森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

映画『Diner ダイナー』、楽しみですね♪

2018-05-16 01:30:49 | 映画

昨日の5月15日は出掛けていて、夜初めてツイッターを開いたら、藤原竜也さん主演の映画の情報で埋め尽くされていました。

もっと正確に書くと、彼の誕生日のお祝いツイートと映画情報で。

この映画の告知を昨日にしたのは、彼の誕生日に合わせたからではないのでしょうか。

良い印象と共に、インパクトも大きくなりますよね。彼を好きな人たちにとっても、幸せな気持ちが倍増すると言うものですよ、きっと。

って、それは私の気持ちですね ^^

 

この映画は、4月24日からクランクインしており、6月上旬のクランクアップを目指して撮影中なのだそうですが、この映画の告知にもHPにも、まだほかのキャストの名も挙がってないのですよね。客もスタッフもみんな殺し屋のお店。秘密の香りがプンプンして、凄く楽しみです。

 

監督の蜷川実花さんの「ヘルタースケルター」は、凄く良くて凄く好き。

期待してしまいます。

 

藤原竜也&蜷川実花、初タッグ! 舞台は殺し屋専用の“ダイナー”→この記事は→ここ

「Diner ダイナー」のオフィシャルサイトは→ここ

ツイッターは→ 映画『Diner ダイナー』公式 @DinerMovie

 

映画の公開は2019年。

来年の楽しみが早くも出来てしまいました。

 

さあ、皆様、頑張って生きましょうね。←だんだん発言が・・・^^;

 

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「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」を見ました。

2018-05-05 15:08:35 | 映画

面白かったです !!

5月5日、朝一番の回で観てまいりました。

 

「アベンジャーシリーズ」では見ていない映画もたくさんあって、知らないキャラも確かにいます。

でもその人がどんなに重要なキャラであっても「ああ、こう言う人もいたのだなぁ。」と思えば、その時点でok。

 

ただ冒頭、ソーは髪型が変わっているので、誰かが「ソー」と呼ぶまで分からなかったりはします(笑)

まあ、話の前後で、「あっ、そうか。彼はソーなのね。」と推理は出来るわけですが。

眼帯しているしね。

 

その理由は、後程彼の口から語られるので、彼らの前作を見ていなくても、そうだったのかと分かることになっていて、いろいろ知らなくても大丈夫な事になっているのですが、個人的には「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の二つの作品は、(特に2のほうかな)見ておいた方が感情移入度が高くなるのではと感じました。

 

そうなんですよね。私は「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」が大好き。それで感情移入度が高いのです。だから、「あの人は本当に・・・・?」とモヤモヤしたまま終わっていて、早く続きが見たいです。

 

全編戦いのシーンと言っていいくらいで、私は正直見終わった後疲れを感じました。

でもどのシーンも丁寧に作られていて、同時進行で違う場所で起きている出来事を、(ほぼ)オールキャストで魅せつつ見せてくれたのは本当に凄いなあと思いました。物語も面白かったけれど、一人一人のキャラも良くて、そしてそれを生かしていたのも良かったですよね。

私的な感想ですが、ブルース・バナー(ハルク)はキャラがお笑い担当に、いつの間にかなってない?

彼は以前は相当クールな人だったように思えたのですが^^

 

あっ、こういうのもネタバレじゃないのかって感じる方は、以下はこの程度のネタバレにはなっています。

 

先にも書いたけれど、ソーは髪を切ってスッキリし、キャプテン・アメリカのスティーブは髭を生やして、渋くなって素敵になりましたね。

「髪切った?」「髭は俺の真似 ?」と言う戦いの最中の日常的会話には和みました。

 

スティーヴン・ストレンジは「ドクター・ストレンジ」の時よりキャラが安定し深みを増して面白くなっていたように感じました。


ロキは・・・・・、ロキも本当に・・・・

いや、みんなは・・・・・、

あれは、やっぱり・・・・って、

本当のネタバレになってしまうので、止めておきますね。

 

上映時間150分の長さなのに、それをまったく感じさせずにあっという間に終わったように思いました。

 

カッコいいので貼っておきます。

  

 

 

 

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「レディ・プレイヤー1」を観てきました。

2018-04-30 02:49:26 | 映画

この映画の予告編を最初に見た時は、ちょっと対象年齢外なのかとつい思ってしまい、ノーチェック。

だけど監督がスティーブン・スピルバーグだし、そんなことないんじゃないって途中で気が付きました。今では振り向くと「老い」がいつの間にか真後ろに忍び寄って居てしまった年代になってしまったけれど、何気に私たち、ゲーム世代なのよね。

そう思って世間の声に耳を澄ましたら、なんともはや評判がイイじゃないですか。

早く行きたいわあと思いつつ、昨日、見てまいりました。

やっぱり思った通りの面白さ。

 

新しいけれど懐かしさ満載。

 

「え~、私、さっぱり分からないわ。」ってな人も確かにいると思いますよ、もちろん。でもそれは世の中にはと言う全体の事で、その人たちは、最初からこの映画をチョイスなんてしないから「分からない」なんてことは起きないのよね。

何を言っているか分からないって言われそうー(^_^;)

