kintyre's Diary 新館

野球(西武ファン)や映画観賞記等を書き綴っています。野球のオフ期には関心の高いニュース等も取り上げています。

元日本ハム監督、大沢「親分」が胆のうガンで死去

2010-10-07 00:00:00 | 野球全般

元日本ハム、ロッテの監督で、野球評論家の大沢啓二さんが午前7時25分、胆嚢(たんのう)がんのため死去した。78歳だった。
いや~、何だか信じられない。最近は日曜日に張本と一緒に出演しているTBSの番組[サンデーモーニング]を見ていなかったので、体調を崩して出演していないとは知らなかった。大沢元監督はハムの監督を退いてからは、プロOBで構成するマスターズリーグの創設に尽力した。私も、毎年1月2日に東京ドームで行われる試合を観に何度か行っているが、その際、大沢元監督が羽織袴姿で観衆に向かって新年のあいさつをしていた姿を思い出す。

もう、あの「喝!」「あっぱれ!」と大きな声で視聴者に向かって語っていた、歯に衣着せぬ発言を聞けないのは寂しい。張本さんは、大沢さんが亡くなってもあのコーナーに出演するのかな?冥福をお祈りいたします。

【大社(おおこそ)オーナー】(北海道日本ハム)
「大沢元監督のご逝去にあたり、心よりお悔やみを申し上げます。ここ数週間、日曜日の朝の番組をお休みされていたので心配しておりましたが、今朝の訃報を聞き大きな支えを失った気がいたします。
日本ハムファイターズ時代の唯一の優勝監督であり、球団の取締役も長くお務めを頂きました。また退団後もファイターズを愛する熱烈なサポーターとして、あらゆる場面で叱咤激励を頂戴し、私自身も幾度となく気持ちの引き締まる思いがいたしました。今後もその熱い想いにお応えできるよう務めて参りたいと思います」

【張本勲さん】
大変ショックを受けています。まだ実感がわきません。大沢先輩からはたくさんの事を教わりました。感謝の気持ちでいっぱいです。ご家族の方に心からお悔やみ申し上げます」


ハワイアンAORの名盤、レイ・グーリアック「ホーム・アウェイ・フロム・ホーム」(1979)

2010-10-05 00:00:00 | 音楽

ray gooliak.jpg

<曲目>
1. Goodbye Aloha
2. Dream Lady
3. Making Amends
4. Love Is All
5. See
6. Take Good Care (of your time)
7. Maui On My Mind
8. Hold Her Own
9. All Alone
10. Home Away From Home
11. Such A Mess
12. Laugh Too Loud

インディアナ州出身のレイ・グーリアックが1979年に故郷で録音したアルバムだが、内容は自身が1976年からしばらくの間滞在していたハワイのマウイ島への賛歌として作られた。従って、このアルバムはハワイ出身者が制作したハワイアンAORとは純粋な意味では異なるのだが、内容的には十分ハワイアンAORとして通用する中身になっている。
アルバム収録曲は全てレイ自身によるもので、演奏も本人が殆ど全ての楽器(ギター、ベース、ピアノ、ドラムス、シンセサイザーなど)をプレイし、バック・コーラスも彼自身の声による多重録音で処理されている。

1曲目はいきなり軽快なリズムに乗せて歌っているが、中身はハワイへの感謝を示している。ラリー・リー辺りのサウンドに少し近い雰囲気を感じる。
2曲目はタイトルの様に何だか夢の中を漂っているような感じで、フォーク調のアコギがメロディ・ラインを牽引している。
3曲目は、こちらも軽快なサウンドでカントリー・ロック風でコーラス・ワークも爽やかだ。
4曲目は、どことなくマッタリとしたムードが漂い、レイの歌声もここではロック調である。
5曲目は、全曲同様ここではハワイの風は感じられず、どちらかと言えばサザンロック風の曲調である。レイによる一人多重録音びよるヴォーカル・ハーモニーが耳に付く。
6曲目は、アコギによる軽快なリズムが終始流れとレイのゆったりとしたヴォーカルとバック・コーラスが絡む。ギターのメロウなリズム・パターンが心地良い。
7曲目は、このアルバムのハイライト的な曲。マウイでの快適な生活をそのまま歌詞にした、レイによるマウイ賛歌と言って良いだろう。曲調は全曲と似ている。
8曲目は、一転してアップテンポなポップスでレイのヴォーカルも再びロック調に変わる。
9曲目は、トロピカルなナンバーながらもボザノヴァを感じさせるまったりムードの曲。レイが演奏しているのか判らないが、ホーンセクションが随所に絡む。
10曲目は、アルバムの表題曲。生まれ故郷から遠く離れたマウイ島での生活について吐露している。メロディ・ラインはピアノとアコギでリズムを形成したシンプルな曲。
オリジナル・アルバムは10曲収録だが、今回の再発盤では2曲のボーナス・トラックが追加収録されている。
11曲目は、ウェスト・コースト・ロック風のサウンドで中間部でのギター・ソロがロック色を強めている。ハワイを感じさせない曲で、ラストはいきなり終わる。
12曲目は、波音のSEで始まり同じSEで終わる。ソプラノ・サックスの音色が印象的。


