森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

親切な人びと その1

2015-05-30 14:21:13 | バンクーバー旅日記

〈バンクーバー旅の記録8〉

5月は連休もあったりで、先に記録しておきたいことが出来てしばらく休んでいた旅の記録をまたゆるゆると再開します。

 

二日目は完全なるフリーでした。

その旅の仕方は、本当に歩き電車に乗りバスに乗りと言うかなり街中を歩き廻ると言うもの。

昔、パック旅行などを知らなかった時代に姉とした旅行のような感じで、懐かしいような気持ちになりました。

分からなかっただけかもしれませんが、バンクーバーは本当に「観光名所」と言う所がなかったように思いました。それでもかなり楽しめたのは、その街を自分の足で移動したからだと思います。

言葉も不自由な海外でこのような旅行が出来たのは、海外旅行に慣れていて企画力に富んだ友人がつぶさにリサーチをしておいてくれたおかげです。

 

朝早くからホテルを出て、私たちは徒歩でバンクーバー美術館に向かいました。

でもここではその時系列に沿わずに先にこのお話をしたいと思います。

 

海外でも、道に迷えば人に尋ねたり、また写真を撮ってと頼む事もあるでしょう。

でもこの街では、それがなかったのでした。

「ない」と言うのは、こちらから「頼む」と言う事がなかったと書くのが正解でしょう。

そのエピソードの一つ目です。

 

友人が

「この街にはとっても美味しくて有名なチーズケーキのお店があるのよ。」と言いました。

 

移動の途中でそのお店を確認し、また戻って来てからそこに行く事にしたのです。

時系列に沿っていないので、どこに移動中かと言うことがさっぱり分からないと思うのですが、後から補足していきます。

移動した場所から帰って来て、確認しておいたお店に行こうと思いました。

「確かここをまっすぐに行ってあの道に出て・・・・」

そう思った時、地図があったのです。

それで三人で確認しようと

「ええと・・・」と覗き込んだとたんに

「どうしましたか。」と声がかかったのです。

まだ地図をちゃんと見る前にです。

声をかけてくれたのは若い爽やかな感じの青年でした。

 

「チーズケーキで有名なカフェに行きたいのだけれど、名前も忘れてしまって。でも確かこの辺。」のような事を友人が言いますと、その青年は、たぶんあの店の事を言っているんだなと言う顔をしました。きっと自分では行った事はないのだと思います。

「Go straight・・・」と言いかけて、

「付いて来て」と言い直しました。

同じ方向に行くからもあったかもしれませんが、私が推理するには、教えて、もしそれが違うようだったら嫌だなと感じたのだと思えたのです。

なぜなら一緒に同じ道を歩き、通りに出た右側にそのお店を見つけると

―あっ、やっぱりそこで良かったんだ。

と言うような、ホッとしたようなそんな顔を彼がしたからです。

 

お礼を言って、その爽やか青年と別れましたが、私はなぜか不思議な気持ちになったのです。

買い物袋を持っていましたが、その中にはお米と海苔が入っていました。これから寿司パーティでもする予定だったのでしょうか。彼は日本びいきの人だったのか。

だから私たちを見かけたら間髪入れずに助けてくれたのでしょうか。

 

今思うと、意識が低すぎて逃してしまったチャンスがたくさんあったように思います。

もしももっと英語に対して向上心のようなものを持って旅行に臨んでいたら、こんな時こそ大きなチャンスだったのだと思います。

後の祭りですが。

 

まあ、彼が若いイケメン青年だったから、もしかしたら躊躇したのかもしれませんね^^

タイトルに「その1」とあるように、一回のみではなかったのです。

今年の冬は

「あったかいんだから~♪」と言う歌が流行りましたが、まさにこの国の人々はそんな感じなんだと思ったのでした。

 

このエピソードを二日目の最初に書いたのは、ちょっと意味があるのです。

すべてが良かったわけではありません。次回の旅の記録はそのお話を書きます。

 

ついうっかり3人で3種類頼んでシェアしたのですが、これは濃厚だったので、2個でシェアでも良かったように思いました。

 

 お店の画像を本当にうっかり撮り忘れてしまいました。

これは「バンクーバー留学公式ブログ」様から。そのブログは→こちらです

 

