kintyre's Diary 新館

野球(西武ファン)や映画観賞記等を書き綴っています。野球のオフ期には関心の高いニュース等も取り上げています。

平尾、乱打戦を制する勝ち越しタイムリーで連敗をストップ!

2011-06-12 17:58:29 | 野球・埼玉西武ライオンズ2011
チ  ー  ム 
阪神
埼玉西武 11

 【責任投手】
○平野1
勝2敗
Sミンチェ3勝1S
●榎田1勝2敗

 【戦評】
交流戦後半に入って息切れ気味のライオンズと、一時のどん底状態からは脱出して3連勝中のTG。今日の試合は本拠地での最後の交流戦試合で、何としても満員になるであろうファンに良い形での試合を提供してもらいたかった試合前です。先発は既にスポーツ紙などでの報道の通り「予想通り」プロ初登板の菊池と今季初登板の安藤でした。

注目の立ち上がりですが、マートンのコースヒットをきっかけに暴投で1点を失うものの球は低目に制球されていた。雄星を援護したい打線は、2回、下位打線が奮起し銀仁朗とルーキー熊代のタイムリーに栗山までが続いて3点を奪う。
雄星は直後の3回に2本のタイムリーを浴びて途中交代、2番手の平野も暴投で1点を与え3-4と逆転される嫌な展開。
それでも今日は打線が活発だった。5回、阪神のドラ1ルーキー榎田(西武は大石か榎田指名か直前まで迷っていた)を捕えた。制球が不安定な榎田は中島へ四球、中村には死球で連続出塁を許し、1死満塁で「必殺仕事人」代打・平尾が逆転のセンター前2点打で5-4とリードを奪う殊勲打を放ち、これでベンチも球場も大いに盛り上がりましたね。TV画面を通じてもはっきりと伝わって来ました。その後も、銀仁朗のスクイズ、熊代の技ありの犠牲飛球で2点追加。熊代は昨日に続いて良い仕事をしましたね、犠牲飛球にした打球も内角球を肘をたたんでセンターに打ち返した技ありの一打です。

2番手平野は4回を投げ、7回に1点を失ったが、8回に再び打線が奮起して片岡、中島、フェル(代打)のタイムリーなどで4点を奪い、最後は、ミンチェが締めくくった。

これで連敗を5で止めた。先発の雄星は「2回1/3、53球、被安打6、奪三振2、与四死球1、失点4、自責点4」の内容だったが低目に制球されていた2回は良かったが、打たれた球は相手打者の技術が上回っていた場面もあった。フィールディングも良かったし、後は、変化球の制球とスライダー以外の変化球でストライクが楽に取れれば初勝利も近付きそうだ。直球のスピードは144,145キロが多かったようだが、高3年春の頃のスピードが蘇れば石井一の後継者になれますね。
一方の課題だった打線は、久し振りにタイムリーで繋がり本塁打無しで11点を奪ったのは明るい材料だが、阪神の安藤や榎田は制球が甘かったので手放しでは喜べない。バッテリーエラーで2点を奪われるなど、銀仁朗の守備面でのマイナスは接戦では致命傷に成りかねないので練習してもらいたい。

今週は東京ヤクルトと14・15日神宮で2連戦、週末土日に東京ドームで読売との2連戦で交流戦は終わる。現在、借金「1」なので3-1か4-0で貯金なのでもうひと頑張りが必要だ。
先発はスワローズ戦が順当なら岸、西口だが相手の先発は由規が故障中で山本斉が14日で15日は誰が由規の代役なのか不明だが登板間隔が開いている増渕か?YG戦は涌井-内海、牧田-沢村のルーキー対決かな?YGキラーの岸はローテの都合でYG戦登板は無さそうだ。今日、岸が先発だとYG戦に登板だと思っていましたが雄星先発なのでね。

 以下は渡辺久信監督のコメント。
「(雄星はどうでしたか?)初登板で緊張していたと思います。先発してゲームをつくれなかったのは悔しいと思います。今日の反省を踏まえて練習してほしい。
(良かった点は?)思ったより、バタバタしませんでした。初回のバッテリーエラーはもったいない。0点でしのいでいれば自信になりました。(今日のピッチングは)そんなに悪くなかった。これからが楽しみになってきました。
(今後は)1回抹消します。うちにはタフな連戦があるので、そういうところでチャンスがあるかもしれない。そのためにファームで頑張ってほしい」


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