つまり「分からない」と思うだろう方は、私たちが懐かしいと思うものからチョイスしていないから、またこの映画もチョイスしないだろうって事で、ゆえに「分からない人」はいないだろうなって事なのです。

 

物語は意外と単純で分かりやすかったですね。

そして本当にいろいろと良く出来ていて、こういうのを見ると、「ああ、長生きしたいなあ。そしてもっと未来が見たいわあ。」って思います。

これは映画の内容じゃなくて、映画の映像の事を言っているわけだけれど、バーチャル世界を堪能したいかと言う事に関しては、ちょっと自分の気持ちが、今の段階では分かりません。

確かにバーチャル映像はかなり現実化していると思うし、しかも今のオンラインゲームの世界なんか、この物語と被るものもあると思うのです。

それだけじゃなくて、掛けた時間とお金がその世界の中の死でリセットされる恐ろしさとか、その部分のリアルさと闇がちゃんと描かれているのですよね。

 

以下はネタバレと言えばネタバレしていますが、エンタメニュースでは敢えて言われているレベルネタバレです。

そして何も物語の核心に触れていません。

キティちゃんがどこに出ていたかが分からなかったのですが、冒頭だったのですね。

よく見るといましたね。

 

未来の集合住宅。

どうしても貧しいとトレーラーハウスはイコールなのかしら。

これ画期的だと思いました。

メカゴジラ(笑)

「俺はガンダムで行く。」

もうずっと頭の中にこびりつくセリフでした。

 

あっ、以下は、本当にネタバレしています。

※       ※       ※

 

 

よりによって観た映画は「シャイニング」なのかって思ったら、ちょっと笑ってしまいました。いろいろ笑えましたね。

そしてエイチの正体は、そうかなって思っていましたよ。

夫殿は、ショウは子供だってすぐに分かったって言ってたけれど、考えもしませんでした。

ひとりぐらいおばさんに出てきてもらいたかったなあ。

感情移入しやすかったのに(笑)

 

最後の火曜・金曜はオアシスはオヤスミには笑えました。

昔のお母さんは言いましたよね。

週に二日はゲームは禁止よみたいなことを。

 

 

 

 

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パシフィック・リム:アップライジング3D4DX

2018-04-18 01:36:38 | 映画

先日、越谷レイクタウンに買い物に行った時に、ふと目についた映画館の…看板だったか何か。そこで目に入った「4DX」の文字。

そうか、ここに来ればそういう体験が出来るのかと思った私。

映画好きの人の中には、それは邪道と思う方もいるかもしれないし居ないかも知れないけれど、私はちょっと体験してみたかったのです。テーマパークのアトラクションみたいで面白そうじゃないですか。

で、選んで見ちゃったのがこれ、「パシフィック・リム:アップライジング」。

この作品は、みんなのレビューを読むと

「薄い薄い薄い・・・・」って言葉が並んでいて、私もちょっとそう思う所がなきしも非ずです。

だけど面白かったです。なんたって4DXだったので。

先にその初体験の感想をちょっとだけ書かせてくださいね。

 

私、思ったのですが、椅子は揺れればいいってものじゃないなあって。

最初にあまり意味のないオープニングで地響きみたいに響いたのにはワクワクさせるものがあったのですが、椅子の揺れ方に、画面の中のどの人に感情移入して良いのか分かり辛かったのです。

要するに、痛みを伴わずに叩かれ倒されても、ピンと来ないのですよね。

だからと言って、痛みを伴ったらえらいこっちゃですが。

だけど途中で、ニヤニヤしてました。だって、映画の中の人が背中に衝撃を受けるじゃないですか。すると背中がボコボコするんですよ。すっごい良い気持ち。これってマッサージ器と同じじゃない。

こんなことを考える人は他にいるかしらと思ったら、いました。一緒に行った妹も同じ事を思っていたようです^^

 

爽やかな風が吹くのも顔がちょっと濡れる感覚がするのも劇場内がまぶしく点滅するのも、私は気に入ったかもで、また体験したいと思いました。

椅子の揺れ方に説得力を感じなかったのも、きっと初めての経験で慣れていなかったからで、きっと二回目はもっと楽しめるような気がしたのでした。

 

「パシフィック・リム:アップライジング」を4DXで見ようと思ったのは、なんとなくある事の予感がしてたからなんです。

つまり、前作の様なワクワク感は得られないのではないかと言う予感。(予告編から)

実はこの映画は気に入っていて、続編が出来たらまた見ようと思っているのですが、このワクワク感に関しての予感は当たってしまったのです。

あれはなんで、あれと言うのは前作の「パシフィック・リム」の事ですが、あんなにワクワクしたのかしらね。

その理由の一つはね、音楽じゃないかと思うんです。

それからイェーガーの操縦方法が新鮮だったから。

移動方法に驚きを感じたから。

登場人物に魅力があったから。

あっ、そうそう。怪獣の出現の仕方と闘い方にも、怪獣映画で育った私には懐かしいような気持ちがあったのかも。

 

前作でワクワクさせてくれた部分が、もうサラッと描かれちゃって居たのがその理由かもしれません。

登場人物にはそれなりに魅力がありました。

だけど・・・

ここからネタバレしています。

 

