Peace Waveの平和な日々~行く雲、流れる水のように~

気が向いたら、ボチボチ更新しようかと・・。(笑)

K-1 WORLD MAX ライト級トーナメント

2010年07月06日 | 格闘技・武道

昨日、K-1 WORLD MAX ライト級トーナメントミドル級トーナメントがやっていた。

ミドル級では昨年、世界3位の山本優弥と、2008年に世界3位だった佐藤嘉洋が激突!

佐藤は魔娑斗が現役時代にしのぎを削ったライバルで、魔娑斗がいたため常にナンバー2に甘んじてきたが、実力は折り紙つき。

山本は5年前に敗れており、彼を倒さずして日本でナンバー1は名乗れない。

結果は佐藤の判定勝ちであったが、山本はその成長を見せつけた。

 

そして、コスプレファイターとしておなじみ、現日本王者の長島☆自演乙☆雄一郎

桜庭がセコンドについた”殴り者”アンドレ・ジダとの対戦。

ジダはあのブアカーオを殴り倒し、高谷裕之の鼻を折った強敵だが、長島が見事判定勝ち。

 

ちなみに、今回は「残酷な天使のテーゼ」を入場曲に、エヴァに出てくる第3使徒サキエルのコスプレで入場・・。

唯一、元ネタが分かったコスプレであるが、悲しいかな、誰が入場してるかは全くわからない・・。

 

後ろに「乙」のサインボードを持ったレイアスカを従えての入場・・。 

エヴァのパチンコ台をやってるFIELDSがK-1のスポンサーだからだろーか・・?

アニメ布教のつもりが、企業のいい宣伝マンにされてる悲しみを感じた・・。 

 

しかし、なんと言っても注目は-63kgのライト級トーナメント!

決勝は共に22歳の大和哲也久保優太の対決で、今回のベストバウトだろう。

 

大和は毎朝5時に起きて仕事に向かうというペンキ職人で、人の性格や普段積んで来た「徳」も全部試合に出る・・という話からも、その生真面目な性格をうかがわせる。

「人間力が詰まった重いパンチになってますんで・・」と語る”豪腕ペンキ職人”は、1回戦、2回戦とKO勝利でコマを進め、そのハード・パンチャーぶりを見せつけた。 

 

一方の久保も、いいひとキャラ全開で、ペコペコと低姿勢で、いたって物腰の柔らかい草食系の好青年。

しかし、試合ではスイッチが入って豹変、3-0の判定勝ち、そして左ハイキック1発で決勝に進んできたサウスポー。

それにしても、”微笑スナイパー”って・・。

 

ハッキリ言って、ヤンキーかチンピラみたいな礼儀知らずな輩が多いプロ格闘技界にあって、この2人はなかなか好印象だな・・と思っていたら、決勝でぶつかるコトに・・。

 

まず1ラウンド目に久保がダウンを奪う。

 

倒した選手の思いを背負って決勝のリングに立つと語った大和は2ラウンド、巻き返しにかかる。

ダウンこそ奪えなかったが、何度も久保をよろめかせた。

 

そして迎えた最終ラウンド、打ち合いに行く大和に真っ向勝負で挑む久保。

 

両者の熱い想いが交錯する激しい戦いになった。

 

結果は、2度のダウンを奪った大和の勝利! 

決勝を戦った2人を見ながら、やはり、真面目にコツコツ努力する奴が1番強いんだなあ・・と思わされた。

 

いやー、しかし、いい試合だった・・。

 

 

 


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