Peace Waveの平和な日々~行く雲、流れる水のように~

気が向いたら、ボチボチ更新しようかと・・。(笑)

なでしこジャパン、W杯優勝!

2011年07月18日 | 最近、思うコト

ドイツフランクフルトで開催されていたサッカー女子ワールドカップ・ドイツ大会は、17日(日本時間18日)に行われた決勝戦で、世界ランク1位のアメリカを破り、見事、日本が世界一の栄光を手にした!

年齢制限なし、フル代表の国際大会で日本が優勝するのは、男女通じてはじめて!

準々決勝では3連覇を狙うドイツ、準決勝ではスウェーデンという強豪を降し、初の決勝戦で、なでしこジャパンが、日本サッカー史上初の快挙を成し遂げた!

 

本戦、延長戦ともにアメリカに先制を許し、後を追う展開となった日本だったが、粘り強く戦い、最後の最後、キャプテンの澤穂希が今大会、通算5得点目となるゴールを決め、PK戦へ。

 

笑顔で円陣を組み、PKに臨んだなでしこたちは3-1でPK戦を制し、悲願を達成した!

澤は日本人史上初の得点王、大会MVPも獲得し、自身5度目の出場となるW杯を、最高の形で締め括った。

 

しかも、チームはフェアアプレー賞も受賞するというおまけ付き!

 

今の日本、”サムライ”よりも、”大和撫子”が、運勢もってるんやなー・・と、あらためて感じさせられた

 

感動と勇気と、何より、久しぶりに、日本に元気をもたらしてくれたビッグニュースであった。




諸行無常

2011年07月15日 | 人生覚書き

人は心に自分の道を考え計る。

しかし、その歩みを導く者は主である。 

               箴言16:9

 

聖書には、仏教の言葉かと見紛うような言葉が多くある。

特に旧約の『箴言』『伝道の書』などに多い。

この2つと『ヨブ記』『詩篇』の一部は、キリスト教では知恵文学と位置づけられている。

 

たとえば『伝道の書』は、冒頭にこんな一節がある。

「空の空、空の空、いっさいは空である。」(伝道の書1:2)

いっさいは空(くう)・・般若心経の一節、「色即是空」を彷彿とさせる。

 

この後、『伝道の書』は以下のように続く。

「日の下で人が労するすべての労苦は、その身に何の益があるか。

世は去り、世はきたる。

しかし地は永遠に変わらない。

日はいで、日は没し、その出た所に急ぎ行く。

風は南に吹き、また転じて、北に向かい、めぐりにめぐって、またそのめぐる所に帰る。

川はみな、海に流れ入る。

しかし海は満ちることがない。

川はその出てきた所にまた帰って行く。」(伝道の書1:3~7)

・・これぞ、まさしく、諸行無常・・。

 

「わたしは大きな事業をした。わたしは自分のために家を建て、ぶどう畑を設け、園と庭をつくり、またすべて実のなる木をそこに植え、池をつくって、木のおい茂る林に、そこから水を注がせた。~中略~

そこで、わたしはわが手のなしたすべての事、およびそれをなすに要した労苦を顧みたとき、見よ、皆、空であって、風を捕えるようなものであった。日の下には益となるものはないのである。」(伝道の書2:4~11)

・・・・。

これは新約のイエスの「何を食べようか、何を飲もうかと、自分の命のことで思いわずらい、何を着ようかと自分の体のことで思いわずらうな。」(マタイ6:25)・・という説教にも対応する。

(カテゴリー/人生覚書き:「空とぶ小鳥は」参照http://blog.goo.ne.jp/kinto1or8/e/ffbb69e6376959b64b6161b9ae64d00b

 

今一度、我々は自分の人生を俯瞰で見直す時なのかもしれない。

学生時代、この世の一大事とばかりに、あれほど騒いだ試験や受験も、今にして思えば屁でもない・・。

今、あたまを悩ませてる人生の大問題(・・と当人が思ってるコト)も、意外と過ぎてみれば、そんなものかもしれない。

 