魅力が合った登場人物たちは、もうちょっと踏み込んで描いてくれたらもっと面白かったような気がします。若き訓練生のエピソードなんかももっと欲しかったです。

彼とかね ↓

この映画、なにげに2世たちが頑張っている作品だったのですね。

ネイサン・ランバート役のスコット・イーストウッドとか千葉真一を父に持つ新田真剣佑とか。

彼らの活躍を見ていると、どんどん新しい時代がやってくるような気がします。

 

でもこの映画の中の、ある種のヒロイン交代劇は辛いものがありました。

前作ファンの私にとっては、森マコはあんな風に退場させて貰いたくなかったです。

 

それから

せめて東京湾で戦ってよって思いませんでしたか。

思わず瓦礫の山と化した東京の街の前で立ち尽くしたあのゴジラのシーンを思い出し、なんて軽いのかしらと感じたのです。

もうこれで日本は経済的に沈没よね・・・・。

ほらね。やっぱり「軽い」って出てしまいました。

 

文句ばっかり言っているみたいになってしまいましたが、この映画、普通に面白かったですよ←説得力ないね^^;

 

でも東京と富士山が近所にあったり、色のついてないガンダム(?)があったり、EDで気が付いたのですが、イェーガーがグーでパンチした指の所がルーレットの鐘になっていたり、細かいところで笑えましたね。

 

 

 

 

 

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「グレイテスト・ショーマン」観ました♪

2018-04-05 23:43:36 | 映画
 
「ラ・ラ・ランド」を見てきました。
 映画がいろいろな事を教えてくれます。「ラ・ラ・ランド」の意味の「la」はロサンデルス・ハリウッドを意味し、主にハリウッドをさす場合が多いらしいです。また次の「la」は......
 

 

上の囲みは昨年の4月5日に投稿したものです。

今日はひとつ前に2月に観た映画「空海―KU-KAI―美しき王妃の謎《主題歌も美しい》」の感想を書きました。でもせっかく「ラ・ラ・ランド」の感想が過去より送られてきたので、もう一つ続けて映画の感想を書こうと思います。

 

 

3月(29日)に観た映画は「グレイテスト・ショーマン」でした。なんとこの「ラ・ラ・ランド」の製作チーム参戦の映画なんですよね。(「ラ・ラ・ランド」、素晴らしかったです♪)

この「グレイテスト・ショーマン」は、映画館で予告編を見るたびに、なんでか涙がこぼれました。

ああ、そう言えば、私は泣き虫で「泣くイコール良い作品」とは限らないと言っていますが、だからと言って意味がないわけではありません。

あっ、まったく意味がない場合もごく稀にありますが。目が乾いてしまっていたりする場合とかね。

だけどたいがいは心が何かに反応するか動くかするから、その証として涙が出るのだと思います。

予告編の映像だけでも、圧倒されるような音楽の響きがありましたよね。

 

「行かなきゃ。」と思いました。

 

そして期待通り。

もう音楽でねじ伏せられました。

物語は単純で、すこぶる分かりやすいです。

お話だけ見ると、もう桜の季節を何十回も見て来た私の心はピュアな部分だけで成り立っていないものだから、このモデルになったバーナムと言う人は、本当はかなりの俗物だったのじゃないかとか、ちょっとだけ疑ってしまいました。

いや、映画の中でも、ほんのちょっとそう言う部分が見え隠れしたような気がしました。

 

だけど彼は結局は妻との・・・・ってネタバレになるので書かない事にしましょうか。

ネタバレ部分の感想を書いても良いのですが、この映画はそんなに分けて書く必要もないような気がするので、止めておきますね。

 

この映画は「ありのままで~♪生きるのよ~♪」って言う大ヒット作がありますが、底辺は同じじゃないかと思います。

とにかく歌はみんな好き。

励まされました。

 

映画のシーンの音楽を貼ろうかと思いましたが、・・・

ちょっと紹介したいのを見つけてしまいました。

ヤダ、もうこれ、泣けちゃうわよ。↓

映画『グレイテスト・ショーマン』「This Is Me」ワークショップセッションの様子

 

 

 

 

 

 

 

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空海―KU-KAI―美しき王妃の謎《主題歌も美しい》

2018-04-05 15:35:29 | 映画

 

2月(28日)に観た映画の感想を書きます。

最初のこの映画に誘われた時に、タイトルから「空海」の伝記映画かと思いお断りしました。でも後からそれが夢枕獏の原作のものの映画化と知って、ああ、「陰陽師」と同じ傾向と思い込みワクワクして出かけたのでした。

実は「陰陽師」のかなりのファンでして、そしてそのファン仲間が居たのです。その時、もうこれは「寅さん」のように毎年やってくれないかなあとそのお仲間たちと言いあっていたものですから、それは期待値もあがるってものでしょう。

空海と言ったら密教でしょう。密教って言ったらね、呪文でしょう。

空海がなんか呪文を唱えながら、タァーとか言うのかと思っちゃった・・・・・・

 

言わないよ・・・・・。^^;

 

ええと、どっちから書こうかな。

映画館で初めて寝ちゃった話をしますか。

それとも声をうっかり出してしまいそうなくらい泣いた話をしますか。

 

やっぱり泣いちゃった話をします。でもご存じのように(知るわけないか^^;)、私は泣き虫で、「泣いた」がイコール「素晴らしい映画」って事ではないのですよね。ただ心はしっかり動いたって証です。

