Peace Waveの平和な日々~行く雲、流れる水のように~

気が向いたら、ボチボチ更新しようかと・・。(笑)

井岡一翔、日本最短7戦目で世界王者に!

2011年02月12日 | 格闘技・武道

昨日、WBC世界ミニマム級タイトルマッチが行われ、井岡一翔オーレドン・シッサマーチャイを破り、プロ7戦目にして王座を獲得した。

この記録は辰吉丈一郎のプロ9戦目、名城信男のプロ8戦目を抜き、日本では史上最短の世界王者の誕生となる。

 

6戦目で日本王者になったばかりのボクサーの世界タイトル挑戦は、言うまでもなく、異例のコトであるが、アマチュアで105戦というキャリアを誇り、高校6冠の井岡は、40戦無敗という王者に対し、臆するコトなく戦い、2度のダウンを奪って圧勝!

 

さすが、井岡弘樹の甥!

間違いなく、2級制覇の元世界チャンピオンのDNAを継ぐサラブレッドだ。

 

序盤はお互いに様子を見る展開だが、サウスポーの王者に対しても、そのキャリアからか、まったく苦手意識などない様子の井岡。

 

2ラウンドには早速、左フックが王者の顔面をとらえ、ダウンを奪う。

 

試合を決めたのは5ラウンド、スローでもかすむような、鋭い井岡の左ボディ・ブロー。

 

王者も意地でパンチを返すが、たまらず、体を”くの字”に折り、ダウン。

悶絶する王者にレフェリーが割って入り、TKO勝ち!

 

終わってみれば、一方的な試合だった・・。

その血統の良さは言うまでもないが、アマ100戦以上のキャリアは伊達じゃないな・・と思わされた。

これで日本人王者は最多タイの7人に!

 

完成度の高いボクサー・・と言うには、21歳という若さゆえ、早急すぎるかもしれないが、少なくとも、そのポテンシャルの高さの片鱗は窺い知るコトが出来た。

 

しかし、実に落ち着いた試合運びだったなぁ・・。

 

4階級制覇を目標に掲げる新王者が、さらに経験を積み、進化した今後の姿に期待したい。

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