ぎずに、かえって疲れずよく見る事が出来たように思います。

富嶽三十六景がかなりの数、展示されていましたが見応えがあって嬉しかったです。

浮世絵などは、やはり狭い家にも飾れそうだなと言うところにも魅力があるような気がしました。

また膝の上で飽きずに見続けると言うのも、いいよな~と思ってみたり。

 

やっぱり北斎は大好きです。

それに年齢に関係なく挑戦し続けた彼の生き様を思い、そして彼の作品を目にすると、なんだか「頑張ろう♪」と思えるところも良いですよね。

 

常設展の方に、北斎の絵を描く姿を再現しているコーナーがあるのですが、あまりのリアルさに、これまた吃驚しますよ~!!

近頃、絵葉書が増えすぎているので、「手紙魔」になろうかと、考えている所です。

なので今回は、下の本を買ってきました。

膝の上ではありませんが、ページを捲って気まぐれに楽しもうと思っています。

 

 

 

すみだは北斎の街。

近所には、このようなお店がありました。

織物のお店だったのかしら。作品が多数飾ってありましたが、お食事とお飲み物が頂けるカフェになっていました。

 

 

珈琲タイム。

コップの中の海。ちょっといい感じだったかも ♪

ちょっと癒された時間でした。

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思い立ったら宇都宮【27918歩】

2019-12-28 10:37:50 | お出掛け日記

・「思い立ったら宇都宮【大谷資料館】」の続きです。

 

しかしどうかしてると、自分でもちょっと思いました。雨が降った数日後の「高尾山」を止めたのは、ぬかるんだ山道は危ないと思ったわけで、それは転ぶという危険もあるけれど、下り道などで踏ん張って歩く事が膝に悪いと思ったはずなのです。

それなのに、如何に平面だと言っても27918歩は歩き過ぎでしょう。

(あっ、平面と言いましたが、大谷資料館は地下に潜っていくわけですから、行きはよいよい帰りは恐いと言う、つまり帰りは階段をゼエゼエと上らなければならなかったと思います。)

だけど宇都宮に来たのは初めてで、とても「大谷資料館」だけ見て帰ると言う気持ちにはなれなかったのです。

 

駅前の街並み

「宇都宮餃子祭り」の文字がとっても気になりました。

資料館入口にある姿川と景観公園の風景です。

下の山は「御止山」と言うのだそうです。

後から、地図を見て知りました。

下の川は、上の方にも書きましたが「姿川」です。

この下の画像の庭は、大谷寺の弁財天です。この奥に、先ほどの「御止山」に登って行く入口があったのですが、その時はまったく知らず、

「こんな所にハイキングコースの入口があるね。」などと言っていました。

もちろん知っていたとしても、この日は実は悪天候で時々小雨が降っていたので、その道を登って行く事はなかったと思います。

蛇は二匹いて、その頭を撫ぜ撫ぜすると良いと書いてありました。

撫ぜて来たかって ?

さあ

内緒ですよ。

くだらない事に「内緒」もないもんですが。(笑)

なかなかの風情がありました。

でもこのお寺の見どころは、画像が無くて申し訳ないのですが宝物殿にあるミイラとか、洞窟内にすっぽりと建てられたこの社殿の中にある、石に掘られた千手観音などだと思います。

この時、この画像からは分からない事ですが、バスツアーの皆さんと重なってしまって、中ではぎゅうぎゅうでした。

なかなかの風情と言ったら、大谷公園だったでしょうか。

 