 

この感想はあらすじは書きませんが、何気にネタバレしています。まあ、ばれても良いのではないかと思う事しか書かないようにはしますが、もう映画館での公開は後わずかだと思いますが、この先何らかの形で見ようと思う方で勘の良い方はお気をつけてくださいね。

この作品は、言うなれば「誰が彼女を一番愛したのか」ってなものだと思います。

私は泣きました。その愛に。

これは家のテレビで一人で見ていたら、声を出して泣いたかもしれません。

ちょっとマニアックな事を言ってしまいますが、昔読んだ漫画の「地球へ」のラストの方で、政府側のミュータントの人たちが

「もう体なんかいらない。捨てて行くよ。」と意識だけが宇宙に旅立って行くシーンがあって、目の奥が痛くなるくらい泣いた事があるのですが、ちょっと同じような事を私は感じたのです。

究極の愛には相手の犠牲を強いるものではなく、やっぱり自己犠牲が存在するのかもしれませんね。

 

で、もう一つの件ですが、確かに前日は睡眠時間が少なくて寝不足ではあったのです。でもそれはいつもの事なんです。映画館でふと眠くなっても、瞼をぎゅうと閉じて2秒目を瞑れば、だいたいスッキリします。だけど今回話がちょっと飛んでしまいました。

私的にはチョービックラポンよ。

それは寝不足のせいばかりじゃないなと、私は思いました。

ここからはすべての文の冒頭に「私的には」と言う意味が付け加えられています。私個人の私的な感じ方ですのであしからず。

テンポが自分とは合わないのです。なんかもっと違う描き方があったんじゃないのかしら…と思ってしまったのかもしれません。

映像は本当に豪華絢爛で綺麗です。見ごたえ十分です。さすが日中合作映画です。でもそこに「もっと別の・・・」と思える隙間が生じてしまったのかもしれません。

先にも書きましたが、空海が真言密教の曼陀羅の秘密を解くようなものでもなく、ぶつぶつと呪文を唱えるものでもありません。彼は言うなれば狂言回しのようなものです。そして同じポジションに白楽天と言う存在もいるのです。確かに空海と白楽天なら魅力的ではあるのですが、彼らはホームズ&ワトソンではなく、ホームズ&ホームズ、ワトソン&ワトソンにも感じてしまって、惜しいような気がしてしまいました。ただこの白楽天のホワンシュアンはイケメンでなかなか良い感じです。吹き替えも高橋一生ですしね。

楊貴妃のチャン・ロンロンもクールビューティで、男たちが皆くらくらしてしまうのに説得力がありました。

あっ、そうそう。これ原題は「妖猫传」で英語では「Legend of the Demon Cat」。つまり日本以外でこの作品を見られる方は、どの人に感情移入するかは分からない事なのですよ。たぶん中国の人は、やはり白楽天よりなのではないかと推理してしまいます。

これは物語的にも、日中の「中」の皆さんにとっては相当満足度も高いと思います。ただ「日」の皆さんはどうなのかなと思ってしまう所です。日本の役者さんたちの魅力が皆最大未満の段階どまりだったような気がしてしまったからです。

 

それでも見終わった後、愛の物語と映像にそれなりの満足をしていた私は、喫茶店にてお茶を飲みつつ、ゆっくりと映画のあれやこれやを脳内で反芻していました。そこで出てきた言葉・・・・

「あの映画のタイトルは、やっぱり『空海』ではなかったような気がするな。」だったのです。

 

でもこの映画の原作は、「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」なんですよ。

やはり描き方の問題なのですよね。だけどこの映画は製作費が150億円なんですって。そりゃあさ、観て頂かなくちゃね、中国の皆さんに。

だけど染谷将太は人を食ったような笑い方が上手いですね。ラストに「分かっていましたよ。」みたいに笑いながら振り向いた空海に、私はスカッとした気持ちになりました。

 

そして最後にこれ。

「音楽が良かったよね。」とお友達に言われ、確かにその時はイイナと思って聴いてはいたけれど、あちら様の音楽かと思い込んでいた私は、その後すっかりと忘れていたのです。

ああ、もう、少しは予備知識も大事だよと、この音楽を聴いて思いました !!

RADWIMPSが歌っていたのですよ。はい。知らなかったのは私だけかもしれませんね(/_;)

この音楽の事を知って見ていたならば、もしかしたら映画全体のイメージがもっと変わっていたかも知れません。

音楽にはちょっとそう言う力もあると、私は思っているのです。

 

Mountain Top [映画『空海―KU-KAI―美しき王妃の謎』主題歌]

 

Shape Of Miracle RADWIMPS MV

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「祈りの幕が下りる時」

2018-03-30 08:35:50 | 映画

今年もだいたい1か月に1本ぐらいは映画館で映画を観ていると思います。そしてせめて映画館で観た映画の感想ぐらいは書こうと思っているのですが、ふと気が付いたら、1月に観たものの感想も書いていない事に気が付きました。

映画館で公開を終了していたら、もう良いかなと思う所ですが、この作品は上映回数は1回とかに減っても未だに上映日数を伸ばしていますね。

1月28日に観た映画の感想です。

2か月前に見た映画の感想なんて覚えているかしら。

 