「わたしは神が人の子らに与えて、ほねおらせられる仕事を見た。

神のなされることは皆その時にかなって美しい。

神はまた人の心に永遠を思う思いを授けられた。

それでもなお、人は神のなされるわざを初めから終りまで見きわめることはできない。

わたしは知っている。

人にはその生きながらえている間、楽しく愉快に過ごすよりほかに良い事はない。

またすべての人が食い飲みし、そのすべての労苦によって楽しみを得ることは神の賜物である。

わたしは知っている。

すべて神がなされる事は永遠に変わることがなく、これに加えることも、これから取ることもできない。

神がこのようにされるのは、人々が神の前に恐れをもつようになるためである。

今あるものは、すでにあったものである。

後にあるものも、すでにあったものである。

神は追いやられたものを尋ね求められる。」(伝道の書3:10~15)

 


機動戦士ガンダムUC

2011年07月13日 | マンガ・アニメ

『亡国のイージス』『終戦のローレライ』で知られる小説家、福井晴敏による小説のアニメ化作品であるが、今や年商数十億円という巨大市場のガンプラ、当然、プラモデルなどの商品化や映像化を前提に、小説の連載と同時進行で企画されてきた。

UC(ユニコーン)には主人公が乗る一角獣を思わせる、1本角の純白のモビルスーツ、RX-0宇宙世紀(Universal Century:U.C.)の両方のイミがあるとか・・。

「機動戦士ガンダム」富野由悠季監督の大ファンで、自他共に認めるガンダム・マニアの福井は、映画化されるようなヒット作も世に送り出し、ようやく、これでガンダムを書く資格を得た・・と、「俺がやらねば誰がやる!」との意気込みで本作の執筆に臨んだという・・。

 

劇場版「逆襲のシャア」から3年後の宇宙世紀0096年が舞台で、ファーストガンダムからZZZ、そして約30年後のF91まで繋がる描写や、ストーリー自体も、宇宙世紀全体を包括するような壮大なものとなっている。

 

「ガンダムとは何か?」との問いに、福井は自身の中では、その答えは明確だとし、以下のごとく述べている。

いわく―

「観る者に向上を促すもの。」

「観客におもねず、咀嚼を要求し、現実を現実と受け止めるだけでは見えない未来を垣間見せようとするもの。」

「作り込んだ世界観で現実逃避の場を設けるのではなく、現実の苛酷さと正面から向き合い、変化してゆく人間の可能性を描くもの。

「フィクションに癒しを求める昨今の風潮からすれば、おそらく対極に位置する厳しさと、厳しさから生まれるやさしさを伝えるもの―。」

 

―ガンダムとは本来、そのようなものではなかったか・・?

 

常にヒットを要求され、今のアニメの主流が”萌え”なら、敵も味方も美形キャラの目白押し、プラモが売れるなら、もはや兵器(モビルスーツ)とも呼べない、スーパーロボットが空を飛びまくる・・。

売れるコトを前提に作られた、ガンダムの名を有する、多くのガンダムとは非なる作品を、ただ否定するのではなく、作り手の贖罪として、今いちど作品テーマに沿った形で語り直された作品―それがUCだと・・。

 

「バブル崩壊後、不況のどん底で生きるのを当たり前にしてきた我々は、目先の数字を追いかけるあまり、事の本質を見過ごしてビジネスの効率化を推し進めすぎた嫌いがある。

結果、より洗練された商品を得意客に効率よく届けるシステムは発達したが、不特定多数を相手にした間口の広い商いとなると、途端に中身の薄いお粥のようなものしか作れなくなってしまった。

ファーストガンダムはお粥ではなかった。」

 

プラモを売る為の、マニアに向けた(もちろん、そのニーズにも応えつつ・・)だけの作品ではなく、苛酷な環境の中、戦い、迷い、葛藤しながらも成長していく少年と、人間の可能性を描く・・という、普遍的なテーマを扱った、誰にでも楽しめる作品にする!

ガンダムがもつメッセージへの原点回帰!

 

―こうした作り手の熱い想い、ガンダムへの愛が結実した作品こそ、UCなのである。

 

1968年生まれの福井は、少年時代、ガンプラ・ブームの中で育ってきた、まったくの同世代で、ファーストガンダムに最も思い入れの強い我々世代には、”ド真ん中”な作品ではなかろうか?

 

ガンダムで育った世代が作った、ガンダムの魂を継ぐ作品!

