前日に続いてオリヴィアを!「ザナドゥ」を折角取り上げたので、今日は同じサントラ盤に収録されている「マジック」を。 映画はこけてしまった「ザナドゥ」ですが、サントラ盤はそんな映画の不評を振り払うかのようにELOとの共演と言う話題性も呼んで大ヒットしました。表題曲は8位止まりだったものの「マジック」は見事に1位を獲得しました。私も、表題曲は確かに好きですが、どちらかと言えば「マジック」の方が好きですね。
ミディアム調のメロディ・ラインを持つこの曲、表題曲が持つ華やかさとは対照的にオリヴィアの落ち着いた雰囲気のヴォーカルがこの曲を引き立てています。
この曲は、AOR系のSSW(シンガーソングライター)ジョン・ファーラー作です。演奏にはそのジョン・ファーラーがギターとシンセサイザーとバックヴォーカルを担当し、ベースはTOTOのデヴィッド・ハンゲイトが弾いています。
ジョン・ファーラーは「フィジカル」ではプロデューサーとして参加し、この時代のオリヴィアを支えていた功労者ですね。
オリヴィアは当時31~32歳で日本でも人気がありました。若々しく可愛らしかったオリヴィアも今では62歳で、娘さんが後を追うように?音楽活動をしているそうです。