いえ、今ここまで覚えている感想が、一番心に残った部分なのかも知れませんね。

本でも映画でもドラマでも、感じ方は人それぞれでその感じ方は、それは見た人や読んだ人の毎日の生活からも影響されると思います。

私はこの映画のある部分では感動して泣きました。

それはその時に「精霊の守り人」の最終回を観たばかりだったからです。

親と子のすれ違う心。だけれど本当はずっと心の奥底では子を思っているのです。

人はなかなか器用には生きられなくて、その想いが伝わらないのですね。

だけど「泣いた」と言っても勘違いをされたくないと思う部分は、松嶋菜々子が演じる浅居親子には、涙はまったく流すことが出来なかったのです。

私はこの親子のさすらう様を見て、「砂の器」を連想しました。そう感じた人が他にもたくさんいると知って、もしかしたらかなり意識しての事だったのかもしれないと思いました。あの映画は本当に泣きました。でもこの父と娘には泣けません。

なぜなら・・・・

《ネタバレしています》

 

そう、なぜならば、その父親は保身のために罪のない人を二人も殺してしまうからです。

最初は娘が殺してしまって、自分の身代わりに使うと言うもの。

殺された二人は、本当に気の毒以外に他なりません。

いっけん、及川光博が演じる元教師は、年の離れた教え子を愛して長年連れ添った妻を軽んじて捨ててしまうような男に描かれていたと思いますが、夫婦の真実は実はわからない事なんですよね。ただこの男は、ずっと浅居博美を守りかばってきたのです。二人の子供を博美が宿して堕胎してしまった時には、すごく怒るのです。普通に愛していたのです。

普通じゃないのは、普通に生きてくることが出来なかった博美だったのです。

妻と同様の女性の父親が現れたら、そりゃ、普通に声も掛けるでしょう。もしもその時に今まであった出来事を語っていたら、彼はもしかしたら味方になっていたかも知れません。この時すでにすべてを捨てて、博美に寄り添っていたのですから。

 

殺してしまった二人目の博美の同級生だった女性、押谷道子。この女性も最初はいっけん、空気読まずの図々しいような人に感じさせるような描き方をされたと思います。だけどそれも真実かは分からない事なんです。

この人の中で、夜逃げをしてしまった同級生の博美との関わりは何かを訂正したいような過去だったのではないでしょうか。だから彼女の母親が見つかった時、わざわざやって来たのです。けんもほろろの対応でも、翌日には自分で当日券を並んで買ってやって来たのです。

そんな道子だって、死んだと思っていた人が現れたら、やっぱり確かめようと思うのは普通です。さながらそれで強請ると言うシーンがありましたが、それは「そうだったんじゃないか」と言う推理の段階の想像シーンで、まったく真実ではないのです。

罪のない二人。

この父親は、弱々しい顔をしているけれど殺人鬼だと、私は感じました。ちょっと強気な言い方ですが、見つかった→殺すと言うあまりに単純な発想は、最初の娘の殺人の罪を背負った時から、修羅の世界の住人になってしまったからでしょうか。

 

そんな父親の人生に恭一郎の母のような人に出会いがあって良かったと、博美は言ったか思ったか忘れましたが、そんなセリフがあったと思うのです。

私は思いました。

博美のお父ちゃんは幸せでも、恭一郎のお母ちゃんは男運がないなって。

 

「新参者」の最終回。

本当にすべてがちゃんと終わったよと言う感じがして、見ごたえがありました。

加害者親子の話には泣けなかったものの、恭一郎の親子の話には涙が滲みました。

月になってずっと(子供を)見ていられる・・・・・そんなセリフはありましたっけ?

ううっ、やっぱり泣けますよ。

 

 

なぜ恭一郎は新参者になったのか。

彼の母親はどうして家を出てしまったのか。

本当にすべての謎が解けると言うのもスッキリしました。

ブーム再来はないかも知れませんが、やっぱり人形町界隈をウロウロしたり橋巡りなんかもしたくなってしまったので、一応メモに入れておきましょう。

 

(2か月前の映画でも意外と覚えているものですね。画像が無いとやっぱり寂しいので、そのうちそれだけ追加しておこうと思いますが、何ら記事には関係ありません。)

 

 

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キングスマン ゴールデン・サークル

2018-01-10 19:11:27 | 映画

だいたいこのポスターからしてカッコいいよね。

「秒でアガル」って、どっかでそんなコピーを見たような気がするのだけれど、マジ秒であがったわ~。

 ※      ※       ※

で、座ったところの両脇に誰もいなかったものだから、時々声を出して笑ってしまいました。

車が真横にクイクイクイって、なんて言うか、そう言うの本当に好きです。

だけど・・・・って、あっ、そうか。

いきなりネタバレ全開で書きそうになってしまいました。

これ、ネタバレなしで感想って書きづらいです。ただ今日、会った友人が日本映画を見てきて、なんとなく不満げで「あれはあれで良いのかも。」と言ったので(ちなみにそれは「嘘八百」とかいう映画だそうです。ここから追記:ツイッターを見ていたらこの映画、意外と評判が良かったです。やっぱり評価と言うものは人それぞれに分かれるものですね。追記終わり)、私は得意げに「『キングスマン』を見て来たわ。面白かったけれど、かなり残酷なシーンがある。」と言ったら、
「絶対にそう言う映画は、ダメー !!!」と言われました。

