森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

上野東照宮&ランチ

2018-01-31 14:39:42 | お出掛け日記

私的には珍しく、お食事の写真をトップに持ってきました。

まあ、話の流れの問題で。

とにかく上野は、何でもパンダ。

 

ほら、ここにもパンダが。

だけど友達からのツッコミが !

「これは、シャンシャンではない !」

確かにイメージではもっと小さい様な・・・・。

でもいずこの子供もすぐに大きくなるからさ。

許してやってくださいよと思った私^^

 

と言うわけで、1月18日の上野散策は、国立西洋美術館にて「北斎とジャポニズム」を見て(「北斎とジャポニズム」に行ってきました。)、上野東照宮内のぼたん苑を見て、(上野の山のぼたん苑と蝋梅)上野東照宮、そして上野精養軒にてのランチと言うコースになりました。因みに「北斎・…」は、28日で終了しています。

 

その上野東照宮はー。

記憶の中のそれは、凄くぼろい。色がハゲハゲの建物。

だけど社殿にもちゃんと上がることが出来たのです。

ぼろくても当たり前でこの東照宮は寛永4年(1627年)に建立されて、関東大震災にも東京大空襲の被災にも免れて今日に至っているのですから。

それが2009年から2013年まで大修復が行われ、2014年から再び公開されることになったのです。

だから私が見て、ああ、ここは本当に良いところだなあと感じた東照宮は2009年以前のものだったのですね。その古さがたまらなく良かったですよ。(今、ざっと計算してみました。2002か2003年辺り)子供の中学の広報の仲間と来たな~。はとバスツアーでさ。上野でウナギを食べたな~。楽しかったな。
みんな~!!  覚えているかい~?

時がたつのは光のごとく。一緒に見た風景は、凄く変わっていたよ。

(あまり覚えてないかも。その時、みなさん、あまり熱心に見ていたとは言えなかったような気がするし。たぶんウナギはよく覚えているんじゃないかしら^^;)

 

そして新しい社殿はピカピカになっていました。東照宮と言ったらやっぱりピカピカでしょう、やっぱりね。

だけど社殿には上がれなくなっていました。(なんだかちょっとがっかり。)

なんだか大きな厨子みたいだと、私は感じました。

だけどそれで良いのですよね。もともとはそう言う場所ですよね。ここに家康・吉宗・慶喜を祀っているそうです。

 

 

 

で、東照宮と言ったら、彫り物の装飾ですよね。

一つ一つ見ているのも結構楽しいかもです。

今、これを見ていたら、ふと

梅も見に行きたいなと思いました。

でも梅は、近所で良いな。

 

通りがかりのご婦人が教えてくれました。

「昇り竜がいるよ。」と。

 

教えてもらわなかったら、見逃すところでした。

 

そして

この古木は

 

樹齢が350年以上ですって。

凄いですね。

 

きっといろいろなものを

枝葉を広げて見てきたんだろうな、

風のささやく時代の声を聴いてきたんだろうなって

思いました。

 

「雷から社殿を守ると信じられてきた。」って書いてあるけれど、

それは木の背丈を伸ばし、いざ言う時は、自分の上に雷を落とすと言う事が

本当の意味なのかと思いました。

今はこんなに老いてしまっては、その役割も叶わないと思います。

(でも今は、ちゃんと雷対策はしてあると思いますが。)

だけどそのように使命を帯びて、そして長く生き抜いてきたその木を見た時に、

ああ、上野東照宮に来て良かったなあと、

私は再び思ったのでした。


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