 

現在、小説は既に完結しており、3巻まで映像化されているが、観れば、作り手の熱さがヒシヒシと伝わってくる。

「これぞ、ガンダム!」と、30代以上の世代で大人気だというが、納得である・・。

 

ぜひ、ガンダムを見て育った世代の1人として、ガンダム・サーガの”ひとつ”の締め括りを、今後も見届けたいものだ。


古民家

2011年07月12日 | アート

先日、自転車で街中を走ってる途中で見かけた、かなり古そうな昔の木造建築。

ビルに挟まれて建っているので、見落としてしまいがちだが・・

  

よくよく見ると、なかなか風情のある佇まいだ。

 

暖簾も出てるので、何かのお店のようである。

「機械式時計なおします」・・とゆー看板が見え、そーいえば、どことなく、からくり屋敷のような雰囲気も・・。

 

黒い瓦屋根と白壁のバランスが、絶妙な景色を生み出している。

 

うーん、シブい・・。

 

龍の向こうには、象か、はたまた獏か、幻獣たちの緻密な彫刻が施されており、芸が細かい。

ちょっと日光東照宮のような、寺社仏閣を思わせる雰囲気も。

 

最近は、古民家のしっかりとした梁や柱などが建材として注目されたり、地方では古民家をそのまま再利用したりする試みが流行っている・・とゆー話も聞いたコトがある。

イギリスなどでは、古い家ほど好まれるというが、ローンが終われば、もう住めなくなるような家を建てて、次々と壊し、また新しい家を建てる・・という日本式の住宅事情も、今のエコに対する関心の高まりで、意識改革がなされていくのかもしれない。

 

うーん、こーゆー家、シブくて好きだなぁ・・。

 

実際、住んでみたら、いろいろあるんだろーけどね・・。


優柔不断さ=器の大きさ?

2011年07月11日 | 最近、思うコト

広島でも観測史上3番目に早く入った梅雨が、つい先日、4番目に早く明けたと思ったら、毎日30℃超えの真夏日・・。

”50年ぶりの猛暑”と言われた去年の夏を凌ぐ勢いだ・・。

 

これで外で仕事なんかした日にゃあ、そりゃ、熱中症にもなるで・・。

 

 

地デジ化への移行も既に2週間を切り、今月に入ってからは、上下の帯に加え、画面左下には、

「アナログ放送終了まで あと日」

・・と、宇宙戦艦ヤマトのようなカウントダウンが、ただでさえ小さい画面を圧迫する・・。

 

たまたまウチに来て、このTV画面を見た友人には、「これはもうイジメですね・・」とまで言われる始末・・。

実際、ニュースなどの字幕はカブって見えない・・。

もう、こうなりゃいっそ、砂嵐が吹き荒れるまで見届けちゃろか?・・とゆー思いにさえなる。

 

いずれ変わると分かっているなら、問題解決を先延ばしせず、さっさと対処すればいいってもんだが、優柔不断と言うなかれ。 

生活上、1番大事なキャパシティは、物事の決断をどれだけ先延ばしに出来るか?・・にあるという。

重要なコトほど、熟慮する必要があるからである。

 

英語の「capacity」は、本来、そーゆーイミなのだとか・・。

 

”器”をどう定義するかにもよるが、優柔不断さ=器の大きさ・・になるとゆーワケである。

 

もっとも、地デジ化してないのは、器云々とゆーよりも、単純に経済的な事情だったりするのだが・・。

 

それ以上にでかい案件もあるが・・そろそろ、待ったなしかな・・?

 


魔女の宅急便

2011年07月09日 | 映画・ドラマ

昨日、TVでやってた「魔女の宅急便」

宮崎駿監督ジブリ作品の中でも、自分も好きな1本だ。

思春期の少女の微妙な心の動きが、とてもうまく表現されており、そういう心理描写はジブリ作品中随一ではなかろうか・・?

 

1989年の公開当時、高校生だった自分は、主人公の13歳の魔法使い、キキにとても感情移入してしまい、我ながら、”乙女チック”な感性もってるなぁ・・と感じたのを覚えている。

いたってノーマルだけどね・・

 

好きなシーンは、ストーリー後半、スランプに陥り、空が飛べなくなってしまうキキが、絵描きのウルスラと交流する場面だ。

「魔法も絵も似てるんだね。私もよく描けなくなるよ」・・と、キキをモデルにスケッチをする場面での2人の会話がとてもいい!

