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Peace Waveの平和な日々~行く雲、流れる水のように~

気が向いたら、ボチボチ更新しようかと・・。(笑)

白黒つけず

2011年05月18日 | 人生覚書き

     両忘             

 

「りょうぼう」と読む。

是と非、善と悪、生と死、苦と楽・・など、相対的な対立を忘れ去り、二元的な考えから脱するコト。

 

現実には我々は、日々、あれかこれか自問自答して、二者択一しながら生きているが、中国宋代の儒者、程明道の言葉に、

「内外両忘するに惹かず。両忘すれば則ち澄然無事なり」

・・とあり、両者の相対的対立を断ち切ったトコロに、おのずから明鏡止水の清々しい絶対の境地が開けてくるコトを教えている。  

 

しかし、それには「内外両忘」とあるように、“自己を忘れる”コトが不可欠。

どっちがいい悪いではない。

 

自分にこだわるコトで、また苦しみも生じる・・。 

 

楽して生きるコトにこだわって、苦しんでいるのが人間という生き物・・。

 

 

 

こだわらず、偏らず、中庸の道を行くには、自己も他者もない境地、彼我を離れ、

無常を観ずる静かな心をもたねばなるまい・・。

 

 

「白か黒か」にこだわらず、両方忘れてみろ・・それもまた、禅の悟りのひとつなのだろう。


高い山に登るコツ

2011年05月02日 | 人生覚書き

       遊戯三昧

 

「ゆげざんまい」と読む。

ものにもとらわれない、仏のような自由自在の境地をいうらしい。

「楽しいコトをする」のではなく、「するコトを楽しむ」・・とゆーコト。

 

「高い山に登るコツは、登っている時間を楽しむコト」

目標を掲げ、目的観に徹して、ゴールに向かってまっしぐら・・とゆー姿勢は、それはそれで素晴らしい。

・・が、そればっかりでも、途中で息切れしてしまう。

 

ゴールを目指す”過程”を楽しむコト。

それが、より高い目標に到達する秘訣といえよう 

 

頂上にたどり着くコトだけが、登山ではない。

同じ山を登るのでも、鼻息荒く、ただ頂上を目指すだけでなく、もっと肩の力を抜いて、途中の景色を楽しみ、風を感じ、足元の草花を愛でる心の余裕をもちたいものだ・・。

 


大事な「あいうえお」

2011年04月26日 | 人生覚書き

先日、TVで言ってたのだが、大事な「あいうえお」・・とゆーものがあると・・。

 

「あ」は「愛」

「い」は「命」

「う」は「運」

「え」は「縁」

「お」は「恩」

 

この中で、「愛」と「命」と「縁」と「恩」を大事にしてたら、おのずと「運」はやってくると・・。

「恩」とは、何かに”因”って生かされれてると感じる”心”。

すなわち、「恩」を大事にする=感謝するコト。

「愛」―愛されてるコト、「命」―生かされてるコト、「縁」―出会いと与えられてる環境に感謝できれば、「運」も開ける。

 

これを聞いて思い出したのが、武田鉄矢が言ってた「かきくけこ」

 

「か」は「甲斐」―甲斐をもて。すなわち、生き甲斐をもて・・とゆーコト。

「き」は「奇異」―奇異であれ。すなわち、個性的であれ・・とゆーコト。

「く」は「悔い」―悔いを残すな。

「け」は「敬」―敬をもて。すなわち、尊敬できる対象をもて。

「こ」は「恋」―恋をせよ。

 

・・最後はオチみたいだが・・。

これも「あいうえお」と同じく、他の4つを大事にしてれば、おのずと悔いは残らない。

真ん中の「う」の段には、そーゆー法則性があるのだろうか・・? 

 

ちなみに、さ行料理の「さしすせそ」・・くらいかな・・?