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長い一日の終わり

2015-05-13 16:05:10 | バンクーバー旅日記

〈バンクーバー旅の記録7〉

 

―砂浜に書かれた文字は、いつしか波が消していくんだね。

だけれど心に刻まれた思い出は決して消えないよ。

―そんなの、嘘さ。

今は両手いっぱいに抱えた思い出も、日々の生活の波が消し込んでいくんだ。

まるで消しゴムで消されていく文字のように。

―それでもね、片手の手のひらにはきっと忘れられない思い出の欠片が残ると思うよ。

私はぎゅっと握りしめて、それを決して手放さない。

そんな思い出の欠片のその一つ、

それはこの夕日だと、私は思うんだ。

 

※      ※       ※

16日の17時5分に成田を出発して、日付変更線をまたいだので同じ16日の午前9時50分にバンクーバーに着いた私たち。飛行機の中ではお昼寝のような転寝タイムしかとってなかったので、さすがにこのイングリッシュベイビーチにて日没を待つ間に、意識が飛びそうに何回もなりました。

もしもこれが姉が相棒だったら、丸太のベンチに寄りかかって少しの間目をつむってしまったかもしれません。友人だったから甘える事が出来なかったんだろうか・・・。

それもあるかもしれませんが、きっと、この時間を失うことの方が怖かったからに違いありません。

時々目を開けたまま夢を見ていたような気がしました。

 

それでも貪欲な気持ちに戻って、砂浜で貝殻を拾ったり小石を拾ったり、友達が書いてくれた砂浜の文字と共に写真を撮ったりして楽しんでいました。

この砂浜に文字を書いて記念にすると言う発想は素敵だなって思いました。

砂浜の文字は恋人同士じゃなくても良いんですよね♪

 

これ以降、これでもかっていうくらい夕日の画像が並びます。午後7時22分から8時5分ごろまでの日没の画像です。

 

 

 

 

日が沈むと、船に明かりが遠くに見えて、それがとっても素敵に思えたのでした。

 

私たちは、何でか元気。

そこのビーチからまた歩いてホテルまで帰ってきました。たぶん30分以上はかかったはず。

それから急いでお風呂に入り、最上階のレストランで夜景を見ながら飲む事にしました。

 

 

疲れていたし、普段飲まないので、もう顔が真っ赤です。

でも女三人で一日の出来事を思い出しながら、ラストオーダーまでいました。

これはたぶん午後10半ごろ。

その後部屋に戻って、なんと私、洗濯とかしました。

このホテルは二連泊だったし、三人だったので一日目は私が一人部屋になる番だったので夜は気ままだったんです。

で、ベッドに入ったのは通常の就寝時間の午前1時半ぐらい。

バッタンキューかと思ったらそうでもなくて、今頃ももちゃんはどうしてるかなとか、パパはご飯をちゃんと作っているかなとか、ルート君は疲れて帰って来てないかなとか・・・・

 

もう、いやね、主婦って!!!

と言うわけで長い一日目は終了したのでした。

 

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イングリッシュベイビーチにて ②

2015-05-02 01:57:32 | バンクーバー旅日記

〈バンクーバー旅の記録6〉

日没までかなり時間があったので、周辺をお散歩することにした私たち。

何気ない風景だけれど、

美しいなあって思うー。

光と影と風。

そして自転車。ここがポイントね。

でもこんな風景は日本にだってあるよ、きっとー。

 

私、この時にちょっと思いました。

8時間もかけて、ここに何をしに来たんだろうって。

だけどまたこうも思ったんです。

美しい風景は身近にもあるんだって気付く旅なんじゃないかって。

遠きに来て故郷を思うってやつですね。

 

 

ばったりと出会ったオブジェ集団。

 これは何だろうか。

 

 この像の周りでみんな写真を撮っていましたが、

ああ、笑いって世界を救うなあって思わず思ってしまいました。

なんたって

 

 この笑顔ですから。

周りにいる人たちも、この銅像に負けないくらいの笑顔だったんです。

なんか中国人アーティストの作品だとか。詳しい事が良く分からない所もツボだったりするかもしれません。

 

軽くコーヒーの飲めるお店を探しながらお散歩をしていました。

しかしスタバはどこにでもありますね。

 