 

「私、前は何も考えなくても飛べたの。でも、今はどうやって飛べたのか、わからなくなっちゃった・・」

「そーゆー時は、ジタバタするしかないよ。描いて、描いて、描きまくる!」

「でも、やっぱり飛べなかったら・・?」

「描くのをやめる!散歩したり、景色を見たり、昼寝したり、何もしない。そのうちに、急に描きたくなるんだよ」

「なるかしら?」

「なるさ・・」

 

―落ち込んだ時には、キキに感情移入しながら、共に復活できる。

きっかけは友達との会話だったり、以前、親切にした人からのお返しだったり、そんな小さなコトでいいのだ。

 

公開時のキャッチコピーは、おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。

 

うーん、まさしく・・。 

気持ちが沈んでる時に見ると、癒されたり、元気をもらったりできる映画だ。

 

・・しかし、キキとウルスラって、同じ声優さんだったんだな・・知らんかった・・。


ありふれてるけど異常な水

2011年07月08日 | サイエンス

地球は「水の惑星」と呼ばれるほど水が豊富だ。

これは、実は宇宙レベルで見た時にもそうで、宇宙開闢から137億年たった現在の宇宙の元素組成を見ると、水素Hがもっとも多く、次いでヘリウムHeと酸素O、そして炭素Cと続く。

すなわち、水素Hと酸素Oからなる分子―水H2Oもまた最多分子の1つで、実際、この宇宙で水よりも多く存在する分子は水素分子H2のみ。

一酸化炭素COが水に匹敵するかもしれない・・という程度で、それほど、この宇宙では、水はありふれた物質?なのである。

 

まあ、我々が知りえている物質が、宇宙全体のわずか4%にすぎず、その4%中で最も多い・・といっても、全体から見れば、ごく微々たるものかもしれないが・・。

(カテゴリー/サイエンス:「宇宙の96%は謎の物質」参照http://blog.goo.ne.jp/kinto1or8/e/2f53504b941393659c1cf2bb50c296f3

 

水は生命誕生に不可欠な要素であり、この宇宙に水が豊富にあるというコトは、地球以外のどこかで生命が誕生している可能性も、十分にありえる・・というワケだ。

 

そして、水はありふれていながら、奇妙な性質をもつ、異常な物質でもある。

それゆえに生命が誕生しえたのであるが、水の代表的な性質が、何でも溶かす溶媒としての性質

もちろん、易溶性の物質もあれば、難溶性の物質もあるが、地球規模の長い時間・広大な空間を考えれば、岩石といえど、水と接触するコトで、鉱物の元素が水へと溶け出す。

もちろん、水がアルカリ性か酸性かといった条件で、溶ける量や元素も違ってくるし、地球上にはいろいろな環境があり、いろいろな状態の水があり、当然、さまざまな鉱物から多様な元素が溶け出してくる。

当然、その中には生命体をつくる”SPONCH CaFe”(スポンチ・カフェ)元素も含まれ、またそれ以外の元素も多く含まれている。

(カテゴリー/サイエンス:「偶然一致性問題」参照http://blog.goo.ne.jp/kinto1or8/e/bdb02fd92a74aa083886024d4995a889

 

そして、これも水の性質であるが、水ほど溶けた物質同士が作用して、新たな物質をつくる反応場になる液体はないのである。

 

さらにご存知のように、水は温度によって気体→液体→固体・・と相転移するが、誰もが知ってるように、氷は水に浮く

この現象こそが、水の奇妙な性質であり、水が異常な物質たる所以なのである。

氷が水に浮く―これは、H20は液体より固体の方が密度が小さい、あるいはH2Oは凝固すると体積が大きくなる・・というコトであるが、水みたいに固体が液体に浮くとか、凝固すると膨張する・・という性質は、通常の物質にはない。

 

つまり、この宇宙にありふれている水という物質は、”異常”なのである。

実際、水のような性質のある液体を、異常液体というそうだ。

 