検察審査会、「陸山会事件」で小沢氏の強制起訴を議決

2010-10-04 23:59:09 | 政治

小沢民主党元幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で、東京第5検察審査会は、2004年と05年分の同会の政治資金収支報告書の虚偽記載について、「検察の基準に照らしても不起訴は疑問があり、刑事裁判で黒白をつけるべきだ」とし、小沢氏を政治資金規正法違反罪で起訴すべきだとする2回目の議決(起訴議決)を公表した。今後、東京地裁が指定する検察官役の弁護士が強制的に起訴する。議決は9月14日付。

民主党の代表選挙が無ければ、当初の予定通り、9月14日に強制起訴の議決が公表されていたはずなのだが、検察側が政治日程を配慮?した形で、この日の発表となったのだろうか?
仮に、小沢氏が代表選で現職の菅氏を破り首相に就任したら、首相在職中は起訴されないそうなので、結局うやむやにされたことでしょう。しかし、今までこの事件で小沢氏の側近が逮捕されたのに、本人には事情聴取だけでお咎め無しだった。これまでの経緯から、今回のこの結果も予想の範囲内であったと一般的には受け止められている。

それでも小沢氏を支持した議員たちはやはりショックでしょう。強制起訴で小沢氏の影響力が低下するのは避けられないでしょう。野党も国会で小沢氏の証人喚問を要求する動きがあり、この辺の動きにも注目したい。
小沢氏は「誠に残念。裁判で無実が必ず明らかになると確信している」と文書でコメントした。今後は同氏の進退や野党が求める国会での証人喚問の行方が焦点となる。

【コメント集】
「大変驚いているし、大変残念なことだと感じている」(民主党 ・岡田克也幹事長)

「刑事訴訟手続きのひとつのプロセスでありますから、コメントすることは差し控えたい」(仙谷由人官房長官)

議員辞職ですか、それはなさるべきでしょう」「菅(直人首相)さんはじめ政権側は(小沢氏は)説明責任を尽くしたと言ってきたが、砂上の楼閣だった。責任は極めて重い」(自民党・谷垣禎一総裁)


戦力外通告...西武からは名球会投手の工藤も

2010-10-02 00:00:00 | 野球全般

各球団の公式戦の全日程が終了すると同時に、これからは、CSへ進出しない球団は来季へ向けての戦力分析に取りかかる。その中で、監督と球団の来季構想から外れた選手には「戦力外通告」という一種の「解雇宣告」が下される。

【埼玉西武】
工藤公康投手
谷中真二投手
上原厚治郎投手
田沢由哉内野手
松坂健太外野手

西武からは5人が通告された。工藤と谷中は年齢的にも限界だと思うし、谷中は昨年にこういう状態になっても不思議ではなかった。上原はヤクルトで戦力外通告を受けて、昨シーズンから西武入りした。昨季は交流戦のヤクルト戦前に1軍登録されたが、登板機会が無いまま登録抹消となっていた。
田沢は投手から野手転向となったがダメだった。マツケンはナベQ監督が1軍監督に就任してからチャンスをもらったが、怪我が多く1軍定着のチャンスをもらいながら折角高い身体能力を持ちながらも活かせなかった。
マツケンの今季は指導方法を巡ってデーブとの確執もあり、シーズン序盤から体調不良で2軍の試合にも出場出来なかった。終盤になって試合復帰は果たしたが、戦力外となったのは残念だ。

【オリックス】
大村直之外野手
浜中治外野手
相川良太外野手
清水章夫投手
本柳和也投手

ベテランの大村は年齢的にも引退の可能性が高いが、浜中はまだまだやれそうだが?

【千葉ロッテ】
下敷領悠太投手
相原勝幸投手
黒滝将人投手
田村領平投手(育成)

【福岡ソフトバンク】
水田章雄投手
佐藤誠投手
柳瀬明宏投手
大田原隆太投手
鈴木駿也投手
荒川雄太捕手
吉川元浩内野手
辻武史外野手
大西正樹投手(育成)
マイケル・オルムステッド投手(育成)

西武は柳瀬が新人の時に苦しめられたけど、2年目以降はパッとしなかった。

【東北楽天】
中村紀洋内野手
小坂誠内野手
憲史(川口憲史)外野手
石川賢投手

ノリへの戦力外通告は意外だった。フロントとの間に確執があるのか、それともナインとの間の確執なのか?お山の大将的な性格と言われているのが、真相はどうなのかな?オリックスが獲得を検討しているとの報道があるが、この時期のこの手の噂は噂に過ぎない。

【北海道日本ハム】
木下達生投手
豊島明好投手

木下の1軍初先発試合って、確か西武戦だったと思うけど、その試合は観戦していると思うけど...。ドラフト時は地元中日を熱望していたけど、ハム入団となった。亀田兄と風貌が似ていることで話題を呼んだことがあったっけ?

以上がパ・リーグ球団の戦力外通告を受けた選手だが、これとは別に既に退団が発表された選手や、引退が発表された選手もいる。戦力外通告は数段階に分けて行うことで選手会と合意しているので、今回の通告は「第1回」であり、まだまだ今後第2段の通告も待ちうけている。


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