森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

キングスマン ゴールデン・サークル

2018-01-10 19:11:27 | 映画

だいたいこのポスターからしてカッコいいよね。

「秒でアガル」って、どっかでそんなコピーを見たような気がするのだけれど、マジ秒であがったわ~。

 ※      ※       ※

で、座ったところの両脇に誰もいなかったものだから、時々声を出して笑ってしまいました。

車が真横にクイクイクイって、なんて言うか、そう言うの本当に好きです。

だけど・・・・って、あっ、そうか。

いきなりネタバレ全開で書きそうになってしまいました。

これ、ネタバレなしで感想って書きづらいです。ただ今日、会った友人が日本映画を見てきて、なんとなく不満げで「あれはあれで良いのかも。」と言ったので(ちなみにそれは「嘘八百」とかいう映画だそうです。ここから追記:ツイッターを見ていたらこの映画、意外と評判が良かったです。やっぱり評価と言うものは人それぞれに分かれるものですね。追記終わり)、私は得意げに「『キングスマン』を見て来たわ。面白かったけれど、かなり残酷なシーンがある。」と言ったら、
「絶対にそう言う映画は、ダメー !!!」と言われました。

まあ、分かる。

私は4人姉妹だけれど、かろうじて誘う事が出来そうなのはひとりだけ。友人10人いたら、やっぱり誘えそうなのは一人ぐらい。

中年女性って意外とそう言うもんよ。

だけど私、「超高速参勤交代リターンズ」って意外と残酷だなあと思ったし、この前テレビで見たヒューマンドラマ的ジャンルの「湯を沸かすほど熱い愛」はうっって吐きそうな感覚に襲われましたよ。

「そう言う映画は絶対にダメ」と言った彼女もまだ未見の「十三人の刺客」は見たいと言っていたので、「死」に対峙する感覚って、微妙なものがあるのですよね。

自分が付いていけない映画の部分を取り上げて、その映画自体を評価してはいけないと思います。

とりあえず「そう言う映画は絶対にダメ―」じゃない方にお勧めします。

 

ただ「キングスマン」にしても、同じ監督の「キックアス」にしてもジョークはきついですよね。

きついジョークって言ったらさ、ポピーバーガーはコラボでハードロックカフェで提供中ですよね。(1月31日まで)

それこそ、私、ジョークかと思いました。でもあのつやつやのソースを見ていたら「美味しそうだな。」って気になって、お店検索してしまいました。なるほど上野の構内にあるのね・・・・。

でもなんと2150円。

私的には、ちょっとお高め。値段でためらいます。

じゃあ、お値段が安かったら食べる事が出来るのかって言ったら、大丈夫です・・・・

って、だってあのシーン、見てないもん。

ひとりで行ったので、

「終わったかな~」って目を開けてた(笑)

何を言ってるのかって思った方は、ぜひ劇場にて確認してくださいね。

 

そう言うシーンは別にして、やっぱりさりげないシーンで笑っちゃう。

あのスーツケースがバァーってwwwwwww

 

あっ、だからネタバレなしは難しいよね。

と言うわけで、以下はネタバレ感想を少々。

 

 

でもこの映画の本当に怖いところは、人肉ミンチシーンじゃなくて、あの「キングスマン」崩壊シーンだと思いました。

大切に思っていた犬や友人や、仲間たち、皆殺されてしまったのですよ。あっという間に。

けっこう気持ちを引きずってしまいましたよ。

前作の時にも人間頭ボムより、教会の普通の人が殺し合い、そこにハリーみたいなプロがいたものだから皆殺しにされてしまったシーンの方が怖かったし、「キングスマン」はスタイリッシュでユーモアにも溢れカッコいいし面白い。でも滅茶苦茶大きなふり幅で光と影が存在していると思います。

 

エルトン・ジョンの出演は、私がもっと彼のファンだったら、凄く嬉しかったと思います。だからそう言うファンの人には、本当にたまらないゲストだったのではないでしょうか。

それにしてもハリーはウィスキーのどこを見て、裏切り者と判断したのかしら。確かに手に入れた解毒剤を「見せて」と行った時の彼は、すこぶる怪しかったけれど、そこはハリーは見ていなかったわけで、やっぱりエグジーを助けようと、その解毒剤をパァにしてしまった所でかしら。そんなことはこの程度のプロなら絶対にあり得ない事なのだと判断したのかな~?

 

今回やっぱり一番心が揺さぶられたのは、マーリン(マーク・ストロング)の「カントリー・ロード」のシーンです。

だけど、もしもまた続編があったら、今回いいところが少なかったテキーラ(チャニング・テイタム)や新ウィスキー(ハル・ベリー)と共に、また彼も復活して活躍して欲しいですね。何らかの方法を無理やり用いて^^;

本当はこうして助かったんですよなんて、次回の種明かしを待ちたいような気分になりました。

 

近頃、吹き替え版の方が楽だし字幕よりも訳が丁寧で面白いなと思っている私ですが、今回は絶対に字幕で見ようと思っていました。なんたって、コリン・ファースの声が大好きで、やっぱりすごく痺れました。

どう見てもイケメン兄ちゃんには見えないタロン・エガートン。なんでキングスマンになると、あんなにかっこよく見えるのでしょう。やっぱりスーツは男をカッコよく見せるのかも知れませんね。

 

最後の時にはスーツだった彼。でも彼はこの姿も素敵でしたね。

 

 

 

 

コメント (2)
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