まあ、分かる。

私は4人姉妹だけれど、かろうじて誘う事が出来そうなのはひとりだけ。友人10人いたら、やっぱり誘えそうなのは一人ぐらい。

中年女性って意外とそう言うもんよ。

だけど私、「超高速参勤交代リターンズ」って意外と残酷だなあと思ったし、この前テレビで見たヒューマンドラマ的ジャンルの「湯を沸かすほど熱い愛」はうっって吐きそうな感覚に襲われましたよ。

「そう言う映画は絶対にダメ」と言った彼女もまだ未見の「十三人の刺客」は見たいと言っていたので、「死」に対峙する感覚って、微妙なものがあるのですよね。

自分が付いていけない映画の部分を取り上げて、その映画自体を評価してはいけないと思います。

とりあえず「そう言う映画は絶対にダメ―」じゃない方にお勧めします。

 

ただ「キングスマン」にしても、同じ監督の「キックアス」にしてもジョークはきついですよね。

きついジョークって言ったらさ、ポピーバーガーはコラボでハードロックカフェで提供中ですよね。(1月31日まで)

それこそ、私、ジョークかと思いました。でもあのつやつやのソースを見ていたら「美味しそうだな。」って気になって、お店検索してしまいました。なるほど上野の構内にあるのね・・・・。

でもなんと2150円。

私的には、ちょっとお高め。値段でためらいます。

じゃあ、お値段が安かったら食べる事が出来るのかって言ったら、大丈夫です・・・・

って、だってあのシーン、見てないもん。

ひとりで行ったので、

「終わったかな~」って目を開けてた(笑)

何を言ってるのかって思った方は、ぜひ劇場にて確認してくださいね。

 

そう言うシーンは別にして、やっぱりさりげないシーンで笑っちゃう。

あのスーツケースがバァーってwwwwwww

 

あっ、だからネタバレなしは難しいよね。

と言うわけで、以下はネタバレ感想を少々。

 

 

でもこの映画の本当に怖いところは、人肉ミンチシーンじゃなくて、あの「キングスマン」崩壊シーンだと思いました。

大切に思っていた犬や友人や、仲間たち、皆殺されてしまったのですよ。あっという間に。

けっこう気持ちを引きずってしまいましたよ。

前作の時にも人間頭ボムより、教会の普通の人が殺し合い、そこにハリーみたいなプロがいたものだから皆殺しにされてしまったシーンの方が怖かったし、「キングスマン」はスタイリッシュでユーモアにも溢れカッコいいし面白い。でも滅茶苦茶大きなふり幅で光と影が存在していると思います。

 

エルトン・ジョンの出演は、私がもっと彼のファンだったら、凄く嬉しかったと思います。だからそう言うファンの人には、本当にたまらないゲストだったのではないでしょうか。

それにしてもハリーはウィスキーのどこを見て、裏切り者と判断したのかしら。確かに手に入れた解毒剤を「見せて」と行った時の彼は、すこぶる怪しかったけれど、そこはハリーは見ていなかったわけで、やっぱりエグジーを助けようと、その解毒剤をパァにしてしまった所でかしら。そんなことはこの程度のプロなら絶対にあり得ない事なのだと判断したのかな~?

 

今回やっぱり一番心が揺さぶられたのは、マーリン(マーク・ストロング)の「カントリー・ロード」のシーンです。

だけど、もしもまた続編があったら、今回いいところが少なかったテキーラ(チャニング・テイタム)や新ウィスキー(ハル・ベリー)と共に、また彼も復活して活躍して欲しいですね。何らかの方法を無理やり用いて^^;

本当はこうして助かったんですよなんて、次回の種明かしを待ちたいような気分になりました。

 

近頃、吹き替え版の方が楽だし字幕よりも訳が丁寧で面白いなと思っている私ですが、今回は絶対に字幕で見ようと思っていました。なんたって、コリン・ファースの声が大好きで、やっぱりすごく痺れました。

どう見てもイケメン兄ちゃんには見えないタロン・エガートン。なんでキングスマンになると、あんなにかっこよく見えるのでしょう。やっぱりスーツは男をカッコよく見せるのかも知れませんね。

 

最後の時にはスーツだった彼。でも彼はこの姿も素敵でしたね。

 

 

 

 

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スター・ウォーズ/最後のジェダイ

2017-12-17 17:46:38 | 映画

17日の今日、夫殿と見てまいりました。

これね、本当に良かったです!!!

