森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

「西郷どん」が始まる前に、まだ「直虎」の話をしても良いですか。

2018-01-07 03:14:33 | ドラマ (大河)

昨年は、なんだか遣りたい事とやらねばならぬことに追い立てられて、ブログで書きたい事があまり書ききれなかったように感じました。

ドラマの感想は、ちゃんと書こうと思うとけっこうな時間を要するので、ここが一番出来なかった部分かもしれません。

この時期、ドラマブロガーさんたちが2017年の年間ベスト投票や、自分自身のランキングなどを発表していて、それはなかなか面白い企画だなと思っています。

ランキングはやらないのですが、それでも私が昨年のドラマで一番だったと思うのはこの「おんな城主直虎」でした。

因みに、大好きベスト5を無理やり選ぶとしたら、順不同で「フランケンシュタインの恋」「リバース」「カルテット」「ハロー張りネズミ」でしょうか。

ああ、やっぱり5個って難しすぎますね。では後5個とプラス3で選んでみると(やっぱり順位は関係なく)

「監獄のお姫様」「刑事ゆがみ」「精霊の守り人」「陸王」「女囚セブン」そして「ひよっこ」「やすらぎの郷」「相棒」。面白かったり好きだったドラマはもっとありました。でもやっぱり最初に選んだ5つは、

「あっ、今日はあのドラマがある。」と思うだけで、本当にワクワクしました。

 

と、いつものように長い前置きになってしまいましたが、「おんな城主直虎」の話です。

毎回涙ぐんだりジーンとしたり、本当に大好きでした。

唯一、好きじゃなかった点があるとしたらタイトルだったかもしれません。「おんな城主」・・・・、なんか、好きくない。

で、「真田丸」の次はこれかと思った時点では、次は見ないかもぐらいは思っていたように思います。現に夫殿は気分が萎えていて、まったく見る気がなかったのです。

その気持ちを一気に変えたのは、あの「真田丸」の中でのエールのようなセリフです。

メチャクチャ不正確ですが、井伊の赤備え軍団を見た幸村が

「彼らがここに至った長い話を、機会があったら聞いてみたいものだな。」と言ったじゃないですか。

「やややや、凄いな、三谷氏。」って思いましたよ。

それで私も、思わず見たくなってしまったのですから。

 

それからいったいどんな人が出るのかしらと検索したのです。←呑気

なんと三浦春馬に高橋一生に菅田将暉、加えて柳楽優弥。イケメン大河ではないですか、見るっきゃないでしょうと思ったのでした。そしてまた登場人物検索・・・。

そこでまた吃驚しました。高橋一生が演じる小野政次(道好)と言う人の歴史に残っている人物像は、奸臣の人。そうとうの悪役と思われているのですよね。

えー、嘘。その人を高橋一生がやるわけ。どうなるのと期待値もあがると言うものでしょう。

 

そして始まった一回目。

竜宮小僧と言う言葉を介して井戸の周りで、三人の子供たちの物語が始まったでしょう。

胸がポッと暖かくなる。これは筒井づつの物語だなあ。

その時から、これは私好みの大河が見られるような予感がしました。たぶん私は歴史好きな大河ファンではないのですよ。歴史は好きだけれど、もしその視点だけで見たら戦国時代なんかまったく好きじゃないですから。

史実のエピソードを拾いながら、そこに作者が作り上げた壮大なフィクッションを見せてくれるってわけねと思いました。

それ、期待通りでした。

 

ちっぽけな弱小、井伊の生き残っていく様は(潰れてしまうけれど)、真田の攻防とはまた違ったものを見せてくれましたね。不戦の戦い。それを示したのは政次だけれど、実践できたのはおんな城主だったからかもしれません。

 

長くなってしまったし、猫が、もう寝ましょうと誘いに来たので寝る事にします。

この続きは、また気まぐれに書きます。

既に終わってしまったドラマの話を書くのかと言われそうですが、イイの良いの、気にしないで。

これを書かないと2017年が終わった気がしないので。

でもたぶん次は「西郷どん」の初回の感想だと思います。

 

 

コメント (4)
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