kintyre's Diary 新館

野球(西武ファン)や映画観賞記等を書き綴っています。野球のオフ期には関心の高いニュース等も取り上げています。

西口、気合の投球で170勝目を飾る!

2011-07-30 23:48:30 | 野球・埼玉西武ライオンズ2011

                          プロ野球観戦記録NO.15

             ○埼玉西武 7-2 オリックス×

チ  ー  ム 
オリックス
埼玉西武

 【責任投手】
○西口4
勝6敗
●中山2勝7敗1S

【投手-捕手】
(オ)中山、古川-斉藤、辻
(西)西口、木村、坂元、星野、牧田-銀仁朗

【試合観戦評】
地元での7連戦中5試合を「○○○××」と3連勝2連敗のパターンで消化しての6試合目。チームが首位であればこういう星取りでも「良し」だけど、最下位のチームとしては5試合で4-1としておいて、最終的には6-1として一気に借金を「5」減らして遠征に臨みたい。5-2では「3」減るだけだが、現状では5-2を目指すべく週末の2試合は連勝が義務付けられている試合前でした。



先発は西口と左腕中山でした。打線の援護がいつあるか分からない状況で西口には打線を奮い立たせる投球が期待された中で、初回、先頭の坂口と森山に粘られた挙句フルカウントから四球を与えてしまい無死1、2塁で主軸を迎える嫌な展開。
ここで西口のキャリアが活かされた投球が目を引いた。3番後藤には内角を攻め2ゴロで併殺打に仕留め2死3塁でT-岡田を迎えたが、ここでも打者に向かっていく投球で最後はT-岡田にスイングをさせずに三振を奪いピンチを切り抜けた。

チャンスを潰したオリに対して西武は1回裏、2番原が際どく四球を選び2死から4番中村が初球を左中間席に叩きこむ2ラン本塁打で幸先良く先制した。中村はオリ戦12試合で11本塁打と「お客さん」扱いしている相性の良さがここでも発揮された。
西口は2回からは立ち直り、テンポの良い投球で味方の援護にも乗って安定感のある内容でスタンドで観戦していても点を取られる気配は全く感じなかった。ストレートも140キロ台を常時記録し、チェンジアップやスライダーのキレも良く銀仁朗もリードし易かったはずだ。

打線は4回に熊代のタイムリーで追加点を奪い、5回には1死から四球やエラーも絡んで満塁の好機を得た。連敗中はこの満塁の好機をことごとく潰したのが敗戦の原因だったが、ここでは浅村と珍しく銀仁朗がタイムリーで繋ぎ熊代はフルカウントから押し出し四球、更に、栗山の犠牲飛球で4連続得点で試合を決めた。
オリの中山は序盤から制球難で再三走者を出して、5回も本来は途中交代の場面だが岡田監督は「お仕置き続投」させ、この時点で事実上オリは「試合放棄」状態に突入。結局、中山は6回も続投で7回から古川が登板したが既に勝敗は決してしまった。

オリファンは6回に2番手木村からT-岡田の2ラン本塁打で沸いた以外は、ベンチのファンの期待を無視するような采配で奈落の底に落とされた。打線も3番後藤が2度併殺打で倒れるなど元気が無かった。
西武打線は9安打8四死球で7得点も「残塁10」で、四球で苦しんだ中山をもっと早く引き摺り下ろすことも出来た。
投手陣は西口が5回降板後は木村が制球に苦しみ2失点、3番手坂元もボールが先行したが無失点に抑え、星野-牧田と繋ぎ7-2で勝ちました。西口は通算170勝目を達成、頑張って今度は180勝を目指して下さい。

明日の第3戦は中5日の石井一とフィガロが先発。

西口は6回も投げると思ったけど後で知ったけど豆が出来た影響での降板だったそうで、点差の割には中継ぎを4人も使ってしまったのはどうかな?って感じです。
このカードは前回の同じ西武ドームでの試合で、オリ高宮のナカジへの「故意死球」を巡って乱闘寸前になり警告試合になっていたが、今日は栗山が死球を食らったが西武投手陣はオリへは無死球でした。他チームの投手陣が死球を与えてもゴチャゴチャ言わない岡田監督(スポーツ紙でちゃんとコメントは毎日チェックしていますよ!)、何故か西武投手陣が与えると目くじらを立てるが、そんなこんなで試合前の監督によるメンバー表交換でも恒例の握手は無し。拘っているのは「岡田監督」の方じゃないか!!西武の打者が大人しいと思ってゴチャゴチャ言っているのだろうが、西武相手にそこまで死球に敏感な理由が分かりません。

余談:5回裏を終えてこの点差。久し振りに球場でビール(YEBISU)を飲もうと思って、お気に入りのおネイサンを捜して待っていたけど来なかった。結局、自宅に戻って自室で飲みました。


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