下の画像は「平和観音」。

私は、こう言うところ、あまり好きな方ではないんです。その割には鋸山なんかにも行ってるわけですが、目当てはそこではないのですよね。

だけど、

このひっそり感が、たまらなく良かったです。

私と星子さんの二人ボッチ。

二人だからひとり占めとは言わない^^

「このひっそり感」と言いましたが、少し前まで、先ほどのツアーの皆さんがワイワイと居たのです。

私たちはバスの時間に合わせてのんびりとしていました。

紅葉前でしたが、なかなか美しい光景だと思い癒されました。

この時ちょっと雨がまた降りだしていたのです。

結構時間があったので、「大谷石体験館」と言うところで甘酒を頂いたり、お土産を買ったりなどしてその時間を楽しみました。

お店の方はとても親切で、バス停の場所や、その先に行きたい所への行き方を一緒に調べてくれたりして頂けました。

バスに乗って次に私たちが行ったのは、大谷石で出来た教会です。

そこから見たお向かいのお店も良い雰囲気。

残念ながら営業時間前でした。

そして私たちがせっせと歩いて、その後行った先は、ドン・キホーテ内にある、いろいろなお店の餃子が食べられる「来らっせ」。

やっぱり宇都宮に来たからには、餃子を食べなきゃね。

 

この記事を書くのに、地図を見ていたら、このドン・キホーテのお店から信号を四つ過ぎたら(結構ありますね。)、「宇都宮城址公園」だったのですね。

あああ、行きたかったなあ。

でも、この餃子を頂いたのは、すでに15時半。

もう一つ、星子さんのリクエストのミッションをクリアしなくては。

バスで移動しても良かったのですが、歩いて移動してしまいました。

ラストミッションは、大谷石で出来ているレストランに行く事だったのです。

本当はここでランチを頂く予定でいたのですが、時間的に間に合わず、今回はお茶のみにしたのです。

「石の蔵」です。

かなり良い雰囲気~。

ホッとした時間です。

でもこの珈琲の画像を撮ったのは、ほぼ午後5時。

餃子のお店から4時ちょっと過ぎから移動したとして、一時間弱のお散歩をしていたわけで、

それじゃあ、歩数を稼いでも仕方がないですよね。

だけどその街を知りたければ、歩く事が一番だと思うのです。

帰りはもうすっかり暗くなってしまった街を、田川の水の流れる音に送られて帰ってきました。

駅で、小腹がすいたので(たくさん歩きましたから^^)、ロッテリアでチーズバーガーを頂いたのですが、名前に相応しく凄く美味しかったです。

宇都宮のお出掛け日記のラストが、ロッテリアなのと言われそうですが、このお店、子供が小さかった頃は柏駅中にあって、時々子供と一緒に食べていたのですが、無くなってしまってからは一度もなくて、もしかしたら25年以上食べてなかったと思うのですね。

ちょっと懐かしくて、そしてささやかな幸せを感じたりもしたのですよ。

 

「石の蔵」では、次回はちゃんとお食事をしたいですし、宇都宮城址公園には行ってみたいし、八幡山公園には宇都宮タワーとかもあるのですね。(他に、お勧めの場所などあったら教えていただきたいと思います。)

宇都宮には、是非またもう一度は行ってみたいなと思いました。

思い立ってフラッと行ったのに、メッチャ楽しかったです。

まあ、はっきり言って、翌々日辺りから・・・・・

メッチャ怠かった・・・かもね^^

だけどもうそれは遠い、いえ、近い・・・、いずれにしても過ぎた過去の事です。

残った思い出が大事って事ですね♪

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思い立ったら宇都宮【大谷資料館】

2019-12-27 16:30:47 | お出掛け日記

書き損ねていたお出掛け日記を、時間を遡って書いてます。

10月29日、宇都宮のずっと行ってみたかった地下神殿のような「大谷資料館」に行きました。

 

本当はこの日は、「高尾山」に行く計画になっていました。ところが調べてみると、高尾山はまだ紅葉前でした。しかもこの日の前にはかなりの大雨が降りました。高尾山は小学生の遠足でも行けるような、けっこう気楽に行ける場所だと思うのですが、それは行く方法を選んでいるからだと思います。いくつかある道は、難易度が違うようです。私が知っている下りの道は、少々難易度は低くなかったと思います。後は知りません。かなり雨が降った後に、知らない山道を歩くのは止めた方が良いと、私の中の危機管理回避の鐘が鳴りました。

