kintyre's Diary 新館

野球(西武ファン)や映画観賞記等を書き綴っています。野球のオフ期には関心の高いニュース等も取り上げています。

おめでとう!菊池雄星のプロ初勝利を中村が豪快な2発で祝福

2011-06-30 21:36:35 | 野球・埼玉西武ライオンズ2011
チ  ー  ム 
埼玉西武
オリックス

 【責任投手】
○菊池1

●木佐貫1勝5敗

【本塁打】
中村19・20号(西)、バルディリス5号(オ)

 【戦評】
昨夜は3投手による継投で完封勝利を飾ったライオンズ、今日は注目の2年目左腕菊池雄星が先発。西武ドームでの初登板だった対阪神戦は満員の観客の前で緊張してしまったのか3回途中で降板してしまったが、今日は京セラドームでの平日の試合で落ち着いて登板できる状況での先発でした。


 

「雄星にプロ初勝利を!」を合言葉に臨んだライオンズ、初回は幸先良く中島のヒットなどで木佐貫から2点を先取。
今日は帰宅時の4回裏からTV観戦となったので、雄星の登板は2イニングスと6回の降板まで。2度目の登板だったので、今回は落ち着いて投げているように感じたし、スピードこそ高校時代の150キロ超の球速は無いが丁寧に制球を意識して140キロ前半が多く、変化球はスライダーで確実にストライクが取れていた。



打線も序盤から小刻みに効果的に得点を重ね、守備面でも菊池を支えるファインプレーが飛び出すなど、菊池を勝たせようと一丸になった。7回には中村が今シリーズ5本目となる特大のソロ本塁打を放ち6-2と4点差を付けた。
雄星は6回途中で四球を連発して降板しバルディリスに5回にソロ本塁打を浴び、四球で出した走者を2番手の岡本篤が還してしまい2失点。岡本篤は後続の後藤、T-岡田の二人から3アウトを奪いオリックスの反撃の芽を断った。
その後は藤田-江草-最後は4点差だったが牧田まで投入し、最後の打者となった元同僚赤田の豪快な3球三振という心優しきアシストで雄星はプロ1勝目を上げた。

これで大阪遠征は2-1と勝ち越しが決定し、再び西武ドームに戻ってハムとの3連戦が明日から待っている。そのハムはエースのダルが今日のマリーンズ戦に登板したので
帆足-糸数(明日)、涌井-武田勝(2日)、石井一-ケッペル(3日)の先発が予想される。明日の帆足は左ひじの状態が気になる。

[ナベQ監督のコメント]
雄星はしっかり腕が振れていて、変化球が良かったのが今日の勝因かな。カット(ボール)、チェンジアップ系のボールが意外に使えていた。まだボールを置きにいっている場面もあったけど、1軍の試合の中でしっかりとゲームを作ったと思う。

打線もよく援護をしたね。欲を言えば、6回の交代までの2四球は、疲れもあるだろうけど、先発としては乗り切らなくてはいけないところだった。中村は、量産体制になってきたね。地元という空気もあったのかな。
タイトなスケジュールが我々は続くけど勝っていけば疲れも感じないので、明日から、またしっかりやっていきます。


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