「ローグワン」も2016年に見た映画のナンバーワンとか言っていたような気がするのですが、これも2017年に見た映画の中の(私的)ナンバーワンじゃないかと思います。

最初のエピソードから最後のエピソードまで、みんな好き。

感動がぎゅうぎゅうと詰まっていたと感じたし、ルークとレイアのシーンでは、それぞれ胸がいっぱいになりました。なんたってレイア姫、キャリー・フィッシャーの遺作、泣けますよね。

ハラハラと泣く事はなかったけれど、何度ウルウルと、乾燥した瞳を潤してくれたのか分かりません。

さぞやみんなが褒め称えているのかと思ったら、映画サイトのレビューでは、手厳しい意見も多数お見掛けしました。

「うわああ、そうなの!!?」と思ったけれど、それらもレビューもいくつかしっかり読まさせていただきました。

それを読んで「なるほど~」と思いました。暗黒面にすぐに落ちちゃうタイプなのかしら、私(笑)

でもそれだけみんな、「スターウォーズ」が好きなのですね。

だから不満が出たりするのですよ。


そう考えると、私はそこまでのコアなファンじゃないかなと思うのです。今つじつまが合わなくても、最後に(次回作で)合うんじゃないのかとか、思い描いた物語も持ち合わせていないので期待していたストーリーと違うと言うこともないのですから。

ネタバレなしでひとつだけ感想を書くとすれば、カイロ・レンのアダム・ドライバーが前作よりもハンサムに見えたことでしょうか。

ああ、そうそう、これも良いかな。

 ←こやつは可愛いです♪

と、言うわけで以下はネタバレ感想です。

マーク・ハミルのルーク・スカイウォーカー、本当に良かったですね。

マーク・ハミルについては「ドラマのお話♪2014.6」と言う記事の中でも書いたことですが、目元などにその面影を残していても、ずっと映画の作品でお見掛けする機会がなかったものですから、その見かけの変化について行かれず、「クリミナル・マインド」の犯人役であっても気が付くことが出来ず、「キングスマン」でも、後から彼であることを知ったのでした。彼は声優界では欠かせない人になっていて、「天空の城ラピュタ」の海外版ではムスカの役をやっていたようです。

そのルークの最後は、残りの人生をずっと悔いの中で生きて来たような彼にとっては、やっとその悔いの想いから解放されたのかも知れませんね。結局は、カイロ・レンを最終的にダーク面の突き落としたのはルークだったのかも知れません。でもその彼に、「ずっとそばにいる、ソロも私も」と一粒の種を渡したような印象を受けました。いつの日か、その種から光の芽が出るかも知れませんよね。

あれだけの攻撃でも無傷、切られても突かれても無傷だったのは、気の遠隔操作で実態がなかったからと言う種明かしに、「凄いのね、フォース」と思ってしまいました。

だけど力尽きて、命が絶えた時に、肉体も風のように消えてしまいました。

どうしてー?

バンパネラみたいじゃんと思いましたが、本当の彼は、もうとっくにその肉体は無くなっていたのかも。贖罪の時を待って、気だけが生きていたって言うのは考えすぎですか・・。


好きなエピ・・・。

ペイジ・ティコとローズ・ティコの姉妹愛とその戦いは、胸を打ちました。最初のお姉ちゃんの戦いは、思わず泣きました。

操縦席は吹き飛ばされ、命ぎりぎりで爆弾投下のミッションを果たして、その眼下も火の海でやがて爆風が上がって来て助かる道などないのです。それでもペイジが諦めずに頑張ったのは、船に残っている妹のためだったかもしれません。またお揃いのペンダントを握りしめ、勇気を奮い立たせたのかも知れません。

こういうのって、弱いのですよね、私。なんたって姉妹4人で育ってきたものだから。

この姉妹、美人のお姉ちゃんとユニークな妹ってな感じで、きっとものすごく仲が良かったと思うんです。

その戦いはうまくいっても残された者の悲しみは癒えなくて、だから最後にフィンを体当たりで命がけで助けたのですよね。

愛する者を失ってその戦いに勝っても、勝ったと言えるのかー。

「最後のジェダイ」ではメイン戦士ではない人たちの戦いが描かれていたと思いました。


そして抑圧された生活をしている人々の生活(子供たち)が描かれていたのも、良かったです。

ラストシーンのあの子は、すこぶる可愛らしい子でしたが、次回作でも登場してくるのかしら。


カイロ・レン、憎み切れないキャラだと思いました。

母のいる母船に攻撃をためらったりするところなど、レイの言うように期待できると思います。

私はすっかり途中では騙されて、レイとレンが共に助け合いながら戦うシーンで、思わずエピソード8で、この作品は終わりだったかしらと思ってしまいました。だけど・・・・。そうですよね。彼がラスボスにならなくちゃ意味のない事でした。


レンがレイの出自を言うじゃないですか。

酒代の為に売られて、そんなろくでもない親は、ちっぽけな墓で眠っていると。

ずっとレイが待っていたのはそんな親。

でもそう思えない。(諦めが悪いので、私。)

自分の子供じゃないから、そんなことをしたんじゃないのかしら。

まだ彼女には秘密があるのではないかしら・・・・・と思ってしまいました。


次回作では、あの捕まった途端に裏切った人もまた出てきそうですね。私の予想ではあの流れで、味方として登場、だけど既にフラグが立っています^^

(予想なので外れても、別に問題なしです。)


まだまだ書きたい事はたくさんあるような気もしますが、この辺にしておきましょう。

(なんたって、「直虎」の最終回。こちらも気合を入れてみたいと思っています。今日は早く寝ましょう。素敵な夢を見る事が出来るような気がしますから。)


(C)2017 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.

