Peace Waveの平和な日々~行く雲、流れる水のように~

気が向いたら、ボチボチ更新しようかと・・。(笑)

ANIZO

2008年10月21日 | 食玩など

ガチャガチャ。

・・・呼び方は「ガチャポン」とか「ガシャポン」「ガチャ」・・といろいろありますが、誰しも1度は見かけたコトがあるはず。

自分がガキの頃は、必ず駄菓子屋さんの前なんかに置いてあって、1回20円で出来たもんだが、今はだいたい1回100円くらいのものが多いようだ。中には200円、300円なんてものもある。

スーパーカー消しゴム怪獣消しゴムキン消し・・等、消しゴム系の流行りモノは、ほとんどこのガチャガチャ発だ。

 

今のガチャガチャで出てくるおもちゃは、なかなかあなどれない。

ウルトラマンの怪獣や仮面ライダーの怪人のフィギュア、ミニチュアカーなど、きれいに彩色されててかなりの完成度だ。いい仕事している。

 

 

しかし、昔のような大ヒット商品がないのもまた事実!

そこで今日、ご紹介するのがガンプラで有名なバンダイから出ている「ANIZO」だ。

前の仕事の出張先の福岡で、偶然見かけたのが1年半ほど前。

その時、すでに3シリーズ目が出ていた。

こないだ見かけたら、もう12シリーズ目が出ていた!

 

星座やオリンピックのバージョンもあり、人型をしたANIZOの体の部分に「義理人情」「二重人格」「小悪魔」など、キャラクターをあらわす言葉などが書かれてあり、なかなかキュート。

自分のお気に入りのキャラを携帯につけたり、こーゆー遊び方も・・

天真爛漫「あはははは」

ピュア「うふふふふ」

 

策士「ふっふっふっふ」

腹黒「へっへっへっへ」

 

3人「わーい、わーい」

・・・・。

 

例えば「腹黒」なら、透明なボディに黒いハートが見えるようになっていたり、「NO PLAN」なら透明な頭部であたまが空ッポなさまを表現していたりと、なかなか小さいながらも芸も細かい。今回の12シリーズ目には「メタボリック症候群」なる、通常より1.3倍でかいボディのものもあるようだ。

 

弱点は、頭部が丸く出っ張っているので、携帯や自転車のカギ等につけていると、顔や後頭部に書かれている絵や文字が消えやすいコト。

おなかにだけ文字が書かれたのっぺらぼうのANIZOは、思いのほか悲しい・・。

なにより、たいして流行ってないのが・・。(泣)

 

しかしそれでもこんなに続いてるんだ、がんばれ!ANIZOっ!!


新説!?日本ミステリー

2008年10月20日 | 歴史・民俗

最近、お気に入りの番組がこの「新説!?日本ミステリー」

当初、特番で「みのもんたの~」とつく番組だったのだが、今はありがたい(笑)コトに編集され、CGの白虎(声:ゴルゴ松本)と青龍(声:松方弘樹)がナビゲーターをつとめ、新説を唱える白虎と、通説の青龍が「信じるのか?」「信じないのか?」とゲストにジャッジを求めるという構成になっている。

 

今回のネタは長篠の戦いはなかった!?というもの。

1575年、武田の騎馬隊を織田信長の鉄砲隊が破った、戦術的にも画期となった戦いで、ドラマなどでもよくとりあげられている。

通説では、武田軍1万5千に対し、織田・徳川軍は3万8千、戦死者は1万。3000挺の鉄砲で100発撃ったとして、8時間で実に30万発!

 

しかし、その戦場だった現在の愛知県新城市からは、たった12発の弾丸しか発見されていない。しかも、徳川が主力で、織田は加勢したのみで戦死者も1000人という。

また武田家の軍記、『甲陽軍鑑』にも騎馬隊の記述はなく、馬に乗っていたのは主だった武将の他、7~8人程度で、その馬自体も日本古来の木曽馬という小さな種類で体高130cm程度、走る速さも小学生が走るほどだというから、とても「疾きこと風のごとし・・」という風林火山のあのイメージはない。

もともとこの戦いの通説のもととなった『信長公記』は、秀吉が家臣に書かせたもので、ライバル・家康の功績をなきものにしようと捏造したというのだ!