それでどこか違う所に行こうと言う事になったのですが、その時、急に思いついて、この行きたかった場所を提案してみました。誰にかって言うと、いつもの遊びの相棒、星子さんにです。彼女はここに来たことが既にあったので、ちょっとばかり遠慮がちに言いましたが、快諾してくれました。

と言うわけで、他県に行くというのに、かなりのお気楽なと言うか、フットワークが軽いというか、思い立って出かけたと言うわけなのです。

 

途中で、もうこれからは花子さん星子さんではなくて、ヤジさんキタさんと呼びあうかと言うような事がありまして、でもそれは今では意外と想定内。とにかく予定時間よりも2時間弱遅れて着きました。

しかし期待通りの神秘さでワクワクしました。

ここは昔の大谷石の採掘場だったので、外もこんな感じです。

 

中は雰囲気ばっちりです。少々画像が続く写真日記になっています。

なんか摩訶不思議な記号が・・・

いや、これは採掘の後なんですね。

様々なイベントやロケに使われているようです。

 坑内に入る前の所には、このようなポスターが貼ってありました。坑内には、下記のような写真コーナーもありました。

 

 ← 知ってる知ってる。

 ← ここでエンヤがコンサートを開いたらしいです。

あっちに見える光は ?

なんかロマンを感じますね。

 

えっ、こんな所にも大谷石が !?

って、違いました。これは上からそう言うシールみたいなものを貼ってるのですよね。

すぐに騙されるキタさんなのでした←私の事です。

 

中には川も流れていて、本当に地下神殿のようで、ワクワク感が止まりませんでした。

でも出口に近づき、ふと振り返ると、地面に滴る汗を拭く暇もなく、石を切り出す半裸の男たちの姿が瞼に浮かんで消えました。

きっとその男たちには、未来にまったく違う視点でこの場所を訪れて喜ぶ人たちの姿など、微塵も想像できなかった事でしょう。

 

次の記事に つづく

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上野の森の「ゴッホ展」

2019-12-22 17:09:16 | お出掛け日記
11月22日に雨の中、「上野の森美術館」に行ってまいりました。
この美術展は、1月13日まで東京のその美術館で開催されています。その後は兵庫県立美術館で1月25日から3月29日までです。
 
映画の「永遠の門」を見たのは、このための予習みたいなものだったのです。
 
ブログ内で、何度か、私はゴッホが苦手で、いわばラスボスのようなことを言ってました。
なぜ、彼がラスボスであるのかと言うと、これもまた同じことの繰り返しですが、私には何人かの苦手な画家さんがいたのです。
ひとりはムンク。また一人はゴーギャン。そしてまた一人はこのゴッホだったのです。
 
 
ただムンクについては「ムンク展ー共鳴する魂の叫び」をお読みくだされば幸いです。かなり熱く彼への愛を語っています(笑)
 
ゴーギャンは、まったくその絵の良さが理解できず苦手だったように思います。
だけどその彼も・・・・
「ゴーギャン展」に行きました」の記事で、また長々とその感激した感想を書いています。
 
それで最後に残ったのが、ゴッホだったのです。だからラスボスと言うわけなのですね。
 
昔、彼の絵はそんなには苦手ではなかったのです。むしろなぜか親しみ深いような気がしていました。ところが大人になってからのある日、彼のヒマワリか何かの絵をじぃいいっと見ていたら、ブルルと心が震えました。神経を逆撫ぜするような感覚。
 
たぶんたった一枚の絵から、彼を苦手に感じるようになったのではないかと思います。
だけど、私はムンクやゴーギャンでもそうでしたが、苦手なものをそのままにはしておけない人なのかも知れません。
それにいろいろな企画展にも彼の絵は出品されていることも多く、それらに触れて良い印象の作品の方が多く、それでようやく、「さあ、今年は『ゴッホ展』に行くぞ。」と言う気持ちになったのでした。
 
