プロ野球観戦記録NO.8~交流戦
○埼玉西武 4-1 読売×
チ ー ム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
読売 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
埼玉西武 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | X | 4 |
【責任投手】
○涌井4勝2敗
●金刃1勝2敗
【本塁打】
中村12号(西)、坂本7号(読)
【投手-捕手】
(読)金刃、越智、アルバラデホ-阿部
(西)涌井-銀仁朗
【試合観戦評】
交流戦折り返し前の最後のカードである読売との本拠地での一戦は昨日は残念ながらよもやの逆転負けを喫してしまったので、今日は何としても取り返した試合でした。先発は予想通りエース涌井と読売は左腕金刃でした。
セの試合は交流戦期間中しか観ないのですが、今日の読売のスタメンを眺めているとまるでオープン戦の様なオーダーにびっくりしました。
1坂本2藤村3長野4ラミレス5阿部6矢野7鈴木8田中大9古城...オープン戦ってこういうオーダー多いですよね?主力選手+若手有望株選手という組み合わせ。由伸も小笠原も亀井も外国人選手も一人だけ、6番から9番はイースタンのスタメンかと錯覚するようなメンツで、8番の田中大って?もう一人読売に田中って選手居るんですかね?しかも、先発投手は私も基本的に金刃を予想していたので驚かないのですが、金刃って昨年までは1軍と2軍を行き来していた中継ぎ投手でしたっけ?
読売のこのスタメン相手に交流戦最多勝タイのエース涌井が先発する西武が負ける要素は試合前には見当たらなかったですね(もう一人はSBの和田投手)。でも、野球は分かりません、だから面白いのですが...。
先制したのは西武で、3回、1死から片岡が安打で出塁すれば阿部の肩では刺せる筈が無くお約束の二盗成功で、これを栗山が還す理想的な得点パターン。しかし、そんな展開も直後の4回表、YG坂本に初球を本塁打される信じ難いシーンが。
エースのこの失態?を打線が奮起して5回に一気に突き放す。3回と同じように1死から片岡と栗山の連続2塁打で勝ち越し、更に、2死後から中村が金刃の初球を痛烈にシバクと打球は打った瞬間にそれと分かる2ラン本塁打で4-1と3点の勝越し。これでスタンドは大いに沸き、1塁側のYGファンと応援団は3塁左翼側の本拠地ファンのお祭り騒ぎの様な大歓声を黙って聞くしか術は無かった。
読売は涌井の切れ味抜群の投球に手も足も出ず、唯一の好機だった7回の無死1,2塁も、ラミレスが涌井の速球に詰まって右飛、阿部は力の無い打球が片岡の正面に飛ぶ併殺打で無得点に終わり、YGファンの溜息を誘った。
涌井は球数も少なくこのまま最後まで投げ切る完投勝利で、対読売戦初勝利で11球団から白星を挙げた。勿論、12球団目は...有り得ません絶対にね!!!!!
読売は打線に主力選手を欠いていては最初から勝ち目は薄いのは当然だが、次の東京ドームでの対戦では小笠原も由伸も亀井も復帰する見通しだが、その東京ドームでの対戦ではYGキラー岸の先発が濃厚なのでどうでしょうか?
【ナベQ監督のコメント】
立ち上がりからいいリズムでしっかりと自分のピッチングをしてくれたと思います。
ここのところ、安定したピッチングをしてくれていて、涌井が完投するときはどうしてもコーナーを突くピッチングをするので、丁寧に投げて、結果的に球数が多くなるのですが、今は調子がいいですし、早めに追い込んで勝負している結果だと思います。
涌井の場合はずっとローテーションを守っているピッチャーで、球界を代表するピッチャーになってほしいので、ハードルは高いと思います。
1,2番がしっかり機能して、4番がしっかりと一発で仕留めてくれました。点が欲しいところだったので、あの3点は非常に大きかったです。
まだ交流戦は半分残っているので、1戦1戦しっかりと戦っていきたいと思います。