 

もしそうだとしたら、今まで学校で習ったコトって、一体なんだったの?・・というコトになるが、ありえない話ではない。

歴史はいつも記述するものの意図によって往々にして歪められてきた。

マルクスの唯物史観しかり、皇国史観しかり・・。日本最古の史書、『古事記』や『日本書紀』といった記紀神話でさえ、藤原一族の権力を確固たるものにするために編纂されたものといわれている。

「蘇我の一族ムシ殺(645)し」と、昔憶えた大化の改新も、天皇を利用し、権力を我がものにしようとした悪の権化・蘇我入鹿とそれを倒した正義の中大兄皇子中臣鎌足・・というイメージが我々世代にはあると思うが、その図式自体がまったくの逆・・という可能性が高いのだ。

ちなみに中臣鎌足の子、藤原不比等が記紀神話の編纂に携わったといわれている。この不比等はかなりの謀略家だったらしく、いずれこの話もしてみたい・・。

 

真実と思っていたものが偽りだったり・・ホントにこの世は「事実は小説より奇なり」だ。


生け贄のひつじ

2008年10月19日 | (笑)のツボ

背後から迫り来る芝刈り機!!

ウイイイイ~ン!!!

「メエエエエ~!!!」(訳:キャー!2つに裂かないでーっ!!)

 

注意: 芝刈り作業中のおじさんと近くにあったひつじの造形物です。

      決して動物虐待ではありません。(笑)


自転車泥棒

2008年10月18日 | 最近、思うコト

先日、チャリンコを盗まれた。

チャリンコ乗りにとって1番ショックなコトは、置いてたチャリを盗られるコト、あるいは撤去されるコトだろう。

 

あと、出かけようとした時にパンクしてる・・という精神的ダメージも相当なものだ。 

チャリ通勤してる者が、朝出勤しようとして愛車がパンクしてようもんなら

「オーマイガーっっ!!!!

・・である。

 

広島市は現在人口115万人。中国地方唯一の政令指定都市だ。

全国で11番目の大都市とはいっても、街の規模は山手線の駅1コ分程度。

市内なら、自転車でたいがいのトコは行ける。

 

ウチの店に来ていただいてる中学生のお子さんをもつ主婦の方は「広島だったらそんな行くトコないから、グレる心配もなくて安心・・と言っていたが、グレるかどうかはそーゆー問題でもないよなあ・・。

本通りというナウいプレイスポットもあるぞ!(笑)

 

・・ちょっと話がそれましたが・・。

そんなワケで、自分もかなりのチャリンコジャンキーで、自転車がないと生活が成り立たないくらいの時期もあった。

自分は結構体格もでかく、そこそこ体重もあるうえに、かなり乗り回すので、自転車にしてみたら、たまったもんではないだろう。

広島に来て以来、ほぼ1年に1台くらいで乗りつぶしたり、盗られたりしている。

先日盗られたのがおそらく5代目か6代目になる。

 

「天網恢恢、疎にして漏らさず」

 

神サマはちゃんと見ている。

悪いことは出来ないもんである。全部自分に返ってくるんだから・・。(経験済み

自戒の念もこめて、そう思うのである。

 

・・そういえば『自転車泥棒』という映画があったなあ・・。見たコトないけど・・。

ユニコーンの歌も。

 

それはともかく、6(7)号車が必要だなあ・・。

 


長谷川穂積、現役最多V7防衛達成!

2008年10月17日 | 格闘技・武道

昨日、長谷川穂積VSアレハンドロ・バルデスWBC世界バンタム級タイトルマッチが行われた。

長谷川は強豪ひしめくバンタム級で、3年半王者に君臨する日本のエース!

これが長谷川にとって7度目の防衛戦になる。

しかし、挑戦者のバルデスは過去4年間無敗、KO率71%を誇る強打のサウスポー。

 

戦前、長谷川は自分が負けるであろう時は、相手はサウスポーだろうと苦手意識をもらしていた。

バルデスは、世界戦ではじめて迎えるサウスポーで、身長で6センチ、リーチで実に9センチの差があり、苦戦が予想された。

 

しかし、蓋を開けてみれば、磐石の試合運びで2ラウンドTKOでの完勝だった。

試合後、KO勝利だったら娘もリングにあげると言っていたそうで、2人の子供をリング上で抱く長谷川は、戦う男の顔から、穏やかなお父さんの顔になっていた。

 

ちなみに同じ日に行われたWBC世界フェザー級タイトルマッチで、世界初挑戦の粟生(あおう)隆寛はフルラウンド戦うも惜しくも判定負け。

これでプロ、アマ通じての連勝記録は74でストップ。4ラウンドで王者からダウンを奪うなど、追い詰めただけに惜しかった!