 

 

 


LOVEの公式

2011年04月19日 | 人生覚書き

バージニア大学心理学教室によって発表された、男女関係がうまくいく「LOVEの公式」というものがあるそうだ。

ちなみに、未婚者の場合・・ 

 

Listen      相手の話を聞く

Observe    相手を観察する

Value      相手の価値を見出す

Evaluate    相手を評価する

 

既婚者の場合は少し違う。

 

Listen      相手の話を聞く

Over look   見過ごす

Voice       声をかけ合う

Effort       相互努力

 

「相手の話を聞く」とゆーのは、未婚・既婚問わず、大事なコトがわかる。

「見過ごす」とゆーのは、四六時中、生活をともにする夫婦ならでは・・とゆー感じ。

どうしても相手の”アラ”や欠点が目に付きやすくなって来るものだ・・。

(自分のコトは棚に上げて・・

確かにどれも重要だ。

しかし、よくよく見ると、何も恋人や夫婦といった男女関係に限らず、人間関係において重要な内容であるコトがわかる。

 

母性には「慈しみ」と同時に「怒り」とゆー要素もあり、男性の「怒り」は、よく導いてあげないといけない!・・とゆー母性本能、やさしさから来るのだそうだ。

人は、どうでもいい人には丁寧な言葉遣いや謙遜な態度、忍耐が出来るのに、もっとも近い人、一番大切な人には、一番キツいコト、傷つくコトを言ってしまうものなのだとか・・。

一番身近で、大切な人ほど、おろそかになってしまうものなのかもしれない・・。 

 

これ、誰しも心当たりのあるコトではなかろうか・・?

 

「灯台下暗し」

 

自分の足元、見直しましょう・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


内なる神

2011年04月13日 | 人生覚書き

    

    静まって、わたしこそ神であることを知れ。

                 詩篇46:10

 

誰にでも「本心」―あるいは「良心」と言われるものがある。

この良心は、自分のすべてのコトに関して、誰よりも先に知っている。

その点に関して良心は、師にも勝り、親にも勝り、神にも勝る。

それは神から与えられた人間の神性―”内なる神”とも言うべきものだ。

沈黙のうちに、本心の声、良心の声に耳を傾けるコトは、神様との対話に他ならない。

 


被災地に届け!キング・カズ、魂のゴール!!

2011年03月30日 | 人生覚書き

昨日、行われた「東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ がんばろうニッポン! SAMURAI BLUE(日本代表) VS Jリーグ TEAM AS ONE」

全員が黒い喪章をつけ、震災の犠牲者に黙祷を捧げてはじまった試合は、2-1で日本代表が勝利したが、急拵えのチームながら、Jリーグ選抜も善戦!

 

後半2点のビハインドから、田中マルクス闘莉王の頭で落としたボールに素早く反応、現役最年長、44歳のFW、”キング・カズ”こと、三浦知良が執念のゴールを決めた!

そして、おなじみのカズ・ダンス!

 

間違いなく、スタジアム、いや、日本中が最も沸いたシーンだった。

  

試合後のインタビューでカズは、

「本当に、みんなの気持ちがひとつになったゴールだったと思います」

「ここに来たサポーターの皆さんも含め、サッカー界全体で良い形でチャリティーマッチができた。東北の皆さんに届くコトを祈っています。きっと、届いたと思います」

「まだまだ苦しい大変な日が続くと思いますが、みんながついている。日本全体、世界、みんなで危機を乗り越えましょう」

・・とエールを送った。

 

まさしく、日本中に勇気を与えた魂のゴールだった。

 

やっぱ、あんたはキングだ!カズ!!