でもせっかくなので、ここは避けたいところです。

なんだか蔦が絡まる素敵なホテルとかもあって、なかなかお茶を飲むところが見つけられずに裏通りへ。

 

画像が暗いのしかなくて載せられないのですが、その時に気が付いたんです。

なんでイチイチ綺麗な風景を見るたびに、日本を思い出してしまう理由に。

それは街に桜の花が咲き乱れていたからだったのかもしれません。

もちろんそれは八重桜。

それでも街が親しみのある場所に感じてしまうから不思議です。

 

見つけた喫茶店でコーヒーを飲んで、日没を待つ私たち。

 でもなんたって女三人組ですから、あっという間に時間は過ぎて、8時近くになってようやく薄暗くなってきたビーチに再び赴いたのでした。

 

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イングリッシュベイビーチにて ①

2015-05-01 11:05:09 | バンクーバー旅日記

〈バンクーバー旅の記録5〉

【この旅行記は、いつまで続くのかは自分でも分かりません。今のところですが、写真案内旅行記になっているので、これから行く人の参考にと言うよりも行く予定にない方に行った気分になってもらうと言う方が比重が重いかもしれません。しばらく延々と続きます。でももちろん他の事も書きたいので、その合間にですが、よろしかったらお付き合いくださいませ】

少々のバスツアーの後ホテルに着き、諸注意の後解散になりました。

それからがその日の自由行動なのです。

旅慣れたお友達が、イングリッシュベイビーチで見る夕日が最高なのだと教えてくれました。

ホテルはロブソン通りと言う便利な所にあったので、そこから歩いていく事にしました。

 

若い時に、姉とした旅行は街の中を本当に歩き廻ると言うもの。

何もそこに有名なものがなくても、知らない街を歩く、それこそが旅の醍醐味だった昔を思い出すような、そんな旅の始まりでもありました。

 

考えてみると、機内でたぶん朝食にあたるであろう食事をとったきりで後はソフトクリームを三口ほどだったことをここに来て思い出しました。

 

それでベイビーチに隣接するおしゃれなお店で昼食なのか夕食なのか分からないお食事を取りました。

    

このバーガーは二つ頼んで三人で分けて、ちょうど良かったです。ポテトの量も半端ない。

ポテト好きなんで、結構一人で食べていましたがそれでもワンカップ分は余ってしまいました。

この時時間は午後4時半。時間的には早かったのですが、立派な夕食ですね。

このバーガーのお肉は本当に美味しかったです。

お店の名前とか、その画像とか、ちょっと今手元に資料がないので書けませんが、そのうち追記して補完する予定です。

とにかく日本人は私たちのみで、接客のお姉さまたちはみな美人で愛想が良く心地良かったです。

 

お店を出たのが6時近く。

トップ画像が、その時の太陽なんですが、まだまだ高いでしょう。

 

何とバンクーバーの日の入りは8時半ぐらいなのだそうです。

だからホテルで3時半ぐらいに解散になっても、そこからまだまだ一日が続くわけです。

 

この浜辺の公園には

このように丸太のベンチが無造作に置いてあって、何とも言えない良い雰囲気です。

 木の上にもツリーが・・・!

 

ああ、なんか海って癒される~。

私ではありません。でもみんなこんな風に海に癒されているんですよね。

すぐ沖合に大きな船が見えます。

これってすぐに深くなってしまう海って事なんだと思います。〈遠浅ではないと言いたいわけ〉

 

と、海をずっと見て癒されているのも少々退屈なので、この周辺をお散歩する事にしました。

②に続く

 

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スタンレー公園ミニ散歩

2015-04-27 00:26:07 | バンクーバー旅日記

〈バンクーバー旅の記録4〉

ほんのちょっぴりのバス観光、ウォーターフロントの次はスタンレー公園です。

この公園は森林を切り開いて作られたもので、自転車などを借りてまわっても3時間、徒歩で廻ると一日かかるそうです。それを一部だけ訪れて行った気分になるツアー。

まあバスのツアーはそんなものです。

 

ここで有名なのは、トーテムポール広場です。

   

このトーテムポールにはちゃんと意味などがあって、ガイドブックを書き写そうと思ったのですが、ちょっとたくさんあってうんざり~と思っていたら、ちゃんと説明してくれている素晴らしいサイトがありました。興味のある方は是非。→「スタンレーパークのトーテムポールについて