10ラウンド終盤にセコンドからとんだ

「ドロ臭くてもいいから打て!」

・・という声が耳に残った。

ボクシングエリートが、はじめて味わう挫折だったろう。

彼の再起に期待したい。

 

長谷川、7度目の防衛に成功/WBCバンタム級(サンケイスポーツ) - Yahoo!ニュース


マルセル・ジュノー博士記念碑

2008年10月16日 | 広島のオススメ!

広島平和記念公園のはずれ、平和記念資料館東館前の、平和大橋を渡ってすぐの、あまり人気のない緑の中に、小さな記念碑がある。

 

十字の形をした黒い石には「マルセル・ジュノー博士」と刻まれている。

スイス人医師である。

・・一体、どれだけの人が、この記念碑の存在を知っているだろうか?

そして、どれだけの人が「マルセル・ジュノー」がどういう人か知っているだろうか?

 

おそらく、広島の人間でも、それほど知る人はいないのではなかろうか。

記念碑にはこうある。

「1945年8月9日 赤十字国際委員会の駐日主席代表として来日 広島の原爆被災の惨状を聞くや直ちに占領軍総司令部へ行きヒロシマ救援を強く要請 9月8日 調達した大量15屯の医薬品と共に廃墟の市街に入り惨禍の実状を踏査 自らも被爆市民の治療にあたる 博士の尽力でもたらされた医薬品は市内各救護所へ配布 数知れぬ被爆者を救う 博士の人道的行為に感謝し 国際赤十字のヒューマニズムを讃え 永く記念してこれを建てる」

当時、ジュネーブから派遣される博士たちに、日本政府が許可した入国ルートはカイロ~テヘラン~モスクワを経て、シベリア鉄道で満州に入り、新京から飛行機で東京へ至るというもの。

そこで博士は満州を経由する機会を活かし、2年以上消息不明の連合軍の英雄・ウェリントン中将とパーシヴァル中将の居場所をつきとめ、安否を確認しようと決意する。

敗戦後の日本のために、連合国に対して使える交渉の切り札とするためである。

 

戦況の差し迫った戦時下の満州で、博士は日本政府および軍部と粘り強い交渉を重ね、8月6日、ついに西安収容所の視察を実現させる。

奇しくも、広島に原爆が投下された日のことである。

 

戦後、博士がGHQを説得し、広島に15トンもの医薬品をもたらすことが出来たのは、満州での両将発見の功績によるところが大きいことは言うまでもない。

 

さらに広島だけでなく、エチオピア、スペイン、ポーランド、ドイツでも自分の命さえ顧みず、戦争被害者を治療したり、捕虜とその家族との手紙のやり取りを自らの手で行った。

 

満州で日本がどんなことをしてきたか、博士は見ている。

・・にもかかわらず、日本、広島の惨状をきき、献身的に奉仕する博士の生き方は、人種や国境、宗教を越えた真の愛のあり方を我々に教えてくれる。

 

・・かく言う自分自身、広島に来るまでマルセル・ジュノーという名前すら聞いたコトもなかったし、その存在を知るコトになったのは、広島に来て以来お世話になっているお隣の熱帯魚屋さんの社長がたずさわっているNPO法人の活動を通してである。

先日の「ジュノー音楽祭」は、博士の名からとったもので、博士の生涯を描いたアニメーション映画『ジュノー』製作のためのチャリティー・コンサートだったというワケ。

名もなき偉大な先人たちの歩みがあって、今の我々があるというコトを決して忘れてはならない・・。

 


生オケ初体験!

2008年10月15日 | アート

いや~、行ってきました、「ジュノー音楽祭‘08」!!

・・といっても「何、それ?という方がほとんどでしょうが、その話はまた後ほど・・。

 

要するに生でオーケストラの演奏をはじめて聴きに行った!・・という話。

 

場所は広島・平和記念公園の中にある国際会議場の地下、フェニックスホール。

      

この2階からニョキっと出てる渡り廊下?通路がとなりの原爆資料館につながっている。

広島には3つのプロがあり、野球のカープとサッカーのサンフレッチェは誰でもすぐ出てくると思うが、もう1つが中四国唯一のプロオーケストラ、広島交響楽団なのだ。

そのせいか、広島は結構音楽が盛んなようで、市内にも音大があったり、街中ででかい楽器ケースをもった学生さんもわりとよく見かけたりする。

 

ちなみに今回の演奏は広島交響楽団ではなく、スイスのチューリッヒ青年シンフォニーオーケストラ。国際的にも評価が高いと言われる演奏はさすがによかった!

