Peace Waveの平和な日々~行く雲、流れる水のように~

気が向いたら、ボチボチ更新しようかと・・。(笑)

魔女の宅急便

2011年07月09日 | 映画・ドラマ

昨日、TVでやってた「魔女の宅急便」

宮崎駿監督ジブリ作品の中でも、自分も好きな1本だ。

思春期の少女の微妙な心の動きが、とてもうまく表現されており、そういう心理描写はジブリ作品中随一ではなかろうか・・?

 

1989年の公開当時、高校生だった自分は、主人公の13歳の魔法使い、キキにとても感情移入してしまい、我ながら、”乙女チック”な感性もってるなぁ・・と感じたのを覚えている。

いたってノーマルだけどね・・

 

好きなシーンは、ストーリー後半、スランプに陥り、空が飛べなくなってしまうキキが、絵描きのウルスラと交流する場面だ。

「魔法も絵も似てるんだね。私もよく描けなくなるよ」・・と、キキをモデルにスケッチをする場面での2人の会話がとてもいい!

 

「私、前は何も考えなくても飛べたの。でも、今はどうやって飛べたのか、わからなくなっちゃった・・」

「そーゆー時は、ジタバタするしかないよ。描いて、描いて、描きまくる!」

「でも、やっぱり飛べなかったら・・?」

「描くのをやめる!散歩したり、景色を見たり、昼寝したり、何もしない。そのうちに、急に描きたくなるんだよ」

「なるかしら?」

「なるさ・・」

 

―落ち込んだ時には、キキに感情移入しながら、共に復活できる。

きっかけは友達との会話だったり、以前、親切にした人からのお返しだったり、そんな小さなコトでいいのだ。

 

公開時のキャッチコピーは、おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。

 

うーん、まさしく・・。 

気持ちが沈んでる時に見ると、癒されたり、元気をもらったりできる映画だ。

 

・・しかし、キキとウルスラって、同じ声優さんだったんだな・・知らんかった・・。