今回の展覧会では、正直なところ、怖いなと思うような作品は一枚もありませんでした。
初期作品から展示されていたのも、彼を知る良い機会になったのかも知れません。
 
それにしても、私はなぜ彼を今まで怖がっていたのかしらと、とっても不思議な気持ちになりました。
怖いと感じた「ひまわり」が無かったからかも知れません。
 
そしてまた不思議に感じたのは、なぜこれらが生前にまったく売れなかったのだろうかと言う事だったのです。
 
確かに斬新過ぎるものは、時を待たねばならなかったかもしれませんが、アルル以前やサン=レミ時代以前の作品など、ごく普通に売れても良かったのではないかと思えたのです。
 
寝室やリビングに飾ると言う絵画の働きを思えば、部屋の中で手紙を読んだり楽器を奏でたりする女性の絵は飾りやすくても、貧しい農民の家族が肩寄せ合って、ジャガイモを食べる姿や、美しくもない農夫の女の絵は、相応しくないと思えたからでしょうか。
 
今では普通に受け入られることに、ひとつひとつ門を開いて行かなければならない時代があったのでしょう。
 
ふーんとかへぇとか思いながら、絵画展の順に沿って進んでいくと、今回の一番の見せどころの「糸杉」がある部屋にやって来ました。
 
それはサン=レミの時代に描かれた物たち。
 
私は吃驚して、思わず、トトトと前の部屋に戻って、またその部屋に入りなおしてみました。私は二度、同じような驚きを感じて、それらの絵と対面したのです。
 
私の目から見たら、まったく違うものに見えたからなのです。
 
ゴッホの燃えるような絵たちは、彼の狂気が描かせたものではなく、彼が落ち着いてちゃんと正常な時に描かれた物らしいです。
 
彼の狂気は、ある種のテンカンとも言われ、または統合失調症とも言われていたりしますが、いずれにしても、それは彼の苦しみであったことには間違いのない事だと思います。あの耳切り事件もゴッホ本人は覚えていなかったのですから。
 
だけどその苦しみさえも、彼にとっては必要なものであったのだと、私思ってしまったのでした。
冬の寒さを知って美しい花を咲かせる春の花たちのように。
 
 
≪サン=レミの療養院の庭≫、とっても好きです。
 
ご一緒したお友達が、「ああ、あの花がたくさんの絵ね。」と言いました。
「うん。」と言いつつ、「花 ?」とか思ってしまいました。もう一度見直すと、確かに花盛りの庭。私はいったい最初に何を見たのでしょうか。
たぶんそれは、その絵から湧き上がってくる自然たちの生命力だったのではないかと思います。
 
それに続く「糸杉」の絵は圧巻です。
 
(あんなに気絶ばかりしていたと書きましたが)、ゴッホが絵具を取って、キャンバスにグワッと置くシーンが頭に浮かんだのは、映画を見たばかりゆえの妄想だったと思います。
 
 
それゆえでしょうか。絵葉書コーナーで、今までにない感情が沸き上がりました。絵葉書などを買い求めるのは、私のコレクション、つまり趣味のようなものですが、なんとなく躊躇してしまったのです。グズグズとしている真横で、二人の女性が、私の気持ちを代弁してくれていました。
 
「絵葉書になっちゃうと、全然違っちゃって迷うよね。こんなの、平面でのっぺりで、さっき見た感動が薄れちゃう。」
 
― なるほど~。私の迷いもそこか~。
 
悩みつつ、やっぱり買う私。
 
あの迫力は消えてしまっても、やはりそれを見直しながら、「よしっ、頑張ろう。」と言う気持ちになりたいものだと思ったからです。
 
と言うわけで、私の中のラスボス制覇。
 
制覇すると、むしろ「好き」に変わる私です。
 
ゆえにゴッホは、私の好きな画家のひとりになったのでした。
 
 

↑ 看板など。

買ってきた絵葉書です。上の看板の「薔薇」の絵葉書も買ってきました。母にあげようかなと思っているのですが、なかなか行動に移せていません。

それと下のガイドブックも買ってしまいました。なかなか解説が面白いのです。

 

 

上野の山は、その頃は紅葉一歩前。

 

だけど上野はゴッホとパンダだ!!

この季節のツリーがひまわりだものね♡

 

そして花より団子タイム。

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