ピアノ発表会程度の演奏は今までにも聴いたコトがあるが、あれだけの奏者が並ぶオーケストラはなかなか壮観!迫力もあるし、豪華だ。

 

曲目はオネゲルのパシフィック231、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」、ドヴォルザークの交響曲第9番 ホ短調「新世界より」。

最初の曲は初耳だったが、あとの2曲はなじみのある曲で聴きやすかった。

指揮者はマシミリアーノ・マテシッチ。パンフレットには「マテジック」とあったが、どちらが正しいのかわからない。

ちなみにこの指揮者、すべての演奏がおわると何度も出たり引っ込んだり・・。2~3回は繰り返しただろうか・・?

その行動の真意はわからなかったが、どうもスタンディング・オベーションを催促してるのかな?・・と思った。

演奏は素晴らしかったし、会場は拍手喝采!

しかし、誰1人、立つ人はいなかった。

 

ラテン系のイタリアンからしたら

 

「ヒロシマの客、ノリ悪っっ!!!!

 

・・と思ったことだろう。(笑)

 

まあ、広島県民の奥田民生でさえ、「広島の人間は食いつきが悪い・・」と言ってるんだから、間違いないけど・・。


第58代内閣総理大臣

2008年10月13日 | (笑)のツボ

            池田勇人。

 

 

 

なぜこのポーズかはわからない・・。

 

 

 

 

「貧乏人は麦を食え」発言で物議をかもした。

 

 

 

 

                   笑福亭笑瓶・・?

 

 

 

 

やっぱ池田勇人だ。

なぜ君付けかはわからない・・。(笑)

 

 

 

 

 

 

 


のだめカンタービレ

2008年10月12日 | マンガ・アニメ

今、連載されてる漫画で自分が読んでるものといえば、『はじめの一歩』『バガボンド』『バキ』『タフ』『WORST』『蒼天の拳』・・と、ほぼ格闘技モノ!まあ、『海皇紀』がそうでもないかな?・・というくらいだが、これも『修羅の門』と同じ作者だから・・という感じで、まー追って読んでるもの自体、かなり偏ってるかな・・。

 

その自分の好みからしたら、かなり異色なのがこの作品、『のだめカンタービレ』だ。

もともとこの作品の存在自体知らなかったのだが、ドラマ化され、TV放送されたのを奥さんが見てるのを一緒に見出したらハマったクチで、そのうち古本屋で単行本まで買ってきた・・というのを手にとってみると、原作がまたそれ以上に面白い!

あのドラマもよく出来ていて、かなり原作に忠実なキャストだった。竹中直人のシュトレーゼマン以外は・・。あれはあれで面白いけどね・・。(笑)

 

ストーリーは、楽譜は苦手だが、1度聴いた演奏はその通り弾けるほど耳はいい天才?ピアニスト、「のだめ」こと野田恵。しかし、天然でオタクで片付けが苦手なゴミ女・・。そして、有名ピアニストを父にもつオレ様な指揮者の千秋真一との恋愛モノ、いわゆるラブコメである。

 

しかしジャンル的には確実に少女マンガのはずのこの作品、30すぎたいいおっさんの自分でも、抵抗なくスンナリと読める。もちろん、作品のクオリティが高いのは言うまでもないが、『のだめ~』のタイトル通り、主人公は「のだめ」のはずなのだが、作品中のモノローグ(語り)は、ほとんど男の千秋が主体となっているのだ。

そして本人はいたってクールなつもりなのだが、未知の生命体のごとき「のだめ」の奔放さに、いつもワケもわからず振り回されている・・。

この千秋の心情、男性諸氏なら、誰もが「うんうん・・」と頷きながら感情移入してしまうのではなかろうか・・?

男にとって女は、永遠に未知の生命体なのである。

 

 

逆もまたしかり・・であるが・・。

 

 

だからこそ、自分の世界が広がるんだけどね・・。こーゆー作品にも出会えるし。(好フォロー!

ドラマもアニメもフランスに留学する前までが放映され、ドラマは先立って2時間のスペシャルで留学してからのストーリーがやっていたが、これまたうまくまとめられていた。特にベッキーのターニャウェンツのフランクという外人顔のタレントを起用したキャスティングは秀逸!それだけでも笑えた。

この秋からまた深夜枠でアニメも巴里編がはじまった。残念ながら、地方の悲しさ、まだ広島では放映されていないのだが、今はネットという便利なものがあるので、そちらで見るコトが出来る。こちらも原作の雰囲気がよく出ていてオススメ!

13巻のロバの喜びの舞いは大声で笑ってしまったほど。

クラシックが聴きたくなるコト請け合い!男性にもぜひ読んでほしい作品だ。