認知症の早期診断 介護並びに回復と予防のシステム

アルツハイマー型認知症は、廃用症候群に属する老化・廃用型の生活習慣病なので、発病を予防でき、早期治療により治せるのです

忙中に閑あり (Bー38)

2015-06-15 | 脳を活性化させる「テーマ」を探して

   脳活に さあ出かけよう 今日もまた 

            備えが有れば 憂いは無しよ    By kinukototadao

  

○ 或る、雨の日の出来事

今日は雨の一日、小雨が朝方からしとしとと降り続いています。訪ねて見えるお客さんもいなければ、処理を急ぐべき特別な用事もない状況なのです。我が家の庭には今、バラの花たちが真っ盛りの状態です。上の庭のブーゲンビリアは咲き出す準備中で、花は未だ少ししかついていません。ブーゲンビリアの花は盛りの時期がとても長くて、年を越して3月頃まで目を楽しませてくれるのです。

 下の庭と上の庭との境いをなす斜面一杯を覆って咲く、その紫がかった色が私は好きなのですが、TadがJガーデンの石井さんから茜色と言うか緋色に近い赤い色のブーゲンビリアを一株いただいてきて、上の庭の西の隅に植え付けたのです。盛りの時期になったら、こちらのブーゲンビリアの花たちも、このブログでお目にかけたいと思います。

 (下の庭のブーゲンビリア)(真っ盛り:38歳)

    

  

 (上の庭のブーゲンビリア)(咲き始めたばかり:3歳児)

          

もう随分と前のことになるのだけど、或る雨の日の昼下がり、霧が忍び寄るかのようにひっそりと降ってくる小雨に濡れながら、我が家の下の庭に咲くバラの花たちをぼんやりとした意識の状態下で見ているその時、ハッと気づくことがあったのです。

(小雨に濡れたバラの花たち)

    

 

 ○ 「前頭葉」の個別認知機能の機能発揮と「二重構造」の発見

 既に「高齢者」の域に入っていて、「正常な老化」の過程にあるとは言え、その機能レベルが相当程度に衰えているはずの私の「前頭葉」の「注意の集中力」の機能が焦点を当てたカナリーヤシの樹の下のバラの花、「その花ビラだけが、突出したように、輪郭だけでなくて細部までもが、見事に私の目に映りはっきりと見えていた」ことに気づいたのです。

 そのことに気づいて、「意欲と意識の集中度」とを高めたり低めたり(或いは、上げたり下げたり)すると言う風に、「前頭葉」の三本柱の機能の発揮度の意識的な変動をともなう脳機能の操作を繰り返していると、まるで写真機の焦点を遠くに合わせたり近くに合わせたりするのと同じような世界が、そこには、あったのです。あなたも、是非、試してみてください。「前頭葉」の各種個別機能の発揮度自体は、意欲、注意の集中力及び注意の分配力の機能という「三本柱」の機能に下支えされているという「二重構造の問題」があり、且つそのことに気づくことが、私たちが「アルツハイマー型認知症」発病のメカニズム並びに早期段階での脳リハビリによる回復と言う発見へとつながっていった、そもそもの事始めだったのです。

        


○ この齢で始めた「二重生活」の新鮮さ

伊豆高原でと南箱根ダイヤランドでと言う「二重の生活」と言う新しい生活が始まりました。面白いもので、ダイヤランドに来ていると伊豆高原での居住が新鮮に感じられ、伊豆高原に来ているとダイヤランドでの居住が新鮮に感じられるのです。私とTadが行動と生活を共にすることもあれば、二人が別々に暮らすこともあって、そのことが新鮮さを倍加しているのかもしれないのだけど。

☆ 伊豆高原での活動とその拠点(エイジングライフ研究所)

    

☆ ダイヤランドでの活動とその拠点(脳活性化研究所)

     


○ 忙中に閑あり

幸いなことに私たちには追求すべき大きな「テーマ」があります。Tadはすでに古希を迎えていて、この私も古希を目前とはいえ、日々老けていくというか、年を取ってなんかいられないのです。そのための情熱を保ち続けるためには、息抜きが不可欠。と言うことで、14日から山中湖方面と蓼科方面とをお友達夫婦と一緒に小旅行して楽しんでいるのです。まさしく、「忙中閑あり」、と言ったところなのです。

  我こそ晴れ女と名乗るお友達(「雨男?」の異名をとるご主人も一緒なの)を誘って、山中湖方面から蓼科方面へとめぐる2泊3日の小旅行をすることにしたのです。蓼科方面へは、紅葉を訪ねて毎年秋に出かけているのだけど、今年は、「青葉を訪ねて」、この6月に出かけることにしたのです。

5月にここ伊豆高原で開催されていたフェスティバルの最中に、銀座で画廊を経営されている方の別荘で、球体に描かれたアクリル絵の具による風景画(普通の町中の「建物」と「通り」とを中心にして、まるで写真かと見紛う程にリアルに描かれた絵)を見させていただいた折、薬師寺の元貫主さんで「千日回峰」という修行を二度もなさった偉いお坊さんが住職をされている蓼科にある聖光寺を是非訪ねてみたらと勧められたのがこの小旅行のそもそもの「キッカケ」なのです。

  蓼科方面の往復だけではもったいないというTadの誘いに易々と乗り、且つ、ダイヤランドの家のリビングから真正面に見える富士山をもっと間近にみるという名目で、最初に山中湖に行き、ついで蓼科を回ってくることにしたのです。お宿は、1日はエクシブの山中湖に、もう1日はエクシブの蓼科に泊まることにしました。エクシブの蓼科にしたのは、Tadが中華レストラン「翆陽」の中華懐石が大好きだからなのです。


    

     

 

○ 変えてよかったの !

今回も私が一人で全行程を運転したのです。 これまでにベンツはC200、C55AMGと乗り換えてきたのだけど、顔が良いわりに中身があまり気に入らなかったのです。ところが今回のGLA250は、顔が良い上に中身もとっても良いのです。D1~D7の間で自動変速してくれるので、運転がとても楽な上に乗り心地がとても良いと皆さんからお褒めの言葉をいただいたのです。変えられるものは変えてみるものなのよね。

     


○ 鳳が玄関前で皆さんをお出迎えします

伊豆高原に忽然と出現した話題の異空間「Jガーデン」(ここを「クリック」してください)のオーナーは、刀鍛冶の伝統技術を受け継ぐ日本でもトップクラスのアイアン作家でもあるのですが、建屋のリフォームと脳活性化研究所の立ち上げのお祝いに、こんなに素敵な作品を作ってくださったのです。まるであのダイヤモンドヘッドの最後の上りを思わせるかのような曲がりが何度も繰り返される43段の階段を喘ぎながら昇ってきたその玄関前で、この鳳が、皆さんをお出迎えしてくれるはずです。この鳳実は、富士山に向かって羽ばたこうとしているのです。アルツハイマー型認知症の予防活動に従事してきたエイジングライフ研究所が、脳活性化研究所を立ち上げて、発病を予防する脳の使い方としての「生活習慣」の構築と言うテーマを世の中に問題提起して行こうと言う私たちの熱い想いを、この姿は代弁してくれてもいるのです。

    


注)本著作物(このブログB-38に記載され表現された内容)に係る著作権は、(有)エイジングライフ研究所に帰属しています。   

       エイジングライフ研究所のHP左の部分を「クリック」してください)

        脳機能から見た認知症(具体例をベースとしたもう一つのブログです)


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