試練

2011年03月26日 | 人生覚書き

あなたがたの会った試練で、世の常でないものはない。

神は真実である。

あなたがたを耐えられないような試練に会わせることはないばかりか、試練と同時に、それに耐えられるように、のがれる道も備えて下さるのである。

                     

                    コリント人への第一の手紙 10:13


土壇場の気概

2011年03月22日 | 人生覚書き

 

     憂き事の なおこの上に 積もれかし

          限りある身の 力ためさん 

                             山中鹿之介幸盛

 

出雲の戦国武将、尼子氏の家臣、山中幸盛は戦に敗れ、山野を彷徨し、たった1人追い詰められた。

普通なら、もはや、これまで・・と自刃して果てるトコロ、死ぬコトは卑怯と考え、死への誘惑を断ち切って詠じた一首といわれている。

 

毛利元就の度重なる猛攻に主君、尼子義久は敗れ、一時的に戦国大名、尼子氏は滅びたが、その後も幸盛は京都で僧籍にあった尼子国久の孫、勝久を還俗させ、擁立、尼子氏再興のため、尽力するコトになる。

尼子氏が衰亡していく中、御家再興のため、

 

「願わくは、我に七難八苦を与えたまえ」

                                           

・・と、三日月に祈った逸話は、講談などにより、よく知られている。

 

元就の次男・吉川元春に捕らえられた時も、腹痛を装って何度も厠に入り、油断した監視の目を盗み、糞尿にまみれながらも脱走した・・という、執念のエピソードも残っている。

 

どんなに絶体絶命の状況であっても、絶対にあきらめない、”折れない”心をもった戦国武将、山中幸盛の”土壇場の気概”には、学ぶべきものがある。

 

絶望的な状況にあっても、決して自らの体面にこだわり、安易に死を選ぶコトなく、どんなに見苦しくても、死にもの狂いで生き抜いた”臥薪嘗胆”を地でいく幸盛の生き様こそ、真のサムライの生き方ではなかろうか?・・と思うのである。

 

絶対にあきらめちゃダメだ!

希望をもって頑張ろーっ!!

 

NEVER GIVE UP!

 

 

 


光の国からツイート

2011年03月16日 | 人生覚書き

 m78_ultraman

[ぜんこくのおともだちへ]

じしんがつづいてこわいかもしれないけれど、おとうさんやおかあさん、まわりのおとなのひとのいうことをきいていれば、だいじょうぶ。きみのことは、ぼくや、みんながまもるよ。きょうはゆっくりおやすみ。   (2011.3.12)

http://twitter.com/m78_ultraman

 

「普段は宇宙にいるため、なかなか更新出来ませんが、時々スタッフが宇宙から電波を拾ったり、地球に来た時に更新するかもしれません。」・・と自己紹介にある、ウルトラマンのタイムリーな”つぶやき”・・。

ウルトラマンもtwitter、やってたのね・・。

ありがとう!ウルトラマン!


四耐

2011年02月26日 | 人生覚書き

    耐冷 

  耐苦

  耐煩

  耐閑

            曽国藩

 

曽国藩は、太平天国の乱を平定したコトで有名な清代末期の軍人・政治家で、その部下には、李鴻章がいるそう。

実際は、「四耐四不訣」(したいしふけつ)といって、この後に「不激、不躁、不競、不隋」」―「激せず、躁(さわ)がず、競(あらそ)わず、隋(したが)わず」と続き、「以って大事を為すべし」と締めくくられている。

 

「冷に耐え」―冷たさに耐え

「苦に耐え」―苦しさに耐え

「煩に耐え」―煩わしさ、忙しさに耐え

「閑に耐え」―閑、すなわち”ヒマ”に耐える。

 

冷遇されようが、苦労しようが、忙しかろうが、向き合う対象がある、あるイミ、充実した状況と言えよう。

しかし、「閑」―「閑職」という言葉もあるが、地方に左遷されたり、仕事がないような状況は、最も自分と向き合うコトを強いられる。

 

「小人閑居して不善を為す」という言葉もあるが、「閑」に耐えるコトが出来ず、腐ったり、道を踏み外してしまう例は多々ある。

相も変わらず、不景気は続いているし、今、世間では職に就くコトも出来ない人が溢れている。

 

しかし、そうした時にこそ、自分を見つめ、常に将来に備えて、自分を磨いていく努力を怠ってはいけないのだろう。

チャンスは、準備をしている者のトコロにしか来ない。

 

最後に「閑」に耐えるコトをもってくるあたり、最も耐えるコトが難しい環境こそ、「閑」なのかもしれない。