さようなら。私たちのプリンセス。

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「オリエント急行殺人事件」、映画を見てきました。

2017-12-10 14:06:19 | 映画

12月9日、時間の都合上、吹き替え版で見てまいりました。吹き替え版の方は小さめの部屋にての公開でしたが、それでも席は埋まっていました。さすが公開二日目の土曜日です。すぐ横に他人様が座るなんて久しく経験がなかった私でしたが、悲劇はそこから起きました。

 

なぜなら…横に座ったカップルの兄ちゃん寝てる!

しかもリラックスしすぎて、ひじ掛けからひじがこちらにいっぱいはみだして・・・・。

それ自分の彼女さんの方にやってよ~と思いましたが、みると両方にはみ出てる?

「アトカラフラレロ」と言う呪いの呪文をかけておきましたわ。

 

というわけで、きゅうきゅうとした思いで映画を見る羽目になってしまった私ですが、終盤、前の方からもいびきなるものが聞こえてきて、なんていうか、スクリーン前で驚愕の展開になってしまいました。

その展開を私なりに推理すると、時間帯が午後のひとときと言う昼下がりだったこと、日本語版で目をちょっとぐらい閉じても大丈夫と思って油断してしまった事、そして一番の理由は、物語の内容をほとんど知っていると言う点にあったのではないでしょうか。

この「オリエント急行殺人事件」には、最後に原作とは違う大どんでん返しがあるわけではなく、知っている通りの物語。

それでも見に行くのは、アガサのファンであり、キャストがどのようなお芝居をするのかとか、又演出はどうなっているのかとか見るべきところがたくさんあるからなんですよね。特にラストに至る流れとか。

物語の筋やサスペンス性を一番に重視するタイプの方には、少々昼下がりに見るのは厳しいものがあったのかも知れません。

だけどこの作品、私的には凄く良かったです。

演出も工夫あり斬新さアリで、知名度の高い原作に挑んだ気概みたいなものを感じました。

「オリエント急行殺人事件」はある意味、列車の中と言う室内劇のようなもの。それを大きく外からの視点で急行列車を映した映像の美しさも、まさかのアクションシーンがあるところも、更にまさかの雪の中のお茶&尋問シーンも、今までの枠をはみ出した印象を受け良かったです。

特にラストの選択を選ぶに至る経過のこの映画独自のシーンは、心を打ちました。

有名有名と連呼しているわけではありませんが、この記事では「知っているよね」という前提で書いてしまったかも知れません。でも若い人たち、今までミステリーに興味のなかった人には、「これから知る」と言う場合もあると思います。

その視点で見ると、犯人までは行きついても(それだけでも『おお~!』だと思いますが)、犯行時のいろいろな謎の意味などが分かり辛かったのではないでしょうか。

ミステリーの謎解き解説部分が、この映画は丁寧だったかどうかは疑問です。

つまり他の件に重みを置いたから。

ポワロと犯人との攻防・・・・

いや、あのシーンはある意味ポワロvsポワロなんだ・・・・と、私は思いました。

 

ケネス・ブラナーのポワロは、既存のポワロのイメージに拘らず独特の雰囲気を作っていました。鼻持ちならぬ高慢さを感じながら、むしろそれが癖になり奇妙な魅力に惹きつけられると言うポワロよりは、最初からなかなかの好印象なおじさんです。

どうでも良いような卵の大きさに拘る事で、奇妙な変人のイメージも微笑みが優しいものだから生きてなかったように思います。コアなポワロファンの皆さんのお眼鏡にかなうかは分からない事ですが、私はこれはこれで良いような気がしました。

たぶん世界からは受け入られたと見えて、ヒットしているらしいし、次回作「ナイルに死す」も決まっているようですね。

ああ、そう言えばあのシーンは、「最後の晩餐」みたいでしたね。絶対に意識していましたよね。

クスって笑ってしまいました。

あのシーンと言うのは、あのシーンで会って、一応この記事はネタバレなしで書いています。

是非ご覧になって、確認してみてくださいね。

 

あっ、もう一つ思った事を書きますと、あまり好きじゃないのですが、金田一シリーズで最後に刑事などがラストで「金田一さーん !!!」って、万感の思いを込めて手を振るじゃないですか。

変な言い方だけれども、オリエント急行のあの人に最後にそれをやってもらいたかったなあ。

 

このような映画は名優集めもポイントですよね。抑え気味のジョニデも良かったし、 ジュディ・デンチも。この人のシーンでは、ちょっと不意に涙が出ました。凄いなあって思いました。日本語版だったので、それは声優さんにも関係あるよなって思ったら、彼女の吹き替えは紅葉さんだったのですね。

ポワロの声は草刈さん。こちらはすぐに分かってしまいました。

ポワロがやけにハンサムに見えてしまったのは、この声によるものかも知れません。

そう思うと、これは字幕版で見た方が良かったかもしれないと思いました。

 

映画サイトからお借りした画像を貼っておきます。

見たよと言う思い出に。

 

 

 

 

(C) 2017Twentieth Century Fox Film Corporation

 

地味で暗いけれど、これも大好きです。→ 名探偵ポワロ第64話「オリエント急行の殺人」

ある意味「忠臣蔵」、野村萬斎さんのポワロも魅力的でした。→三谷幸喜の「オリエント急行殺人事件」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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