普通、液体は低温ほど高密度であり、氷点(凝固点)の温度で最大密度になるが、水は4℃で密度が最大になり、この4℃から氷点0℃に向けて、密度が小さくなる。

 

風呂を沸かすと、暖かい水は上へ、冷たい水は下へと行くように、夏場の池や湖では、日光であたためられた表層水の下に冷たい低層水がたまる・・という成層構造を成すが、このあたたかい水と冷たい水は密度(比重)が異なるため、混じり合わない。

やがて秋から冬へと季節が移り、表層水が冷やされると、比重が重くなって沈んでいき、成層構造が崩れはじめる。

さらに冷やされると低層には4℃のもっとも重い水がたまる。

これが続いて低層から表層まで4℃で均一になると、成層構造は完全に崩れ、水がよく攪拌・混合されるコトになる。

 

そして、最も寒い時期には、さらに冷やされた表層水の下に、4℃の水がたまっているという、夏とは逆の成層構造になる。

これが春になり、だんだん表層水があたたまると、また表層から低層まで4℃で均一になり、また攪拌・混合される・・。

 

こうして年2回、さまざまな元素や豊かな栄養分を含んだ水が底から掘り返され、攪拌される・・という現象が起こりえるのも、水が4℃で最大密度になるという、異常液体だからこそなのである。 

 

この水がもし、氷点0℃で最大密度になるという、普通の性質だとしたら、どうなるか?

すなわち、氷になったら沈む・・という性質だったら・・というコトである。

 

冬になり、表層水が冷えて凍ると、その氷は底へと沈む。

凍っては沈んで・・と繰り返していくコトで、上から下まで、全体が凍りついてしまう。

これでは、当然、水中(氷中?)に生物が生存できる見込みがない。

 

 し、これが地球全体で起きたとしたら・・?

 

地質学者によると、今から8~6億年前の先カンブリア紀末、地球全体が氷に覆われる、スノーボール・アースという状態だったという。

先カンブリア紀末といえば、エディアカラ生物群という、地球最初の多細胞生物の出現期と重なっており、その1億年後が、カンブリア爆発という、現生動物のほとんどが出揃った時期にあたっているのである。

 

もし、水が普通の性質をもった液体であったなら、全地球凍結という状況下では、海は表面から海底まで全部が凍りつき、生物は進化どころか、生存するコトすら出来なかっただろう。

 

しかし、水が4℃で最大密度になるという異常液体であったために、表面が凍結した氷で覆われ、さらに冷却され続けても、氷の下の水は、あまり冷えるコトなく、液体のままでいられ、その水の中で、生物は生存し、進化するコトが出来たのである。

 

すげー・・。

 

 

 


広島サティ/ワーナーマイカルシネマ

2011年07月06日 | 広島のオススメ!

広島市南区段原にあるイオングループ広島サティ

段原にあるコトから”段原サティ”とも呼ばれている。

1997年にオープンした、映画館や衣料品店など、様々なテナントからなる複合型店舗である。

 

その7階建ての建物のうち、1階から5階部分の核となるテナントがサティだが、今月18日に閉店(!)してしまうのだ。

ここ数年で、広島県内各所にショッピングモールが次々と誕生し、競争が激化、2004年頃から赤字が続いていたそうだ。

 

まあ、広島は賃料などもバカ高いので、それも大きな要因であろうと思われる・・。

 


6階にはワーナーマイカルシネマがあり、県内では初の複数のスクリーンをもつシネマ・コンプレックスとして知られ、バルト11が出来るまでは、県内一のスクリーン数を誇る映画館だった。

 

とてもいい映画館で、自分も広島へ来て以来、最もよく利用している映画館。

このたびの閉店で、もう行けなくなるのか・・と思っていたら、映画館は閉店後も存続するようで、一安心。

 

サティの裏には比治山という山があり、その山頂には公園や美術館があるのだが、そこに行けるエスカレーターと動く歩道からなる比治山スカイウォークという歩道もある。

実はこの比治山スカイウォークも事業仕分けの対象となり、存続か撤去かでもめた末、撤去費用の問題で存続するコトになった・・とゆー経緯が・・。

 

しかし、広島サティとも直結しているため、サティの撤退でさらに利用者が減るのでは・・と危惧されている・・。

 

うーん・・広島の不景気なお話でした・・。