 

しかしここから見た風景が素晴らしくて、ほんのちょっとの滞在時間でも、ちゃんと行った気分になりました。

この公園には、本当に自転車が良く似合うと思います。

そして向う岸に見えるちょっと変わったテントのような建物は「カナダ・プレース」だと思います。

 

ライオンズゲート橋。対岸のノース・バンクーバーを結ぶ橋で美しく見ごたえがあります。

と言うわけで、以下はあらゆる視点から見た橋の風景です。少々しつこいです。

 

 

画像に黒い点が見えてしまうと思いますが、これは皆さまのパソコンが汚れているわけではありませんので、ご安心ください。

いわゆる家に帰ってから気が付いた一つの悲劇と言うか(/_;)

 

水辺ではない別の風景。

誰ですか。ここなら家の近所の公園と同じだわって言った人は!?

あっ、私か。

 

バスでぐるっと回って、プロスペクトポイントへ。そこには展望台などがあり、ライオンズゲート橋が美しく見えたり

 

このような風景を見る事も出来るのです。

そこはこんな感じです。

 

 ここでは美味しいとすすめられたメープルとナッツとソフトクリームを買い求め頂きました。一人一個の気分ではなかったので、一個を三人で頂いたのですが、一個を買ってスプーンを三個貰っている私。

でもお店の人はいい笑顔。

親切な人で愛想のいい人が多い街だと思いました。

もちろんソフトクリームは美味しかったです♪

 

スタンレー公園を後に走り出したバスの中から、大木のてっぺんに止まっている大鷲を運転手さんが見つけ教えてくれました。

なんだかカナダに来たな~とちょっぴり思った私でした。

 

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ウォーターフロント、後からしみじみ。

2015-04-25 16:31:58 | バンクーバー旅日記

〈バンクバー旅の記録3〉

このツアーには、ほんのちょっぴりバス観光が付いています。

はっきり言って、空港からホテルに向かうまでのおまけのようなものなのですが、翌日には行かない予定だった所に行けたのが嬉しかったです。

前の記事の街の風景も、実はこのウォーターフロント周辺の街並みです。

 

 この街のビル街が美しさは、鏡のようなビルの窓にその秘密があると思います。

 

下の画像は、バンクーバーオリンピックの聖火台です。

因みにバンクーバーオリンピックは2010年2月に行われた冬季オリンピックです。

これを見た時、私はただ単に「へえ」と思いました。ただ「へえ」と。

だけど今この画像を見ながら、そう言えばバンクーバーオリンピックの時、食い入るようにテレビを見て選手たちに応援し、そして感動し泣いたなと言う事を思い出しました。

その時の記事は→「過ぎていく日々【オリンピック】」

あの時、それはこの街で起きていた事で、そして試合をリアルで見ようとこの街に訪れた人たちが見た風景は、まさにこの風景だったのですね。

 

その時は鈍感で何も感じなくても、視界に収めたり情報としてただ単に聞いておくと言う事は意外と大切な事だったりすると思います。

後からゆっくり消化されることもあるのですから。

 

以下はウォータフロントから見た風景です。

 

 

 

 

 

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長い一日の始まり

2015-04-24 01:23:01 | バンクーバー旅日記

〈バンクーバー、旅の記録2〉

海外旅行に不慣れな者には、いろいろな事がその不慣れだったりするわけですが、だんだん歳を取ってくると、その事にちゃんと向き合えなくて鈍感になってしまう部分も私の場合は多々あったと思います。

これは何を言っているのかと言うと、その一つは時差について。

成田を17時5分に出発しました。バンクーバーまでは約8時間45分なんです。

普通に時を刻めば、17時から8時間後は午前1時で、いつもならバリバリ起きている時間です。

もちろん普通に時は刻まないし、「いつもなら」を持ち込んではいけないのだとは分かっていたのです。

それなのにあまり何も考えなくて「眠る」と言う努力を怠ってしまいました。

ワタクシ、はっきり言って映画バカ。

「バンクーバーの朝日」と言う映画の後に、「バードマン」を見始めてしまったら最後まで見ないわけにはいかないじゃないですか。

8時間あると言っても、2回の食事やお友達とのおしゃべりなどであっという間です。

さすがに少し寝ようとウトウトしかかっても、通路側にいたので隣の席の人のご用のたびに席を立ち〈これはお互い様〉、映画の「バンクーバーの朝日」の時に意識が相当飛んだと前の記事で書きましたが、その転寝タイムがその日の睡眠タイムになってしまいました。

映画バカのみならず、相当のバカだなと自分でも思いましたが、非日常の旅のシーンでは、そう言うこともあるなとB型人間はお気楽です。

 

バンクーバーには出発した日の午前9時50分に着きました。

ふと私は映画の「スーパーマン」で彼が時間を戻すために光よりも早く地球をぐるぐる回ると言うシーンを思い出してしまいました。

また繰り返す同じ日の時間。

ちょっと不思議な感覚です。

そして長い一日の始まりでもあったのです。

 

バンクーバーは街も綺麗。〈トップ画像〉

以下は車窓から写した街並みや中華街。

 

 

 

 

 

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バンクーバーの夕陽

2015-04-21 16:42:09 | バンクーバー旅日記

姉に電話で、

「その件は、私がバンクーバーから帰って来てから決めよう。」と言い、ふと

―、あれっ、今なんか私・・・と思い

「今、なんか私カッコいい事を言ったような気がする。」と姉に伝えました。

「うん。聞いていてカッコいいなと思ったよ。」と姉が言い、二人で笑いあいました。

 

私には海外に何度も旅行に行き旅慣れた友達がいて、いつかご一緒したいと思っていました。

それが今年になるとは予想外の事でしたが〈なんたって私の新年の目当てのようなものには、今年は地味になどと言うような事が書かれているわけですから。〉、誘って頂いた時がチャンスと思って、思い切って4月16日から20日まで出かけてまいりました。

 

言葉の響きと言うものは不思議なもので、「バンクーバー」と言う響きは、何かカッコいいようなそんな何かを持っているような気がしました。

その事を友人に言いますと、

「そうそう、そう思う、私も。伸ばすところにそう感じるものがあるのかも。『イスタンブール』とか。」と答えてくれました。」

「うん、それも感じる。」

「マレーシアとか・・・。」

「いや、それは・・・・?」

『マレーシア』の国自体がどうとかの問題ではありません。言葉の響きの話題なのですが、『バンクーバー』と聞いた時に、その響きに惹かれたのは長音と濁音の組み合わせにあったのかもしれないと、その時に感じたのでした。

 

ヨシ!そこに行こうと決めた後、テレビでその都市の特集があり見てみる事にしました。

その番組を一緒に見ていた妹が、ニヤニヤして

「ここになぜ行こうと思ったの?
マイナーな所が好きなのね。」と言いました。

実はそのテレビを見ながら一番眠くなってしまっていたのは私だったので、何も反論も出来ませんでした。

・・・・ギャスタウンの蒸気時計と、ええと、つり橋と、ええと・・・・

 

歴史的な名所旧跡と言うものが、ここにはないのかしらー?

そう言う所が好きな私にとっては、そのテレビの特集は、結構テンションを下げる結果になってしまいました。

でも名所旧跡古い町並み以外にも、私は自然の美しい所は大好きなんです。

海も好きですが森も好き。

バンクーバーはきっとそんな場所がたくさんあると思い気持ちを盛り立てました。

 

その街から帰って来て今思うことは、バンクーバーは本当に美しい街だったと言う事です。

―何もない、だけどいっぱいある。

そんななぞなぞのような言葉がぴったりな街、バンクーバー。

 

そんな街を訪れた旅の記録です。

タイトルを見て映画「バンクーバーの朝日」を思い出す方も多いかと思います。その映画は飛行機の中で見ましたが、なんといっても意識が飛ぶことが多かったので、映画の感想を書くことは出来ません。でもこの映画タイトルには意識してしまうものがあるのです。

朝日が昇って夕日が沈むー。

それを遠い過去に日本からこの地にやって来た人や、その子供たちはこの地で見たのです。

日常の生活の中で毎日のように見る夕日は、家の窓から見る事が多い私です。

でもこの数日だけは、このバンクーバーで見たのです。

同じ太陽の沈んでいくシーン。

それを見る日常と非日常。

日常の生活に戻って、その非日常を懐かしみながらゆっくりと書いていけたらと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

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